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アベちゃんは加計学園の今治特区応募を決定まで知らなかったって?

2017-07-24 22:36:42 | 国際・政治
加計学園疑獄に関する衆議院予算委員会が開かれまして、
いよいよアベちゃんも出席して答弁を重ねましたね。

九州北部に続き秋田や新潟でも豪雨の被害が出ている中、
加計学園疑獄の質疑にうつつを抜かしている場合かと、
一方では思うところではあるのですが。


その予算委員会についてはニュースで少し見ただけなんですが、
印象としてはアベちゃん、相当準備してきたなと。

これまでのように激昂したり下品なヤジを飛ばしたりムキになることもなく、
というか、低姿勢で落ち着いた答弁を通すよう、腐心していたカンジでした。

ま、答弁内容はほとんど原稿を読んだだけなんでしょうがね。
それでいながら、口調としてはやたらギクシャクしたカンジでしどろもどろ。

アベちゃんだけでなく、加計学園ありきでコトを進めようとした側の答弁も、
はぐらかしばかりでまともに答弁できずで。

こりゃ相当にやましいことがあるんだろうなという印象を普通なら持ちますね。

実際、低姿勢だったとはいえ、答弁としてはほとんど回答になってない内容を
繰り返していたのは相変わらずで、「丁寧な説明」とは違うと思いましたがね。

ま、25日は参議院でも質疑が行われますので、
全体的な評価はそれを見てからにしたいと思いますが。


ところで、24日の質疑の中でアベちゃんが特に答弁に困った質問というと、
加計学園が今治の特区に申請したことを知ったのはいつか?というモノで。

アベちゃんは困ったあげくに、事業者に加計学園が決定した今年の1月20日、
と答えました。

でも、アベちゃんは特区事業の議長だったのですよ?
議長が、応募した事業者を知ったのは決定してから、そんなことがありますか?
普通に考えて?

公募が行われたのが1月4日~11日の約1週間だったのですが、
締め切り後の11日でも、どんな事業者が応募したのか知らなかった、
知ったのは決定後だったなんて、そんなこと、あ・り・ま・す・かー?

ま、名ばかりの政治家の議長なる役職なんてそんなもんかもしれませんけどね。
経過もナニも知らず、ただ要職の地位があるだけというのが実態なのかもしれませんが。


だいたい、今治の特区の公募が行われた際に、加計学園がこの事業に応募したと、
日本経団連新聞が書いているのですよね。


 加計学園、獣医学部事業者に応募 今治の戦略特区

 岡山理科大学などを運営する学校法人加計学園(岡山市)は、
 愛媛県今治市と広島県でつくる国家戦略特区で獣医学部を新設・運営する事業者の公募に応募する。
 獣医学部の新設は認められていないが、内閣府と文部科学省は4日、
 同特区に獣医学部を新設する認可申請を受ける特例措置を告示、11日まで事業者を公募している。

 獣医学部の開設は2018年4月を予定。開設されれば1966年以来、約50年ぶりとなる。
 今治市によると、新設地は同市に絞り込まれた。四国で初の獣医学部となる。

 応募する加計学園は、傘下の岡山理科大学理学部に「動物学科」、
 倉敷芸術科学大学生命科学部に「動物生命科学科」、
 千葉科学大学危機管理学部に「動物危機管理学科」と動物関連の学科を擁する。
 獣医学部は岡山理科大で手掛ける計画だ。

 岡山理科大は昨年4月に教育学部、今年4月には経営学部を開設する。
 獣医学部の公募で選定されれば、3年連続で学部新設となる。


この記事が掲載されたのが今年の1月6日です。
それでもアベちゃんは、1月20日まで加計学園が応募したことを知らなかったのでしょうか?

それにこの記事に書いているように、今治の特区で獣医学部新設が認められれば、
岡山理科大学としては、3年連続の学部新設なんですってよ。

人口減少といってるときに加計学園は、学部新設ラッシュです。
青山学院短期大学なんか新規募集を停止するってご時世にですよ。


自分はあまりにアベちゃんのオトモダチ学園を疑いすぎているのですかねえ?
 

みっともない政治屋に憲法を改正されたくない

2017-07-23 19:29:27 | 日記
今週末は秋田で記録的な豪雨となり河川氾濫などの被害が出ているようです。

このところの日本では、雨が降るとなったら被害が出るまでの豪雨が頻発しておりまして、
一方で首都圏なんかは今年は梅雨あったの?ってくらい雨が不足しているというのに、
まったくどうなっちゃったんでしょうね。

かつては異常気象と呼ばれていた天候が普通になってきちゃったんでしょうか。

豪雨による災害は今や日本のいつでもどこででも起きるということですから、
改めて自然に対して敬虔で謙虚な気持ちを持ちたいものです。


さて、敬虔さや謙虚さと縁がないのがアベちゃんとそのオトモダチですが。

防衛大臣の稲田センセーは、自衛隊活動記録の隠蔽を容認した疑惑に対して、
相変わらず不誠実で煮え切らない回答を続けております。

地方創生大臣の山本センセーは、獣医師会との会談で大学の獣医学部新設に関し、
加計学園と今治市ありきかのような発言をしたとされる記録が見つかったのに、
獣医師会側のメモが不正確で、内閣府側がとったけど既に捨てたメモが正しい、
なんてしょーもない言い訳する始末。

あのね大マスコミのみなさん、ここで、ははあ、メモ捨てちゃったんですかあ?
なんてことで頷いて質問を打ち切ってる場合じゃないですよ。
こんな不誠実な答弁を容認するんですか。

しかも山本センセー、アレですよ、この質疑の中で、
「(加計学園とは)注意してたから言わなかった」と言ってるワケで、
アタマの中には加計学園があったって意味じゃないですか。

山本センセーにしても稲田センセーにしても、
こんなほころびだらけの答弁を許しているメディアの罪は重いですよ?
もちろん、こんなセンセー方を選出している有権者もね。


こうして地位に恋々としがみついている大臣のセンセー方の親分、アベちゃんですが。
アベちゃんが憲法改正を目論んでいるのは周知のことです。

アベちゃんによると現行憲法はアメリカ、つまり外国が作ったモノだから、
「みっともない憲法」というのが、その動機とされていますね。

でもねえ、なんか不思議ですよねえ、この理屈。

仮に外国が作ったという指摘が当たっているとしたら、
まあ、その当事者である外国に都合のいい部分というのはあるのかもしれません。


でも、アベちゃんなんてあんなにアメリカに隷従しているワケじゃないですか。
そして祖父の昭和の妖怪・岸信介は第二次世界大戦のA級戦犯ながら、
アメリカに媚びを売って、その庇護の元に生き延びたワケで、
その孫であるアベちゃんが、主人のアメリカさんが作った憲法をみっともない、
と言うとはねえ。

それともアレですか、アメリカさんに隷従していながら心の奥底では、
ソレに反発する精神を持ち続けていた、ってことなんですかねえ?

前回のエントリーでも書きましたが、第二次世界大戦で日本は敗戦したのではなく、
終戦があっただけだという歴史認識を持つとか、
ただ生き延びるために表ではアメリカさんに隷従するフリをしていただけで、
そういう処世術が一家に根付いているのかもしれないですねえ。

で、ホンネではアメリカさんに頼らない憲法や軍隊を持ちたいと、
そういうことでもあるのでしょうか。

なーんちゃって、ただ統一教会か日本会議の「ご意向」でしかないのかもしれませんがね。

とにかく、アベちゃんによると日本国憲法は「みっともない」らしいですが、
傲慢・横暴・不誠実・不正義・下品・幼稚・無責任で「みっともない」政治屋に、
憲法なんていじってもらいたくないのですがね。


そんなアベちゃん、24日・25日の加計学園疑獄に関する審議に出席予定ですが。

ま、「丁寧な説明」なんてもとから期待してませんけどね。
ただ、説明したというアリバイ作りとガス抜きにされるだけなんでしょう。

とはいえ、野党からどんな爆弾が飛び出すかもわかりませんし、
アベちゃんとしては戦々恐々なのではないでしょうか。

ってことは、ここらで北朝鮮の援護射撃があるかもしれませんね。


ところで、加計学園疑獄の中心人物である加計理事長の審議への招致を、
自民党は拒否しているのですが。

加計学園理事長がアベちゃんのオトモダチだとしても、
今治の獣医学部だけでなく千葉科学大学への官邸の関与も疑われるなど、
なんでこんなに加計学園が優遇されるのか?ということなんですけども。

一説には加計氏とアベちゃんは親族なのではというハナシがありますね。
アベちゃんが岸信介の孫である一方、加計氏も岸の婚外子の子じゃないかと。

つまり、オトモダチどころかマジな身内じゃないかという。

実際、加計氏の写真を見てみますと、アベちゃんなんかよりずっと、
岸信介に似てますよねえ。。 どうなんでしょうか。。


こんだけ似ていると、彼が国会に姿を現したとたん、

まるで岸信介やん!

といったインパクトがあるかもしれません。
そういったことも恐れての、招致拒否なのかもしれませんねえ。。。


 
 

アベちゃんの教育感

2017-07-18 08:19:31 | 日記
大マスコミの世論調査(笑)ではアベちゃん内閣の支持率がいよいよ、
20%台に突入しているみたいですね。

自分は世論調査(笑)なんて大して信じていませんが、
そこで内閣支持率が30%を切ると総理辞任に追い込まれる状況になってきますんで、
さあアベちゃん、ここはどうしますかね。

8月初旬には内閣改造を控えているということで、
その人事刷新でフレッシュさと支持を取り戻せるでしょうか。

ま、たかだかお茶の間の人気者を閣僚を据えただけで支持率が上がるんなら、
アベちゃんが首相になるくらいだから日本の民度ってそんなもん、
ってな認識を改めてすることになるでしょうね。


さて、そんなアベちゃんについて、故・角栄センセーの娘で自民党で彼と同期でもある、
田中真紀子センセーが以前にアベちゃんと交わした会話にこんなことがあったそうです。


 田中真紀子氏が加計問題に参戦


 「歴史認識が違うのよ」。
 44年生まれの田中氏はそのころ、社会保障の会議の席で、
 54年生まれの安倍氏とふと交わした「私語」を日記につけている。

 田中氏「日本が敗戦して」

 安倍氏「真紀子さん、今なんて言った?」

 田中氏「敗戦よ」

 安倍氏「あれ終戦なんだけど」

 田中氏「中国や東南アジアへの侵略戦争でしょ」

 安倍氏「違う違う。アジアを解放するために行ったんだ」


なるほどー。
歴史修正主義者と言われるアベちゃんですが、こういう認識なワケなんですね。

コレはひょっとして、祖父である昭和の妖怪・岸信介の影響が大きいのでしょうかね。
祖父やその娘である自分の母に、そう教え込まれたのかもしれません。

ところが、それはどうやら学校で教えていることと何やら違うようだと、
幼いアベ少年が疑問に思うと祖父や母は、学校で教えていることは間違っている、
正しいのはコチラであると、何故ならそれは、総理大臣だから、と。

なるほどねえ、アベちゃんが取り戻したい日本というのは、
岸信介が総理だったころの日本なのですね、やっぱり。

そして自分が首相だから間違いないとか、立法府の長だとか平気で口にするのも、
こうした影響があったからでしょうか。

しかし岸信介というとA級戦犯ながらアメリカにこびへつらいながらしぶとく生き延びた、
そんな印象があるのですが、そんな隷従するそぶりのウラでは、
こうした認識は捨てないでいたのですね。そして孫に引き継いだ、と。


とにかく、そう家庭で教えられたアベ少年は学校での勉強に不信感を持つようになり、
手をつけなくなってしまった。

勉強が苦手というか、まともに勉強してきた痕跡をアベちゃんに感じないのは、
だからなんですかね。


代わりに自分で、「教育再生」ってなことを口にしたりするワケです。

それでアレだ、児童に教育勅語を教える森友学園などを支援したり、
国家特区事業を私物化し自分の意を汲む学園の設立に精を出す。
特定の歴史教科書を推薦したりもする。

祖父が教えてくれた歴史その他教育を社会に根付かせる、
そういう健気なモチベーションがアベちゃんにはあるのですかねえ。


田中真紀子センセーの話で、なんとなく妄想できました。
 

核兵器禁止の立場を取れない被爆国、脱原発できない原発事故当事国

2017-07-11 22:48:47 | 社会・経済
7月11日。
テロ等準備罪、いわゆる共謀罪法が施行されました。

この法案が成立したのはついこの間だったと思うのですが、
法律って成立したらこんな短期間で施行されるものなんでしたっけ?

とにかく、人がナニをしたらしょっぴかれるのか、
政治家が説明できないまま、よくわからないまま施行されました。

その法の効力を本当に知っているのは一部の役人だけなんでしょうね。
で、政権によって上手く使いこなすと。

よく、悪名高き治安維持法に例えられますが、
コレで実質の特高あるいは秘密警察が実働することになるのでしょうか。


さて、11日は鹿児島湾を震源とする震度5強の地震がありました。
ちょっと前までは九州で大きな地震って珍しい印象だったのですが、
昨年の熊本・大分地震がありましたし、先日も熊本で震度5の地震があったばかりです。

11日の地震では大きな被害はなかったとはいえ、
やはり九州であろうが日本のどこであろうとも巨大地震は起こるのだ、
という認識を改めてさせられますね。

鹿児島県の川内原発も今回の地震での異常はないとのことですが、
いつ巨大地震が原発を襲うとも限らないのですからね。

それも、熊本・大分地震のように、短期間に大きな揺れが何度も続くと、
さすがに強靱な建物だってダメージを受けようというモノです。

ということを考えると、地震国である日本は原発に最もふさわしくない国です。
いくら安全性を審査しているなんて言ったって、自然の前では無力になりかねません。

もちろん自然の脅威は地震だけではありません。
大雨、台風、雷、竜巻、もっとあるかもしれません。

そうしたときに、人間が制御できないエネルギーなんて持つべきではないです。

なんで、福島の原発事故を起こした日本は、脱原発に舵を切るどころか、
原発の再稼働に踏み切るのでしょう。

アホですよねえ。


一方、お隣の韓国では、ムンジェイン大統領が脱原発宣言をしました。

 「進行中の新規建設計画はすべて白紙化し、稼働中の原発も設計寿命を超える延長はしない」

とのことです。
至極当然ですね。

そしてこの決断については、

 「福島の事故が、原発が安全でも安くもないことを明白に示している」

ということを根拠にしています。
コレが自然な反応だと思うのですが、なんで事故を起こした日本は違うのでしょうか。

そして韓国は、再生可能エネルギーへの変換と、廃炉ビジネスを進めるのだとしています。

ああ、ここで日本は遅れを取ってしまうワケですよ。
原発に執着するあまり、再生可能エネルギーでも廃炉ビジネスでも韓国の遅れを取るのです。

日本の原発は安全だー、なんて日本は自画自賛しますが、
再生可能エネルギーと廃炉ビジネスで後れを取ることに危機感はないのでしょうかね。
まったくおめでたい国民です。


韓国が原発を止めるというのは隣国である日本にとって有り難いハナシです。
どの国だって他国の原発事故のとばっちりなんて受けたくありません。

じゃあ、原発再稼働を進める日本の行動ってなんなのでしょう?


さらに世界で唯一の被爆国である日本は、核兵器禁止条約に参加していません。
参加していないのは日本だけでなく、アメリカなどの核保有国もそうなのですが、
日本は明らかにアメリカさんに追随したってことですね。
まあ、敗戦国って、こういうことです。

ところでその核保有国によると、この核兵器禁止条約ってのは、


 「国際的な安全保障の環境を無視したイニシアチブだ。
 条約は北朝鮮による核開発の深刻な脅威に対してなんの解決策も示していない。
 条約に参加する考えは全くなく、われわれの核兵器に関する法的義務にはなんら変化はない」


と、条約を批判しているとのことですが。

なんで核保有国が他の国の核開発を批判できるのでしょうか。
米欧の偽善と傲慢、ここに極まれり、そんなカンジではないでしょうか。

そんな米欧に追随せざるをえない「世界唯一の被爆国」日本も情けないモノです。


そんなカンジで、被爆国でありながら核兵器禁止に賛同できない、
原発事故の当事国でありながら、脱原発ができない、
日本ってのは、このまま核に汚染され続ける宿命を甘んじて受けるだけなんでしょうか。

 

縁故主義で批判されるべきは支持率ガタ落ちのアベちゃん政権

2017-07-10 22:27:57 | 国際・政治
昨日のエントリーで、加計学園問題に関わる10日の前川・前文科省事務次官の参考人招致が、
ナニか他の大きなニュースに掻き消される事態になるんではないか?
そう官邸が画策しているんではないか? そしてそれは、沖ノ島のニュースではないか?

と、いうことを書いたのですが、全然そんなことはありませんでしたね。

沖ノ島の世界文化遺産登録は前川氏の参考人承知を掻き消すほどではありませんでしたし、
他に国民の目をそらすようなニュースがあったようにも思われません。

ま、官邸の陰謀が炸裂するんではないかと勘ぐってましたが、
どうもそうではありませんでした・・・

・・・

ゲスな疑いかけて、さーせん!
ホントすいませんでした。


で、前川氏の国会参考人招致についてですが、いろいろと報道などをよく見てみて、
別の機会でもあれば思うところを書いてみたいと思いますが。
特に新たな事実とか大きな展開とかはなかったのですかね。

それにしても、アベちゃんの意向が加計学園疑獄にあったんではないかと、
官邸らの主張に反論する立場の前川氏一人だけが招致されるという状況は、
フェアではないんでないかなと思いますね。

その状況を考えただけで、前川氏とそれに対する政府・官邸側は、
発言を求められるべき人間がことごとく逃げ回っていたりと、
どっちにやましい気があるのかは、わかりそうなもんだと思うのですけども。


ところで、この週末で大マスコミの世論調査(笑)がありまして、
アベちゃん内閣支持率が軒並み30%台半ば〜前半に落ち込んでるようですね。

自分はあまり世論調査(笑)なんてものは信じないようにしているのですが、
それでいうと、これでも支持率を盛ってるんじゃないかと思うのですが。
つもり、ホントはもっと低いんじゃないかと疑うのでして。

だって、アベちゃん内閣を支持するのが3人に1人って、ホントなんですか?
って思いません?

と思うのですけど、意外に自分の周辺を見ていると、消極的にではあるけども、
今の政党ならアベちゃん自民なんだな?という人は結構いますんで、
実は、この世論調査は大きく間違ってないのかなとも思うのですよね。

「消極的」というのは、大して政治を考えていないだけで、
なんとなく野党がいいとも思わないから自民、というだけで思考してないってことです。
おそらくは、多くの市民はそんなもんなんですよね。

思考しない人にとっては、与党を批判する野党の行動って、
奇妙でおかしなものにしか見えないモノですから。
かつてガキだった頃の自分がそうでした。


でも先日の都知事選で、自民党一強なんて言ってましたが、
ソレに代わる受け皿さえあれば、簡単に票は動くということがわかったワケです。

つまり、自民党に代わる選択があると人々が気づいたことによって、
前述の内閣支持率となっているのかもしれませんね。


こうなってくるとアベちゃんもさすがに安穏としていられないようで、
わざわざ外遊先で、来月初めに内閣改造する、と発言したようですが。

ま、そうなるでしょうね。
ソレでクリーンそうで人気がありそうでフレッシュな面々を並べれば、
支持率なんてすぐ回復すると思っているのでしょう。

確かに現在の閣僚はひどいのがいっぱいいて刷新は必要ですけど、
一番の元凶はアベちゃんなんですけどね。
ソレはわかってくれているのでしょうか。


ところで、10日の日本経団連新聞に、日経ワシントン支局によるこんな記事がありました。


 劣化する米国、政府やメディアのモラルも低下

 トランプ米大統領の就任からまもなく半年。少しは現実的な路線に傾いたとはいえ、
 保護貿易や移民制限、孤立主義の本質は変わらず、内外に予想以上の混乱をもたらした。
 民主主義や自由経済の守護者を自任し、戦後の世界を主導してきた米国の劣化は鮮明だ。

 米外交問題評議会のリチャード・ハース会長は、伝統的な価値観を軽んじるトランプ氏を
 「断絶王」と批判する。米ピュー・リサーチ・センターが世界37カ国で実施した世論調査によると、
 トランプ氏が率いる米国に好感を抱く人の割合は平均で49%にとどまり、
 オバマ前政権末期の64%から大幅に低下した。

 この異端児には確かに致命的な欠陥がある。過激な経済・外交政策やロシアゲート疑惑によって、
 超大国の威信を失墜させた責任は重い。それを承知のうえで、あえて問う。
 劣化したのは大統領だけなのか――。

 ■中枢から漏れ続ける内部情報

 気になるのは公僕の反乱だ。いまの米国は「リーク天国」と化し、
 政府の中枢からおびただしい量の内部情報が漏れてくる。
 トランプ氏に強い不満を持ち、政権を窮地に追い込みたい高官がうごめいているのだろう。

 トランプ氏は5月10日、ロシアのラブロフ外相らとホワイトハウスで会談した際に、
 イスラエルから入手した過激派組織「イスラム国」(IS)の機密情報を漏らしたと報じられた。
 大統領の軽率な行動にはあきれるばかりだが、ごく一部の閣僚らに知らされていた
 最高機密の存在をリークする高官にも危うさを感じる。

 米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官は6月8日の議会証言で、
 トランプ氏との会談内容を記録したメモを友人に託し、記者に渡すよう依頼したと語った。
 ロシアゲート疑惑の捜査を指揮する特別検察官の任命を期待したという。
 トランプ氏と側近たちの違法行為の有無を究明するのは当然だとしても、
 コミー氏が一線を越えたとの批判は絶えない。

 メディアの緩みも見逃せない。米CNNテレビは6月末、
 トランプ氏の政権移行チームに参加していた投資会社の経営者とロシアのファンドとの関係を
 米議会が調査しているという記事を撤回した。
 事実確認などの必要な手続きを経ていなかったためで、取材した記者ら3人が辞職したそうだ。

 「当局者がこぞって内部情報を漏らすだけでなく、
 メディアもそれを十分に検証しないで一斉に報じている」。
 レーガン元大統領の法律顧問を務めたピーター・ワリソン氏は、
 ロシアゲート疑惑を巡る報道基準のハードルが下がっていると話す。

 この問題の本質は、昨年の米大統領選に対する外国政府の組織的な干渉にある。
 米国土安全保障省によると、ロシアのハッカーは全米50州のうち
 21州の選挙システムにサイバー攻撃を仕掛けていた。
 だが新聞やテレビの関心はトランプ陣営が共謀していたかどうかに向かいがちで、
 違法性を問うには生煮えの報道もみられる。
 私たち日本のメディアも自戒しなければならない問題だろう。

 独善的で差別的な大統領が相手なら、多少乱暴な手段に出ても許される――。
 そんな空気が人権擁護団体や環境保護団体などの抗議活動を過度にエスカレートさせているだけでなく、
 政府やメディアのモラルも低下させているように思える。

 ■議会も分断、妥協点見いだせず

 もう一つ挙げておきたいのは、議会の深刻な分断である。
 前政権のレガシー(遺産)をことごとく否定し、医療保険制度改革法(オバマケア)の見直しや
 金融規制の緩和などに動く与党・共和党。
 現政権の公約をひたすらこき下ろし、徹底抗戦の構えを崩さない野党・民主党。
 トランプ氏の下で両者の対立はより先鋭化し、妥協点を容易に見いだせない。

 「まるでイスラム教のスンニ派とシーア派のようだ」。
 米著名ジャーナリストのファリード・ザカリア氏は、保守とリベラルの亀裂の深さをこう表現する。
 このままでは政治の機能不全を解消できず、米経済の底上げやテロ対策の強化といった
 重要課題への対応が遅れる恐れがある。

 トランプ氏の肩を持つ気は毛頭ない。
 しかし誰もが低い次元でやり合うのでは、米国の劣化も取り返しがつかなくなるのではないか。


と、いうことで。

政府もメディアも劣化しているというのは、まさに日本にも言えることじゃないですか。
モラルというか、現政権に見る傲慢、横暴、不誠実、無責任、そして知性と知能の低下ね。

そんな日本の状況についても書いて欲しいところですが、
ワシントンにいると、日本の状況が見えにくいんですかね?


で、G20で娘のイヴァンカを同行させたトランプ大統領について縁故主義だ、
との批判が沸き上がっているところなんですが、縁故主義と言えば、
なんと言っても日本ですね。

どうですか今のアベちゃん政権?
縁故というのは、アベちゃんのオトモダチ中心って意味ですけども。


アベ嫁を筆頭に、森友学園も加計学園もオトモダチ。
そうした特区事業で利益に預かるのはオトモダチの竹中へーちゃん関係の企業だったり、
加計学園のキャンパス建設に自民党議員のファミリー企業が工事を請け負っていたり。
しかも工事費の見積もり額が相場の倍近いというぼったくりで、費用の半分は補助金が出ていたり。
官房副長官は議員落選時代に加計学園に雇ってもらっていたり。

アベノミクス(笑)なんかじゃなくて、加計ノミクスじゃん。といった状況でね。

森友学園関係の疑惑について文書がないとか捨てたとか記憶にないとか、
知らぬ存ぜぬを厚顔無恥に貫いた財務省の役人は国税庁長官に栄転したり。
官邸に近い記者はレイプ事件をもみ消してもらったり。
そのレイプ事件をもみ消した警視庁の刑事部長も栄転だとか。
虚偽答弁に失言続きの防衛大臣は地位を守られて。
地方創生大臣はインサイダー疑惑のあった知人への操作を辞めるように圧力かけたり。

どうしようもない縁故主義政権ですね。