Do you remember rock'n' roll radio?

Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

プロメテウスの火 パンドラの箱

2011-06-30 23:21:15 | 日記
ギリシャ神話より
 「プロメテウス」「パンドラ」


 ・・・


 最高神ゼウスは人間に火を与えることを禁じていました。
 火を知らない人間は、夜の暗さにそのまま受け入れるしか無く、
 寒さになすすべもなく、そんな原始的な暮らしをしていたのです。

 しかし、プロメテウスはこれでは人間がかわいそうだと考え、火を与えます。


 火を与えられた人間は技術が発展し、生活が向上する一方、
 神への信仰や自然への謙虚さを無くしていき、傲慢で尊大になっていったのです。

 そんな人類に怒り、この状況を見かねたゼウスは、
 プロメテウスを山に鎖で繋ぎ、彼の肝臓を鷲についばませるという罰を与えます。

 人間にも、ある罰を用意します。
 災いの元となる存在を、女性を人間界に送り込むことにしたのです。

 それがパンドラです。


 パンドラはプロメテウスの弟であるエピメテウスに嫁ぎますが、
 そこにあった箱(壺)に興味をかき立てられるようになります。

 エピメテウスはそれは開けてはならないとパンドラに諭すのですが、
 パンドラの箱への興味は募るばかり。

 そしてついに好奇心に負け、パンドラは箱を開けてしまいます。


 すると箱からは、ありとあらゆる災いが飛び出し世界中に拡散し、
 その結果、人間を苦しめ、悲しめることになってしまうのです。


 驚いたパンドラがあわてて箱をしめようとすると、一つだけ、
 箱の中に残っていたものがありました。

 それは、「希望」でした。


 ・・・


パンドラの箱に残されたものといえば「希望」というのが一般的ですが、
ちょっと違った解釈もあります。

それは「希望」ではなく、
 
 「未来を知る力」
 
だというものです。
それが箱に残ったままだったからこそ、人間は未来を知らずに済んでいるわけです。

未来に起こる不幸を知ってしまっては、人間は希望が持てず、生きていけないのだと。


一方、プロメテウスが人間に与えた火は・・・ 「核」だったのでしょうか。。。


もし、原発の大事故で引き起こされる将来、もしくは現在の事実、
それらを知ったとしても、人間は希望を持って生きていけるものでしょうか。

原子力村の子 アトムの子

2011-06-29 23:00:30 | 社会・経済
 みんなで 力を合わせて
 すてきな 未来にしようよ

 どんなに 大人になっても
 僕らは アトムの子供さ

 from 「アトムの子」 山下達郎 (作詞・作曲:山下達郎)


昨日の逃凶電力さんに続き、今日は関西電力さんで株主総会が開かれました。
ここでも、脱原発などの株主提案は否決されたようです。

でもま、これで若狭で原発事故が起きたら関電の株主も事故の責任を負うという
意思を表明いただいたと、そういうことでよろしいでしょうかね。


しっかしまぁ、福島第一原発事故では汚染処理などの解決策でさえもトラブル続きで
収束の見通しもたたないに関わらず、安全性が高まった原発は再稼働させようと、
経産省はしてるんでありますが、何をもって安全と言えるんでしょうかね。


え、非常電源の高台設置?

え、津波対策? しかもそれ、今後2-3年のうちですって?


原発という施設自体の安全対策に万全を期したところで、問題ではないでしょう。
重要なのは、事故が起きたときにこそ、対策が万全かどうかなのですよ。

それが今のところは、無策と、いや、無力と。

何ができるんですか?
何も出来ないのですよ。

これははっきりしてるんです。


原子力安全ホアンホアンによる佐賀での説明会で、本当に安全なのかという問いに
担当者は「事故が起こらないように規制する」とか言ってたんですが、
それがこれまでとどう違うんでしょうかね。

100%安全なんてあり得ませんから。
設計上はそうであっても、いくら規制を厳しくしたところで、
コストをケチって工事が手抜きだったとか、作業員がミスったとか、
ヒューマンエラーは決してゼロにはなりませんから。

だから、万が一事故が起きたときにどうするんですか、と。
その対策ができないのに、ま、もともと放射能に対して人間は何も出来ないのですが、
安全が確認されたなんて良くいえるものです。


事故の起こる確率はゼロにはできないのです。
なのに、事故は起きないというならそれはウソであり、職務怠慢です。
わかりきっていることです。

そして事故は起きない前提にしているから、事故が起きたときの対策はないままだとしたら、
安全対策は万全です、なんてことになるはずがないじゃありませんか。

原子力ムラの大人たちはいつまでたっても進歩しない子供ですか。


ま、でもね、こうして原発を推進していくってことは、電力会社だけでなく、
関わる企業や省庁、政府も、同様に事故には責任をもってくださいよ。

福島第一原発事故でもそうですが、東電ばかりに矛先が向けられてる気がします。
東電にはもちろん事業者としての大きな過失があるワケですが、
東電と一体となって進めてきた役人や政治家も責任を免れない筈ですよ。
そこが、今の報道などではちょっと抜け落ちてる気がしますね。

ただまあ、東電はそれをわかっているのか、政府の主導で原発をやってきただけだからか、
事故処理などの会見では、自分たちカンケーないもんねと、そんな態度を感じますよね。
指示通りやってきたんだから自分達は悪くない、みたいなね。


とは言うものの、自分でさえ今いきなり原発を全部止めることが可能とは思っていません。
脱原発を完了させるには10年単位の移行期間は必要なのでしょう。

それまではつなぎで原発を運転させ、徐々に脱することしかできないのが
実際のところだとは思っています。

もちろん、原発を全部すぐ止めて電力供給に問題ないならそれにこしたことはありませんが。


さて、海江田センセーが玄海原発の再稼働を求めて佐賀に赴きましたが、
結果、佐賀県知事も再稼働には前向きの様子。

なんでも、安全性の疑問がクリアになったと・・・ 本当ですか?

自分もニュースで見ましたが海江田センセーは、
安全ですと、国が保証しますと、そうおっしゃられてました。
確かにそうおっしゃってましたよ。

本当ですかね。
それで仮に事故が起こったら、国が賠償を全部かぶる気があるんですか?
あ、そうかかそれは、国民の負担ですか?


佐賀県知事もそうですが、玄海原発地元の玄海町は早くから
原発の再稼働を容認する姿勢を見せていましたね。

福島第一原発がまだこんな状況なのにですよ?

そりゃ、原発がないと財政的に地元はやってけないのでしょうけども、
こういう状況で運転を認めるということは、事故が起きた場合の責任を負う覚悟がある、
そうでなきゃおかしいですよね。

仮に何か重大な事故でもあったら、九州電力が安全だと言った、政府が安全だと言ったと、
もう他のせいばかりにはできないのですよ。運転を認めたあなたがたも責任を負うべきです。
それをわかっていますかね。本当に覚悟がありますかね。

福島を見てもわかるように、いったん事故が起きれば被害は広範囲に及ぶのです。
玄海町のみならず、その周辺何十キロの範囲にまで被害が及ぶのです。

土壌に空気に水を汚染し、避難民を生むことにもなりかねない。
あなたがたが原発の運転を認めたことで、周辺の地域を巻き込むリスクがある、
その発生の確率自体は低いかもしれないけど、
いったんそれが起きたらとてつもなく大きな被害になる。

そりゃあ、九州電力も政府も安全と言ったから自分達には責任はないよだなんて、
もはやそんなことは言えないと、そのときにはあなたがたを被害者とは認めづらいと、
そう思われることも十分理解してるんでしょうか。

東電の株主総会も無事終了でアレバ

2011-06-28 23:35:32 | 社会・経済
6月28日、逃凶電力さんの株主総会が開かれましたね。
福島第一原発であれだけの事故を起こした東電の株主総会ですから、
そうとうな注目が集まっていたのですけれども。

ま、当然、いろいろと、原発事故に関する質問とか、
株主による脱原発の議案なんかがあって、6時間かかったということですが。

特に東電の責任を明らかにする議決は行われなかったようでして。

出席した株主の声にもかかわらず、事前に取得した大株主の委任状によって、
議案が決まってしまうということで、その場の出席者に賛成・反対の挙手を
求めることが単なる茶番でしかなかったのです。

「脱原発」議案については、賛成が8%で反対が89%だったようです。
もちろん、委任状を含めてですけども。

株主総会というのは株式会社にとって最高決定機関の筈なんですが、
委任状によってその場がこんなにも形骸化してしまうのですね。
いやはや。


ところで、福島第一原発事故という史上最悪の事故を起こしてしまった東電ですが、
その事故の賠償や、被害拡大の防止策推進、資産の売却やリストラについて
ここまで消極的だったのは、その負担を表明することにより株主総会を
切り抜けなくなるとの危惧があったから、そんなことが言われていたのですが、
これで株主総会も終わったことですし、存分に賠償や事故収束に向けた行動に
舵が切れるというものですよね。

だって、株主総会は無事に終えられたのでしょう?

株主総会があるからちょっと待って!
なんて言い訳は、もう通用しませんから。


幸い、脱原発に反対する株主が89%もいるのですから、
原発事故の賠償のためなら、減資だって前向きに受け入れてくれるのでしょう?

脱原発に反対ってことは、原発で事故が起こった場合は株主も責任を持つ、
そういうことでしょうからね。

脱原発に反対の株主さん、あなたがたはそういう意思を表明したのですよ。

人類の進化形はガミラス人なのか

2011-06-27 22:30:34 | 社会・経済
福島第一原発の循環冷却装置が今日の夕方に稼働を始めたんですけれども、
1時間ほどでトラブルで装置が止まったそうですね。
やれやれ、何をやってもうまくいきませんね。

原発の安全対策を万全にする!なんて言って、止めた原発の再稼働とか、
止めた原発新設の工事再開とかを役人どもは狙っているようですけれども、
こうして「想定外」の事故が起きた場合の対策が万全でなければ、
原発なんか動かしちゃいけないってのを、もう認めたらどうなんですかね。


ところで、福島第一原発周辺では以前、母乳やセシウムが検出されたことがありましたが、
今度は尿からも放射性物質が検出されたそうですね。

これは、放射性物質が体内に入っても対外に排出されるってことなんでしょうか。

いやいや、それは脳天気な解釈ってもんですよね。
体内被曝が着々と進行していると想定もできるはずです。
そしてそれは、福島第一原発から離れたところでも起こりうることかもしれません。

さあ、こうやって、被爆しながら世代交代を繰り返し、
これが究極に進行すると、一体どうなるんでしょうか。

ダーウィンの進化論的に言うならば、放射能耐性の弱い個体は滅び、
強い個体のみが生き残り、結果、放射能耐性の強い種ができあがるのでしょう。


ガミラス人の誕生?


ま、こうして放射能に強い人種ばかりになれば、原発の事故による汚染を
気にすることがなくなり、原発エネルギーを満喫できるというワケです。

原子力と完璧に共存できるのですね。


マヤの予言でいう2012年に原子力の事故で人類が滅亡するとして、
未来的にはガミラス人という新種族が誕生するのかもしれないですネ。

夏のお気に入りの、るーびー。

2011-06-26 22:17:35 | 日記



暑くなってきましたね。
暑くなってくると、アレが旨いですよね。

るーびー。
いや、ビール。

ま、自分の場合、暑かろうが寒かろうが、毎日ビールは呑んでるんですけども。
といっても、自分の場合はほとんど「第三の」ビールですけれどもね。


そんな自分にお気に入りの「第三の」ビールが登場する季節になったのですよ!

オリオンビールの「オリオンリッチ」ですね。
これが季節限定のようなのですが、好きなのであります。
季節限定ですから、売り切れゴメン!ってなことですので、
今シーズンも当然、箱買いしてるワケです。

で、一緒に買うのがやはりオリオンビールの季節限定、サザンスターです。
どっちかと言えばやはりオリオンリッチの方が好みなのですが、
サザンスターもなかなか爽快ですし、同じオリオンビールの製品ってことで、
夏はこの二つの製品を一緒に楽しむことにしてます。


ところで最近では、他にもなかなか気になる「第三の」ビールがありましてですね。





コチラはサッポロビールの「ホップ畑の香り」。

これですね、ネーミングの通り、ホップの生々しい香りが強烈な商品なのです。
この香りが好きか否か、人によってはわかれるんでしょうけども。
自分も、ここまで生々しくなくてもいいんじゃない?とか思ったくらいでして。

でもですね、これで作るレッドアイはなかなかイケるんですよ。

この強いホップの香りが、トマトジュースを足したときにはトマトの香りと相まって、
ちょうどいいあんばいになってくれるのですよ。

「ホップ畑の香り」で作るレッドアイ、オススメですよ。


そんなカンジで、今年は「ホップ畑の香り」も箱買いしてしまいました。

尿酸値が高いんだから、ビールは控えなきゃいけないのに、
まったく夏の暑さってのは罪作りですね、いろんな意味で。