Do you remember rock'n' roll radio?

Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

銀座なう

2010-04-30 00:37:35 | ニュース



29日からゴールデンウィーク。
ま、自分は会社に休日出勤でしたけど。
ということで、銀座のオフィスに昼過ぎに出勤。


そういえば29日は、銀座・松坂屋にフォーエバー21が開店するんだっけな、
と思い、わざわざ松坂屋の前を通ってみました。

どれどれ、行列とやらを見てやろうかと。
すると!

あれ、行列、あることはあるけど大したことねえな・・・
と思ったら、フォーエバー21じゃなく、ねんりん家に並ぶ行列でした。
う~ん、さすがにフォーエバー21の客となるような若い層はそこまで呼べなかったんでしょうか。

と思ったら、開店前は1000人くらいの行列ができていたって言いますけどね。
自分が通りがかったのは昼1時くらいでしたけど、そんな面影はなし。
開店、今日じゃなかったっけ?と思ったくらい。


どうでしょうねえ、休日だったからいいとしても、
日頃は銀座なんてそんなにフォーエバー21で買い物するような人は多くないですからねえ。
今日の昼で行列が途切れるようでは先行き心配なんですけども。

外から見てると、アバクロはもっと長い期間、賑わってましたよ。
H&Mはそれよりもっと長い期間、賑わってましたから。

そのアバクロも、今では人がはいっているんだろうか?って印象になっちゃいましたのでね。
他人事ながら、フォーエバー21と松坂屋のことが少し心配になりました。


そうは言っても、今、銀座を歩く人々が持っている買い物袋はというと、
ユニクロにアバクロ、H&M、ってカンジになっちゃいましたね。すっかりと。

少し前は・・・ と言うか、自分が入社した頃だと、
三越に松屋、西武、ってカンジだったと思うんですが。

もちろん、それが悪い傾向というのではなく・・・
時代は移ろうものだ、という実感なワケですね。


検察審査会が審査するモノ

2010-04-29 23:38:41 | 国際・政治
自分は仕事の都合でしょうがなく、竹中へーちゃんヨイショ!日本経団連新聞を購読してますが、
それをナベツネ新聞の販売店からとっているのです。

すると、たま~に、日経でなくナベツネ新聞がポストに放り込まれていることがあるんです。
28日には、すごく久しぶりにそのナベツネ新聞が届いていたので、販売店に文句など言うことなく
新聞を眺めておりました。

前日に民主党・小沢氏の陸山会問題?で検察審査会が起訴相当の判断を下したということで、
そのニュースがでかでかと載っておりましたよ、CIA御用達・ナベツネ新聞。

で、読んでると、社説に、

 民主党の小沢幹事長を「不起訴」とした検察の判断に、
 「善良な市民感覚」がノーを突きつけた形だ。

と、あるでは、あーりませんか。

思わずコーヒーを飲みながら軽く吹きましたよ。
「善良な市民感覚」ですか。そうですか。

まあ、市民というのは弱くても正直で善良であるものですね。
対する権力者が嘘つきで傲慢で強大であるのに対してね。


ところで、自分はこれまで「検察審査会」なるものを知らなかったので、
改めて調べてみると、え~、ナニナニ、


 選挙権を有する国民の中からくじで選ばれた11人の検察審査員が、
 検察官が被疑者(犯罪の嫌疑を受けている者)を裁判にかけなかったこと(不起訴処分)の
 よしあしを審査するのを主な仕事とするところです。


なのですと。

なんと、法律のプロ、検察が不起訴と判断した件について、
くじで選ばれた素人がダメ出ししたってことですよ!


いや、この制度自体はですね、権力を市民が監視するということでは意味があるとは思えますが。
素人がナニをどう判断できるのかとも思いますね。。

ま、素人の集団とはいえ、その素人だけで意志決定するはずはありません。
必ず、プロが手ほどきしているというものです。


するとやはり、今回の小沢氏の件についても、弁護士がついております。
そうです、やはりプロのリードがなければ素人だけでは何もできませんから。

そしてその弁護士というのが、、、

バカなアホウ前首相のグループ企業である麻生総合法律事務所所属、なんだそうですよ。
そして審議会のメンバーは有権者のくじ引きでなく、任意公募だそうで、これ、
「仕込み」ってことですよね。

つまり最初から小沢氏や民主党にダメージを与えるため、
「起訴相当」に持ち込むための茶番だった可能性を考えてしまうのは自然でしょう。

マスコミの報道に影響された一般有権者が小沢氏にネガティブな印象を持っていて、
それがこうした判断をさせてしまったのかな・・・と最初は思いましたが、それより、
そういう判断をするようにプロがリードした、ってことです。


それにしても、検察がさんざん操作しても、法的には起訴に持ち込めなかったのに、
「市民感覚」なら、そういうことも可能になってしまうのですか。

起訴をする、という判断の根拠が「市民感覚」で、いいんでしょうか。
大新聞がそれを肯定しているようですがね! この件については。


岩上安身さんへのツイートで、


 検察審査会は検察ではなく、小沢さんを審査してしまっています。


というのがあって、言い得て妙、その通りだと納得です。

「からくり民主主義」的に「沖縄県民の声」を見る

2010-04-25 22:33:51 | 社会・経済



今日、沖縄で基地の県外移設を求める県民大会が開催されました。

マスコミでも大きく報道されています。
沖縄県民の声を聞け、無視するな!と。
基地の県内移設反対!が沖縄県民の総意であるかのようにここからは見えます。

本当にそうなのでしょうか。


2002年に、「からくり民主主義」という本が草思社から発行されました。
筆者はテレビ番組制作会社に勤めた経歴を持つノンフィクションライターの高橋秀実氏。

世論・・いわゆる「みんな」の声を探しに取材にでかけますが、その「みんな」が見つからず、
どちらが良くてどちらが悪いという単純な結末が見つからない、そんな10のエピソードが
丁寧な取材をもとに親しみやすい文章で書かれている良書です。

自分は、発行されてすぐ購入したのですが、このたび何年かぶりに本棚の奥から取り出し、
目当ての記事を読んでみたのです。目当ての記事とは、沖縄の基地問題です。


このところ、普天間基地移設の問題がニュースなどでよく取り上げられていますが、
自分はこれまであまり沖縄の基地についてあまり興味がなかったし、よくわからなかったのです。
そこでこの本のことを思い出したのです。

それに書いてあったことですが、1995年に起こった米兵による少女暴行事件に端を発して、
「日米地位協定の見直し及び基地の整理縮小」に賛成か反対を問う沖縄県民投票が行われました。
その結果、

 ・賛成 89%
 ・反対  9%

だったそうです。

ただし、高橋氏によると投票率が60%だったことを考えると、

 ・賛成 全県民の約53%
 ・反対 全県民の約5%
 ・棄権 約40%

であり、「賛成」に意思表示をしたのは県民の約半分ということになります。


さらに、現在騒がれている普天間飛行場の移設問題にも触れています。
1996年に橋本政権が普天間飛行場を返還することを発表し、
その代替として辺野古にヘリポートを建設することになってしまったことを受け、
それに反対か賛成かを問う、名護市の市民投票が行われたようです。
その結果、

 ・反対 53%
 ・賛成 45%

だったのですね。
確かに辺野古移設反対側の勝利と言えばそうなんですが、反対・賛成はほぼ半々なのです。

さらにその後に行われた市長選挙では、基地の受け入れを表明した岸本氏が、
反対派候補を破って当選するのです。
ま、市長選挙の争点すべてが基地移設だったわけではないのでしょうけど。


さて、どうでしょうか。
これは2002年発刊の本ですし、以上の投票が行われたのはもっと前ですけれども、
県民の態度は今とそんなに変わっているものでしょうか。

そうでないとすれば、賛成・反対はやはりほぼ半々、と言えるのではないでしょうか。

改めてこの本を読んで、今日、報道されているような沖縄県民の声・・・、
つまり基地反対!が沖縄県民の総意である、というような報道は疑わしいと思ったのです。

もちろん反対する人はいるでしょうが、そのまた反対もいます。
そして、そちらは全く報道されません。


基地反対の反対・・・どちらかと言えば賛成派というのは、
基地経済の恩恵を受けている人が多数であろうとは想像がつきます。
そうした、基地に依存しての生活をどうこう言う人もいるでしょうが、これも現実です。
だって、これが何十年も、人の一生分も続いているのですから。

今日開催されたような反対運動は、あれはあれでいい、と賛成派は思っているのだそうです。
反対派がいれば、それに充てられる予算もつくし、国が大事に扱ってくれるのだと。


えっ、自分?
もし自分の地元に米軍基地が建設されるようなハナシがあったとしたら・・・
もちろん反対ですよ!

ただし、自分の所有する土地が軍用地となることで借地料が入るとしたら・・・
あるいは、自分が建設会社を持っていて、大規模な工事を請け負えるとしたら・・・
賛成かも、、 しれませんね。。。


ちなみに、市街地のど真ん中にあることが普天間飛行場の問題というふうに言われてますが、
これまたこの本によると、市街地が出来たのは「普天間基地建設の後」なんだそうですよ。

巻き添え新党

2010-04-24 13:30:17 | 国際・政治



ここんところの1,2週間は忙しんですよ。全く儲かってないのに。
ま、企画屋みたいな職業は、いつもGW前は忙しくなるもんです。
企画の依頼が相次いで、たいてい「連休明けに仕上げてね」ってなもんですから。

そんなワケで今週とかはRSSで見出しを眺めるくらいでロクに新聞とかニュースとか
見てなかったんですけど、いよいよ自民党に新たな動きがありましたね。

総裁か!?とまで言われていたあのオトコが自民を離党して立ち上げた新党の名は!


 「新党マキゾエ」!


えっ、違う?
ホラ、代表の名前じゃなくあのキーワードを使った党名、その名は!


 「新党か・い・か・ん」!





怖い! 怖いよ~!
枡添センセーがこんな恍惚とした表情で機関銃なんかぶっぱなしたら怖いよ!


えっ、違う?
ええ~っと、本当はコレのようですね。


 「新党か・い・か・く」


・・・でしたね。

しかしこのマキゾエ・・じゃなかった枡添センセー、なんでも世論調査によると
総理にしたい政治家のトップに来るような人気があるそうなんですが、本当でしょうか。


厚生労働大臣のときには新型インフルエンザ問題で大騒ぎして、
水際対策だなんだといって空港やそこらで熱探知やら消毒やらと大わらわ。

患者が出たと思ったら隔離して感染源を徹底追求。ま、それはいいですよ。
ところがマスコミもバカだから、それをいちいち過剰に報道して、国民も国民で、
患者の家族やら、その生徒が通う学校やらをよってたかって罵倒する始末。


病院や学校だけじゃなく交通、企業などあらゆる場所で、もちろん各家庭でも、
マスクと消毒液の需要が逼迫し、一時は入手困難な状態にさえなりました。
それぞれある程度の量が確保できたところでインフル騒ぎはトーンダウン。

おそらく今や、どこでもマスクと消毒液は在庫過剰になってるんじゃないでしょうかね。
スーパーでもホテルでもいろんな施設で今でも消毒液を設置しているのを見ますけど、
正直、まだやってんの?と、しらけながらニヤけてしまいますよ。
インフルエンザ対策!というよりは、液が余ってるのが実情だったりしませんかね。


余っていると言えば、そのインフルエンザ用のワクチンが大量に余って、
使用期限を迎えたものについては廃棄処分とか。その額たるや、数十億とか。
これから使用期限を迎える在庫もあるから、廃棄されるワクチンの額はもっと増えるのです。

なんだ、ワクチンを作った製薬会社と販売会社が儲かっただけじゃないですか?
このワクチンビジネスには確か、ラムズフェルト?とかアメリカの政治家も関わってましたっけ?
新型インフルエンザをネタにしたワクチンビジネスに、国ぐるみで乗っかったのですね。


そんなカンジで、ワクチン大量在庫を生み出したのが時の厚生労働大臣、枡添センセーなわけで。
文字通り、国民全体を巻き添えにしたワケですよ。

マスコミにちやほやされるテレビ御用達の評論家芸人だっただけのように思えますけど、
その枡添センセーが政治家となり大臣となり党首となって、総理にしたい政治家のトップですって。
やれやれ。


そうそう、インフルエンザ騒動の時、「冷静に行動にしろ」って枡添大臣に言われて、
「そっちこそ冷静に行動しろ」って言い返した市長がいましたね。

中田宏・元横浜市長。
コチラの新党も立ち上がりましたね。





山田宏・杉並区長が党首、斎藤弘・元山形県知事が政策委員長で中田氏は代表幹事と、
地方の首長が集結した(ってほどでもないですが)、

 「日本創新党」


へえ。。
それより、、


ヒロシです!


山田宏


ヒロシです。


中田宏


ヒロシです。。。


斎藤弘


ってことで、党名はシンプルに、


 「新党ヒロシ」


が、いいと思うのですけどね、どうでしょうかね。





「首長だけに、主張があるとです。」

スマポンユーザーが増えているという実感

2010-04-19 23:48:27 | Mac,ガジェット
ウチの30人弱の部署内でもiPhoneユーザーが増えてきまして。
自分から始まって、今年に入って後輩と先輩がiPhoneに。
今年の新入社員の女の子もiPhoneユーザーだそう。

Xperiaに関しては、発売初日に若いモンがゲットしたと思ったら、
今日になると自分の上司がXperiaに乗り換えておりました。

さらに、たまたま今日一緒に昼飯をとった別の会社の友人が、
「iPhoneにするつもり」と言うではないですか。
彼はずっとauユーザーで、カシオの端末を主に使用していたのですが、曰く、

「auにはロクな端末がない」

とのことです。

ま、じゃ、ソフトバンクやドコモに、彼の言うロクな端末っていうのが
どれくらいあるかと言えば、大してない気はしますが。


これまでケータイの端末って、通話とメールが機能の中心ではあったものの、
高機能化・多機能化を進めてきてユーザーの買い換えを促していたのですが、
どうやらそれも一巡したのでしょうか。

そして、携帯電話が一般化したときからのユーザーであった層は
それなりに年を重ねて、端末に求めるものも変化していったんでしょう。

それが、相変わらず高機能・多機能を追求する供給側とユーザーとの間に
だんだんズレが出てきたのでしょうか。


よくガラパゴス・ケータイと言われますが、自分はそれを悪いとは思いません。
日本人の嗜好に合う製品作りを日本のメーカーはしただけですから。

ただ一方で、日本人みんながそれを望んでいたわけではなかったのに、
それ以外のユーザーをほとんど無視して市場におけるパイのでかいカテゴリーの
製品ばかりを投入してきたツケが出始めたってところのように思います。

いわゆるスマートフォンと呼ばれる端末を好んで使っていたユーザーというのは
前から存在はしていたのですが、なにせ少数派なものですから、メーカーが
それを相手にして商品開発する手間暇はあまりなかったのかもしれません。
少なくとも効率的ではなかったでしょうね。

で、iPhoneが出て、気がついたら、iPhoneを受け入れるようなユーザーに
訴求する製品がなーんもなかった、と。


ま、今はガラケーで差別化できる製品というのがほとんど見られなくなったこともあってか、
iPhoneとかBlackBerryとか、XperiaやHTC DesireといったAndroid端末が話題を集めてますけど、
それでもまだまだスマートフォン市場自体はそれほど大きな比重を占めるわけではないでしょうが、
これから若い人たちが自分たちのように年を重ねて行ったとき、それまで通りガラケーを
選ぶかというと、供給側もさすがにそうではない、とは考えてるんじゃないでしょうか。

ウチの新入社員の女の子のように、若い人でもiPhoneやBlackBerryなどを
持つ姿を見るというのは、珍しくなくなりましたし。

なんだかんだ言ってもメールを打つならタッチ画面よりキーボードの方が
ストレスなく素早く打てるでしょうし、スマートフォンを欲しがるのって、
仕事をしている30-40代が中心かなと思っていたんですけどね。


よく、iPhoneを使っていると、

「iPhoneって使いやすいですか?」

って訊かれるんですよ。

いつも、その回答には迷います。
この質問は、携帯電話として使いやすいかどうかと訊かれているんだろうかと。

だとしたら、イエスとは答えづらいんです。
電話やメールが出来るモバイル情報端末として優秀だとは思っていますが、
携帯電話としてだとすると、微妙なものだと思うのです。きっと。


自分はもともと、Palmを手帳として使って溺愛していたので、
本当ならPalmがスマートフォンに進化してくれれば一番良かったのですけどね。。。