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さて、男子マラソンも終わり、東京オリンピックも閉幕が近づいてまいりました。
コロナ禍でのオリンピック開催には異論もありましたが、みなさん盛り上がりましたかね。
日本はメダルもたくさん獲れたし選手村はじめ日本のおもてなしぶりを外国人選手が発信してくれたし、
東京オリンピック大成功!と、世の中そんなカンジなのでしょうか。
まだしばらくはメダリストらはメディアにしゃぶり尽くされるでしょうしね、
日本人の夢や感動への悪酔いはコロナ禍開催の是非など忘れるくらいまだまだ続くのでしょう。
一方で、招致運動時の不正問題でトンズラ中の竹田・前JOC日本オリンピック委員会理事長の、
不正疑惑に関する弁護費用について、JOCが負担していたと明らかになりましたね。
その額ナント2億円ですってよ奥さん!
まー、JOCが組織的に不正してたんだろうってコトなんでしょうが、こんなオリンピックの闇などは、
メディアがばらまく感動や絆・夢・涙といった言葉や美談で、掻き消されるのでしょう。
そんなオリンピックも自国選手への称賛とともに、なぜか選手への誹謗中傷もSNSを中心に相次ぎ、
人間の醜悪さを晒すコトとなっておりますが、相変わらず他国を窄める声も露わになったりします。
その一つが、女子卓球・伊藤選手の試合中に、彼女を妨害するかのような光が当たられ、
ソレが韓国人選手との対戦だったこともあり、韓国の仕業だ!との声があがったのですが。
なんと実は日本テレビ「スッキリ!」の取材クルーの照明だったと判明し、
韓国に罵声を浴びせていたネトウヨ達は振り上げた拳の降ろし先を、
日テレに向けるというオチになったようですね。
伊藤美誠に“妨害”ライト、韓国メディア犯人説が流布するも、ようやくわかった真相
その“事件”は7月28日に起こった。卓球女子シングルス準々決勝に臨んだ伊藤美誠(20)が、
第四セット序盤に審判にジェスチャーでアピールし、取材陣のカメラライトが眩しいと訴えたのだ。
結果は伊藤の勝利だったものの、対戦相手の田志希(チョン・ジヒ、28)が韓国の選手だっただけに、
件のライトは韓国メディアの妨害工作だと批判の声があがった。しかし……。
本件をめぐってはSNS上に、
《韓国のメディアが、わざわざライトを使って伊藤美誠選手の妨害していた》
《韓国のカメラマンがカメラのライトで故意に目を照らして、試合を妨害していることが発覚》
といった意見が散見される。なかには“伊藤選手の妨害が目的ではなく、光を当てることで、
韓国選手に球をよく見得るようにする効果があった”なんて分析もなされているが、
いずれにせよ韓国側の仕業を問う見方である。
東京五輪をめぐっては、選手たちに福島県産の食材を食べないよう指示したり、
選手村に反日横断幕を掲げたりといった行動をとってきた韓国。
それだけに負の感情をもつ日本国民も少なくないだろう。だが、
「いえいえ、あれは『スッキリ!』のクルーなんですよ」
と小声で打ち明けるのは、日本テレビの関係者である。
「ネットで出回っているNHK中継の画像を見ましたが、右端に森圭介アナ(42)が映っていますし、
他にも知った顔が映っています。もちろん彼らに伊藤選手を妨害する意図なんてないでしょう。
ライトが点いているカメラの後ろにいるのは以前スポーツ局にいた局員ですが、ほかのクルーは
基本的に情報番組の人間。スポーツ取材の勝手がわからず、ライトを点けてしまっただけなのではと思います」
ついウッカリという訳である。とはいえ、
「どうやら、この件でネトウヨ的な人たちが盛り上がっているのは、『スッキリ』の人間も知っているよう。
でもこれ幸いとばかりに『自分たちとバレてないからいいや』という態度。
そのせいで“韓国犯人説”がどんどん拡大してしまっています。私はたまたま気づきましたが、
あくまで一番組のクルーなので、日本テレビが会社として把握しているのかは分かりません」
では当の日本テレビは、なんと答えるか。
「当該クルーが日本テレビの取材班だったことは事実で、関係者の指摘を受けて対応しました。
日本テレビは今後もルールに則って取材を進めてまいります」
なんですって。
なんつー間抜けな日テレのクルー、そして韓国叩きの声でありましょう。
バッシングの矛先を韓国から日本の大マスコミに向けざるを得なくなったネトウヨは、
日テレは韓国とズブズブだからだ!なんてことを言ってたりするみたいですが、
えっ日テレってあの自民党応援の読売グループでございましょ?
その日テレがなんでいきなり反日扱いになっちゃうのでしょうかねえ。
どうでもいいですが。
どうでもよくないのが名古屋市長の河村センセーですね。
表敬訪問に訪れた、ソフトボール・後藤選手が手に入れた金メダルを噛んだ問題。
こんなコトされたら自分だったら即ブチ切れて、その場を立ち去るトコロですよ。
ナニがどう酷いのか、今さら言うまでもないことですが、その行為に続く対応も酷いモノでした。
謝罪文を読み上げるも、いかにも役人が書いた原稿を読んでまーす感丸出しで、
心がこもってないどころか、そもそも反省してないホンネを見せつける傲慢さ。
一方で、後藤選手所属のトヨタ自動車には市の幹部とともにアポなし訪問するも、
当然に門前払いだったようですが、一選手と大企業への対応の差が醜悪そのものです。
まあホントにアスリートへの敬意や尊敬、礼節もデリカシーもまるでない下品さですよ。
更に、表敬訪問時に後藤選手へのセクハラと受け取れかねない発言も多々あったことや、
過去には名古屋城の金のしゃちほこにもかぶりついていたことが明らかになりました。
河村センセーといえば、あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」に関して、
日本人の心を踏みにじっちょる!と批判してYESナチス高須センセーとともに
なぜか大村愛知県知事のリコール運動をおっぱじめ、不正署名に手を染めたオトコですが、
この河村センセーこそ、アスリートはじめ日本人の心を踏みにじっているでしょうよ。
彼こそ、リコールされるべき首長なんじゃ、あーりませんか。
と思うのですが、春の市長選挙で彼を再選させたのは名古屋の有権者なんですよねえ。
ってことで河村センセーの恥は名古屋市の恥ですが、名古屋市民はどう思ってますかね。
名古屋に限りませんが、そもそも日本人も自らの政治リテラシーを上げないといかんですよ。
政治は難しいとか政治のハナシはカッコ悪いとか言ってる場合じゃないんですよ。
このコロナ禍での政府のポンコツぶり、6日の広島平和祈念式典での菅センセーのポンコツぶり、
その他諸々の政治のポンコツが、自分達有権者が政治を見るポンコツぶりに起因してるのだと、
いい加減気付き、政治を見つめ直さないといけませんよ。
ところで、広島平和祈念式典でのスピーチで菅センセーは、
原稿の一部分を読み飛ばしてしまったことを認め、読み飛ばしたとされるのは、
〜我が国は、核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国であり、
「核兵器のない世界」の実現に向けた努力を着実に積み重ねていくことが重要です。
近年の国際的な安全保障環境は厳しく、〜
という部分だったとされますが、官邸ホームページにはその部分も含めて掲載されておりますね。
広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式あいさつ
こんな大事な式典で、普通だったら事前に原稿に目を通し音読もして内容を確認する筈ですが、
読み飛ばしなんてコトが起こるとは、ソレさえやってなかったのではと思わせますね。
前任のアベちゃんは、全くいいとは思いませんが、少なくともスピーチに関しては、
滑舌の悪さも内容の理解の無さもありつつも、読むことだけは懸命だったと思いますが、
菅センセーには、特にそんな気もないようです。
ソレに、読み飛ばしに気付いたら、いけねいけねと修正をかけたっていい筈です。
その対応さえできない修正能力のない政治家が、どんな政策を臨機応変にできましょうや。