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誤って書き換えた?なら、保存するな

2010-09-23 22:15:32 | 社会・経済
郵便料金不正事件を担当していた大阪地検得しそう?部の主任検事が証拠である
押収物のフロッピーディスクのデータを改ざんしたというとんでもないニュース。
アサヒる新聞が最初に報道したものですが。

なんだ、国家権力の飼い犬かと思われていた大マスコミもたまにはいい仕事するじゃないか!
なんて、拍手した人々も多いことでしょう。

でも、自分はそう思えなかったのですよね。

このハナシ、なんかおかしいですよねえ。
なぜって、その報道があってその日のウチに検事が逮捕。って、早くないですか?

するとあらら、またその日のウチに検察が控訴をあきらめ、
容疑をかけられていた村木氏の無罪が確定し、晴れて復職まで決定。って、早くないですか。

なんですか、このトントン拍子ぶり?
自分なんかはですね、コレって予め出来上がっていたストーリーなんじゃないかって疑ってますよ。


おかしいと思うのはもうひとつ、逮捕された検事が、
「遊んでいるウチに誤ってデータを書き換えてしまった」って話したそうですが、いや、
故意でやったとか上司の命令でやったとかは流石に言えないからウソをつくにしたって、
いくらなんでも、こんな言い訳しますか?

だったら、アンドゥすればいいじゃん! もしくはデータを元に直せばいいじゃん!
もしくは、保存しないでデータを閉じればいいじゃん!
なんだって誤って変えてしまったデータを保存するのよ?
そもそもデータを更新したって記録が残ることこそまずいでしょうよ!

普通に考えればそうじゃないですか?

でも、これを聞いて人々はもちろん、そんな言い訳を信じないにしても、こう思うのでしょう。

こんな言い訳するバカが捜査してたのか、と。
だったら、お粗末な捜査であるわけだ、と。


そうなんです。
そう思わせるために、あんなバカな言い訳をしたんじゃないでしょうか。
つまり、この検事のバカっぷりを国民に刷り込むためにわざとバカな言い訳をした。
あるいは、言い訳を「させた」。いや、もしかしたら本人は何も言ってないかもしれません。

もう、落としどころとして、検察の汚点である、村木氏の無罪と判決が下された
郵便料金不正事件に関しては、こうしたスケープゴートのせいにしてさっさと蓋をしたかった、
そんな検察の意思なんじゃないですかね、この展開は。

決して、アサヒる新聞のスクープなんかじゃなくて、いつもの通りの「もらい記事」であったと。
その日のウチに逮捕したのも、さっさと身柄を確保して本人から余計な情報が漏れないようにしたんじゃないかと。
自分はそう思っています。


だいたい、ほら。
報道でも、「郵便料金不正事件」ではなく「フロッピーディスク改ざん事件」になってるでしょう。

違いますから!
村木氏に冤罪がかけられようとしていた事件なのですよ。

そこにあった背景とか検察の動機とか闇とか、そういうのを明らかにすべきなのです。
それが、証拠改ざんという検察のスキャンダルに論点がすり替えられています。

いや、それによって、批判も多い検察全体の改革にまで繋がればいいですよ。
でも、郵便料金不正事件の本質をここで忘れてしまってはいけないのです。
むしろ忘れさせようと、権力がマスコミを使っているようには思えませんか。

検察の問題と言うより、ある検事を中心としたただのスキャンダルということに
しておこうみたいな、どんどんそんな報道になってませんか。
フロッピーディスクの改ざんにばかり話題が集中していることを変だと思いませんか。

そのマスコミは、ちょっと前までは犯罪者扱いしていた村木氏を今や、
国民的ヒロインとするかのような持ち上げっぷりで、
もちろん、検察の追求に屈せずにいた精神の高尚さと知性は尊敬すべきものですが、
そんなこれまでのストーリーを美化までしてしまう、掌の返しよう。

そして一方で、検察のスキャンダルを槍玉に挙げる。
そんな大マスコミを、みなさん、信用しますか。

いや、それよりも、この事件は「フロッピーディスク改ざん事件」であってはならないのです。

new iPod nano を腕時計にする

2010-09-21 00:04:03 | Mac,ガジェット



さて、この休日、ランニングをしてますと、new iPod nanoを腕につけた
ランナーさんを見かけました。

そこで思いました。
そうか、この nano らしくない iPod は、これは、、、腕時計になるじゃないか!と。

そう。
まさに、こんなカンジです。




そう思ってググってみると、すでにそれを想定した商品もあるみたいで、
発表された瞬間にそう閃いた人も多かったのですね。
自分としたことが、真っ先に思いつくべきだったのに、そこは鈍感でした。


iPod nano腕時計のいろいろ


確か腕時計ってのは、懐中時計に紐をつけて手首に巻いた兵士のアイディアが
発祥ではなかったかと思いますが、new iPod nano を手首に巻けば iPod腕時計の一丁上がりですね。

いや、将来的にこれに通信機能とカメラがついたら、
まさにウルトラ警備隊のビデオシーバーになっちゃうじゃないですか!


ってことで、new iPod nano。
iPod nano としてではなく、iPod shuffle touch でもなく iPod touch nano でもなく、
新しいコンセプトのウェラブルiPodとして出せばよかったのにねえ。


new iPod の発表イベントでジョブズが、

 「今度のiPodは腕時計型なんだ」

とでも言えば、きっと大きな話題になったんじゃないかと思えて、残念でなりません。


ま、いいや。
次は、これを腕時計型 iPod として進化させておいて、
クリックホイール搭載の iPod nano 復活といこうじゃないですか。
どうですかねえ、スティーヴ?

Michael Jackson's Ghost

2010-09-20 21:19:32 | 音楽



マイコー・ジャクスンの"Ghost"というショートフィルムを観ました。
ショートフィルムにしては約40分の大作で、ちょっとした映画です。
あ、だから、ショートフィルムか。


さて、自分は初めてこの映像を観たのですが。

ストーリーは主役のGhost、演じるのはもちろんマイコーですが、
これが町外れの一軒家に住んでいるところを、町の人たちに出て行けと詰め寄られるのです。

おまえは変だ、化け物だと・・・


ここで、多くの人はこのGhostが、実生活でのマイコーの投影なのだと思うでしょうね。
整形手術を繰り返し、奇怪な行動と生活の奇人変人。


そんな町人に対してGhostが取る手段は・・・

歌うこと、踊ること。

それを子供達はおもしろがり、保守的な大人は認めようとしない。


子供達をかわいがり、世間から・・つまり多くの大人達から距離を置いて
生活をしていた(と思われる)マイコーの気持ちが、ここに見えたようにも思われました。


Ghostは・・・マイコーは、歌って踊って人々を楽しませようとしただけなのに、
時には、驚かせようともしただろうけど。

それが理解されずに社会から疎外される。

何を言おうとマスコミは聞かないから、こうした音楽や映像によって、
自分の気持ちを表現しようとしたのでしょうか。


いつだっけな?
ある時から、マスコミなどへの不信感からインタビューには答えなくなって、
代わりに音楽でその気持ちを代弁するようになったと言われるマイコーですが、
この作品を観て、改めてそれを感じましたね。


R.I.P.
Michael Jackson

アップルストアで new iPod に触る

2010-09-18 22:34:36 | Mac,ガジェット


先日発表された、iPodの新ラインナップ。
フルモデルチェンジした iPod nano やiPhone4 っぽい iPod touchもありますが、
自分的には一世代前に戻った iPod shuffle に物欲をそそられていたところ、
ようやく今日、アップルストアで実物に触ってきました。


休日ともあってアップルストアは大混雑。
って言ってもほとんどのお客さんの目当ては iPad か iPhone らしく、、
iPod のコーナーなんてガラガラでした。

今までだったら、iPod nano のコーナーも賑わっていたものなのですがね。
ってなコトで、目当ての iPod Shuffle より先にiPod nano を試してみることにしました。




ええ~っと、この iPod nano。
クリックホイールがなくなり、iPod shuffle を大きくしたようなボディに、
タッチインターフェイスの液晶画面を搭載。

操作感というとですね。
タッチインターフェイスですから、一方の手の指でつまむようにして、
もう片手の指で操作してしまうんですよねえ。
こんなに小さいのに片手だけでの操作がしづらいという。。

どうなんでしょうね、この操作感。
やぁっぱり、片手でもってその親指でクルクルピッピッで操作が完結する、
クリックホイール恋しくなっちゃうんじゃないですかねえ。。

そのうちアレですね、もしかしたら、またジョブズが

 「ユーザーはボタンを欲していた」

なんて言ってですね、クリックホイール式の iPod nano が復活したりして。

つまり、ぶっちゃけ、印象としては、nano らしくないなあ、ってことです。
これが、iPod shuffle の新商品だったら納得してたかもしれません。

そうですよ、そういった意味ではこれは "iPod nano" というより、


 iPod shuffle touch


じゃ、ないですかねえ。
もしくは、


 iPod touch nano


とかですね。





なんか今回の iPod nano は人気なさげかなぁ、なんて印象を持ちながら、
次は iPod shuffle をもてあそんでみます。

いや、もともと小さかったんですけど、やっぱり小さいですねえ。
今ではもうほとんどボタンの大きさしかありませんから。
アルミの質感も相変わらずいいし、この小さな筐体に価値が凝縮されていて、
これ以上の無駄は削ぎようがない、完成型なのかと思えます。

自分の好みで言うと、今回のビビッドなラインナップより、
もう少し落ち着いたカラーのほうが好きなんですけどね。。





ところで、触っていくうちに、この小さな筐体ゆえの欠点に気がつきました。。。

クリップを使うには、上の写真のように指でつままなければいけないのですけど、
このとき、ボタンのどこかにほとんど必ず指が触れてしまうのですよ。
クリップするのに、いちいちボタンを押しかねないワケです。





以前の iPod shuffle だったら、ボタンの横に遊び・・・ではないんでしょうが、
指をのせられるスペースがあったので、そうはならなかったのですよね。

うーん、これはちょっと悩ましい。
たぶん、このクリップって頻繁に使用するような気がするんですね。
そのたんびにボタンが押されてしまうとしたら、ちょっしたストレスになるかもしれません。


そんなワケで。。

中古の iPod shuffle でも探してみようかな、なんて思案しながら、
アップルストアを後にしたのでした。

馬淵澄夫議員のブログが大変なことに

2010-09-12 23:54:05 | 国際・政治
民主党の馬淵澄夫議員のブログに、大変な数のコメントが集まっているようです。
一種の炎上、といった状態に近いかもしれません。


 支持表明!


民主党代表選について、菅センセーを支持することにした、というエントリー。
コメント欄は、その判断を残念だ、という声が圧倒的多数を占めています。

11日くらいからは、明らかに2chから来たような冷やかしのコメントも多くなってますが。。。


アレですね。
馬淵氏をこれまで応援してきた有権者の多くは、この代表選では小沢氏を支持していて、
馬淵氏もそういう判断をするものだという期待値が高かったってことでしょうね。

馬淵氏も小沢氏も、これまでの自民党政治からの脱却といったベクトルを
最も強く感じさせる政治家であった・・・というのは、自分の印象に過ぎませんが・・・

小沢氏に期待を持つ有権者は、それと同じ匂いを馬淵氏にも感じていたのでしょう。
それが、期待に反して菅センセー支持を表明したものだから、その失望感も大きかったという。

まあ、その中には馬淵氏を見損なったとか、もう支持しないとか、
感情的に暴力的な言葉を発しているのも多く見受けられます。

一時的な感情でそんな言葉になってしまったというならともかく、
本当にそう思っているのだとしたら、それは極端過ぎるのではと思いますけども。
ちと了見が狭くないですかね。

ま、この現象というのは、馬淵氏に強い期待を抱いていたという証拠でもあって、
その分、反動も大きいのでしょう。


アレですね。
FCバルセロナから宿敵レアル・マドリードに電撃移籍したフィーゴに対する、
バルセロニスタの反応、みたいなもんでしょうかね。
違うかな・・・


コメントの中には例えば、ネットでの反応を見ろ、そこでは圧倒的に小沢支持だ、
街頭演説の反応を見たのか、と言うのもありますが、それを根拠にせよってのはありえないでしょう。
政治家ならばこそ、外部の反応にとらわれず、自分自身で判断すべきだと思います。

いちいち選挙区の声を聞いてどっちが民意かな?なんて右往左往しながら判断を
しようとする議員より、よっぽど自身の信念にのっとった行動だと思いますけど。


そんなカンジで、菅センセー支持を表明した馬淵氏を非難するコメントで溢れているワケですが、
こんなコメントを見つけました。


 元気出してください。
 僕は中学生で選挙権持ってないのでどちらを支持するとかはないですが、
 一つだけ言えるのは、ここのコメントに酷い中傷を書き込んでいる人達は、
 とても残念な人達だということです。
 自分達は何もしていないくせに、他人の批判ばかりしている。
 中学生の僕から見ても格好悪いです。こんな大人にはなりたくない。
 こういう人達が現代の日本を悪くしていると思います。
 だから、そんな人達がいない世界を作るために、頑張ってください。


なんと清らかなコメントでしょうか。

この言葉の主は中学生ということですけど、、
本当に中学生かは知る由もありませんが、、
思春期の純粋さみたいなものを確かに感じますよね。


さて、かく言う自分も。
最初に馬淵氏の支持表明を知ったのはTwitterからだったのですが。

現代において数少ない、期待できるし信頼できる政治家だと思っていた馬淵氏が
菅センセー支持と知って、落胆したのは事実です。
小沢氏と一緒に日本を引っ張っていける政治家だと期待していただけに。


でもですね、一政治家が自分の考えで下した判断なんだから、
それはリスペクトしなければならないなと、残念ですけど納得するしかありませんでした。

ただ、そんな自分でも、政策比較から菅センセー支持を決めた、というのには
疑問を抱かざるを得ないのですがね。。。

政策面から判断したというのは一見、正しい判断の仕方のようで耳障りはいいのですが、
今回の代表選、それは果たしていかがなものでしょうか。

だってですね、菅センセーと小沢氏、一緒になってマニフェストを作ってきた仲なのですから、
政策自体の考え方に、そんな大きな開きがあるとは思えないからです。

そりゃ、そのプライオリティや手法、プロセスなどにハナシが及べば、
違いはあるのでしょうが、それは置いておいて。(置いとくの!?)
党内の代表を決めるだけなんですからね。

ですので、違いを見いだすとすれば、フィロソフィとか。
理念の確かさ、信念のぶっとさ、そんなところじゃないかと思っているのです。
それが実行力・突破力に繋がると思うのです。

そういった意味では、、、ねえ。。。


ま、菅センセーと小沢氏、どちらが勝つかはわかりませんが。。
どうなろうとも、今後とも馬淵議員にはご活躍いただきたいと、自分的には思っているのであります。