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原発稼働の現実的計画(笑)より原発事故収束への現実的計画を

2013-08-29 00:43:20 | 社会・経済
アメリカは戦争したくてたまらず、シリア政権が化学兵器を使用したと断定するのですが、
その根拠としてあるのは、シリア政権高官の電話での会話を傍受したからだとか。

電話でしゃべったから平気を使った使わないの証拠になると思いませんが、
それを証拠に勇んでるとしたらIPアドレスで誤認逮捕した日本の警察みたいですが、

それはともかく、こうして通信を傍受して悪業を暴いたぜ!ってなことで、
政府による盗聴を正当化しようとでもしてるんですかね。

スノーデン氏の告発によって地に堕ちた信頼を取り戻そうとしようって下心ですかね。


さて、シリア情勢はそんなカンジで米欧がどういう正当性があるかわかりませんが
とにかくでっち上げでシリア政権側を悪者にして軍事行動に出ようってことで
緊迫化しておりまして、日本への影響というと原油や天然ガスが値上がりして、
電気料金が値上げされるとか、メディアで力説しているようですが。

原発応援、ってことなんでしょうかね。

 火力エネルギーの供給もおぼつかなくなっちゃうとさー、
 電気料金が上がるとみんな嫌でしょ?
 原発を動かせればいいんだけどなあ!

みたいなカンジのね。
わかりやすすぎるなあ。


日本経団連新聞さんは相変わらずこんな記事書いてますしね。


 原発再稼働、遅れれば… 電気代25%上昇

 経済産業省は27日、エネルギー基本計画をつくる基本政策分科会を開いた。
 原子力発電所の再稼働が遅れれば家庭の電気料金は今より25%上がると試算。
 原発1基が1年間に発電する電力量を住宅用太陽光パネルで賄うには、
 東京都内のほぼ全ての戸建て住宅に相当する175万戸に導入する必要があると指摘した。

 政府は年内に新しいエネルギー政策の枠組みをつくる方針。
 民主党政権が打ち出した「2030年代に原発の稼働ゼロ」をゼロベースで見直し、
 現実的な計画を示す。

 27日はエネルギーを巡る国際情勢や経済への影響などを中心に話し合った。
 「原発の安全性を確保したうえでエネルギー構成のバランスをとる必要がある」
 (西川一誠・福井県知事)、「20~30年後を見据えた場合、原発は本当に
 40年の運転制限でいいのか」(山名元・京大原子炉実験所教授)などの意見が出た。

 米国や欧州など先進国では2000年前後からエネルギーの輸入量が増え、
 燃料の自給率が徐々に低下していると指摘。原発を活用すれば自給率は10%改善するとした。

 電力各社の13年度の燃料費は東日本大震災前と比べ、原発停止分だけで3.8兆円膨らむ。
 国民1人当たり約3万円の負担増になる。


なんという原発提灯記事。
笑えるくらいの原発賛美。

そして脅しでしょ、国民に対する。
原発が動かなきゃ電気料金上がるよ、言ったからね、と言いたげなアリバイ作り。

特に笑えるのは、

 原発稼働ゼロをゼロベースで見直して現実的な(笑)計画を示す

ってところ。
福島の汚染水問題に現実的な解が見当たらない状況でナニ言ってるんでしょう。


その福島第一原発については汚染水問題の深刻度が増して、
東電だけに任せられないとよやく国が関与を強めるようなことを言ってますが。

それにしちゃ、今のところはどうも動きが遅いですし、
どう見ても国の腰が引けているような気がするんですけどね。

国が積極関与したところで、結局これまでの東電の体たらくと大して変わりない、
効果もない、やっぱり問題噴出ばかり、みたいなことになったとしたら、
カッコつかないですからねえ、ホントのところはやりたかないんでしょうねえ。

実は政府も無能でしたってことがバレちゃうでしょうからねえ。


そんでもってアベちゃんは福島ほったらかしでオリンピック招致って、
そうじゃなくて、いやウチは福島の汚染水の問題でそれどころじゃないんで辞退します、
くらい言えればカッコいいところなんですけどねえ。

まぁしかし、都と電通が組んで湯水のように都民の税金を招致予算に使っておいて、
今さらそれは言えませんけどねえ。
 

オリンピックと戦争とで株価が上げ下げに消費税増税論議の茶番

2013-08-28 23:52:53 | 社会・経済
今日はシリア情勢の緊迫化で株価が下がったんだそうです。

戦争が起こると景気が良くなるんじゃないでしたっけ?
逆に株価が下がる要因になるのですね、そうでしたか。


まぁ連日、日経平均が上がった下がったで、識者(笑)に専門家(笑)は
これこれこういうのが上がった要因です下がった要因ですって言うのですが、
それっていつだって後からのこじつけでしかないように思われるのですけど。

結局、外国人投資家などの大口投資家に転がされているだけじゃねえの?っていう。
シリア情勢でもいいのですがその割には1日の中であんなに上がったり下がったりと、
説明はつくかもしれませんがホントのところなのでしょうか。

ま、どうせ自分はオカネに関しては素人ですし縁もないですし、
どうして株価なるものが上がったり下がったりするのかもよくわかりませんし、
こんなこと言ったところでやっかみにもなりませんけどね。


そういえば先日は、東京オリンピック招致の期待で建設株が上がったという
ニュースもありましてね。

今の福島第一原発の状況からは東京がオリンピックの開催地になるとは
とても思えないのですが、そんな期待を醸成する報道を大マスコミがすれば
期待値が、株価が上がる効果を生むのでしょうかね。

今のシリアやエジプトの情勢からすれば、オリンピックの開催地に
イスタンブールが選ばれるということもなかなか難しいことに思われますしね。

なるほど、そのために報道してたのかと疑えば合点もいったりもします。
なんたってアベちゃん政権の支持率は高い株価頼りですからね、
株価を維持するためなら、あの手この手でネタを仕込むのでしょう。

ま、いずれも経済の実態には関係のない期待感を煽るだけのニュースなんですがね。

こういうのって、「風説の流布」というのじゃないでしたっけ。


ところで、アベちゃんがいないところで消費税増税に関して
各界の識者の声を聞く政府の会合とやらが開かれておりますが。

どうせ茶番なのはわかってます。
賛成も反対も含めて広く意見を聞きましたよというアリバイ作りに過ぎません。

どうせ茶番なのですけど、思い切ってやるのもまたいいのでしょう。
やんなきゃやんないで国民の声を聞くプロセスを経てないとかいう、
雑音も飛び込んできちゃうでしょうからね。

こうしていかにも茶番でーす、というようなガス抜きもいいものです。

案の定マスコミはこの会合について、消費税増税の賛成派が多いとの論調で、
いかにも国民の増税の理解が得られている、また得ようとしているのがミエミエです。

こういう下心に気づかない人ってのはいまだに多いのでしょうかね。
どうなんでしょうか。


消費税が上がっても輸出関連の取引については消費税は免除されるのですから、
輸出の多い大企業にとってはどうってことないことなのです。

それどころか消費税増税に合わせて法人税減税されるのなら、
それこそ財界は歓迎なのですから、消費税増税にも賛成するってなものです。

おかしいでしょ?
消費税増税と法人税減税、そこに相互補完関係でもなきゃいけないのでしょうか。
そこに正当性・妥当性はあるのでしょうか。

こうやって、日本の財政健全化のために消費税の増税が必要ですなんて言われて、
3%から5%への増税を許したのですが、それで財政は健全化しましたか?

しなかったからこそ、また増税なのではないですか?

なのにまた同じこと言われてまた増税を許すのですか?

そしたらまた何年か後にまた同じことが繰り返されますよ。
いつまで増税を許せば気が済むのでしょう。

自分は消費税という税体系そのものは支持しますが、そんな自分でも、
今度の増税には賛成できません。

5%への増税のときにできたこと・できなかったこと、
できなかったことがあるならその反省をなくして増税を許すことなど、
できないと思うのですが、そんなことないのでしょうか。
 

シリア政権側が化学兵器を使ったことにしたいんだろう

2013-08-27 21:28:52 | 国際・政治
松江市教育委員会が「はだしのゲン」閲覧制限の通達を撤回しましたね。
教育委員会というより事務局が出した通達を、なのですかね。

それでま、閲覧に関してはそれぞれの図書館等の裁量に任せるとのことで、
当たり前の結論になったようでなによりなのですが、そもそも、
すったもんだしなきゃいけない問題など何処にあったのでしょうか。

だいたい、お上が閲覧制限しろと命令を出すこともおかしいですし、
特定の書籍を名指しするってのも不自然です。

それに、これくらいのことが全国レベルで騒ぎになっちゃったってのも、
自分的には大袈裟だった気がします。

だってたかだか一地方図書館における一書籍の扱いについてなのですよ?


しかしアレですね、ある申立人の陳情によって「はだしのゲン」閲覧制限を
する・しないってなことになったのですが、ここまでの騒ぎになったことによって
申立人の意図と反して、この作品への注目度が大幅に増幅し、図書館の貸し出しや
購入注文が殺到しているようです。

まさか高度なステマでした、ってなことではないとは思いますけども。


ところで、シリア情勢です。

政権側と反体制派との内戦において、化学兵器が使用されたのではないかと、
その調査のため国連の調査団がシリアに入っているようです。

調査結果を待たずしてアメリカとかイギリスとかは、
化学兵器は政権側が使用したのだと断定しているようですね。

アメリカのオバマ大統領によると、
化学兵器の使用というのは越えてはならない一線、なのだそうです。

つまりアサド政権側が化学兵器を使用したというのなら、
アメリカも武力行使するぞ、ってなことなんでしょうね。
アメリカさんはナニが何でもシリアで武力行使を、戦争をしたいようです。

ただ、そのためにはそれを正当化する理由が必要ですからね。
アサド政権側が化学兵器を使用したとでっち上げてでも事実化して、
一線超えたことにしたいんでしょうね。
そんだけ軍需産業からの突き上げも食らっているのでしょう。


ところでオバマさん、シリアで化学兵器が使用されていたとして、
使用したのがアサド政権側でなく、反体制側だったとしたら、どうします?
反体制派が「超えてはならない一線」を超えていたのならどうします?
反体制派を潰しに武力行使しますか?

化学兵器が使用されたとするならば当然、
アサド政権と反体制派と、双方にその疑いがあって然るべきなのですよね。

ところがまあマスコミの米欧側に寄ったレンズを通された報道では、
どうしてもアサド政権側を悪として扱いがちですので、
化学兵器についてもアサド政権側が使ったに決まっているという立ち位置で、
決めつけた報道になっているのではないでしょうか。


ついこの間、ゴールデンウィークの頃にはこんなニュースがありましたけども。


 シリア反体制派がサリン使用か、国連調査官

 シリア問題に関する国連(UN)調査委員会のカーラ・デルポンテ調査官は5日夜、
 シリアの反体制派が致死性の神経ガス「サリン」を使った可能性があると述べた。

 スイスのラジオ番組のインタビューでデルポンテ氏は、
 「われわれが収集した証言によると、反体制派が化学兵器を、サリンガスを使用した」
 とし、「新たな目撃証言を通じて調査をさらに掘り下げ、検証し、確証を得る必要があるが、
 これまでに確立されたところによれば、サリンガスを使っているのは反体制派だ」
 と述べた。同氏は、調査委員会による調査は始まったばかりであることも強調した。

 調査委員会は、6月に開かれる国連人権理事会の会合に報告書を提出する予定となっている。
 今後の調査で、シリア政府側も同種の化学兵器を使った証拠が出る可能性はあると
 デルポンテ氏は述べた。


ね。

このデルポンテ氏の調査についてはその後どうなったのかわかりませんが、
化学兵器の使用は反体制派による可能性だって大いにあるのです。

なのにアサド政権側の仕業に違いないと決めつけるような報道は
偏向的で全く公平性に欠けているのではと思います。

米欧大好きな日本のマスコミの報道だと思えば、そういうことなんでしょうけど。


エジプト情勢についてだって同様ですよ。

「アラブの春」とやらで親米政権が倒れ、民主的なプロセスで誕生したのが
ムスリム同胞団によるムルシ大統領の政権だったのですけど、
エジプト軍がクーデターを起こし政権を奪還。

それだけでなく、クーデターに反対するムルシ派のデモを武力で弾圧、
多数の一般市民を虐殺したのではないかと言われています。

デモの参加者はただ座っているだけでなんら暴力的な行動に
出ていたワケでもないのにです。

これまたマスコミは民主的に誕生したムスリム同胞団のムルシ政権より
武力行使で多数の犠牲者を生んだエジプト軍の政権に正当性があるかのような
報道をしているように見えます。

イスラム色の強いムスリム同胞団を米欧は煙たがりますからね、
なーにか米欧はやらかすのではないか思ってましたけどね、
彼らが支援するエジプト軍がクーデターを起こしたのです。


それにしても、シリアをといいエジプトといい、マリもそうでしたけど、
米欧は中東とかアフリカとか自国から離れたところで戦争を起こし、
自国民の犠牲を抑える代わりに異国民同士で戦争をやらせ、
利権をぶんどっているんだろうってことが容易に妄想されます。

こういう中東やアフリカでの構図、いつアジアに持込まれてもおかしくないと思うんですよ。
日本はアメリカさんが守ってくれるなんて日本人は思うのかもしれませんけど、
アメリカさんの意向で日本人が犠牲となることだってあり得るのですけどね。

イラクとかですね。
イラン・イラク戦争時もイラクはサダム・フセイン政権で、
アメリカの支援を受ける関係でしたが、今では見切られてあんなカンジですよ。


で、日本が法の解釈を変えて集団的自衛権が行使できるとなると、
米欧の都合によるこうしたでっち上げ戦争にだって参加することにも
なりかねない、そういうことだってことでしょうか。
それは日本国民の望むところなんでしょうか。

まあ、米欧のおこぼれで生活できてる日本としちゃ仕方ありませんかねえ。
 


「はだしのゲン」閲覧制限問題は騒ぎ過ぎじゃねえの

2013-08-24 11:13:12 | ニュース
「はだしのゲン」を図書館で閲覧制限する問題、
これ、大マスコミでも大々的に取り上げられてますけど、
はっきりいって騒ぎ過ぎなんじゃないですか。

たかだか一書籍の扱いについて、こんなにもメディアとか識者とか、
一般人も含めてあーだこーだと大袈裟な気がするのは自分だけでしょうか。

そんなにも「はだしのゲン」が特別な書籍なのでしょうか。


あえて言うなら、閲覧制限する理由が作品中の過激な描写が子供には過ぎるから、
というものらしいのですが、どうやら閲覧制限しろという、在特会と言われる
申立人の本当の意図は日本軍の加害や天皇の戦争責任について描いている部分を
問題視しているらしいことに、報道の中で触れるべきだと思うのですがね。

つまり、過激な表現があるから閲覧制限しろという主張はウソであり、
戦争の負の部分に蓋をしようとしていることに多くの人が気づいているから、
ここまで騒ぎになっている筈なのですけど、メディアはそこまで踏み込みません。


まぁそうなると、過激だから子供には見せないでおこうというよりは、
表現や思想の自由が脅かされるということになりましょうか。

だとするとこれは危険な兆候かもしれません。
一書籍の閲覧制限を機に、他の書籍などにもそれが拡がり、
まさに焚書などといった思想弾圧につながっていく恐れだってあるでしょう。

そうなるとまるでナチスですね。
ですので、たかが一書籍の問題とは言ってられない側面はあります。


アベちゃん政権はナチスに似てると感じたりもするのですが、
「はだしのゲン」閲覧制限に反対する国民の声が大きいのは、
今の日本の状況がそうさせているんだろうとは思います。

昨今の右傾化してると思われる国内の空気、外国人に対して排外的であり、
中国や韓国、北朝鮮に対しては武力行使さえも辞さないというような強硬姿勢、
それを政府も国民も持ちつつあり、本来は憲法で禁じている武力行使を、
法改正および法解釈を変えることで実現可能に使用としている現状に関連し、
表現や思想をコントロールし、戦争への否定的な態度を潰そうかというような、
そんな国家の意思があるのではないかとの警戒があるのでしょうね。

戦争を開くとする思想を潰し、戦争を美化し、場合によっては武力行使する、
それができる法体系と国民感情を整備しようとしているんじゃないかと、
すでに疑われているところに「はだしのゲン」閲覧制限問題というのは、
容易に結びついてしまいます。


放っておいたらこの国はまた、ホントに戦争に邁進しかねない、
そんな危機感が日本を取り巻いているからこそこの問題が大きくなってしまった、
そうでなければ見過ごされる程度の地方図書館の問題だったと思うのですけど。
 

白斑症状と原発事故の事業者責任追及の温度差

2013-08-23 00:23:30 | ニュース
 
 カネボウ以外の相談52件=化粧品「白斑」問題で-消費者庁長官

 消費者庁の阿南久長官は22日の定例会見で、
 カネボウ化粧品(東京)の美白化粧品を使用した人に肌が白くまだらになる
 「白斑」の症状が出ている問題に関連し、カネボウ以外の化粧品の使用者からも
 白斑の発症を申し出る相談が52件あったことを明らかにした。
 この52件は、2009年5月から今年8月15日までに
 全国各地の消費生活センターに寄せられ、使用製品名が明らかなもの。
 相談の内容は「他社製品だが、顔に白斑が出ている」、
 「通信販売の化粧品を使ったら、鼻に白斑が出た」などだった。
 このうち、多くがカネボウが商品の自主回収を発表した7月4日以降に
 寄せられたもので、「複数社にまたがっている」(消費者庁)という。


ですよねえ。

自分はもともと美白化粧品の白斑問題に関するカネボウ報道には
違和感があったのですけどね。

それはカネボウの商品と白斑症状との関係を決定づける因果関係が明らかでは
なかったのに、あれだけカネボウを叩くような報道になっていたことです。

もちろん、状況から見るとカネボウの商品が疑われるのは当然にしても、
行き過ぎだなと思ってました。

何故ならそれはまず、本当に商品のせいなのか、使用状況によるものではないのか、
それはこの商品特有なのか、他に同様の症状を引き起こす商品はないのか、
厚生省がこの商品を認可していることに責任はないのか、などという、
自分が疑問に感じていたことが問題にされなかったからです。

つまりどういう疑問だったかは自分が説明するより、
以下で自分が表現できる以上にかかれてますので読んでいただければと。


 「カネボウ美白化粧品」、なぜか話題にされない"3つの重要な論点"


まぁカネボウ以外の商品でも白斑症状があったという報告は、
カネボウ問題があったゆえの使用者の過剰反応なのかもしれません。

ではなく、やはり他社商品でも現実にあった症状なのかもしれません。

だとすると、カネボウ報道のとき以上に、少なくともそれと同じくらいの温度での
報道がなされていいはずですが、さてどうなるでしょうか。


というかですね。

カネボウの美白化粧品と白斑問題の因果関係は必ずしも明らかでない、
にも関わらず、カネボウがこれだけ叩かれている一方、
汚染水の発見と福島第一原発の直接の関係を示すデータがないからと、
東電に対する扱いがカネボウのそれとかけ離れすぎてはいませんかね。

これがこのまま進むと、数年後に福島周辺の人々にナニかしら
異変が顕在化してきてもそれは福島第一原発事故による放射能の影響との
因果関係が明らかでないと、素知らぬフリをされてしまいかねないのですよ。

まあ、それを指向しているのでしょうし、
大マスコミもそれに従っているのでしょうけどね、
国民はそれに無反応でいいのか?ってハナシですよ。