Do you remember rock'n' roll radio?

Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

アップルストアで new Mac に触る

2009-10-29 23:42:09 | Mac,ガジェット
今、自分のメインのマシンが iMac G5 なんですよ。
でも、Mac OS 10.6 が Power PC のサポートを打ち切るってことで、早めにIntel Macに買い替えようかな、って考えていたんですね。で、そのタイミングを見計らっていたところ、先週、新しいMacのラインアップが発表されました。

しかし、Windows 7の発売直前に発表するなんて意地悪ですね、アップルも。
ま、それはそれでWindowsは好調みたいですが。

そんなわけで、新しい Macを見てみようと、ちょうど仕事がヒマだったので仕事の合間に会社の近くのアップルストアに行ってみました。
平日の昼間だというのになかなか込んでましたね。特にiPodやiPhoneよりもMac関連が。ニューモデルが発表されて間もないですしね。

さて、触ってみてそれぞれのモデルの感想は、

・iMac



画面が16:10から16:9になったんですね。アップルマークのあるあごの部分がスリムになって、見た目にはいい感じです。スペック的にも上々で、これでこの値段なら文句なしです。27インチはさすがに家庭ではデカいきがしますが。。 デモ機の本体上部がすごく熱かったのが気になったけど、常時いじられてるんだからしょうがないか。


・Mac mini



実は、次にMacを買うとしたら、ターゲットはコイツなんですよ。どーも、iMacのグレアディスプレイが好きじゃないんで、miniとノングレアディスプレイと組み合わせたいんですよ。それに、一体型PCってのに抵抗もあるし。。どっかが壊れたら、丸ごとダメってことになるでしょ? 今、iMacを使っていながらナンですが。。
気になるパフォーマンスですが、体感的にはiMacと遜色なさそうですね。気にしながら比べると、確かに気持ち、iMacの方が速い感じはあるんですが、リプレイスの候補としては十分に思います。


・MacBook



今回のアップルストア訪問はコレを見に行ったようなものです。今ではAirを持っているので買うつもりはないですが、もともとiBookのポリカーボネイトの筐体が好きだったこともあり、それがユニボディになってどうなのか見てみたかったんです。アルミの筐体より扱いに気を使わなそう、ってのが魅力なんですよねえ。だから、iBookからAirに買い替えるときも白いMacBookと凄く迷ったんですが、そのときはSSDの方を選んだってわけです。

で、いいんじゃないですかね。角っぽいところが丸みがついてかわいらしさもアップしてて、鞄からの取り出しなんかもスムーズそう。ポリカーボネイトならアルミよりキズがついたときのショックはないですし(個人的な感覚では)、買うことはないけど、所有欲をそそる一品です。

一方、ゴムの底面の見た目はあまり、、汚れも傷もつきやすいみたいだし、丸見えのネジもMacらしくないなあ、なんて思ったり。ほとんど目につく箇所ではないですけど。

でも、もしMacは一台だけ持っていい、と言われたら、コレを選ぶような気がします。なんたって、この充実の内容で、10万円でお釣りがくるなんて素敵じゃ、あーりませんか。


・Magic Mouse



注目のマウスです。なんたって、物理的ボタンじゃなくて、トラックパッドのようにマルチタッチで操作するんですから! 最近のノート型Macのトラックパッドを知っている人なら、期待しますよね、これ。さあ、その使用感はっていうと、、、 ん~ 慣れてないせいか、戸惑うこと多々。意に反して、つい、クリックしちゃったりとか、思う通りに動いてくれないとか。

それは慣れれば問題ないんでしょうが、気になったのはマウス自体の重さ。乾電池が入っているだけあって重いんですよ。タッチ操作のお陰でこれまでみたいにマウスぞのものを動かす必要はこれまでよりなくなるのかもしれないけど、この重さがストレスになったりしないかなあ。


さあ、そんな感じでMac miniに物色の目を向けているんですが、、 冷静に考えれば、コストパフォーマンスを考えれば結局iMacなのかも、とは思うんですよね。ま、すぐ買い替えるワケではないので?たぶん?じっくり考えることにしますけど。。。

いや、もっと気になるモデルがあって、それが Mac mini server 。



acを2台も持っていると、サーバー使いっていうアイディアは前からあったんですけど、具体的にどうするかまでは考えられなくていたのですが、Mac miniにサーバーヴァージョンが出るとなれば! 興味をそそられないわけがありません。

と言っても、それで何をするかまでのイメージは全くついてないのですが。

週末はMacでサーバー環境構築の予備知識を得るため、その手の本でも探して読んでみようと思います。

映画「パイレーツ・ロック」を観てきたよ

2009-10-28 01:07:58 | 音楽
1966年、イギリス。UKロック絶頂期。皆が聴きたいのは、ポピュラー音楽。
BBCラジオが流すのは、1日たった45分。
そんな中、船上から24時間ロックをかける、ゴキゲンな海賊ラジオ局が現れた!
国民の大半が熱狂する、この放送をやめさせようと政府が取り締まりに動く・・・

この映画のことを知ったとき、「ハイ・フィデリティ」や「スクール・オブ・ロック」で覚えたような、音楽好きのツボを突きまくるであろう興奮を期待せざるにはいられなかった。
そして劇中にかかる音楽は60年代のUKロックが中心ときている。センスがいいにキマっている。

キンクスやストーンズ、ビーチ・ボーイズ、スキーター・デイヴィスにダスティ・スプリングフィールド等々、確かに選曲は良かった。王道過ぎる感もあるけども。ファッションやユーモアもUKらしくキマっていた。
しかし。

肝心の映画が。
このストーリーはなんなんだ。あまり小難しいことを言うつもりはないけど、テーマってものがイマイチ掴めなかった。この映画で描きたいものは何だったんだ? あのラストも、あまりにファンタジー過ぎて萎えた。

海賊ラジオ局のメンバーの、動機や使命感もよくわからない。放送を楽しむ人々の光景は所々に挿しこまれてはいるものの継ぎはぎ的で、このラジオ局がいかに庶民に大切であったかということまでは伝わらず、そういった背景の描写は足りないんじゃないかと思う。ゲームやパーティや、カールのエピソードなどいろいろ織り込まれてはいるが散漫な感じ。これでは、感情移入できない。

国民の半分が愛聴するくらい当時の人々にとって重要で、おかげで今ではたくさんの音楽専門ラジオ局があって、といったような、この海賊ラジオ局の功績とか音楽への愛を表現しようとしているのはわかるんだけど、やっぱり映画作品としては主題が曖昧なんじゃないかな。

まぁでも、海賊ラジオ局のオーナーのスーツの着こなしはマジで格好良かった。
自分もあんな風にスーツを着よう。

そして、なんと言ってもこのオーナーのセリフがサイコーだ。


「ウチのリスナーにしては、ダサい格好だな」


ワールドカップ予選に思う~ヨーロッパ編

2009-10-17 22:36:36 | フットボール・スポーツ
マスメディアなどでは、クリスティアーノ・ロナウドのポルトガルはワールドカップに出れるのか、ってなことがフィーチャーされてましたけれども、そのポルトガルはグループ2位となり、プレイオフに進出することが出来ました。まあ、確かに最もいま注目されているスターのいるチームですから、メディアが大きく取り上げるのもわかります。まだ予選突破したわけではないですが、逆にイヴラヒモヴィッチを擁するがワールドカップで見れないと、落胆しているひとも多い筈です。ポルトガルかスウェーデンかがプレイオフにも進出できない状況で最終戦を迎え、スウェーデンが涙をのむことになりましたね。

自分はスウェーデンのほうを見たかったです。イブラヒモヴィッチがいるからではなくて、スウェーデンのチームの戦い方に共感するからです。ま、もともと南欧系より英国や北欧系のサッカーの方が好みだということでもあります。特にスウェーデンは、特に華やかなプレイをするわけでないのですが、勤勉というか、規律を大切にしながらひたむきに戦い抜くという姿勢が感じられて、さわやかで見ていて気持ちのいいチームですから。ヘンリク・ラーションをもう一度見たかった、というのもあります。

わたしゃロナウドだのイブラヒモヴィッチといった派手なスタープレイヤーはワールドカップに出てほしいとか思ったりはしないんですがね。ラーションは別なんですよねえ。何と言うか、プレーがシンプルで効果的、シュートの技術は素晴らしく決定力も高く、頭も良さそうなら人もよさそう。プロフェッショナルの鑑。そんなカンジですか。

そのスウェーデンと似たおもむきを持つのがデンマークで、このグループ首位で予選突破。デンマークの特徴というとスピードのあるサイドアタッカーを活かした攻撃だと思うのですが、自分は中央にテクニカルな選手がたくさんいるサッカーより、サイドをたくさん使うサッカーが好きなんですよ。そういった意味では、スイスも面白そうじゃん、と思ったりして。

NHK-BSではスイス対イスラエルの試合をやってましたが、バルネッタ、パダリーノというエネルギッシュな両サイドはなかなか良かったと思います。このスイスが首位となったグループでプレイオフ行きを決めたのが元欧州チャンピオンのギリシャ。ギリシャは南欧に入るのかな、でも自分はギリシャ神話好きですから、このチームは応援しますよ。

グループ3では、まさか、チェコの予選敗退が決まってしまいました。スウェーデン同様ショックですね。いい選手がたくさんいるし、華麗で見ていて楽しいのチームなのですが。代わりに首位になったのが、元同胞だったスロバキアとは、いやはや。

グループ4は首位ドイツ、プレイオフの2位にロシアは順当ですかね。
グループ5の首位スペインも順当ですが2位にトルコを押しのけボスニア・ヘルツェゴビナが入りました。見たことは無いのですが、ドイツのブンデスリーガで活躍する好選手が多そうなので、個人的に注目してます。見てみたいチームです。

グループ6の首位はイングランドで2位にウクライナですか。モドリッチをはじめとした好選手を揃えているにも関わらず、クロアチアが予選敗退。これもショックです。

グループ7はセルビアが予選突破。クロアチアは惜しくも敗退しましたが、スロベニアもボスニア・・ヘルツェゴビナもプレイオフに進出してますし、旧ユーゴの国はどこも強いですね。

グループ8の首位イタリア、2位アイルランドも順当。英国圏好きとしては、アイルランドに予選突破してほしいですねえ。あのアイリッシュ魂のサッカーは、共感する日本人も多いでしょう。ギネスも好きだし。。

グループ9はオランダが楽々予選突破。どうでしょう、南アフリカというとオランダとの関係も深いですから。いよいよ、オランダがタイトルをとることもあるんじゃないかと思うのですが。


さて、文中にも書きましたが、スウェーデン・チェコ・クロアチアの敗退が個人的には残念でなりません。

プレイオフでは、是非ギリシャとアイルランドに頑張ってもらって! あとフランス、ポルトガル、ロシア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ウクライナの戦いになりますが、もう2チームはどこでもいいです。ボスニア・ヘルツェゴビナが気になってますがねえ。

ワールドカップ予選に思う~南米編

2009-10-17 22:35:24 | フットボール・スポーツ
サッカーのワールドカップ・南アフリカ大会への予選が週末から昨日にかけて各地で行われたので、それについて幾つか。

まず南米。

なんといっても、これまでふがいない戦いぶりを披露している強豪アルゼンチンですね。アウェイでウルグアイ、これまた強豪ですが、最終戦に勝って南米4位でやっとこさ出場権獲得! 出場して当たり前と思われるチームがここまで苦労したんですよねえ。ワールドカップ的にはとりあえず良かった、と胸をなでおろすサッカーファンは多いでしょう。スター選手の姿が大舞台で見れなくなるかもしれなかったわけですからね。

自分は別にアルゼンチンのファンってわけでもないのですが、やっぱりこのチームにはいてもらわないといけないのです。なぜって、、、 大会の盛り上がり、って言いますかね。アルゼンチンがいないと、ヨーロッパの強豪に対抗できるチームがブラジルだけになっちゃいますからね、実質。ヨーロッパ選手権かよ!みたいな状況ではイカンので、対抗軸となるチームがいないことにはね、ワールドカップなんですから。

しかし、アルゼンチン的にはこれでいいんでしょうか。いや、ワールドカップ出場はいいことなんですよ。でもね。これで、マラドーナ監督をクビにする機会を逸してしまったんじゃないかと。選手としてはサッカー史に残るレジェンドでアルゼンチンの英雄であるマラドーナですが、はっきり言って今回の監督としての実績はショボいもんでした。これで本戦へのストレートインを逃していたら、監督解任という選択はあり得たでしょうが、神の手のお陰なのか、なんとかプレイオフにもまわることなく、予選突破できちゃいました。

いや~ マラドーナ監督で本戦を戦うってことになるんですかね。ちょっと、この予選の戦いぶりのままだとしたら、ヨーロッパの強豪への対抗勢力にはなりがたい気がしますけど。。 だから自分的には、ここで5位でプレイオフにまわることになって、ストレートインできなかった責任でマラドーナ監督解任、ってのがアルゼンチンにとっていいシナリオだったんじゃないかと思うんですがね。プレイオフでは当たるのはメキシコ・アメリカ以外の北中米のチームですから、勝つ確率も高いと思うのでね、監督交代して、そうなったほうが良かったかなあと。ま、そのプレイオフに勝てる保証があるわけじゃありませんが。最終戦でプレイオフ出場権さえ逃してしまう可能性もあったわけですし。

うーむ。
マラドーナが解任されるとしたらスキャンダルとか、または健康問題かなにかで辞任とか。いや別に、マラドーナが嫌いなわけじゃなくて、アルゼンチンが強豪たる成績を残すためには、監督がマラドーナでは役不足のため、アルゼンチンの成績不振を招き、そのために大会が盛り上がりに欠けてしまうことを怖れているのであって。アルゼンチンのファンも世界のサッカーファンも同じだと思うのですけれど。

というわけで、アルゼンチンの監督はマラドーナでいいのか!? が心配な南米予選でありました。

南米、いやアルゼンチンだけで長くなってしまったので、他の地域の予選についてはまた後日。

前原センセー 頑張ってるジャン

2009-10-15 01:06:49 | 国際・政治
前原国交相が大阪府ヤンキー弁護士知事と会談したときに発言した「羽田ハブ空港」が波紋を呼んでいるようでありますね。

少なくない国民のみなさんも感じておられるでしょうが、羽田を日本のハブ空港にするってのは、至極まっとうで良いアイディアだと自分は思いますけど。逆に、今まで何で議論がされなかったのか、そのほうが不思議ですよ。

それを、「聞いてない!」「成田空港のために流れた血をどう思ってるのか」っていう、成田空港地元の首長さんたちの反応は、少々過敏な印象がありますね。

だいたい、なんで日本にハブ空港がないのかなんて昔から言われてきたのに、滑走路の拡張も難しい、夜間の発着もできない成田が、その座につくことなんてなかったわけでしょう。なのに、羽田をハブにって言った瞬間、成田の立場はどーなるんだー、なんて言えたもんじゃないと思うのですけれど。

いや、まあ、首長さんたちの気持ちもわかるのですよ。空港周辺の業務に関連する産業と労働者を抱えているわけですからね。それが何の前触れもなく、羽田をハブ空港にするから、成田はもう使わないかもねー、なんていうふうにあの発言が聞こえることもあるでしょう。

でもねえ、来年の秋になって羽田の新滑走路が完成して、24時間体制になった、国際化したら、相対的に成田の存在感が薄れるのは必然でしょう。そして、羽田のハブ空港化ってのは、当然わき起こるテーマですよ。旅客だって貨物だって、成田より羽田を優先させたくなる。その時点までのほほんとしてたら、それこそ成田空港はヤバいってもんです。

羽田空港に滑走路が増え、24時間化し、国際化もし、ハブ空港として機能させる。これはいつか誰かが表明しなきゃいけなかったんですよ。いままで誰も口にしなかったことを前原センセーが言ったんです。ま、それが彼が考える最も適当なタイミングであったか、または偶発的なものだったかはわかりませんがね。

もちろん、成田空港の関係者には気の毒な側面もありますし、これからは実際どうするんだとか羽田空港にアクセスするトラフィックの拡充・整備なども課題になるでしょうが、この前原センセーの方向性は間違ってないと思います。が、やはり、さすがに事前に多少の地ならしは必要だったかもしれないですねえ。意思決定とまではいかないけれど、閣僚の発言に至るまでのプロセスが手際よくないというか、このへんは前原センセー、ちょっとまだ青いですかね。

ただ、事前に根回しと言ってもねえ、成田や千葉の関係者は猛烈に反対して認めないだろうし。そのうえで発言したら、それはそれで地方無視だって非難するだろうし。

何より、羽田のハブ空港化を本格的に議論することができるようになったんです。このままいい方向に進んでほしいもんです。千葉県青春知事も、笑顔で大臣との会談を終えたようでありますし。一方で無駄な空港もたくさんあるみたいですが。いやいや、これで同時にどんどん自民党政権下の航空行政のいい加減さってのが露になってくるといいんですがね。JAL問題も含めてね。


それにしても前原センセー。
あの、代表辞任の引き金となった偽メール問題のときは、このひと大丈夫かって思いましたけどね。この度の内閣では、党内のパワーバランスもあるんでしょうが、閣僚入りなんてしちゃって。しかも国交省っていうタフな持ち場で、そのうちすぐ潰されるんじゃないかと思ってましたが。

八ツ場ダムの件も含め、方向性には同意しますんで応援したいですね。反発も抵抗も批判も出てくるでしょうが、このまま頑張ってほしいです。JALについてはちょっと甘い感じもしますが、さすがに政府が官営航空会社は潰せないですかねえ。

ただ不安なのは、ちょっと今、目立ち過ぎかなあ、と。
既得権益側から大きな圧力がかかってもおかしくないでしょう。最終的には、命を脅かされることだってあるかもしれません。
偽メール事件時のおバカな面影は払拭しつつある前原大臣、なんとか支えていきたいものです。