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屋外マスクに同化する人々

2022-05-22 22:28:15 | 日記
この土日、大した用事ではありませんが、ちょっとした買い物などで外出したのですけども。

しかし、20日に政府がわざわざ大袈裟にも、屋外でのマスク着用は必ずしも必要でない、
と、発表したってのに、外を歩く人々の光景ってのは特に変わりませんでしたねえ。
ほとんどみーんなマスクをしてます。

この様子を見て、ああ、大衆ってのは政府が言うコトなんて聞いてないのだなと、もしくは、
聞いたところで従うつもりもないのだなと、もしくは、報道さえ見てないのだなと思いました。

いやいや、一応テレビかネットかでニュースくらいは見てるのかもしれませんが、
行動変容するには至らないのですね。
なぜなら、より健康になるとか美容になるとかとは反対の行動は取らないからです。

あとは、いくら屋外マスク着用が必要ないと言われても、目で見てわかるくらいに
周囲の屋外マスク着用率が減るまでは、自身も外せないのですね。


なんでしょうねえ、自分からすれば屋外でのマスクなんて期待される効果からすれば
効率の悪い感染対策なのですが、それでもするヒトが多いのは、大きく2種類あるのかと思ってます。

一つは、ホントにマスクしていれば感染しない、感染させない、ということに効果的だと信じている人々。

もう一つは、周囲と違う行動をすることによって攻撃や排除されることを恐れている人々。


で、後者についてはそういうことを、今までは世間の同調圧力に屈しているのかと考えていましたが、、
なんか今日、そうではないように感じました。

同調しているのではなく、同化しようとしているのではないかと。

つまり、周囲に溶け込んで、異物と見なされないように振る舞っているのではないかと。
そうでないと、攻撃されたり排除されてしまうことを恐れ、無意識にでも周囲と同化しているのではと。

同じ黄色い帽子を被って週妥当こうしたり、みんなランドセルを背負ったり制服を着たりして、
まあ、日本人が子供の頃から植え付けられてきた躾や教育によって、
より生きやすい環境を得るために自然に身につけた行動であり、防御術なのかもしれないなあと。

「みんながしてるから」、屋外でもマスクをするということです。


別にソレが悪いとは言いません。
屋外マスクもしたけりゃすればいいのは勝手です。

でもねえ、自分からすればですが、なんでこんな非合理なことに一生懸命なのか不思議です。

2年前は夏にもなると熱中症の心配もあるからといって、
日本郵便などは運送や配達に携わる職員にマスク着用を義務づけないと言いまして、
それはいいことだと思いましたし、世間的にも同意する声が多かったと思うのですが、
なんか結局、運送業界でもみんな夏でもマスクをしてましたよね。

無理にしなくてもいいと思うのですけどもねえ、せいぜい品物を渡す時にだけ着用していれば。
なのに、ほぼ常時マスクだったというのはやはり、周囲の監視がきつかったのでしょうか。
クレームも恐れていたでしょうし、ひょっとしたら実際にクレームもあったのかもしれません。

つまりはそんな一般消費者の目を恐れて、炎天下の中でもマスクを外す姿をさらせなかったのでしょうか。
いやあ、職員の安全第一でいいと思うのですけどもねえ。


功名心に駆られてマスク不着用にクレームする連中の言うことなど、
聞かなければいいというワケにもいかないのでしょうか。

SNSの時代、炎上しちゃうってことですかね。
いやいや、威力業務妨害でいいと思うのですけども。








屋外でのマスクは必要? 不要? どっちなんだい?

2022-05-21 09:14:46 | ニュース



先日のエントリーで飲食チェーンを運営するグローバルダイニングのことを取り上げましたが、
「ウチのスタッフにはもうマスク推奨しません」宣言が気になっていることやお店を応援したいこともあり、
ランチにグローバルダイニング系の某店を訪れてみました。





確かに店の入り口にはスタッフにマスク推奨しないとのポスターが貼ってあったのですが、
知らなければコレに気付く客は多くないかもしれません。

で、実際にスタッフはマスクしてないのかというと、いやいやさすがに接客するホールスタッフは着用してました。
が、キッチンスタッフはしてませんでしたね。火の前で仕事している人達ですから、マスクは辛いでしょう。

ってなことでね、さすがにグローバルダイニングでも接客スタッフまではマスクはまだ外せないようです。
お客のためでもあるでしょうし、要らぬクレームとか受けたくないでしょうしね。


そのグローバルダイニングに関しては16日、営業時間の短縮命令を受けたことを不服として、
都を提訴していた裁判の結審がありました。


 新型コロナ「時短命令は違法」 わずか4日の効力を疑問視 東京地裁、都知事に過失なし


 新型コロナウイルス特別措置法に基づく東京都の営業時間の短縮命令で営業損害を受けたとして、
 飲食チェーン「グローバルダイニング」(東京)が東京都に損害賠償を求めた訴訟の判決で、
 東京地裁は16日、「命令が特に必要だったとは認められず、違法」と判断した。
 一方、命令を出した都知事に過失はなかったとし、原告の請求を棄却した。

 コロナ禍での営業の制限を巡る司法判断は初めて。原告側は判決を不服として即日控訴した。
 全国初となった時短命令は2回目の緊急事態宣言期間中だった昨年3月、
 時短の要請に応じなかった同社の26店を含む32店に出された。
 判決で松田典浩裁判長は、特措法が定める命令の発出には
 「不利益処分はやむを得ないと言える程度の個別の事情が必要」と指摘。
 同社の店舗でクラスター(感染者集団)が発生するリスクが高かったとは認められず、
 命令の公平性について都の合理的な説明はないとした。
 ただし、都の審議会が命令の必要性を認めていたことなどから、
 都知事に過失はなく、国家賠償法上の賠償責任は負わないと結論づけた。
 特措法や命令が営業の自由や表現の自由を侵害するとの主張については、違憲ではないとした。
 同社は、命令は「狙い撃ち」で営業の自由を侵害するなどとして、104円の賠償を都に求めていた。
 都側は、同社は上場企業で社会的影響力が大きく、時短に従わないことは
 「他の営業継続を誘発して感染リスクを増大させる」などと命令は適法だと訴えていた。

 新型コロナ特措法に基づく飲食店への時短命令を違法と判断した東京地裁判決は、
 過料という行政処分を伴う命令の発出について、行政に慎重で公平な運用を求めた形だ。
 特措法は、国民の自由や権利の制限は必要最小限であることを求め、
 要請に応じない場合の最終手段である命令は「特に必要がある」との厳しい要件を設けている。
 判決はこの点で、不利益を伴うこともやむを得ないといえる個別事情が必要だと説いた。
 2回目の緊急事態宣言下、都の調査では計2000店以上が時短要請に従っていなかったが、
 命令は32店に出され、うち26店が原告のグローバルダイニングだった。
 都側は、同社が上場企業で時短要請に応じない考えをホームページなどで
 「強く発信」している点などを正当性の根拠に挙げたが、判決は、店の感染対策などを個別に調査せず、
 ただ営業を継続しただけでは命令の要件を満たさないと指摘。
 同社の発信についても「触発されて実際に夜間営業を継続した飲食店の存在は認められない」と断じた。
 今回の命令が緊急事態宣言解除のわずか4日前だった点でも、判決は命令による感染抑止効果を疑問視した。
 「見せしめ」のような公権力の行使は許されない。
 コロナ禍でも、国民の権利制限には抑制的な対応が求められることを判決は明示した。


だいぶ、グローバルダイニングの主張は認められているような内容ではあるんですが、
原告の請求は棄却ということで、カタチとしては都側の勝訴になるのですかね。

ですが、根拠や正当性に欠く命令であると認められたのは良かったんじゃないでしょうか。
もともと都がグローバルダイニングを標的に権力振りかざした横暴にしか見えませんでしたからね。

だいたい、他の行動制限策でもそうなんですが、飲食店が時短営業するしないで、
どれだけ感染抑制に効果があったのか、もしくは感染拡大につながったのかなど、
科学的数値的に検証はできているのでしょうか。

都ばかりじゃないですが、大した根拠もなくムードだけでの対応に振り回されるのもいい加減にしたいものです。


さて、そんな東京の百合子都知事、ムードを掴むパフォーマンス優先の新コロ感染対策してるかと思えば、
屋外マスクに関しては「科学的知見」をもって政府に見解を出して欲しいのだそうです。


 東京都 小池知事 “マスク着用の在り方 政府で統一見解を”

 東京都の小池知事は13日の記者会見で、マスクの着用の在り方について、
 「どうすればコロナ対策として有効なのか、政府で統一的にまとめてもらいたい」と述べ、
 夏に向けて熱中症などのリスクの懸念もある中、科学的知見に基づいて見解を示すよう求めました。

 この中で小池知事は、新型コロナ対策としてのマスクの着用の在り方について
 「都民のみならず国民の多くが非常に関心を持っている。
 みんなもう、熱中症で苦しい、子どもは大変だなど、思いを共有している」と述べました。

 そして、「いろんな意見が政府内から出てくると、皆さんよけいにどうしたらいいのかと思う。
 科学的知見とともに、どうすればコロナ対策として有効なのか、政府で統一的にまとめてもらいたい」と述べ、
 マスクの着用の在り方について政府内で議論し、見解を示すよう求めました。

 そのうえで、都の専門家ボードでも議論し、都としても政府の見解と合わせて対応していく考えを示しました。


で20日、わざわざ政府が見解なるものを出したようです。
なんですかソレによると、


 屋外では周囲との距離が十分とれなくても会話が少なければ必ずしもマスク着用の必要はない


んだそうですが、別にコレって今までから変わった考えではありません。
百合子都知事が政府の見解が欲しいと言ってましたが、こんなの前からあったのです。
まあ、改めてわざわざ政府が会見して明確に述べた、ってことで踏ん切り付くワケなんでしょうか。

ソレにしたって大袈裟じゃあ、あーりませんか。


こんなカンジでここんところ日本では屋外でのマスク着用についてどうすべきか、
マスク必要?それとも不要?どっちなんだい?といった議題が持ち上がっていたところですが、
なんでそれくらい自治体も事業体も個人も自身で判断できないのでしょうね。

ま、ソレこそナニを根拠に基準に行動してるのかってことで自身で判断して行動すると嫌われますし、
クレームに晒されるので、みんな自身で思考することを放棄し、他人や権威に委ねちゃうのですねえ。

実際、報道を見てもSNSを眺めても、以前は「いつまでマスクすればいいの」とか、
政府見解を受けて「コレでマスク外せる」とか言ってるヒトの多いこと多いこと。

大マスコミや周囲のムードに同調するしかなかったのでしょうけども。

 

形式的なマスク着用のアリバイ作りはもういいのでは

2022-05-15 20:22:13 | 日記



日本時間15日の早朝、イングランドサッカーでFAカップ(日本でいう天皇杯みたいな)の決勝、
リヴァプール vs チェルシーが行われました。

スコアレスのまま延長を経てPK戦の末にリヴァプールの優勝となりました。
いや、自分は昔からリヴァプールを応援してきましたけど、16年ぶり、そう、
16年前のFAカップ決勝ウェストハム戦でのジェラードの鮮烈なロングシュートを覚えていますが、
いやあ、アレ以来ですかあ。えがったえがった。


で、その決勝での客席の様子が冒頭の写真ですが、舞台となったウェンブリースタジアムには、
8万人を超える観衆が詰めかけたのこと。

でも、いかにもサッカースタジアムの日常というか席は満員、観客はみなマスクなどしていません。

日本ではここにきて屋外マスク着用の見直しだなんだで議論が持ち上がってきておりますが、
いまだに外出中はマスクを着用している姿が大多数のようです。

自分にはイングランドのスタジアムの様子の方が健全に思えますがね。


屋外でのマスク着用見直しについては医師会や官房長官が、距離が取れれば着用の必要ないと
相次いで発言してニュースになったのですが、なんかヘンだなあと思ったモノです。

だって、もともと屋外でマスク着用の義務もルールもありませんでしたでしょ?
なのに、その見直しって、ナニからどう見直すってハナシなんでございましょう?

なんか、外出するときにはマスクを着ける、そんなルールというかマナーみたいなものが、
なんとなく世間的な認識というか同意があるような状況ではありますが、
実は誰も屋外でもマスクしろとか言ってないのですよね。

むしろ、他と距離が十分に取れる場合には必要ないとは言ってたワケなんですが、
ナニゆえそんなに日本人は暑い夏でも頑なにマスクを着けるのでしょうね。
花粉みたいにウィルスが空気中を舞っているワケでもあるまいに。


と思いまして、改めて2年前の厚労省のHPを見てみたのですけども。


 新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例を公表しました


この中には、


 外出時や屋内でも会話をするとき、人との間隔が十分とれない場合は、症状がなくてもマスクを着用する。
 ただし、夏場は、熱中症に十分注意する。


と、あります。
やはり、「人との間隔が十分とれる場合」は、マスクの着用は求めていないのです。

アベノマスクと共に入っていたチラシを見てみましょうか。




 「外出する際には、飛沫を飛ばさないようにマスクをつけるなどの行動をお願いいたします。」

とはありますが、



 「外出時、屋内にいるときや会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用」

ともあります。

別に外出するときはマスクしろと強制も要請もしていないのですが、
ま、当初は未知の殺人ウィルスかみたいに新コロを怖がってましたから、
出歩くときはマスク必須!みたいな世論形成がされてしまったのでしょうかね。


で、なんかテレビだろうがネットだろうが、メディアでもまた言うワケです。
「いつマスクが外せるのか」と。

別にマスクを外すななんて誰も言ってないのですが、大衆としてマスク外しちゃいけないみたいな
無言の圧力が世間にあるのでしょうけど、その風潮をメディアが無駄に煽ることないと思うのですがね。
逆にメディア側はそうした発信をすることで視聴者の関心を引こうとしているのでしょうけど。


そんなこんなで、いつマスク外せるの?
みたいな判断を、自治体も大衆も権威に求めているふうなのですが、
最初から屋外マスクの義務もルールもないのですから、各自で判断すればいいのです。

なのに、自身での思考を放棄していつまでお偉いの言うことを頼りにしたがるのでしょう。
ま、自身で判断して行動しちゃうと周囲からは嫌われちゃうんですけどね日本では。

東京都の百合子都知事も、政府に決めて欲しいなんて言ってますが、
今まで決めてないモノをまたどう見直しして決めろと言うのでしょうか。

であれば、誰かガツンと言ってもらえませんかね。
もともと人と十分距離が取れる状況でのマスク着用は求めていない、
熱中症が心配される場合はなおさら、と。


そんな中、時短営業要請拒否で話題になった飲食企業・グローバルダイニングがこんな発表をしました。


 従業員への「マスク着用推奨」取り止め 外食大手「グローバルダイニング」が発表

 大手飲食チェーン「グローバルダイニング」は2022年5月13日、
 従業員へのマスク着用の推奨を取り止めると発表した。

 グローバルダイニングはイタリア料理店「カフェ ラ・ボエム」やエスニック料理店「モンスーンカフェ」、
 居酒屋「権八」など国内外で46店舗を運営する。

長谷川耕造社長の名義で出された発表文によれば、
 「これまでは、マスクの着用で安心される方々も多く、流れに逆らわずおりました」
 と従業員へのマスク着用を推奨していたものの、海外では"脱マスク"も進んでおり、
 「マスク着用が新型コロナウイルスの感染防止対策に本当に役立つのでしょうか」と疑問を投げかける。

その上で、「健康被害」も考慮し、従業員へのマスク着用推奨をやめたとした。

同社広報は13日、J-CASTニュースの取材に、4月末から方針転換したと明かす。
 対象は全店で、商業施設内にある場合は施設側の方針に従う。

客からの反応については「ご賛同いただけるお客様もいらっしゃいますがご意見いただくこともございます」と答えた。


 

 スタッフのマスク着用について

 平素はご愛顧いただきありがとうございます。
 これまでは、マスクの着用で安心される方々も多く、流れに逆らわずおりましたが、
 海外では、マスク着用をやめている国も増えてきています。
 マスク着用が新型コロナウイルスの感染防止対策に本当に役立つのでしょうか。
 当社では、血中酸素濃度が下がることによる健康被害を考慮し、スタッフのマスクの着用の推奨をやめました。
 ご理解いただけますようお願い申し上げます。


いいと思いますね。
ナニも通り一辺倒のお偉いの強制力もない「要請」にいちいち従うことなどなく、疑ってもいいのです。
ソレが合理的でないと思えるなら、独自の判断をしたってとがめられない筈です。

もちろん、飲食店従業員がマスクをしないことに反発する市民もいるでしょうが、
こうしてお店が宣言しているのですから嫌ならお店に行かなければいいだけの話し。

そもそも、お茶を飲もうが酒を飲もうがいくらお店が感染対策してるとしたって、
飲食中はマスク外して連れと会話しちゃうワケです。
ソレがダメなのではなく、そういうもんじゃないですか。

客側がそうなのに従業員はマスクしろってのも勝手なハナシです。
ま、客なんてのは勝手なもんですが。

感染対策万全です!なんて飲食店が、結局はマスク外しながらの客の会話を容認してるのですから、
そっちのほうが矛盾も偽善もいいトコロだと思いますよ。

だいたい、感染対策といってアクリルパネルがテーブルに設置してあったりしますが、
あんなの対策としてホントに有効なんでしょうか。

ってのは、自分じゃなくとも多くのヒトが思っている疑問の筈ですが、ソレがまかり通っているのは、
効果のほどはさておき、そうすることが対策だと一応は認められているからで、
要は感染対策のアリバイとして機能しているに過ぎません。

そういう、形式やアリバイばかり優先した感染対策に疑問を持ち自ら思考して判断する、
グローバルダイニングのとる姿勢の方が事業体としてはっきりしていて評価できると思いますけどね。


まあ、そんな思考とかのことより目に見える形式の方が大衆にとっては大事だったりするので、
なかなか理解されないことも多いとは思いますけど、こうして自身で判断して行動する事業体が
増えるのを期待しつつ、グローバルダイニングさんには頑張っていただきたいですね。


 

最後のiPodを買ったよ

2022-05-11 22:27:05 | Mac,ガジェット



11日の朝、衝撃的な(自分的に)ニュースに遭遇しました。
アップルが、iPod Touchの販売を現在の在庫限りで終了するというのです。
現在販売されているiPodはiPod Touchだけですから、コレを持ってiPod製品の終了ということです。

このニュースには驚きもしまたけれど、驚きもしませんでした。
というのは、iPodシリーズが終了するにしても、その前兆っぽい情報に巡り会わなかったからでもあり、
一方で、そのうちiPodシリーズは終了するだろうとも思っていたからです。

音楽に特化した携帯情報端末であるiPod、今やスマホに内包されてしまう音楽機能なだけに、
iPodが求められる状況にあるとは言い難いです。

ソレに今や、音楽を楽しむと言えばサブスクリプションのストリーミングサービスが主流になってきており、
端末に音楽を貯め込む意味合いは薄くなってきていますので、ソレこそどこでもネットワークに繋がる
iPhoneなどのスマホがあれば音楽を聴くには事足りてしまうワケです。

となるともう、iPodのような音楽専用端末の需要は落ち込むばかりですので、
アップルのこうした判断も当然のことでしょう。


まあ、そうですよね。
自分的には自分が所有している音楽を聴くという習慣が染みついているので、
ネット接続を前提とした音楽試聴行為というのはどうにも馴染まないのですが。

ソレに、なんでもかんでもスマホのような一つの端末に機能を集約することに危うさを抱いてまして、
機能の分散という意味で今でもiPodは重宝しているのです。特に旅行や出張、ドライブなどでの用途です。
スマホのバッテリー節約という意味でも、役割分担という意味でも機能を分散させたいのですよね。


ってことで、今はiPod Touch(第6世代)128GBを使用しているのですが、
iPodシリーズ終了とのことで、中古市場が高騰する前にもう一台買っておくか、となりました。

で早速、仕事をサボって、もとい午前中の仕事の空き時間を利用して職場近くの家電量販に行って、
そそくさとiPod Touch(第7世代)256GBをゲットしておきましたよ、ええ。
コレが最後のiPodです。


こういう自分みたいに、iPodシリーズ終了の報を受けて最後のiPodを求める人達が
店に殺到しているかと思ったのですが、そうでもありませんでした。
そんなの、自分くらいだったようです。自分が購入できた後はどうだかわかりませんが。
やっぱり、今は音楽専用情報端末の需要なんてそんなにないってことでしょうか。

で、所持していたiPodも購入したiPodも色はシルバーにしたのですが。
自分はiPhoneやiPad、液晶テレビもベゼルの色は黒と決めています。
なぜなら画面の周囲は黒が最も邪魔にならないからです。

そんな自分もiPodに関しては、ベゼルが白のモデルにしているのです。
何故かというと、iPodといえば初代から白だからです。





ソレにしても、いや、iPodが無くなりますか。

アップルが今のようなブランド力を持っているのは、iPodの貢献が大きいと思うのですよ。
だって、iPodが最初に出てきたときの衝撃といったら凄まじいモノでしたからね。

iPod以前にもデジタルミュージックプレーヤーといった製品は他メーカーからありました。
だからアップルのiPodは後発だったのですが、他メーカーが音楽の著作権管理に厳格で、
ミュージックプレーヤーとしては使いにくかったトコロにiPodは音楽管理ソフトウェアのiTunesとともに登場し、
著作権管理を緩くしたことで抜群に使い勝手が向上してiPodは大ヒットしたのです。

iPodはシンプルなインターフェイスもありましたが、
iTunesの使いやすさ、著作権の緩さこそがヒットの要因であり、イノベーションでした。

ってなことで自分も、まもなくiPodユーザーになりました。
最初に自分が手にしたiPodはホイール型のインターフェイスの他に4つのボタンが装備されたモデルでした。
アレは自分的に使いやすかったですけど、その後はその手のモデルが出なかったことから、
あまり評判が良くなかったのでしょうか。

とにかくiPodは音楽聴取スタイルを変える、まさにイノベーションと呼ばれる製品でして、
後発にiPod miniというこれまでより小さいサイズで、容量も少ないものの、
白一辺倒ではないカラフルなモデルが投入されました。
コレがまた大ヒットで、お店には行列ができ、入手しにくい商品となっていました。





そんな中、今度はその大ヒットのiPod miniの代替商品としてiPod nanoをデビューさせます。
iPod miniのHDDからストレージを変えることで大幅なサイズダウンを実現しました。





コレにはまあ、ビックリしましたよ。
大人気のiPod miniを終了させてまで投入するのですから。
しかもカラフルなiPod miniから白と黒のカラバリしかないnanoになったのです。

初代nanoを発表したときのスティーブ・ジョブズのプレゼンがまた粋でしたね。

 「いつもジーパンのポケットにiPodを入れてるが、もう一つ小さなポケットがあるだろう?
  コレはナニに使うんだい? でも今日、ソレがわかったよ」

と、ポケットinポケットからnanoを取り出してみせた演出は喝采モノでした。


そしてiPodというハードウェアとiTunesというソフトウェアだけでなく、
iTunes Storeというオンラインミュージックストアまでオープンさせました。

iPodとiTunesが音楽の聴き方を変えたのなら、iTunes Storeは音楽流通を変えてしまったのです。
コレもまたイノベーションでした。

こういう他のメーカーではできない大胆な変革を矢継ぎ早に打ち出したことこそが、
iPodというブランドの絶対性、ひいてはアップルブランドの向上に繋がり、今に至るのだと思います。

まあ、時代を経るにつれてアップルにとってのiPodの重要性は薄れていってしまうのですが、
アップルというブランドに「革新」のイメージが強いのは、iPodがあったからこそではないでしょうか。


自分もそういう衝撃を目の当たりにしているからこそ、iPod製品が手放せないのかもしれませんね。

思えば4つボタンのiPod以降、shuffleもnanoもclassicも買いましたよ。
今は第6世代のtouchと、初代shuffleを持っています。
そして第7世代touchを手に入れました。

やっぱりね、例えばドライブ中とか旅行中とか、音楽は聴きつつ他のことをするワケで、
音楽端末とスマホは分けて使うのがいいんじゃないかなと思うのです。

ま、、 そうでなくてもやっていけるのかもしれませんけども。


まだまだお世話になりますよ、iPod。


 





ごめんねウクライナ

2022-05-09 19:34:15 | ニュース



ブログエントリーするのも久しぶりです。
ブログのネタである気に入らないニュースなんて毎日のようにあったのですが、
どれもこれも似たような話ばっかりで、なんか書く気も失せると言いますか。

だいたいもう、ニュースと言えばウクライナ情勢なワケじゃないですか。
そして、大した進展もないまま、代わり映えしない論調の報道が続くばかり。

ナニより、どのメディアもウクライナ応援一辺倒、ロシア敵視一辺倒になっているというのは、
ちょっとおかしい風潮だと思いますよ。

ウクライナ応援は絶対正義でゼレンスキー大統領は英雄視・美化され、
ロシアとプーチン大統領は絶対悪と決めつける。

いや、プーチンはじめ戦争に関わるロシア人は悪でもいいのですが、
戦争から遠いところにいる一般人まで一括りに悪と排除されるのはいかがなモノでしょう。


いやま、ウクライナに同情するところがないのではないですけど、
不当に敵視され排除や差別に遭うロシアにだって同情するところじゃないですか?

それがロシア憎けりゃ袈裟まで憎いとばかりにロシア関連のモノはなんでも敵視というのは、
いくらなんでも理性を欠いた行きすぎた態度ですよ。

まあ日本人は白黒つけるみたいな言葉が好きで、そうであることが正しいと考えがちなんですが、
ちょっと冷静に考えて欲しいモノですけども、こういう二項対立的な構図はわかりやすいもんですから
大した思考も必要とせずに受け入れちゃうのでしょうね。

それを煽っているのが大マスコミなんですが、まあ国民の方でもそういう、
ウクライナは可哀想で善でロシアは憎くて悪との表現を好んじゃうところがあるので、
メディア側としてもソレに迎合してウケる報道をしてしまうのですかね。

なかなかこの、ウクライナ善・ロシア悪のスパイラルからは抜け出せそうにありません。


あのう、別に自分はロシア側を擁護しようというのではありません。
軍事行動に出たロシアが悪いのは揺るがないです。

自分だってロシア側からの情報を信じているワケではありませんが、
かといってウクライナ側や西側からの情報だって同様に信じていません。

ウクライナ寄りの報道だって、事実もあるかも知れませんけどもウソだってたくさんあると思います。
実際そうだと思うのですが、どうにも世間ではロシアの情報はウソだけどウクライナのはホント、
なんて安易に信じているような風潮がありませんか。コレは危険なことだと思うのですよね。

日々、避難する様子や現地で攻撃に晒される様子、死者を嘆く様子など、
「可哀想な」ウクライナ国民の様子が報道されていますが、おそらくこういうのは、
外国向けに「ウクライナ可哀想」を演出した可能性も大きいと思うのですよ。

悲しみ、もしくはロシアへの憎悪を語るウクライナ人などは仕込まれていることも多いでしょう。
施設等が爆撃される映像も、まぁよく撮れています。まるで今にも攻撃されるのがわかっているかのよう。

ロシアからのモノとされる攻撃だって、ホントにロシアからなのかどうか怪しいモノです。
中にはウクライナ側からの、あるいは西側の協力国による爆撃なんかもあるんじゃないでしょうか。

なのに、ウクライナが攻撃されて可哀想とされる情報はすべて悪のロシアによるモノと疑いなく報道され、
疑いなく日本の視聴者に受け入れられていくというのは、異常なことだと思います。

ま、アレなんでしょうね。

もともとソビエト連邦は冷戦時代の東側の盟主であり、今では緊張緩和やソビエト崩壊、
冷戦終結?などを経て、ロシアも世界経済の一員であるものの、やはり多くの国にとっては、
表には出さないながら、どうにもロシアに対する不信などネガティブな感情が根強くあったワケで、
この機に乗じて一気にバッシングの対象として噴出したのでしょう。
日本は北方領土問題も抱えてますしね。あ、「北方領土」て呼んじゃいけないのでしたっけ。

自分はこのウクライナ情勢に対してウクライナとロシアでどっちがいいだの悪いだのという態度は取りませんが、
大マスコミはじめ世間の一方的なウクライナ応援といった風潮だけはおかしいと考えます。


そんなこんなで、いまや世界中がロシアを敵視し、経済制裁などを課している一方、
ウクライナには支援、人道的なモノもあれば、武器の提供など軍事的な支援もされています。

ソレはいいのですが。
でも武器提供ってつまり、自分達は戦闘に加わらないけど代わりにおまいらコレで戦え、ってコトでしょう。

まあ多国間安全保障条約などによって他国が参加できない理屈はわかりますし、
コレ以上の国が戦闘に参加するというのも避けたいと思うのですが、しかし、
武器やるからガンバレってのは、かえってウクライナに対して非情なんじゃないでしょうか。

コレって結局、ウクライナを応援しているようでいて、
ごめんねウクライナ、ツライだろうけど頑張ってと、突き放しているのではないでしょうか。

報道を見てるとウクライナ市民からの志願兵もいるようなことになってますし、
実際そうした市民はいるのでしょうけど、そうした一般市民の戦う意志をいいことに美談化して、
祖国のために戦うウクライナは勇敢で可哀想でエライ、みたいなことでいいのでしょうか。

ソレより、一国も早く停戦に持ち込むことが重要だと思うのですが、
なんかそういう動きも、、見えないだけかもしれませんが、、見えにくいのはどういうことなんでしょう。
見えないだけならまだしも、そんな声をあげるメディアも識者もいないのでしょうか。





ところであんまり関係ないですが、ロシアが改めてウクライナに軍事侵攻したことで、
(8年前から行っていたことですが)
なんか映画でも観ようと、たしか007でロシアを舞台にしたタイトルがあったなと思い、
「ゴールデンアイ」を観てみたのですが。

007というとジェームス・ボンドのアクションやらボンドガールやらヘンな秘密兵器やら、
そして対する悪?の組織との対決が盛り込まれる娯楽作ですが、「ゴールデンアイ」では
登場人物に007(ピアース・プロスナン)に敵対する「ヤヌス」という組織のボスがいて、
これが007の元同僚006(ショーン・ビーン)なのです。

で、改めて注意して観ていたところ、007がロシアの役人に006についてこう言う場面があります。

 「こいつはコサックだぞ」

このセリフに初めて気付きました。
コサックとは、コサックダンスの、あのコサックです。

コサックのことについてはナニも知らなかったのですが、劇中で言われたところでは、
どうやらもともとソビエト側の部族だったのが戦争を機に一部、西側に寝返ったのだけども、
結局は西側にもソビエトにも使い捨てにされる、、、そんなカンジでございました。
(詳細は合ってないかもなので各自調査で)

ただ、このセリフがどういうニュアンスを持っているのかまではよくわからず。
ネットでちょっと調べただけでは十分にコサックのことも理解できないのですが、、

で、コサックの一派に「ウクライナコサック」とされる勢力もあったようで。
またウクライナが東西紛争の舞台にされている、ということなのかどうなのか。。

そんなことも心によぎるのでした。