Do you remember rock'n' roll radio?

Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

マスコミの次は一般市民の言論をアンダーコントロール?

2016-01-30 22:18:57 | ニュース
安心してください。
TPPには影響ありません。


 TPP署名に影響なし=甘利氏辞任で米国務省

 米国務省のトナー副報道官は28日の記者会見で、甘利明経済再生担当相の辞任によって
 2月4日にニュージーランドで開かれる環太平洋連携協定(TPP)署名式が遅れる事態は
 「想定していない」と語り、影響はないとの見方を示した。


甘利センセーの経済再生担当相辞任でTPPの成り行きを危ぶむ声がありましたが、
参加国で最も大きい影響力を持つ国と思われるアメリカさんが、
彼がいなくても影響ない、ですってよ。

あっれえ、日本の報道では甘利センセーはタフ・ネゴシエーター(笑)として、
アメリカはじめ各国と渡り合ってTPPを推進してきた筈なんですけどもねえ。

実態は甘利センセーの存在感なんてこんなもんなんでしょうけど、
アメリカさんもつれない回答をするものですねえ。
そこはもうちょっとお得意のリップサービスでアベちゃん政権の顔を立てる、
オトナな対応を日本としては期待したものでしたが。


というワケで、甘利センセーがいなくても影響ないのはTPP署名のことであって、
日本人が心配するのは日本にとって交渉内容が不利に働きはしないか、
ということで仮にあるとしてもですよ。

日本では大筋合意にもこぎつけたし?
TPP交渉で大きな役割を果たしたとされる甘利センセーですが。

そもそも、日本がここまでTPP交渉でナニか成果あげたのでしたっけ?

日米の自動車分野ではまるで不平等貿易。
日本が自動車輸入について条件緩和するのに対し、
アメリカは輸入車への関税を段階的に下げようかな?下げるかも?
いや下げないかも?みたいな態度。

絶対守るとか言っていた農業分野の聖域も3割撤廃。
それを甘利センセーは「聖域のコアは守った」とか言うのですよ。

約束と全然違います。
それで大筋合意したとして、功績になるんですか。
もっとなしくずしになるかもしれませんしね。

一事が万事こんな調子でありながら評価するメディアや国民がいるみたいですから、
日本人ってのは不思議です。


そんなカンジで、日本人が心配してるように甘利センセーが辞任しても
TPPには影響なしとわかったところで。

こうして甘利センセー問題の幕引きを図るかのような報道を続ける大マスコミですが、
4月の番組改編を機に3月いっぱいでいくつかの報道番組で模様替えがあります。


テレビ朝日の報道ステーションはメインキャスターの古館氏が降板、
後任に富川アナと、自前の社員を抜擢するところまではいいのですが、
コメンテーターに共同通信社客員論説委員の後藤謙次なんだそうで。

これまたわかりやすいというか、アベちゃんに近い人間を抜擢しましたね。


TBSのNEWS23ではアンカーの岸井氏の降板が先に伝えられ、
出産を機に降板とフライングで報道され、それを否定した膳場キャスターも、
やっぱり3月で降板で、後任が朝日新聞?の星浩とのことです。

星は朝日の中でも保守的でやはりアベちゃんに近いと言われています。


こうして、権力に立ち向かい時に批判も辞さない姿勢を見せてきた報道2番組の
主要人物が降板し、代わりにアベちゃんに近い人物が就くことになりました。
どんな言論空間になるか、目に見えるようです。

ま、自分なんかはコレを、局が独自の戦略と方針で模様替えを行ったのではなく、
官邸からの圧力に屈した上層部のもとに行われた改悪だろうと考えていますが。
その可能性は大きいのではないですかねえ。

膳場氏は今後はTBSの週末番組・報道特集のキャスターに就任らしいですが、
どうしてまたメディアは膳場氏がNEWS23を「卒業」なんて言い方をしますかね。
よっぽど更迭、って真相を隠そうとしたがっているのではないでしょうか。


こうして大マスコミで出る杭は打たれまくり、牙を抜かれまくっている一方、
個人のブログにも圧力がかけられているのではないか?
という事態が見られるようですね。

例えば以下の二つです。


 カレイドスコープ
 削除依頼があったため、28日に「ある記事」を削除します

 「ある人(の代理人)」からブログ管理会社FC2を通じて、
 当ブログの「ある記事」を削除するよう依頼がありました。
 当ブログはアクセスが多いため、理由もなく突然記事を削除すると、
 かえってそれが広まってしまうことが考えられるのです。
 その場合、逆に、削除依頼主に恐怖と強い精神的ストレスを与えてしまう場合があります。
 したがって、削除する前に、みなさんが騒がないよう、
 事前に、削除の理由についてお知らせしたいと思います。

 「安倍首相の資金管理団体、例のアノ『晋和会』が告発された」の記事を28日に削除します
 (以下略)


 真実を探すブログ
 【驚き】当ブログの記事に投稿されたコメントに削除要請!プライバシー権を毀損されたと指摘!コメントは私が書いたわけじゃあ・・・


どちらもFC2で政治的・社会的なことを主なテーマとした、人気ブログです。
アクセス数が巨大なだけに標的にされたのでしょうか。

この二つのブログの削除依頼について、カレイドスコープのブログ主が
別のエントリーで述べていることを抜粋しますと、


 すでに削除されたか、削除した記事もありますが、
 残っている記事をさくさく見ていくと、共通しているテーマは、
 「自民党・安倍政権の失態と闇」についてです。

 FC2の管理者に削除依頼を要請した依頼人の目的が、
 「選挙の前に安倍晋三に不利になる要素を、今のうちにすべて消しておきたい」
 という狙いがあることは明らかです。


との印象をお持ちのようです。
依頼人とは誰なのか、その意図とは何なのか。。


権力によるなりふり構わぬ言論弾圧がマスコミレベルから一般の市民に対しても、
いよいよ及ぼうとしているのかもしれませんよ。
 

プルサーマル原発稼働で使用済み核燃料はゴミから資産へ

2016-01-29 23:34:14 | 社会・経済
29日は日銀がマイナス金利を導入すると発表しまして、
おかげで日経平均株価が大きく乱高下。

マイナス金利決定後は600円近く上げたものの、その後は急降下、
そしてまた急上昇して結局は前日比で約477円の高値で終えました。
1日で900円以上も上げ下げしていたことになります。

まあ、マイナス金利なんて初めてのことみたいですんで、
株式市場も右往左往したんでしょうか。

自分は経済やカネのことは疎いのでよくわからないのですが、
それにしても、ここまで緩和・緩和を続けているのですが、
それって経済の持続的健康的な成長に意義のあるものなのでしょうか。

ただ今日明日の株価ばかり追っかけることばかりしてるような
気がしてならないのですけどもね。


そんな中、関西電力の高浜原発3号機も再稼働しましてね。

一度は安全性を疑問視した福井地裁での再稼働さし止め判断が出たものの、
その後、たぶん圧力でもあったんですかえね?
その判断が覆されて、今に至っているのですが。

福井に隣接し原発から30km圏内にある京都府や滋賀県の意向はほったらかし、
立地自治体の経済と電力会社、関連業界の儲けを優先したかのような決定や、
そもそも福島第一原発事故の原因もわかってない、
放射性廃棄物の最終処分も決まってないという大きな欠陥を抱えたままでの、
原発行政が強引に押し進められるさまを目の当たりにすることになっております。


今回のポイントは、高浜原発3号機がプルサーマル発電であるということです。
燃料は使用済み核燃料を再処理したMOX燃料を使用します。

これにより、各地の原発に溜まりに溜まっている使用済み核燃料が、
本来はゴミである筈の使用済み核燃料が、プルサーマル発電の稼働によって、
MOX燃料の材料となる資産であると、名実共に見なされるというワケです。

とは言っても、国内の使用済み各値料の再処理工場である六ヶ所村は
トラブル続きで稼働するメドも立っていないんですけどもね。

今回のMOX燃料もフランスから運び込まれたものなのですが、
それでもま、プルサーマル発電が稼働したから現存する使用済み核燃料は
会計上も資産として計上できるという根拠が成り立つことになるのでしょう。

そしてこのMOX燃料、これまた使用後の処分方法が現状ないのですよね。
使用済み核燃料は再処理してMOX燃料の材料になりますが、
使用済みMOX燃料はそうした再利用ができず、ゴミになるだけなのです。
なのに、その処分方法がないのです。

使用済みMOX燃料は再処理できる資産にはなり得ないので、
電力会社にとっても明らかに巨大なゴミにしかならないのに、
関電は一体どうしようとしてるんでしょうか。
ま、自治体や政治家、役人、関連業界ひっくるめてですけど。


これでよくプルサーマル発電所なんて稼働できるもんだと思いますが、
ま、原発自体が従来からそういうもんであったといえば、それまでなのですが。

結局、事故を起こして5年も経つのに未だ10数万人が故郷に戻れず、
生活を奪われたままってのに、まるでこの国は懲りてません。

それとも、使い途のないMOX燃料を押し付けられでもしたんでしょうか。


そういえば最近、放射性廃棄物は海で最終処分すればいいんじゃね?
なんて検討が開始されたとのことです。


 「海底処分場」設置を模索=高レベル放射性廃棄物-経産省

 経済産業省は26日、原発の使用済み核燃料の再処理で生じる
 高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分に関する有識者研究会を開き、
 沿岸部の海底地下に処分場を設置する場合の技術的課題の洗い出しに着手した。
 夏ごろまでに課題を整理する。
 経産省は、最終処分場として科学的に有望な地域かどうか
 日本の国土を3段階に分類した地図を、年内にも提示する方針だ。
 海底地下の処分場は、設置に際し地権者との調整が不要だが、
 陸地と違って海水流入などの影響を精査する必要がある。
 経産省は海底処分場の実現可能性を模索し、難航する核のごみ問題の
 解決につなげたい考え。同省は、核燃料再処理工場を建設中の青森県六ケ所村から
 最終処分場に核のごみを運ぶには、安全面から海上輸送が最適だとみており、
 最終処分場は港湾に近い沿岸部への設置が望ましいと判断している。
 科学的に有望かどうかの分類は、近くに火山や活断層がないことなども勘案して決める。
 陸地への最終処分場設置では、地権者との交渉が難航する可能性があり、
 経産省は海底地下への設置を視野に入れている。ただ同省は26日の研究会で
 「さまざまな選択肢の一つとして客観的に情報を整理する」と説明し、
 海底処分場設置の方向が定まったわけではないことを強調した。
 海底地下に処分場を設置する場合は、廃棄物の海洋投棄を規制する国際条約に抵触しないよう、
 陸地に地上施設を建設し、海底までトンネルでつなぐ方式が想定されている。
 研究会は今後、地上施設が津波被害を受けたり地下施設の工事中に
 海水が流れ込んだりする可能性などを精査する。
 高レベル廃棄物の処分事業を担う原子力発電環境整備機構は同日の研究会で、
 海岸から10~15キロ程度の海域が処分場設置の目安になるとの考えを示した。


コレはいかんでしょう。
絶対にいけません。

海への冒涜、地球への、自然への冒涜です。
人間の傲慢と無責任の極みです。


いくら研究会とかでおエラい学者センセーたちが技術的な問題を
クリアできるとしたとしても、やってはいけません。

だいたい、どこの海底が安定的で安心だなんて、本当に言えるんですか。
言えたとしても、事故はいつか起きます。
要因は地震や噴火、地殻変動かもしれませんし、施設等の経年劣化かもしれません。

万が一でも事故が起きたときにナニかできますか。
もう事故は起きない、なんて言い分は通用しませんよ。
起きないと言っていた原発事故が福島で起きて、それだけでウソなのに、
事故に対してナニもできなかったのですから。

フィンランドのオンカロみたいに10万年安心なんて仮に言うとしたら、
それは将来に対して無責任だってことです。
そんな知識や技術、使命や責任感の継承ができないことなんかやってはいけません。


それに、世界共通の財産である海を汚しかねないのです。
人類は今まで航海や原油等の資源の運搬、戦争、実験、ゴミ処理など、
でさんざん海を汚してきましたが、もっと汚そうとするのですか。

日本の領域内だとしても海は世界中でつながっているですから、
日本の判断で核の最終処分になんてしていい道理がないはずでしょう。

ひょっとしたらこっそり、核のゴミを捨ててる国もあるかもしれませんが。。


そんな経産省の研究会とやらがコチラです。


 「沿岸海底下等における地層処分の技術的課題に関する研究会」を設置します


まぁね、核のゴミの行き場がどこにもない現状で、
海底というのも研究対象の一つにはなり得るのかもしれませんがね。

そんで数ヶ月後には、

 技術的にも安全に運用できることが判明!候補地はココとココ!

なんて報告がしれっと出されそうで怖いですよ。

もし、本当に廃棄処分の技術と運用が安全だというのだとすれば、
そうした施設は堂々と都内に建設したらどうでしょうか。
 

甘利罠

2016-01-28 23:08:33 | 国際・政治



ディンナイディンナイディンナイシーユークライン?
ディンナイディンナイディンナイシーユークライン!?

と言えば、邦題「甘い罠」でお馴染みの、"I want you to want me"というヒット曲です。
演奏するアーティストは Cheap Trick で、日本語にすると「安っぽい仕掛け」ですね。


さて、金銭授受疑惑の経済再生担当大臣の甘利センセーですが、
28日の会見で閣僚辞任を表明しました。

前日にはアベちゃんが続投させる宣言をしていたり、
高村センセーがこれは罠だのハメられたのだのと、擁護というか、
ハナシを持ちかけた方が悪くて甘利センセーは悪くないみたいに言ってましたね。

まあ、この件を暴露した側は録音テープとかいろいろ物証を持っているようですので、
甘利センセーをハメるというか、証拠を残しておきたいとの意図は
確かにあったようには思われるのですけども。

だからってですよ、ハニートラップだろうがマニートラップだろうが、
罠だからってソレに乗っかって犯した罪が消えるワケでも、
軽減されるワケでもないのですけどね。

まったく自民党のセンセー方というのは頓珍漢なことをおっしゃいます。


そんなカンジで、こりゃこのまま辞めずに続ける方向なのかと思ったらの、
辞任表明となりました。

ま、当然ではあるのですが、ナニがあったんでしょうね。

実はアベちゃん政権に飛び火しかねないくらい重要な疑惑がウラにあるから、
その前に甘利センセーを切ったとかですかね。
もしくはTPPかナニかでアメリカに嫌われたとか。
わかりませんが。


しかしねえ、以外に潔く辞任しちゃって、これで事件を幕引きして、
疑惑の全容解明を有耶無耶にしてしまおうっていう魂胆じゃありませんかね?
ドリル小渕センセーみたいにね。

ですからね、閣僚を辞任しましたってんで疑惑の追及を止めたり怠ってはいけませんよ。

会見でも口利きについてはほとんど触れてませんでしたし、
全て明らかなるまで追求・捜査しなければなりません。
そうして「自民党とカネ」を徹底的にあぶり出してもらいたいモノです。

甘利センセーも、他の自民党のセンセー方も言ってましったね?
「説明責任を果たす」と。

まさか今回の会見だけで、説明責任を果たした、ってなことにはならないでしょう?
自民党はソレを狙っているのでしょうが。

国民はベッキー騒動やSMAP騒動に気を取られている場合じゃなく、
ソレを許さないよう監視しないといけないのですよ。
そうしないとつまり、巨悪を見過ごす、容認するってことなんですからね。

ドリル小渕センセーが再選したりパンツ高木センセーが居座ったり、
といったみたいにね。

ソレって、国民が舐められてる、馬鹿にされてるってことなんですから。


ところで、この関連のニュースでは甘利センセーがアベノミクス(笑)を推進してきたとか、
TPP大筋合意の立役者だとか言ってるんですけど、それって功績になるんですかね。
そもそもTPPの大筋合意なんてもんがあったかどうか怪しいのですが。

それはさておき、会見までは甘利センセーも「職務を全うする」と言ってたのですけどね。
コレ、賄賂をくれる業者からの依頼を全うするって意味なのかと思ってみたりしたのですが。


しかしまあ、政治家とか役人とかってのは、税金で働いているくせに、
納税者の税よりも裏金のために仕事するんですねえ。
いやはや。
 

自分的ジョグ用イヤフォンの最終形か? PHILIPS SHQ1300

2016-01-27 00:36:49 | Mac,ガジェット
週末ジョガーの自分に必須のお伴というと音楽なのですけど、
だいたいジョグ中は音楽かラジオを聴いています。

それでまあ悩むのが、その際に使うプレーヤー、もしくはイヤフォンといった機器です。

特にイヤフォン、もしくはヘッドフォン、
この選択に難儀するジョガー、ランナーは多いと思われます。


そうした中で自分的には、幾つかの試行錯誤を経て、
ほぼ満足できる製品に巡り会うことができました。

こちらのエントリーで書いているような、JVCのHA-EB75です。

 自分的ジョグ用イヤフォンの変遷


といったこともありまして、個々最近は特にジョグ用のイヤフォンを探す、
なんてこともなかったのですけれども先日、たまたま某家電量販店をブラついていたら、
こんな製品を発見してしまったのです。





これはフィリップスの、SHQ1300LFという製品です。
ホームページを見ると、スマホのリモコンがついたタイプもあるようです。


このナニが自分的に良かったのかと言いますと、上記エントリーで書いているように、
自分がジョグ用イヤフォンに求める要件というのは以下なのです。


 ・防滴仕様であること
 ・カナル式でないこと
 ・コード長が1m以上あること
 ・L型プラグであること

であって、コレを全て満たす製品に出会ったということなのです。

まずは、店頭で購入の決め手になったのがコチラです。





そう、コード長が1.2mで、L型プラグなのです。

コレは、プレーヤーを適当にウェアのポケットに突っ込んでジョグする、
自分には最適の物理的要件なのです。

コードが短いと延長コードを足さなければなりませんし、
プラグがストレートだとポケットにプレーヤーをつっこんだとき、
プラグとコードの境目の部分が折れて痛んでしまいますのでね。

プレーヤーをアームバンドで固定する人には、
コード長が短くストレート型プラグのほうがいいのでしょうけども。


また、運動中に使用する製品ということで、汗や雨に対する防水性も気になりますが、
この製品はIPX4の防水機能、飛沫レベルへの耐性があるようですので、
この点でも要件をクリア。

そしてこの製品自体、価格も安かったのです。
店頭で2400円くらいでしたかね。

となれば、トライすることに迷いはありません。
買っちまいましょう。


んで、製品パッケージングはこんなカンジです。





本体に交換用イヤーチップが2種、そしてキャリングポーチです。

肝心のL型プラグはこんなカンジ。





Y型のパーツはウェアなどにコードを留めるときのクリップなのですが、
コレ、無駄に力が強いです。。

キャリングポーチは、うむ、まあ、付いているだけのモノ、ってなクオリティかなと。。
この製品の持ち運びでなく、ナニか別の用途にでも使おうと思います。


イヤーチップに関しては、カナル型が苦手な自分に向いたタイプ。
お店には、この製品のカナル型バージョンもありましたよ。

スペアは耳に固定するスタビライザーがついているタイプとついていないタイプ。
サイズはみんな一緒みたいです。
(追記:ホームページによるとサイズはS,M,Lの3種になっているようです。失礼しました。)

このスタビライザーがついたカタチってのは、ボーズが Stay Hereチップを採用してから、
各社が倣うようになりましたよね。





うーん。
似てますね。。

Stay Hereチップのボーズ製品は自分も使用しているのですが、
確かにジョグ中でも耳からのズレが全く気にならないくらいの装着感を持っています。

ボーズに比べたら作りはチープな本製品、ま、2千数百円ですから贅沢言えませんが、
装着感についてはどうなのでしょう? 走って試してみます。


ってことで、1時間程度、この製品を装着してジョグしてみましたが、うん、
装着感は良好で、イヤフォンがずれそうとかはずれそうなカンジは全くありませんでした。

特に耳が痛くなるというような違和感も感じませんでした。
無駄に力の強いクリップも、使うことなく済みそうですよ。

それに普段使用しているJVCのHA-EB75のような耳掛け式でない分だけ、
サングラスのフレームとも干渉することがありません。


ってことは、自分的にいうと、ジョグ用イヤフォンの理想型・最終形じゃないか?
ってことなのです!

上でも書いたように、自分が求める要件を全て満たしています。
これまで使ってきた製品はどこかが欠けていたものなのですけどね。
そして、1回走って使ってみただけですが、実用上も問題なさそうです。


え?
音質?

たかだか2千数百円の製品ですよ?
それより、ジョグ中の使用感が快適かどうかが問題なのです!


ま、値段が値段で残念ながら作りがチープなのは否めず、
コードは細くてすぐ断線してしまいそうな印象はありますけども。

ので、早めにスペアを手に入れておこうと思います。


もっと作り・品質的に安心できる製品があればサイコーなのですが、
この製品でも十分ではあります。

いい製品に出会いました!
 

原発も核兵器もソレ自体が地球規模の脅威なのに

2016-01-26 22:23:58 | 社会・経済


 
いやあ、寒いですね。
お寒うございます。

なんたって大寒波の影響ということで、福岡県大牟田のように水道管が損傷して
断水してたりだとか、けっこうな被害になっている地域もあるようです。

この大寒波は北極圏の冷気が南下したためなんて解説もありましたが、
いや、自然のなすことは人間には理解不能です。

自然に対してはその脅威に対抗するのではなく、
共存することが重要なのだと、こうした気象を見るたびに思います。


そんな自然との共生など目論んでいない人間の傲慢の象徴、原発ですが。

九州電力の川内原発は、福島第一原発事故以降に原発の安全に必要とされた
免震重要棟の建設を撤回したのですが、さすがにコレに原子力規制していいんかい?
も反発とのことです。


 川内原発「免震棟撤回の根拠を」 規制委が批判、九電に指示

 九州電力が、川内(せんだい)原発(鹿児島県)が事故を起こした際の対策拠点となる
 免震重要棟の建設計画を再稼働後に撤回した問題で、原子力規制委員会は二十六日、
 計画変更の具体的な根拠を示すよう、九電に指示した。
 この日の会合で、九電は、免震棟を新たに建てるより、現在の代替施設と
 新設する支援施設を組み合わせた方が「早く安全性を向上できる」と説明した。
 これに対し、規制委の更田豊志(ふけたとよし)委員長代理が
 「早く向上できるというのに、どれだけ早くなるのか説明がない。
 (なぜ計画を変えるのか)動機の説明がなく、最も重要な根拠を欠いている」と指摘した。
 他の規制委担当者も「審査の中で、免震棟の地震動も検討した。それが無駄になっている。
 よく考えてもらいたい」などと指摘。
 計画変更を申請し直すことも視野に、入念に検討した上で対応するよう求めた。
 九電は、規制委で審査中の玄海原発(佐賀県)でも、今年三月をめどに予定していた
 免震重要棟の新設計画を見直す考えを明らかにしている。
 これに対し、佐賀県の山口祥義(よしのり)知事は「災害対応の拠点になる免震棟は重要だ。
 (九電は)信頼関係を築くためにも、自らやると言ったことはやるべきだ」と苦言を呈し、
 予定通り新設するよう求めている。


それでも九州電力は免震重要棟なしで済ませられるよう申請を見直すっぽいのですけど。

スキーツアーバス事故でも思い知ったんじゃないですか?
その事故で被害者の父親がコメントした、


 今の日本が抱える、偏った労働力の不足や、過度な利益の追求、安全の軽視など、
 社会問題によって生じた、ひずみによって発生したように思えてなりません


との指摘。
まったく今回の川内原発に当てはまっているじゃないですか。

日本人って、人間って、こんなにも誤りを正すことのできない生き物なんでしたっけ?

そうなんでしょうね。

そうでなかったら現代はもっと平和に向かっている筈ですし、
こんなギクシャクした世の中になんかなってない筈です。


一方、原子力施設を抱える茨城県東海村が、
放射性廃棄物の最終処分を容認するとのことです。


 茨城・東海村 原発廃炉の放射性廃棄物 一部処分容認へ

 商業用の原子力発電所として国内で最初に廃炉になった、茨城県にある東海原発の、
 解体作業で出る低レベル放射性廃棄物の一部について、敷地内に埋め立て処分する計画を、
 地元の東海村が容認する方針であることが分かりました。
 廃炉で出る放射性廃棄物の最終処分場は国内になく、計画を容認すれば、全国で初めてになります。
 東海原発は平成10年に営業運転を終え、
 平成13年から商業用原発として国内で最初に解体作業が始められました。
 事業者の日本原子力発電は、解体で出る低レベル放射性廃棄物のうち、
 建物に使われているコンクリートや金属部品など、放射性物質の濃度が最も低い
 「L3」と呼ばれる区分の1万2000トン余りについて、
 原発の敷地内に埋めて最終処分する計画を、去年7月、明らかにしています。
 これについて、東海村の山田修村長はNHKの取材に対し、
 「処分地が決まらない状況が続き、解体作業がストップすることは避けなければならず、
 ほかに選択肢がないなかでは『やむなし』と感じている」と述べて、
 「L3」の廃棄物の処分計画を村として容認する考えを、全国の自治体で初めて明らかにしました。
 廃炉で出る低レベル放射性廃棄物の最終処分場は国内になく、計画を原子力規制委員会が審査で認め、
 茨城県と東海村が正式に了解したのちに、実際の処分が行われることになります。
 (以下略)


自分は思うのですけど、放射性廃棄物の処分場が決まらないっていうじゃないですか。
アレ、役目を終えた原発施設の跡地とかその周辺とかにするのが無理が無いと思うのです。

だって、地盤など環境的な条件では既にお墨付きがあるワケです。
そうして原子力施設が建っているのですからね。

そして自治体、その住民の同意も得られる筈です。
だって、既に原子力施設の誘致に同意しているのですからね。

なので、核の不拡散という意味で、既に原子力施設がある地区で
廃棄物の処分を行うのが適当と考えています。

それじゃ、核の負担を特定の地域にだけ押し付ける、みたいな批判はあるでしょう。
でも、それより放射能の影響を拡散させないことが重要だと思うのです。

原子力施設立地地域には申し訳ないのですが施設を誘致した以上、
その処分まで責任を負う覚悟が必要なんだと思います。


まぁそれも今だから言えることであるのかもしれません。

自治体側は誘致時にはそんなことまで考えられなかったでしょうし、
建設を求める方もそんな説明はしなかったでしょうし考えられなかったでしょう。

でも、出したゴミの処分は他人に任せるのではなく、自分のところで完結する、
そういう覚悟と責任が必要だった筈ですし、その原則のもとにある筈だと思うのですが。

未知のものを受け入れるのに、そんな知恵も想像力も正義もなかったってことですか。


今回の東海村については英断というか、比較的濃度の低いL3の処分を受け入れることで、
濃度の高いL1, L2の処分は撥ね付けられる、との計算もあるかもしれませんね。

住民等が容認してくれるかどうかは、さっき自分が書いたような、
だって既に原子力施設誘致に同意してるし、ってのが根拠になりましょうか。

もちろん、L3の処分を受け入れることで、なし崩し的にL1, L2の処分も押し付けられる、
国なんかは押し付けようとする、そんな危険も無くはないと思いますが、どうなりますか。


そんなワケで、原子力なんか人間や自然にとっての脅威がやたら大きいだけで、
一部の原子力ムラ人を潤すだけで、まるでいいことないのですが。

原発などはその技術の核兵器の転用が疑われるのですが、
世界的には核兵器を根絶しようという方向に向かっているのかと思いきや、
アメリカさんは新たな核兵器開発を進めているようですよ。


 核のない世界はウソ? 使いやすい小型ステルス核爆弾を米国が続々配備へ

 より核を使いやすい世界へ?

 歴代米国大統領のなかで、初めて核武装の解除を防衛戦略の一環に明言したオバマ大統領。
 ノーベル平和賞にも輝いた、核のない世界を訴えるオバマ大統領の演説に感動を覚えた人だっていたはずです。
 そして、ノーベル平和賞受賞後の2010年、オバマ大統領は「新たな核弾頭の開発は今後行なわない」
 とまで語っていましたよね……。

 ところが、いよいよ残る任期1年を切ったオバマ大統領政権下の米国は、
 いまこうした一連の宣言とは反対方向へ進んでいるのでは?
 米メディアまで懸念を表明する、新たな核開発競争の先頭に立っているかのような
 軍事戦略の進行が指摘されていますよ。

  再開発された核弾頭に搭載される爆薬は、突き詰めるならば、
  新たに開発されたものではないとされてはいる。
  しかしながら、より狭いエリアでターゲットを絞って用いることができるようになり、
  より使いやすい兵器となるだろう。
  単に報復攻撃に用いるのみならず、先制攻撃にさえ使用しやすくなる。

 実は米国では、今後30年間に1兆ドルもの巨額の税金を投入し、
 全5段階におよぶ核兵器の再開発プロジェクトが進行中です。
 その第1弾となる、核爆弾「B61」の最新版「B61 Mod 12」の投下実験成功を祝って、
 こんな評論が紙面を飾りましたよ。
 えっ、いまってソ連と核競争でしのぎを削った1960年代だっけ?
 先制攻撃にだって使いやすくなる核兵器の完成を目指す最新事情を伝えられ、
 あのオバマ大統領の構想はどうなったの? 当の米国でも非難が高まっているんだとか。

 ちなみに米国が古くなった核兵器を処分し、
 全体としては核爆弾の数が減少傾向に向かっているのは事実のようです。
 ただし、B61 Mod 12の例が示すように、以前からある核兵器の改良に努める再開発は、
 近年の北朝鮮による核開発疑惑を受けて、より活発になってきているのも現実とのことですね。

 その最先端となるB61 Mod 12は、より小型になって、
 ステルス性能まで備えることが高く評価されています。
 なによりも、ターゲットに合わせて、どれほどの爆発能力を備えるかを調節できるのが特徴的で、
 もっとも限定的に使う値に設定すれば、1945年に広島に落とされた原爆の2%の威力に抑えた
 超小型核爆弾が完成するとされていますよ。F35ライトニングII戦闘機に搭載し、
 狙った軍事施設のみに核を落としつつ、市民への被害は最小限にとどめられると謳われています。

  もし核兵器の精度を本当に向上させられるとすれば、なにが起きるだろうか?
   もっといまよりも使える兵器になるということだろうか? その可能性は十分にあるだろう。

 B61 Mod 12の投下試験成功を受けて、核指揮能力も有するUnited States Strategic Commandの
 前トップのJames E. Cartwright氏は、こんなふうにコメントしています。
 どうやら米国は、全体としては核兵器の削減に向かってはいるものの、保有核の精度向上により、
 核のない世界ではなく、より核を限定的に使いやすい世界を築こうとしているのかもしれませんね。
 その方向性をめぐっては、米国内でも賛否両論入り乱れており、
 真の意味で核兵器が用いられない世界の実現は、まだまだ前途多難のようです。


記事でも書いているように、核兵器の無い世界を目指すなんて言って、
ノーベル賞をもらっちゃったオバマ大統領のアメリカが核兵器を新規に開発中。

まあ、そんなもんですかね。
アメリカという大国のエゴとも言えますし、世界中が疑心暗鬼になっているとも言えますし。


アメリカなんかはイランの核兵器開発疑惑や北朝鮮の核実験を批判しながら、
そうした脅威(笑)、悪役国家があるというおかげで、
こうして核兵器開発にいそしむことができる、と言うこともできるでしょう。

つまり、こうした脅威(笑)がなくなってしまうと、
逆にアメリカが核兵器を開発する正当性を失ってしまうワケですので、
どこかの悪役国家が核開発をしているとの事実が必要になるのですよ。

そのためには、事実じゃなくとも事実を思わせられる事象があればいいのです。
なんなら、ねつ造でいいのです。

例えば北朝鮮の地下核実験とかです。
アレ、ホントに核実験があったのでしょうか。

なんて、自分なんかは疑っちゃうのですけども。


こんな原発や核兵器の現状を見ていると、近未来の地球の状況を憂いつつ、
大寒波以上に寒く感じるかのようであります。