アメリカのイージス艦が南シナ海の人工島海域に侵入したことについて、
中国は反発してますが、日本はどうなんでしょう、歓迎、ってカンジなんですかね。
あの人工島は中国の膨張姿勢の象徴みたいなもんでしたし、
それを許したまんまでは日本の安全保障に影響があるってことで。
ただ、アメリカさんがその領域に入ったからといって、
日本を守るという意思が働いているのかはわかりませんが、
ま、日本としてはそれでも正義の同盟国・アメリカさんなワケですし、
中国に敵対してくれるモノならなんだって歓迎ですからね。
しっかしまあ、中国船が尖閣諸島に侵入したとなったら中国を非難し、
ロシア軍機が北方領土付近に侵入したとなったらロシアを非難するのに、
他国の領域に侵入するアメリカについては歓迎するとか、
どんなもんだろうと思うのですけれども。
それで言うと中国は中国でアメリカを非難できる立場かよというのもあり、
まあ、どの国もどの国だなあといいますか。
それにしても米軍イージス艦の中国付近での哨戒活動。
なんなんでしょうね、このタイミング。
アメリカの中国に対する警戒だとか、東アジアの安定のためだとか、
そんな好意的な見方もあるのですけど、どうなんでしょうか。
多少はそういうのもあるかもしれないにせよ。
日本では先日、安保関連法案が採決されたばかりでして、
これで集団的自衛権行使容認のもと、
「アメリカを助ける」海外での武力行使も容認されるのですよね。
ってことはもう、アメリカさんとしては、ほい来た!ということで。
ついに東アジアでなんかおっぱじめることになったとして、
東アジアだけではないですが、日本の軍隊、じゃなかった、自衛隊に、
軍事活動に出てもらい、アメリカを助けたり手伝ってもらうことができますと、
いうことで、自衛隊をアテにできるようになったのですな。
一方で日本としても、理解が広がらず反発も多いとされる安保関連法案について、
こうして東アジアでの軍事的緊張が高まる事案がクローズアップされれば、
法案の必要性ってものを国民に説得しやすくなるかもしれません。
つまりアベちゃん政権の助け舟になっちゃうのかもしれませんよ。
さらに、普天間基地の移設先として国が建設を進める辺野古の問題にしても、
沖縄県の翁長知事が海の埋め立て承認を取り消したり、また国がその判断を停止したり、
で、翁長知事は27日夜に政府に反発する会見を開くということで、
新たな基地建設を巡って沖縄県と国とがやりあっている状況なワケですが。
こうして政府の強硬姿勢には反発もありますし、
正当性だって怪しいんじゃないかとの疑念がある中で、
この米軍イージス艦の件でアメリカと中国の間で緊張が高まり、
軍事衝突が現実味を帯びてくる、なんて言っちゃえば、
やっぱり沖縄に基地が必要じゃん!
との声を後押しすることになるかもしれません。
ここでもアベちゃん政権の助け舟になってくれそうです。
と考えると、アメリカさんが東アジアのため世界のため
正義感満々でイージス艦を派遣したというよりは、
自衛隊への協力要請という圧力を日本政府にかけつつ、
その実現に必要な日本国民の支持を取り付けるためにも、
安保関連法案と辺野古基地への理解獲得に四苦八苦している
アベちゃん政権への助け舟といいますか、
大掛かりな小芝居なんじゃないかと思えてくるのですけれども。
中国、アメリカ、安保関連法案、沖縄、そしてイージス艦の派遣。
つながっているように見えませんでしょうか。
中国は反発してますが、日本はどうなんでしょう、歓迎、ってカンジなんですかね。
あの人工島は中国の膨張姿勢の象徴みたいなもんでしたし、
それを許したまんまでは日本の安全保障に影響があるってことで。
ただ、アメリカさんがその領域に入ったからといって、
日本を守るという意思が働いているのかはわかりませんが、
ま、日本としてはそれでも正義の同盟国・アメリカさんなワケですし、
中国に敵対してくれるモノならなんだって歓迎ですからね。
しっかしまあ、中国船が尖閣諸島に侵入したとなったら中国を非難し、
ロシア軍機が北方領土付近に侵入したとなったらロシアを非難するのに、
他国の領域に侵入するアメリカについては歓迎するとか、
どんなもんだろうと思うのですけれども。
それで言うと中国は中国でアメリカを非難できる立場かよというのもあり、
まあ、どの国もどの国だなあといいますか。
それにしても米軍イージス艦の中国付近での哨戒活動。
なんなんでしょうね、このタイミング。
アメリカの中国に対する警戒だとか、東アジアの安定のためだとか、
そんな好意的な見方もあるのですけど、どうなんでしょうか。
多少はそういうのもあるかもしれないにせよ。
日本では先日、安保関連法案が採決されたばかりでして、
これで集団的自衛権行使容認のもと、
「アメリカを助ける」海外での武力行使も容認されるのですよね。
ってことはもう、アメリカさんとしては、ほい来た!ということで。
ついに東アジアでなんかおっぱじめることになったとして、
東アジアだけではないですが、日本の軍隊、じゃなかった、自衛隊に、
軍事活動に出てもらい、アメリカを助けたり手伝ってもらうことができますと、
いうことで、自衛隊をアテにできるようになったのですな。
一方で日本としても、理解が広がらず反発も多いとされる安保関連法案について、
こうして東アジアでの軍事的緊張が高まる事案がクローズアップされれば、
法案の必要性ってものを国民に説得しやすくなるかもしれません。
つまりアベちゃん政権の助け舟になっちゃうのかもしれませんよ。
さらに、普天間基地の移設先として国が建設を進める辺野古の問題にしても、
沖縄県の翁長知事が海の埋め立て承認を取り消したり、また国がその判断を停止したり、
で、翁長知事は27日夜に政府に反発する会見を開くということで、
新たな基地建設を巡って沖縄県と国とがやりあっている状況なワケですが。
こうして政府の強硬姿勢には反発もありますし、
正当性だって怪しいんじゃないかとの疑念がある中で、
この米軍イージス艦の件でアメリカと中国の間で緊張が高まり、
軍事衝突が現実味を帯びてくる、なんて言っちゃえば、
やっぱり沖縄に基地が必要じゃん!
との声を後押しすることになるかもしれません。
ここでもアベちゃん政権の助け舟になってくれそうです。
と考えると、アメリカさんが東アジアのため世界のため
正義感満々でイージス艦を派遣したというよりは、
自衛隊への協力要請という圧力を日本政府にかけつつ、
その実現に必要な日本国民の支持を取り付けるためにも、
安保関連法案と辺野古基地への理解獲得に四苦八苦している
アベちゃん政権への助け舟といいますか、
大掛かりな小芝居なんじゃないかと思えてくるのですけれども。
中国、アメリカ、安保関連法案、沖縄、そしてイージス艦の派遣。
つながっているように見えませんでしょうか。