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サクラばかりに気を取られて他のニュースはほったらかしになる今日この頃、
みなさん、お花見はされましたでしょうか。
首都圏でも先週末の暖かさで急に桜の開花が進行しましたので、
早速お花見に出かけた人も多かったでしょう。
しかし、ただつらつらと花を見歩くだけならまだしも、
樹の下で宴会とかなると、どうなんですかね、寒くありませんか。
子供の時分ならまだしも、大人だとビールとか呑んじゃうワケでしょう。
寒いと思うんですけど、なんでまた寒いってのに樹の下でわざわざ
宴会なんてしちゃうんでしょうかね。
今日の首都圏は気温が23度くらいになったということで、
ま、それくらいであれば外でビールもいいのですけど、
だいたい花見の宴会って寒い印象があるのですけど。
自分は東北出身なんですけれど、田舎ではたまにサクラが開花してから
季節外れの寒波で雪が降ることがあるんですよ。
そうすっと桜の花に雪が積もったりしましてね、あれは情緒良いですね。
その景色を見ながらの酒ってのはまたオツなモノでしてね、いや堪りません。
って、なあんだ、やっぱり自分も普通に寒くても花見宴会するクチでしたか。
さて、花見のタイミングを逃すまいと多くの国民が気もそぞろでして、
ニュースなんかほったらかしと思いきや、27日のテレビ朝日、
報道ステーションでの古館キャスターと元経産省官僚の古賀氏とのやりとりが
話題になっているようですね。
その内容については多くの人が知るところでしょうからここでは触れませんが、
自分もリアルタイムで見ていまして、まあ緊張感あるなというカンジでしたが、
でも、こんなに後で取り上げられるほどのことかというと疑問でもありまして。
上からの指示や意向に則って粛々と予定調和で進行するだけより、
報道番組たるもの、これくらいの緊張や意見の戦いがあったって、ねえ。
ま、古館キャスターと古賀氏のソレは、
ニュースの内容を逸脱しちゃった感はありましたけどもね。
でも、ナニがそんなに興味をそそるのでしょう。
やっぱりアレですか。
生放送中の丁々発止ってことで放送事故めいたハプニング感、それとも、
これまで仲良くやってきたキャスターとコメンテーターとの内輪もめ感、
はたまた古賀氏が3月で番組コメンテーターを降ろされる裏側の暴露、
そういったものが通常の放送にふさわしくない絵として映ったのでしょうか。
もしくは、古賀氏が反アベちゃん政権の態度をあからさまにすることで、
官邸からもうバッシングを受け、番組プロデューサーも更迭されたとの暴露、
それが予想しうるものだったとは言えショッキングだったか、
あるいはこれら一連の古賀氏の発言に誤りでもあったのか。
はたまた、我らがアベちゃんへの批判、
「I am not ABE」
への反発であったのか。
まぁとにかく、一部の右寄りな方々にとっては、
左翼メディアである朝日新聞系のテレビ局と番組をバッシングするのに、
ちょうどいいネタが降ってきたカンジなんでしょうかね。
テレビ朝日に古館プロジェクト、または古館キャスター本人に古賀氏も含め、
誰がいい悪いとか、いろんな考えや見方があるでしょうけども、
それについての自分の評価は置いておきましょう。
間違ってならないのは、こうしたことにつけ込んで、
報道番組の自立性を制限する動きに、言論弾圧にならないことです。
古賀氏の発言で言論に圧力をかけたと名指しされた、
ミスター「粛々」官房長官の菅センセーは、
「事実に反して不適切」などのコメントを出しましたが、
事実に反しているなら、ま、古賀氏に訂正を求めるのはいいでしょう。
ただ、以下のコメントはどうなんですかね。
放送法という法律がありますので、まずテレビ局がどのような対応を
されるかということをしばらく見守っていきたいという風に思います。
これ、報道機関への圧力ですよね。
監視してるから変な報道したら許さねえ的な。
だから、こういう政府の姿勢を許しちゃいけないんですよ。
で、まあ、権力を監視すべきメディアはメディアで政権にひれ伏しちゃってますし、
国民は国民で左翼系メディアが滑った転んだと笑って見てるだけではねえ。