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原発再稼働に同意しながら事故への責任を負う覚悟はない

2014-10-30 00:43:26 | 社会・経済


ハワイのキラウエア火山をモチーフにしたパンケーキだそうです。


 東京都・原宿に、ハワイの"キラウエア"をイメージしたパンケーキが新登場

 ヒップスターインターナショナルが運営する「モエナカフェ」はこのほど、
 ハワイにある活火山"キラウエア"をイメージした新作パンケーキ3種の販売を、
 ハワイの店舗と東京原宿店で開始した。

 同店は、ハワイのグルメアワード「ハレアイナ賞2014」の朝食部門で、
 オープン1年目でクチコミNO.1を受賞したパンケーキの専門店。
 日本では6月に東京原宿店、8月に京都店がオープンした。

 このほど発売する新作パンケーキは、"キラウエア"をイメージしたもの。
 パンケーキを3段に高く積み重ね、上にフルーツやホイップクリームをたっぷりトッピングした。
 ケーキの上から落ちるクリームやソースが、"キラウエア"の流れ出る溶岩を表現している。

 パンケーキは、「いちごとフルーツ 生クリームスペシャルパンケーキ」(1,980円)、
 「バナナとナッツのチョコレートパンケーキ」(1,780円)、京都店オープンにちなんで開発された
 「抹茶とあずきのパンケーキ kyoto」(1,780円)の3種。


アイディアは買いますけどね。
さすがにこのタイミングでの発表は能天気過ぎではないでしょうか。


 ハワイ・キラウエア火山の溶岩が民家到達、家財搬出など避難も

 米地質調査所(USGS)のハワイ火山観測所は、ハワイ島のキラウエア火山から
 流れ出た溶岩流が28日に民家の敷地内に到達したと発表した。
 民家を飲み込む恐れがあるという。

 溶岩の予想到達域に位置する民家約50軒には避難準備が呼びかけられており、
 多くの住民が家財を徐々に運び出している。

 6月27日に流れ出た溶岩は9月下旬にいったん動きが止まったが、数週間前に再び流れ始めた。




パンケーキ程度で目くじらたてることもないのでしょうが、
ちょっとタイミングに気を遣う訳にはいかなかったのでしょうか。
それとも、ちょうどよかったんですかね。


さて、溶岩が襲ってきたとしたら、人間にはなすすべなんてないのですけれども。
仮に原発が絶対安全ですっつったってマグマは防げないでしょう?

ま、上記のキラウエア火山のような事態は、日本では考えにくいのでしょうが。
でも、何があるかわかりませんからねえ。

このニュース見て、危機感とか持ってます?
薩摩川内市議会に九州電力のみなさん?


その、九州電力の川内原発再稼働の件ですが。

先日、市議会が再稼働に同意する決定をしたばかりですが、
事故が起きた場合の最終的な責任については国が背負うべき、としているのですってね。

なんとまあムシのいいことでしょう。

自治体も九州電力も国や国民の税金を最初からアテにしているのですから、
これじゃあ、原発運用に危機感とか責任感とか持てるワケないじゃないですか。

この程度の当事者意識と、てきと~な運用で儲かるのですから、
そりゃあ原発は一度味わったらやめられないってことになりますわね。


んで、これに対して国はなんて言ってるのでしょうか?
お、おう、やったろう、ってなカンジなのでしょうか。

こちとら国民は、事故とか廃炉とかへの負担が増すのこそ、やってられないのですが。

未だに原発は発電コストが安いなんていいながら、
事故処理や廃炉に際限ない負担を強いられるのですよ。

いったいどうして、原発のコストが安くて、そうすっと電気料金が抑えられて、
なんてことが言えるのでしょうか。


で、アレでしょ、実際に事故が起きようものなら自治体も国も事業者もそれぞれが、

 「で? どうすんの」

ってな具合で責任を押しつけ合って誰もナニもしようとしない。
結局は誰も責任をとらずに済んで、国民が負担を背負う羽目になるのです。

住民の避難や生活再建、賠償や情報公開も含めてです。
福島で起きていることをまた繰り返すことになるワケのです。

原発ムラの住人はどんなミスをしようとも責任を負うことがなく、
そのツケは公的資金ってことで国民が負担するのです。

こんな原発行政を続けようとか、ふざけんなバカ。
 

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