「大変大きな津波であり地震であったと思うが、国会などでも、
大きな津波で原子力発電所が事故に陥る可能性があることは指摘されていた。
全く指摘がなかったのであれば、想定できない被害だと言えるが、
国会などで指摘されていながら備えていなかった以上は、免責条項に当たるとはとても考えにくい」
これはみなさんもご存じの通り、逃凶電力の賠償限度あるいは免責についての、
枝野センセーの見解であります。
逃凶電力側が今回の大震災は原子力損害賠償法(原賠法)上の「異常に巨大な天災地変」に当たり、
「(東電が)免責されると解する余地がある」との見解を持っているというのですね。
原賠法では、「異常に巨大な天災地変」は事業者の免責事由になっているからです。
はい、庶民としてはですね、この東電の見解、「甘ったれんなよ」ってところなワケですが。
枝野センセーもたまにはいいこと言うじゃないですか。
一方でカン総理は、
「原発推進の立場で取り組んできた国の責任も免れない」
と語っているらしく。
ってことは、アレですかね。
政府としても補償についてはお手伝いしなきゃねえ、なんて伏線ではないでしょうかね。
ちょっとひっかかるのですよねえ。。
確かに、311の大地震・大津波は大変な自然災害ですけども。
でも、電力会社も学者も役人も政府も、これまでずっと、
「日本の原発は安全」って言いいながら、このザマじゃあねえ。
え、「安全」なのは「天変地異がなければ」なんですって?
まあ、何を言ってもそもそも放射性物質自体が安全な代物なんかじゃなく、
まるで制御も出来やしないんですから、原発っていう建物なのか岩盤なのか、
4重や5重の対策が安全だと言ったところで、結局はまるで安全じゃなかったのです。
で、なんですか、賠償を補填する財源のために電気代か税金に上乗せする案があるとか?
原発ってコスト安かったはずなんですけど、推進した結果、値上げしますって?
そうか、賠償も低コストで済むってことだったのですかそうですか。
「がんばろうニッポン」って原発的にはそういうことですかそうですか。
そうそう、東電では減額されるけれどもボーナスは支給されるらしいですね。
じゃあ、自力で賠償しきれると思ってていいワケですよね。そういうことでしょう?
なあんだ、安心安心。
ま、逃凶電力としての言い分もあるのでしょうけどね。
役人も政治家もみんなそれでいいよと、やっちゃえやっちゃえ!って
言ってたじゃないですか、認めてくれたじゃないですか、ってね。
そういった意味では政府も官庁も仲間じゃないですかと、だってあのとき、
何かあったら助けるから心配するなと、言ってくれたじゃないですか、ってね。
今回の事故にしても、ま、大ごとにするな、って最初から大丈夫だ大丈夫だと、
そういう発表を政府や役人が東電側に手引きしていたのかもしれませんしねえ。
だから、東電的には、言うとおりにやったのにここで見放すなんて酷いですよ!と。
賠償の免責を認めてくれないと、助けてくれないと、今までのそのへんの本当のことを
バラしちゃうぞと、いいんですかと、居直ったとしてもおかしくありません。
そうして関係の役人どもにプレッシャーをかけて、国に助けてもらおうとしてません?
お代官様! それじゃハナシが違うでございます!
私めはずっとこれまで、お代官様の仰せのとおりにしてきたじゃ・・・
お代官様? お代官様ぁあ! うわぁああ!!(バサリ)
さてさて、賠償問題を巡ってはどんな珍道中が繰り広げられるのでしょう。。
ところで、福島第一原発の事故への対応に当たるために内閣官房参与に任命された、
東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が、内閣官房参与を辞任することなりましたね。
記者会見では「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」とのことで。
どうなんでしょう、政府の体たらくぶりにやってられなくなったのか、それとも、
正論を言いすぎたために村八分にされ、要は辞任に追い込まれたのか。
氏の辞任表明文はこちらにアップされてますので、是非ご一読を。
官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載します
小佐古教授は、これからメディアで、特にテレビなんかでゲストに呼ばれて、
事故の解説とかしてもらえないですかねえ。使ってくれる局はないものでしょうかねえ。
ま、原子力村から睨まれて、圧力が局にはかかるのでしょうけど。
ということで枝野センセーも小佐古教授も、スキャンダルのでっちあげにあわぬよう、
また、周囲の身の安全にはくれぐれもお気をつけていただきたいと思います。
大きな津波で原子力発電所が事故に陥る可能性があることは指摘されていた。
全く指摘がなかったのであれば、想定できない被害だと言えるが、
国会などで指摘されていながら備えていなかった以上は、免責条項に当たるとはとても考えにくい」
これはみなさんもご存じの通り、逃凶電力の賠償限度あるいは免責についての、
枝野センセーの見解であります。
逃凶電力側が今回の大震災は原子力損害賠償法(原賠法)上の「異常に巨大な天災地変」に当たり、
「(東電が)免責されると解する余地がある」との見解を持っているというのですね。
原賠法では、「異常に巨大な天災地変」は事業者の免責事由になっているからです。
はい、庶民としてはですね、この東電の見解、「甘ったれんなよ」ってところなワケですが。
枝野センセーもたまにはいいこと言うじゃないですか。
一方でカン総理は、
「原発推進の立場で取り組んできた国の責任も免れない」
と語っているらしく。
ってことは、アレですかね。
政府としても補償についてはお手伝いしなきゃねえ、なんて伏線ではないでしょうかね。
ちょっとひっかかるのですよねえ。。
確かに、311の大地震・大津波は大変な自然災害ですけども。
でも、電力会社も学者も役人も政府も、これまでずっと、
「日本の原発は安全」って言いいながら、このザマじゃあねえ。
え、「安全」なのは「天変地異がなければ」なんですって?
まあ、何を言ってもそもそも放射性物質自体が安全な代物なんかじゃなく、
まるで制御も出来やしないんですから、原発っていう建物なのか岩盤なのか、
4重や5重の対策が安全だと言ったところで、結局はまるで安全じゃなかったのです。
で、なんですか、賠償を補填する財源のために電気代か税金に上乗せする案があるとか?
原発ってコスト安かったはずなんですけど、推進した結果、値上げしますって?
そうか、賠償も低コストで済むってことだったのですかそうですか。
「がんばろうニッポン」って原発的にはそういうことですかそうですか。
そうそう、東電では減額されるけれどもボーナスは支給されるらしいですね。
じゃあ、自力で賠償しきれると思ってていいワケですよね。そういうことでしょう?
なあんだ、安心安心。
ま、逃凶電力としての言い分もあるのでしょうけどね。
役人も政治家もみんなそれでいいよと、やっちゃえやっちゃえ!って
言ってたじゃないですか、認めてくれたじゃないですか、ってね。
そういった意味では政府も官庁も仲間じゃないですかと、だってあのとき、
何かあったら助けるから心配するなと、言ってくれたじゃないですか、ってね。
今回の事故にしても、ま、大ごとにするな、って最初から大丈夫だ大丈夫だと、
そういう発表を政府や役人が東電側に手引きしていたのかもしれませんしねえ。
だから、東電的には、言うとおりにやったのにここで見放すなんて酷いですよ!と。
賠償の免責を認めてくれないと、助けてくれないと、今までのそのへんの本当のことを
バラしちゃうぞと、いいんですかと、居直ったとしてもおかしくありません。
そうして関係の役人どもにプレッシャーをかけて、国に助けてもらおうとしてません?
お代官様! それじゃハナシが違うでございます!
私めはずっとこれまで、お代官様の仰せのとおりにしてきたじゃ・・・
お代官様? お代官様ぁあ! うわぁああ!!(バサリ)
さてさて、賠償問題を巡ってはどんな珍道中が繰り広げられるのでしょう。。
ところで、福島第一原発の事故への対応に当たるために内閣官房参与に任命された、
東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が、内閣官房参与を辞任することなりましたね。
記者会見では「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」とのことで。
どうなんでしょう、政府の体たらくぶりにやってられなくなったのか、それとも、
正論を言いすぎたために村八分にされ、要は辞任に追い込まれたのか。
氏の辞任表明文はこちらにアップされてますので、是非ご一読を。
官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載します
小佐古教授は、これからメディアで、特にテレビなんかでゲストに呼ばれて、
事故の解説とかしてもらえないですかねえ。使ってくれる局はないものでしょうかねえ。
ま、原子力村から睨まれて、圧力が局にはかかるのでしょうけど。
ということで枝野センセーも小佐古教授も、スキャンダルのでっちあげにあわぬよう、
また、周囲の身の安全にはくれぐれもお気をつけていただきたいと思います。