コロナ禍でありながらヨーロッパで絶賛開催中のサッカーのヨーロッパ選手権・EURO2020、
グループリーグが終わりトーナメントの1回戦が行われていまして、なかなか好ゲームが続いているようです。
いや、自分も前回開催まではWOWOWで観ていたのですが、
既に解約したものですから、今回は全く観れてないのですけども、
ゲーム内容の評判を聞いていると、非常に観たい気持ちに駆られますし、
WOWOW再加入しておけばよかったかな、なんて気にもなってしまいますね。
で、日本時間の29日早朝に行われた優勝候補・フランスとスイスのゲームが凄かったらしく、
宣誓したスイスが後半に逆転され1-3とリードを許したものの、試合終了間際に同点に追いつき、
延長戦に入るも決着はつかずPK戦へ突入、両チームとも全員PKを成功させていく中で、
フランス5人目のキッカー、エムバペのキックが相手GKに防がれ、スイスが勝利となった試合。
ここでネットでささやかな話題になったのが、延長戦が終わってPK戦に入る直前、
スイスのキャプテン、ジャカがコカコーラをぐびぐび飲んでいたという。
先日はポルトガルのクリスチアーノ・ロナウドが記者会見で、
席に置いてあったコカコーラを邪魔そうにどかして話題になったことを書きましたが、
ジャカ選手もまた大喜利に参加したのでしょうか。
いやでも、いくらなんでもトップアスリートが、試合の最中にスポドリや水以外の、
ましてや、いくらスポンサーさんの商品だからといって、砂糖水を飲むとか初めて観ましたよ。
まあねえ、サッカーという激しいスポーツで120分戦った後ですから、
たまには甘い物、糖分の補給でもしたくなるのでしょうか。
そういうこともあるのかもしれませんが、よくベンチにコカコーラなんて置いてありましたねえ。
でもコレでスイスがPK戦で勝てたのですから今後、試合中のコーラも見直されるかもしれません。
そんなこんなで好ゲームが続いて盛り上がっているEURO2020ですが、
ヨーロッパでは新コロワクチン接種が進んでいることもあってスタジアムには観客が入っています。
ところが、サンクトペテルブルグで行われた試合を観戦したフィンランドのサポーター、
帰国後の検査で約300人が新コロ陽性ということが判明しました。
まさにスタジアム感染、、、
いや、スタジアム観戦中の感染なのか、移動中か街中での行動で感染したのか、
詳しくはわかりませんけども、今のところ全ての経路が疑われるでしょう。
それに、今回の陽性者にはワクチン接種済みのヒトはどの程度いたのでしょうかね。
合わせて気になるトコロであります。
そして、こうしたEURO2020に絡む新コロ感染は、今後も起こりうる懸念がありますが、
さて感染対策や観客動員等は見直しなどされるのでしょうか。
そして、世界で最もワクチン接種が進んでいる国の一つがイギリスですが、
そのイギリスでなぜか感染が再拡大しているとニュースになっていますけども、
イギリスでもEURO2020が開催されているのですよね。。
国境を越えた人流が大いに促進されてますし、やっとこさ不自由な行動制限から解放されて、
さらにスポーツの場で気分も高揚しちゃってますから、そりゃあ盛り上がるってモノです。
感染再拡大という火に油を注いでる状況だったりしないのでしょうか。
南米で開催されている、やはりサッカーの南米選手権でも、
多くの新コロ陽性が確認されていますし、まあ、こうなりますよねえ、という。
じゃあ東京オリンピック・パラリンピックだってそうなりかねない、との見方はもちろんですが、
一方で、ソレでもサッカーはヨーロッパでも南米でもやってんだからオリンピックもやれ、
みたいなハナシにはなっちゃうのでしょう。
IOCだけじゃなく、日本側も感染拡大の責任など取るつもりはなさそうですから、
このまま脳天気に開催されるのですよ。
感染対策なんてやろうとしたところでやるコト多すぎて、全ておざなりになりそうです。
まあ、そういうもんだと思うのですよ。
諦めではないですが、そう割り切りしないとオリンピック開催なんてできないのです。
ですけど、組織委員会も都も政府もそうとは言えないからなんとなく誤魔化してばかりですけど、
感染対策するようで結局はなし崩しってのが実態でしょう。
日本では新コロ感染拡大によってオリンピック中止を求める声があがりましたが、
中止を求めるなら8年前でしたよね。遅いのです。
東日本大震災の傷もまだ全然癒えていないのに、政府や都やオリンピックムラと一緒になって、
脳天気にオリンピック招致を喜ぶべきではなかったのです。
反対するのが遅いのです。