Do you remember rock'n' roll radio?

Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

脳天的な原発ムラに台風が警告しに来たかのよう

2018-09-30 10:46:30 | ニュース



先日、悲しいニュースがありました。
森永製菓のお菓子、チョコフーレークが来年春頃に生産中止になるんだそうで。

あんなおいしいお菓子が、、なんて思いつつ、もう何年も食べてないですけどね。
大人になってからはお菓子自体、いただきもの以外は口にすることありませんでしたから。

でも、子供の頃に親しんだお菓子の中でも好きだったのですけどね。
これからはおやつに舞いますから、なんとか生産中止撤回してもらえないかと、
今更になって思うほど悲しいのですが。

チョコフレークが生産中止になるのは、千葉県の工場が閉鎖されるのに伴うのと、
そもそも最近は販売不振だったんだそうです。

なんで?って思いますが、一つにはスマートフォンの普及で
指先がチョコで汚れることが敬遠されることがあるらしい、とのこと。

なるほど。。
おいしいお菓子よりスマホですかそうですか。
時の移ろいとは残酷なモノです。

しかし、この悲しい事態にこそ、アレじゃないですかね?
森永製菓令嬢である、アベ嫁に動いてもらうときなんでありませんの?

「森永チョコフレークを継続させる会」かなんか作って、
アベ嫁に名誉会長になってもらって、一族の会社に働きかけてもらえば、
業界こぞって忖度して晴れてチョコフレーク継続、となりませんかねえ?


さて一方、大好きな豪遊、じゃなかった外遊に出かけたダンナのアベちゃん、
国連での演説で「背後」という字を「せご」と読み違えたんですってね。

おかげでアベちゃんこそ「せごどん」じゃないかと盛り上がってますかね。
まあ、薩摩好きの長州人ですからちょうどいいんじゃないですかね。


今さら、「云々」を「でんでん」と呼んでしまうアベちゃんですから、
漢字が読めないことに驚きはないんですけどね。

その程度の漢字を読めないことはアベちゃんがアレなんで仕方ないとしてもソレより、
読めなかったということは、演説の場で内容と意味をまるで理解してないまま、
原稿の文字を読んでいるだけ、ってことになりますよね。

ま、首相始め閣僚の仕事なんてのは役人の作文を読むこと、ってのはあるでしょうけど、
こんなに中身を理解してないでいて、いくらなんでも大丈夫なのでしょうか。


そんなアベちゃん、アメリカをTPPには引きずり込めずに、
代わりに「TAG」なる二国間交渉に臨むのですってよ。

 TAG?

卵揚げご飯かナニかですか?

どうやらTAGは物品貿易協定というもので、日本が警戒していたFTA:自由貿易協定とは違う、
みたいなことを言ったりしているようですが、実質はFTA同様の中身に発展するようですね。

これが背後どん、じゃなかった、どんだけの成果なのかよくわかりませんが、
トランプ大統領によると日本はアメリカから大量の武器購入を約束したんですってね。

またですか、ってなカンジなのですけども、社会保障や災害復旧にはカネを渋るくせに、
なんだって海外に向けては大盤振る舞いなんでしょうかね。


そんなトランプとアベちゃんは、トランプの私邸で会合をしてたらしいのですが、
わざとらしい二人の蜜月ムードこそ強調されど、その内容は明らかにされてません。
まったくナニを約束したのやら。

その様子については日本の大マスコミの報道がふるってましたね。
なんでも、「ゴルフ封印」で実を取った、らしいんですよ。(笑)


 安倍晋三首相、ゴルフ捨て「実」を取る トランプ大統領との夕食会で拉致問題解決へ認識共有


さすが臭い!汚い!カッコ悪い!でお馴染み3K新聞ということで、
微笑ましささえ醸しだすかのような記事ですが。

なんでも今回、ゴルフをやろうと提案したのはトランプの方で、
アベちゃんは帰国のスケジュール(拉致問題の集会のため?)を優先して断念したとか。

トランプがゴルフを提案したのかさえ怪しいところですが、
ソレが本当だとしても、そんな時間などないことをわかっていたうえでの
ジョークとしか思われませんがね。

もしここでアベちゃんが、やろうやろう!なんて二つ返事していたとしたら、
ソレこそ赤っ恥をかくことになっていたんじゃないですかね。

だいたい、ゴルフより仕事優先で当たり前なのに、
なんでゴルフを諦めるのが英断、ってな論調になっちゃうんです?


さて、ダンナがダンナなら嫁も嫁な脳天気な首相夫妻をよそ目に、
大型台風24号が日本列島全体を縦断する見通しで、大きな被害も予想されています。

なんたって西日本では台風21号によって大変な被害を受けたばかりで、
その復旧もままならないうちに24号ですから、たまったものじゃないですね。

大地震のあった北海道でも号風や大雨が予想されていますから、
被害の拡大が懸念されます。本当にお大事にしていただきたいと思います。


こんなカンジで次から次へと自然災害に悩まされる日本ですが、
四国電力・伊方原発の再稼働について広島高裁に続いて大分地裁も容認したり、
原子力規制していいんかい?が東海第二原発が安全審査に合格と発表したりと、
安全神話を甦らせている原発ムラですが。

まるで、そんな原発ムラの決定をあざ笑い、警告をしにきたかのような台風24号、
そして25号に、自分には見えますがね。

原発ムラは大丈夫大丈夫、とでも思ってるんでしょうけどもね。

 

新潮45も伊方原発再稼働容認もアベちゃんの代弁なのでは

2018-09-25 22:20:48 | 社会・経済


 
先日は平壌で南北朝鮮首脳会談が行われましたが。
ムン大統領とジョンウンのあまりの融和ムードには、ちょっと眉唾なんですが。

中国やイランにはやたら厳しいアメリカのトランプが北朝鮮には何故かおおらか、
ってのも眉唾を冗長させる要因ではありますが、米朝の再会談が予定されたり、
ソレによって停滞していた米朝間の交渉も再開しそうですので、
ナニはともあれ、東アジアの平和が進む方向なら歓迎したいところです。

そんな激動(に見える)東アジア情勢にあって置いてけぼりの日本は、
コップの中の嵐、自民党総裁選が終わったばかりで、アベちゃんは訪米して
国連総会や各国首脳との会談に臨むことになっておりますが、どうなりますやら。


さて、9月2度目の3連休明けとなった25日、いろいろありましたねえ。
なんといっても大相撲の貴乃花親方でしょうか。

相撲界のことはよくわからないのですが、相撲部屋を廃業するときには
親方?の引退?退職?という言い方をするのですか?

ソレはともかく、この一件でメディアは蜂の巣をつついたよう、
この事案はニュース番組もスポーツコーナーでやりゃいいんじゃないかと思うのですが、
なんでこんなに大きいトップ扱いになっちまうのでしょうかね。

ま、今回の貴乃花の件についてはパワハラとか暴力とか、理不尽な圧力とか、
密室での意思決定とか、臭い物に蓋をして真実を明らかにしないという、
政治や企業などの組織の腐敗、まさに今の日本に蔓延する病理が見てとれると思えば、
トップニュース扱いの要因だってあるのかもしれませんけども。


25日はそんなことより大きなニュースがありまして、まずは新潮45の休刊ですよ。

LGBTについての差別・ヘイトともとれる、自民党杉田ミオセンセーの寄稿について、
その内容やミオセンセーだけでなく記事を掲載した新潮45、そして新潮社に対しても、
差別・ヘイトをを支持しているのではないかとの疑念や批判が渦巻くこととなりましたが。

天の邪鬼の自分はコレ、新潮45がわざと掲載して、ミオセンセーの思想や、
彼女を取り巻く議員達のアホっぷりを身体を張って晒してくれたのかと思ってましたが、
その後ミオセンセーを擁護し批判に対する反論を特集したのですから、そうではなかったようです。

んで、コレまた新潮45や新潮社には反省してないとかナンとかさらなる批判が巻き起こり、
あげく新潮社内の別部署からもSNSで公に批判され、コレに慌てたのか謝罪、ではないものの、
社長がなんだかよくわからないコメントを出す始末だったワケですが、
ここに来て、新潮45が休刊するとの発表がされました。


 「新潮45」休刊のお知らせ

 弊社発行の「新潮45」は1985年の創刊以来、手記、日記、伝記などのノンフィクションや
 多様なオピニオンを掲載する総合月刊誌として、言論活動を続けてまいりました。
 しかしここ数年、部数低迷に直面し、試行錯誤の過程において編集上の無理が生じ、
 企画の厳密な吟味や十分な原稿チェックがおろそかになっていたことは否めません。
 その結果、「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現」を掲載してしまいました。
 このような事態を招いたことについてお詫び致します。
 会社として十分な編集体制を整備しないまま「新潮45」の刊行を続けてきたことに対して、
 深い反省の思いを込めて、このたび休刊を決断しました。
 これまでご支援・ご協力いただいた読者や関係者の方々には感謝の気持ちと、
 申し訳ないという思いしかありません。
 今後は社内の編集体制をいま一度見直し、信頼に値する出版活動をしていく所存です。


そりゃあ、あんなアホな特集を続けてやったんだからけしからん、休刊は当たり前、
との声も多いようですが、自分はそうは思いませんでした。

むしろ、ミオセンセーの寄稿を掲載し、その擁護を続けてやってのけたのですから、
その路線その市場でやっていく方向性だってあったんじゃないかという。

こういうヘイトというか何らかの対象を差別・侮蔑する書籍なんて、
他にもたくさんあるのですから、新潮45が特別ってワケではないです。

でもま、社内からも反発の動きが表面に出てきてしまいましたし、社会的にも大問題化し、
会社の評価を損ねてきてしまいましたのでね、仕方ありませんかね。


ところで上記の新潮社の文面によると、なんですかつまり、「売らんかな」で、

 「あまりに常識を逸脱した偏見と認識不足に満ちた表現」

に走ったと、ソレを認めたってことですかね。

過激な掲載内容は商売のためで本心ではなかったんですけど出版不況が悪いんです、
そんなカンジなのでしょうか。

で、反省したので休刊しますってことは、

 なかったことにしよう

と、いうことですかね。
どうなんでしょうか。

根本の、なんであんな言論と呼べない言論に荷担してしまったのか、
今ひとつソレを明らかにすることなく休刊で有耶無耶するというのはひょっとして、
要は、ミオセンセーの寄稿や彼女の擁護や批判への反論はつまり、

 アベちゃんの代弁だったから、

ってことだったのではないかと思うのですが。
どうなんでしょうか。

だってミオセンセーなんかはまさにそうでしょう、
アベちゃんや櫻井よしこのバックアップも厚い、アベちゃんの代弁者。

だから新潮45も強気でイケる部分もあったんじゃないかと。
自分の妄想でしかないですがね。


さて、もう一つの大きなニュースは四国電力・伊方原発の再稼働容認です。
広島高裁が運転差し止めの仮処分を取り消したのです。


 伊方原発再稼働を容認 広島高裁、差し止め取り消し

 四国電力伊方原子力発電所3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを命じた
 2017年12月の仮処分決定を巡り、広島高裁(三木昌之裁判長)は25日、
 四国電の異議申し立てを認め、再稼働を容認する決定をした。
 東京電力福島第1原発事故後、高裁レベルで初めて差し止めを命じた決定が取り消されたことで、
 四国電は伊方原発の運転再開に向けた準備を進める。

 広島高裁の野々上友之裁判長(当時)は昨年12月の決定で「阿蘇山が過去最大規模の噴火をした場合、
 火砕流が敷地に到達する可能性が小さいとはいえず、伊方原発の立地は不適」と指摘。
 広島地裁で差し止め訴訟が係争中であることも考慮し、差し止め期限を18年9月末とした。

 今回の異議審で四国電は「過去最大規模の噴火時でも火砕流は原発の地点に到達していない」
 「3号機の運用期間中に巨大噴火がある可能性は低い」と主張。
 住民側は「火砕流が絶対に到達していないとはいえず、火山の長期予測の手法も確立していない」
 などと反論していた。

 3号機は15年7月、原子力規制委員会が福島第1原発事故後に定めた新規制基準に基づく審査に合格。
 16年8月に再稼働し、17年10月から定期検査に入ったが、同年12月の仮処分決定を受け、
 運転を停止している。四国電は9月中をめどに、運転再開に向けた具体的なスケジュールを決める方針。

 ただ、大分地裁で28日に、3号機運転差し止めの是非を巡る仮処分決定が出る予定。
 差し止めが認められれば、運転再開に向けた動きは再びストップする。

 広島高裁の昨年の仮処分決定が18年9月末とした運転差し止め期限の延長を求めた
 仮処分の申し立ては広島地裁で結審しており、近く決定が出る見込み。

 松山地裁での差し止め却下決定を受けた高松高裁の即時抗告審と、
 山口地裁岩国支部への申し立ては審理が続いている。


まーだこんな判断するんですね原発ムラは。
巨大噴火の可能性は低いとか原発は安全とか、希望的観測なだけです。

まあ、阿蘇山が大噴火したら伊方原発がヤバいのか、という点については、
さすがに自分も無理があるんじゃないかとは思うところなんですが、
火山以外にもたくさんのリスクがあるってことを日本はこの数年間で、
さんざん思い知ったんじゃないかと、「想定外」はいくらでもあるんだと。

ですので、原発が必要なんていう考え自体もっての他というのはある一方、
反対する側も火山がどうとか地層がどうとか地域ごとの特性なんかより、
原発そのものの不合理性、理不尽さでもって戦えばいいと思うのですよね。

それこそ、全国原発立地地域が一体となるのです。
いわゆる政府が好きな「オールジャパン」ですよ。
なんとかできないものでしょうか。


さて、原発再稼働となると核のゴミ問題やら避難計画やら安全対策はそっちのけ、
役所や政治家、原発関連企業などの原発ムラは大喜びなんでありますが。

そんな利権の代表的存在と言えばアベちゃんです。
ということはここでも、広島高裁の伊方原発再稼働容認判断も、
アベちゃんの代弁だった、ってことではないですか!?

もちろん妄想ですが、無理矢理ですか。
そうですか。

いやでも、代弁は行き過ぎかもしれませんが、大いに関連あるように思うのですがね。


ということで、新潮45にしても伊方原発にしても、貴乃花のビッグニュースに隠れるよう、
わざと同日にぶつけて来たんじゃないかとさえ、思えてしまうのですがねえ。

 

アベちゃんの言う経済成果は統計マジックなのでは

2018-09-18 20:44:25 | 国際・政治
トランプのアメリカが各国への関税を強化したり、北朝鮮の平壌では南北首脳会談が行われたり、
シリアを巡ってロシアとトルコで非武装地帯の合意がなされたりと、
大きな動きを見せる国際情勢ですが一方、我らが日本はというと話題は、
大坂なおみや安室奈・・・じゃなかった、自民党総裁選でありますが。

ぶっちゃけ、自分的には自民党の中のことなんかどうだっていいのですけども。

でもまあ、アベちゃんはなんたって最悪ですのでね。
低知能に低知性、倫理・道徳も責任感も正義感もナシときていますから、
ソレに比べちゃ石破センセーのほうがマシかなってくらいには思いますけども、
別に自分は石破センセーを買っているワケでもありませんしね。

んで、テレビ等でアベちゃんと石破センセーの討論も行われているようですけども、
別に見ちゃいないのですが、アベちゃんの凶人っぷりを晒すコトになっているようですね。

えーナニナニ、例えばこんなこと言ったんですって?

 「拉致問題を解決できるのはアベ政権だけとは言ってない、家族会が言ったのは承知している」

マジ?
ココ、家族会は猛烈に怒るトコロですよねえ?
拉致問題を解決できなくても、自分は言ってないんだから責任ないもんね、ってことでしょう?

さらに、

 「TPP断固反対とは言ってない」

 「トリクルダウンとは言っていない」

ですって?
いやー、恐れ入りました。

やりますよー!と勇ましく言っていたことをことごとく否定、
つまり決意表明して約束したかのようだったのに、
成果がなくてもアベちゃんの責任はナニもないと逃げてると。

よく、平気で言えるモノですね。
こういうことを、平気で言えることこそが、アベちゃんの強みなのでありますが。

こんな「言ってない」詐欺ばかりで、ナニもやってないってことじゃないですか。
アベちゃん支持者はどこぞの国は信用できない、って言うのですけども、
こんな発言オンパレードの政治家は信用できるってんですから不思議なものです。


そして、

 「森友疑獄は妻が関係した」

って言っちゃったらしいじゃないですか。
なんでココでメディアはツッコミ入れないのでしょうねえ。
この認識だけで総理も議員も辞める筈なんですけどねえ。


挙げ句の果てに、友達とはいえ加計理事長とのゴルフは控えるべきだったのでは、
とのキャスターからの質問には、

 「ゴルフに対する偏見だ、テニスや将棋ならいいのか」

と半ギレだったんだそうで。
凄いですねえ。

その反論、そういうことじゃねえよと、普通の人ならわかると思うのですが、
わかっててワザとはぐらかすために煙を巻いているのか、
わかってないまま本気で言ってるのか、まるでわかりません。

前者ならたいしたもんですが、アベちゃんならおそらく後者なのでしょうね。

しかしまあ、ゴルフに対する偏見、って。。
アベちゃんのゴルフ偏愛だけはわかりました。


あーソレからそのうち、こんなことも口走るようになるでしょうね。

 「物価上昇2%を達成するとは言っていない」

 「待機児童を0にするとは言っていない」

 「消えた年金を最後の一人までお支払いするとは言っていない」


さて、ウソと言えば政府も、最近の統計の算出に問題があるのではないかと疑われておりますね。


 統計所得、過大に上昇 政府の手法変更が影響 専門家からは批判も

 政府の所得関連統計の作成手法が今年に入って見直され、
 統計上の所得が高めに出ていることが西日本新聞の取材で分かった。
 調査対象となる事業所群を新たな手法で入れ替えるなどした結果、
 従業員に支払われる現金給与総額の前年比増加率が大きすぎる状態が続いている。
 補正調整もされていない。景気の重要な判断材料となる統計の誤差は、
 デフレ脱却を目指す安倍政権の景気判断の甘さにつながる恐れがある。
 専門家からは批判が出ており、統計の妥当性が問われそうだ。

 高めになっているのは、最も代表的な賃金関連統計として知られる「毎月勤労統計調査」。
 厚生労働省が全国約3万3千の事業所から賃金や労働時間などのデータを得てまとめている。
 1月に新たな作成手法を採用し、調査対象の半数弱を入れ替えるなどした。

 その結果、今年に入っての「現金給与総額」の前年比増加率は
 1月1・2%▽2月1・0%▽3月2・0%▽4月0・6%▽5月2・1%▽6月3・3%-を記録。
 いずれも2017年平均の0・4%を大きく上回り、3月は04年11月以来の2%台、
 6月は1997年1月以来21年5カ月ぶりの高い伸び率となった。
 安倍政権の狙い通りに賃金上昇率が高まった形だ。

 しかし、調査対象の入れ替えとならなかった半数強の事業所だけで集計した「参考値」の前年比増加率は、
 1月0・3%▽2月0・9%▽3月1・2%▽4月0・4%▽5月0・3%▽6月1・3%-と
 公式統計を大きく下回る月が目立つ。
 手法見直しで、計算の方法を変更したことも誤差が生じる要因とみられる。

 誤差に対しては、経済分析で統計を扱うエコノミストからも疑義が相次いでいる。
 大和総研の小林俊介氏は「統計ほど賃金は増えていないと考えられ、
 統計の信頼性を疑わざるを得ない。報道や世論もミスリードしかねない」と指摘。
 手法見直し前は誤差が補正調整されていたことに触れ
 「大きな誤差がある以上、今回も補正調整すべきだ」と訴える。

 厚労省によると、作成手法の見直しは調査の精度向上などを目的に実施した。
 調査対象の入れ替えは無作為に抽出している。見直しの影響で増加率が
 0・8ポイント程度上振れしたと分析するが、参考値を公表していることなどを理由に
 「補正や手法見直しは考えていない」(担当者)としている。


アベちゃん政権になってから算出手法を見直した統計ってのはいくつかありますが、
こんなふうにアベちゃん政権が成果を強調するのに都合良くなっているワケです。

ナニかにつけアベちゃんは経済面での成果をアピールしますが、
こうした統計マジックのおかげ、ってことですね。

いやむしろ、アベちゃんの意に沿うように算出手法が変えられているのでしょう。

政府やメディアは景気がいいとは言ってるけど自身の実感はない、
という方はたくさんいると思いますが、その実感は間違ってないのですよ。


さらに、西日本新聞からこんな記事。


 所得統計、内閣府も過大に算出? 厚労省の上振れ数値使う

 政府の所得関連の統計に今年に入って高めの数値が出ている問題で、
 内閣府が作成する統計「雇用者報酬」も過大に推計されている可能性が高いことが12日、
 西日本新聞の取材で分かった。
 高めの数値を示している厚生労働省の統計を基に算出しているため、上振れしているとみられる。
 内閣府は、厚労省の統計数値が過大になっている可能性を認識しながら推計を続けていたとみられ
 「今後の対応を検討中」としている。

 雇用者報酬は賃金の動きを示す重要統計の一つで、
 四半期ごとに国内総生産(GDP)と同時に公表される。
 今年に入っての前年同期比増加率(名目ベース)は1~3月期が3・1%と、
 1997年4~6月期以来の高水準を記録。
 4~6月期は4・1%と、現行の統計が始まった94年1~3月期以降で最大の伸び率となった。
 いずれも2017年平均の1・9%を大きく上回り、
 賃上げでデフレ脱却を目指す安倍政権にとって歓迎すべき結果となっている。

 ただ、この増加率は、今年1月の作成手法見直しで所得指標が
 高めに出るようになった厚労省の毎月勤労統計を用いてはじいている。
 内閣府は1月以降も、同統計の誤差を考慮することなく通常通りの算出方法を続けているといい、
 推計が大きくなりすぎていることが想定される。

 内閣府の担当者は取材に対し
 「毎月勤労統計の上振れにより、雇用者報酬も上振れする可能性があると認識している」と
 問題意識があることを認めた上で
 「詳細な情報が必要なので、厚労省と相談しながら対応を検討している」と説明した。

 経済分析の専門家も、厚労省統計の高めの数値が他の統計に連鎖する事態を憂慮している。
 ニッセイ基礎研究所の斎藤太郎経済調査室長は
 「雇用者報酬も実勢より上振れしていると考えられ、所得関連統計の信頼性が問われている」と指摘。
 「基となる統計が上振れしているのでやむを得ない面はあるが、
 内閣府は厚労省の協力を得て推計値を見直すべきだ」と訴えている。
 (後略)


もう、算出手法の見直しかナニか知りませんが、ここまで来ると改ざんでしょ。
要は、アベちゃん政権の政策がいかにも功を奏しているかのように見せかけるだけの、インチキ。

アベちゃんの言う経済的成果はインチキが根拠だったのです。
その成果の実感がないという庶民の感覚の方が正しかったのですが、インチキで誤魔化していたのです。

森友学園疑獄・加計学園疑獄関連の改ざん・隠ぺいをはじめ、今の政権はこんなことだらけですが、
それでもアベちゃん政権は支持されるのでしょうか。

あ、まあ、ウソでも見かけだけでも成果あると言われた方が幸せ、
って心理は国民にあるのかもしれませんがねえ。

「日本凄い!」みたいなテレビ番組が人気なのはそういうことですし。

 

アップルの新製品発表イベントにはもう、ときめかない

2018-09-14 22:17:18 | Mac,ガジェット


 
12日の深夜にアップルの新製品発表イベントが行われたのですが。

昔は自分もアップルのイベントを追っかけて、
そのインプレッションをブログにポストしたりしてましたが、
もう最近はそうしたこともめっきり減りましたね。

理由は、世間体で言うともはやアップルの発表に驚きがないということであり、
自分的に言うとアップルの製品は成熟しきってしまって、変化の余地がなくなった、
どの新製品も現製品の延長戦上にあるに過ぎず、興味を引かなくなってしまったのです。

社会的な注目も低下してますよね。
いろいろイベント前に次はどんな製品だとリークされますが、盛り上がりには欠けます。

今回が残念だったのは、発表されたのがiPhoneとApple Watchだけにとどまり、
iPadやMacの新製品、新サービスがなかったことです。

コレだけの発表で、果たしてイベントを開催するほどの意味があったのかと、
疑問に思わざるを得ないほどです。

特に自分としては、かすかな噂がされていたMac miniの新製品を待っていたのですが、
まぁコレも現製品の延長線上だったとしても、コレだけは期待していたのですが、
残念ながら発表はありませんでした。

ということで、とても体温が低いながらも、今回発表された商品を眺めてみることにします。
あ、体温低いカンジで見ていきますので、盛り上がりませんので予め。




 
まずはiPhoneのフラッグシップ、iPhone XS と iPhone XR。
XSは「テンエス」、XRは「テンアール」と読みます。つうか読めないでしょコレ。ねえ?
iPhone X(テン)の後継機種だからとはいえねえ。

「S」はこれまでもよく、iPhoneの型番の数字の後につけられるケースがありましたので、
XSってネーミングはそんなもんだろうと思いますが、「R」はなんでしょうね?

ソレで言うと「S」もなんなのよ?ってハナシですが、
初期のiPhoneで「S」は「スピード」ってことになってましたので、その名残かもしれませんが、
「R」は唐突でしたね。特に説明もされてないようですが。

アレですかね、XRは下位機種のようですのでアルファベット順で言うと
「S」の一つ手前が「R」、そんなことなのでしょうか。


ソレはいいとして、XSは3色展開で画面サイズは5.8インチに
6.5インチの iPhone XS Max (マックス。。。)をそろえます。
ディスプレイは有機ELでHDR再生に対応したことが大きな進化でしょうか。

XRは「Liquid Retina」と呼ばれる6.1インチ液晶ディスプレイで6色展開。
CPUはXSと同様A12に従来機種から進化してますが、
カメラのレンズはXSのデュアルに対しシングルとなっています。

まあ、確かに従来機種に比べればディスプレイも処理能力もカメラも進化してますが、
逆にそこまで、っていう印象しかありません。

そのレベルでは、使用しているiPhone 6から新機種へ変更する欲求が湧きません。
もともとiPhoneで写真を撮ることも少ないですし(デジカメで撮ります)、
動画を見たりすることも少ないのでね。

でもま、さすがにバッテリーの減りも速くなってきたみたいですし、
防滴機能はあったほうがいいということもあって、
いい機種があれば検討しようとは思っていたのですが、スルーですねえ。


iPhone Xといえば従来製品からディスプレイのデザインが大きく変わり、
ホームボタンをなくしほぼ全面が画面となり、本体の割に表示サイズは大きくなりました。
ただしセンサーとカメラを避けるノッチと呼ばれる画面の切り抜き部分ができてしまいます。

画面サイズが大きくなるのに超したことはないのでしょうが。
自分はこの「ノッチ」が嫌いなんですよ。

やっぱり画面は潔く四角形にして、無理矢理な切り抜き画面なんかやめてほしいのです。
そこに合理性があるとは思えなくて、どうしても気になってしまうのです。

ホームボタンを無くしたことで身体認証はFace IDだけになりましたが、
他メーカーのように指紋認証ディスプレイにはできなかったものでしょうか。


そして、イヤホンジャックがない、これもネガティブです。
ですが、もうiPhoneには搭載されないのでしょうねえ。

自分が無線イヤホンがイヤなのはそもそもが、むやみに無線デバイスを増やしたくないのですよ。
なーんか、自分の周りにやたら得体の知れない電波が飛ぶのが気持ち悪いのです。

いや、今どきソレはまだいいんですよ。
そんなことより、充電しなきゃいけないデバイスを増やしたくないのです。面倒じゃないですか?

なーんて言うと、有線のイヤホンを持ち歩く方が面倒じゃね?
と言われてしまうのですが、まあ今どきそんなものなのでしょうかねえ。。

無線イヤホンで音を聞きながら映像見てる人は多いと思いますけど、
アレって、Bluetoothで音の遅延ってないのですか?そういうことも気になります。

ナニより、バッテリーを積んだデバイスを耳に突っ込む、もしくは密着させることが怖くてできません。
万が一、発熱したり膨張したり最悪は爆発したらとか、考えないのでしょうか。
自分はまっぴらゴメンです。

さらに、今まで何本もの有線のイヤホン・ヘッドホンを所有している自分としては、
その資産を損ねたくない、ってのもあります。貧乏根性ですみませんね。


あーソレと基本的に、どの機種もデカいし、高い!
iPhone 6でさえちとデカいと思ってるのに、更に大きい機種を選ぶ気になどなりません。

そんなこんなで、新型iPhoneは今回もスルーです。
iPhone 6, 7と同等サイズでイヤホンジャック付きなら考えてやってもいいんですがね。

 


 
Apple Watch は新型の Series 4 が発表されました。

自分は最初に触ったコンピュータがMacで、それ以来はなんでもアップル製品となってしまい、
以前は自分に必要ないと考えていたiPadもApple TVも今では所有しているというのに、
アップル製品でApple Watchだけは所有してないのですよ。

なので、この製品のことはよくわかりませんし、あまり興味もありません。

記事などを見てるとこの新製品も、ディスプレイや処理能力が進化してるのはわかりますが、
そもそもApple Watchの、手首に着けてこそ有効な存在価値ってのが、未だにピンと来ないのです。

腕時計として見れば、普段使いの時計としてはいわゆる腕時計のほうがいいワケで、
Apple Watchを着ける理由としては、他の理由があるワケですよね。ソレがナニかというと?

メールやSNSの着信を見たい?
Apple Payなどで手首で支払いを済ませたい?

まあ、Apple Watchならではの機能というと、ヘルスやスポーツになるのでしょうかねえ。
でも自分的には、あまり、というか全くその分野には興味がありません。

あと、デバイスというかガジェットとしては腕時計が大好きなので、
やっぱり自分の手首に腕時計の代替になる製品ではないのですよ。

そしてiPhoneのところでも言いましたが、バッテリー搭載のデバイスを、
身体に密着させることは避けたいんですからね。


ってなことで、自分的にはときめかないアップルの新製品発表イベントでありました。

Mac miniとMacBook Airのアップデートは待ってるんですけどねえ、マジで。
あと、もっと小型でイヤホンジャック付きのiPhoneですね。

 

ロシアで晒された、アベちゃんこそが国難

2018-09-13 21:32:03 | 国際・政治
北海道の大地震もようやく停電は解消されてきたようですが、
まだまだ水道に道路、倒壊した住居などの復旧には相当の時間がかかりそうです。

台風21号によって関西も甚大な被害を受けたばかりですし、
これだけ大きな災害が同時に起きてしまうとは、
コレこそまさに、まさに、ソレはもう、いわば、「国難」って状態だと思うのですが、
日本の「先頭に立って」「陣頭指揮をとる」我らがアベちゃんは、ロシアに外遊だそうですね。


で、そのウラジオストクで行われている東方経済フォーラムでプーチン大統領が、

 「日露平和条約を締結しよう、前提条件ナシでだ」

と、突然アドリブ的に提案を口にしたことが話題となってますね。

日本とロシアとの間で平和条約を結ぶとしたら、
日本的には北方領土問題の解決を前提にしているワケですから、
とても呑める提案でないことは、官房長官の管センセーが答弁している通りです。

しかし、このプーチンさんの発言の直前にアベちゃんが平和条約に関して、

 「今やらないで、いつやるのか。今でしょ」

なんて言っているのですよね。
そこからプーチンさんのアドリブが誘引されたのだろうと推測されます。


しかしこのアベちゃんのスピーチは軽率だったんじゃないかと思いますよ。

だってアベちゃん的には北方領土問題解決が先だから日露平和条約締結なんて、
まず簡単にできるわけがないと踏んだ上で、わざわざプーチンさんのいるところで
こう発言できたってものです。

つまり、できるワケがないことを、日本はヤル気ありますよ、ロシアとの関係進展に前向きですよ、
との姿勢を見せつけようとした、ただのパフォーマンスだったワケです。

そんなスピーチだけでその場はやり過ごせるだろうとアベちゃんは思ったのでしょうが、
日本の浅はかさをプーチンさんは瞬時に見抜いたのでしょう、
そして、カチンと来たに違いありません。

で、じゃあ前提条件抜きで平和条約締結しようではないか、
今とは言わないが年末までにだ、との提案になったワケです。

まあコレも当然、日本的には北方領土問題前提だし時間的にも難しいとわかった上で、
更にアベちゃんがこのとっさの提案に反応できないことも計算した上での、
プーチンさんの切り返しだったに違いありません。

事実アベちゃんは、ここで返答もできず、ただ薄笑いで誤魔化しているだけでした。
コレまた、みっともない姿をさらしてしまったもんですねえ。

ま、政治的信念も哲学もない、思考もできない、ただ原稿を読むだけの政治家ですから。


さあて、この提案に対して日本政府はどうしますかねえ。

プーチンさんは、

 「思いつきだったけどジョークではない」

と言ってるワケですから、ほったらかしにはできないでしょう。

もちろん日本としては北方領土問題ありきではありますが、
「今やらないでいつやるの」と言ったのはアベちゃんのほうですし、
以前にも北方領土はじめロシアとの課題は「私達の世代で解決する」って言ってるんですから。


しかし、どんなシナリオが描けるんですかねえ、しかも年末までですよ?
ただでさえ国難だってのに、まあた新たな国難をしょいこんでしまったんじゃないですか。

「お前が国難」は、マジだったってことですよ。