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Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

大臣が大臣でバカなら、支持する国民も国民でもっとバカ

2018-03-30 23:29:06 | ニュース
バカな阿呆センセーが、新聞のレベルがナントカと発言したことについて、
訂正や謝罪をしたらしいですね。

その元となった発言というのが、


 「TPPは日本が主導して締結された。
 このあいだ、茂木大臣0泊4日でペルー往復していましたけど、
 日本の新聞には1行も載っていなかった。
 森友の方がTPP11より重大と考えているのが日本の新聞のレベル。
 政治部ならともかく経済部までこれかと、おちょくり倒した記憶がある」


と、いうもので。


 「森友がTPPより重大」=報道姿勢を批判―麻生財務相

 麻生太郎財務相は29日の参院財政金融委員会で、
 学校法人「森友学園」をめぐる国内メディアの報道姿勢について、
 「森友の方がTPP11より重大だと考えているのが日本の新聞のレベル」と批判した。

 麻生氏は、米国を除く11カ国が今月上旬に署名した環太平洋連携協定(TPP)の新協定
 「TPP11」について、「日本の指導力で締結された。ものすごく大きい条約締結の一つ」と評価。
 その上で「日本の新聞には1行も載っていなかった」と指摘。
 「日本の新聞のレベルはこんなもんなんだなと(新聞社の)経済部のやつにぼろかす言った記憶がある。
 政治部ならともかく経済部もこれかと、おちょくり倒した」と述べた。
 実際は、11カ国がTPP11の文書に署名したことを多くの国内メディアが伝えた。 


まあ、こういうことをドヤ顔べらんめぇで怒鳴り散らしてるわりには、
コレが間違いだらけだったのですから、いい赤っ恥です。

まず、TPP11の会合が行われたのはペルーでなくてチリ。
ここで締結されたのではなく、署名されただけで締結はまだなんです。
そして大手はじめ各新聞は記事を掲載していたんですね。


新聞は1行も書いてないとか言ってレベルがどうのこうのとdisって、
訂正するに至ったワケですが、そのことを問われると、

 「努めて新聞は読まないようにしてる」

らしいのですが、ソレにしちゃ新聞にナニが載ってる載ってないと、
何故にいちゃもんつけられるのですかね、という不思議。

すると、

 「1面に書いてないもので」

などと言い。

 「日経でさえ1面に書かなかった」

とまで言いますが、その日本経団連新聞は1面で記事を扱っており。

東京新聞記者に対しては、

 「東京新聞は書かなかった」

と、凄むのですが、東京新聞でもTPPの記事は掲載されてまして。


もうナニからナニまで、バカな阿呆センセーが言うことは
ことごとく間違いだらけなんですが、こんなに発言が横暴で無責任な人間が
政治家で大臣でいいのでしょうか。

おそらく自分では間違いということさえどうでもよく、
真偽はともかく思い込みをそのまま口走ってるだけではないでしょうか。

ソレがウソでも間違いでも、自分は悪くないと、どこかで倒錯しているのでしょう。

しかも、TPPに関してはまったく理解もしてないってのが明らかじゃないですか。
きっと、ブリーフィングもまともに聞いてないか、ソレを理解する能力がないかでしょうけどね。

まあ、こんな人に記事を読ませるには、
4コマ漫画にニュースを掲載するしかないのかもしれません。


ソレに、森友がTPPより重要?なんて指摘に関して言えば、
確かバカな阿呆センセーは財務大臣でありながら、
森友学園の文書問題の対応でG20を欠席してましたよね。

そりゃ、こんな大臣は恥ずかしくて諸外国首脳の前には出せませんけどね。


よくもまぁこんなんで大臣の座に恋々とすがり続けられているものです。

以前は、「死の町」発言だったり、「上から」発言だったりで辞任に追い込まれた
大臣もいましたが、バカな阿呆センセーの発言はソレらよりよっぽど悪質なんですが、
ソレでも辞任に追い込まれないのはなぜなんでしょね。

バカな阿呆センセーは、そこまで叩かれてない、手加減されてると考えて、
新聞には感謝した方がいいんじゃないですかねえ。


まったく恥さらしもいいところですが、こんなバカな阿呆センセーでも、
指示してくれる人がいるのですよねえ。

コチラのヤフコメを見ても、

 「森友がTPPより重大」=報道姿勢を批判―麻生財務相


臭い!汚い!カッコ悪い!でお馴染み3K新聞の記事のリツイートを見ても、

 麻生太郎財務相「森友のほうがTPP11より重大と考えるのが新聞のレベル」


まあ、バカな阿呆センセーの言うとおり!モリカケなんて生活に影響がない!
なんていう連中の多いこと。

自分がよければ正義なんてどうでもいい、悪事だって結果的には容認という無関心さ。
コレが日本国民の大多数なんでしょうかねえ。


こんな国民には、そんな政治家が生まれる、ってな、いいサンプルになりますね、
今の日本は。

 

サガワ証人喚問は戦術ミスだろうと

2018-03-29 21:54:25 | 国際・政治
27日に森友学園疑獄関連で、元・財務省理財局長のサガワ氏の証人喚問が行われました。

自分は国会中継もテレビニュースもたいして見てないのですが、
ネットからの情報からすると、サガワ氏は答弁拒否も多かったり適当にはぐらかしたりで、
やはり疑惑の解明進展には繋がらなかったようでありますね。

まあ、予想された通りです。

結局、何故に文書を改ざんしなきゃならなかったのか、
誰が何のために改ざんしたのか、という根本はさっぱりわからずじまいでした。


で、臭い!汚い!カッコ悪い!でお馴染み、3Kグループの夕刊フジでは、
野党自滅なんて書かれる有様でした。


 “史上最低”だった佐川氏喚問 野党自滅、隠し玉なし…核心に迫る証言引き出せず


こんな書かれようするのも当然だと思いますよ。

もともと、逃げ切られるような答弁に終始すると予想されたサガワ氏の証人喚問ですが、
まさにその通りとなり、疑惑追及にはたいした収穫のない結果になったワケですから。

コレはもう、野党の戦術ミスにほかならないと思うワケで。


だって、国税庁長官に栄転したサガワを辞めろと言って、証人喚問しろと言って、
ソレ両方とも実現させたのに、野党が疑った疑惑、アベ嫁や政治家の関与を示すような
証言は引き出せず、つまり失敗したのですから。

森友学園疑獄の解明のためと主張していたことが役に立たなかったじゃないか、
という印象を国民に残してしまったのですよ。

国会で虚偽答弁をしたと強く疑われるサガワを引きずり下ろして、
溜飲を下げたかっただけなのだ、という印象を残してしまったのですよ。

この結果、野党等はますます疑惑が深まった、と言ってますが、
強がりに過ぎないでしょうね。


もちろん、サガワ氏の証人喚問についての分析はいろいろあるでしょうし、
彼が局長当時に国会で行った答弁はウソだらけだと自分も思っていますけど、
もともとサガワなんかどうでよかったのです。

問題の本質は文書改ざんよりも、公有地の不当な払い下げが何故行われたのか、
不当な利益供与があったのではないか、ということなのであって、
決して公文書改ざん事件ではないのですから。

森友学園疑獄の当事者ではなく、ただその疑惑が持ち上がったときサガワは、
たまたま理財局長で、たまたま答弁する役目だった、ってだけなのですから。


ですので、サガワ氏なんかよりハナシを聞かなければならない関与者は他にいるワケで、
彼のことはスキップして本命の人物の証人喚問なりを求めるべきだったと思うのですが、
そういった意味ではやっぱり、サガワ氏の証人喚問を優先させてしまったのは、
ミスじゃないですかねえ。

コレで逆に疑獄が幕引きされてしまう口実を作ってしまったのじゃないかと。

もちろん、ソレは政府・与党が目論むシナリオでもあったと思うのですが、
ナニもまんまとソレに乗っかることないでしょうにねえ。

サガワ辞めろ!みたいな声が国民の間で高まっていたので、
ま、辞任しろとか虚偽答弁だったじゃないかとかでわかりすい一面もありましたので、
そうした国民の勢いに安易に野党は乗っかってしまったってことですかねえ。


もちろん野党はこれからアベ嫁やらタニやらサコタやらの証人喚問等を
要求することになるのでしょうが、ソレらの妥当性ってものが、
サガワ証人喚問の失敗によって揺らいでしまったのではないでしょうか。

だって自分みたいな素人が考えても、サガワ証人喚問の有効性は疑問だったのですけど、
この記事みたいに、官邸側がこういう戦略を立てることも全然予想されることでしたからね。


 佐川氏喚問は、昭恵夫人と官邸の関与の火消しに使われた茶番劇だった

 テレビの前で、「人間とは、土壇場になると、ここまで保身に走れるものなのか」と、
 呆然とした人が多かったのではないか──。

 3月27日、財務省が学校法人森友学園との国有地取引に関する公文書を改ざんした問題で、
 前国税庁長官の佐川宣寿氏が衆参両院の予算委員会で証人喚問に立った。
 佐川氏は、財務省理財局主導で改ざんが行われたとされる昨年2月下旬から4月にかけて、
 理財局長として国会の答弁に立っていた。

 その後、近畿財務局の職員の自殺をきっかけに、財務省が決裁文書の調書で
 14ヵ所にのぼる改ざんを行っていただけでなく、添付されていた2枚の資料を
 削除していたことが発覚したのは、もはや周知の事実だ。

 27日の証人喚問では、どこまで政治の関与があったのかが焦点だったし、
 国民もまた疑惑の解明を期待していた。というのも、安倍晋三首相が昨年2月の衆院予算委で
 「私や妻が国有地売却に関与していれば、首相も国会議員も辞める」と答弁していたためで、
 証言内容によっては、政局になる可能性もあったからだ。
 「安倍一強」と呼ばれる強すぎる政治と、官界との歪んだ関係が是正される機会であったこともある。

 しかし、多くの国民の期待は、「刑事訴追の恐れがある」という言い訳を盾に、
 40回以上も証言を拒否した佐川氏の腰砕けな姿勢の前にもろくも崩れた。
 佐川氏に対して、橋本内閣時の総理秘書官だった江田憲司議員(民進党)は、
 「(そのスタイルは)あなたの美学か」と問うた。

 そんな佐川氏が饒舌に語ったのは、参議院で質問のトップバッターに立った
 丸川珠代議員(自民党)の質問に対してのみだったからだ。
 丸川氏の質問は、終始一貫して、「責任は財務省理財局のみにあり、総理、総理夫人、
 官房長官、官房副長官、総理秘書官は関係ない」ということを念押しする内容だったからだ。
 いくつか、抜粋する。

  丸川氏 「官邸からの指示はなかった?」
  佐川氏 (はきはきと)「間違いありません。麻生大臣からの指示もございませんでした。
       理財局の中でやった話です」
  丸川氏 「(総理や総理夫人からの)明確な指示ではなくても、圧力は感じた?」
  佐川氏 「ありませんでした」
  丸川氏 「なぜ書き換えを行って、総理夫人の名前を削除したのか?」
  佐川氏 (前略)「一連の書類を勉強して、総理も総理夫人の影響もありませんでした」

 このように、「政治の関与を匂わせたら、どうなるか分かってるんでしょうね」と言わんばかりの、
 半ば「恐喝」とも受け取れる質問をネチネチと繰り返した後、丸川議員は晴れやかな顔で、
 「総理夫人、官邸の関与はなかったという証言が得られました。ありがとうございました」
 と言い放ったのだ。

 これには、自民党の議員からも驚愕した様子のコメントが出ていた。

 「さすが、当選わずか2回で大臣を2回もやっただけのことはある。
 当選3回でも、1度も大臣をやったことのない参議院議員はたくさんいる。
 単に『女性活躍』という政策に乗って、引き立てられただけではない。
 ここまで、国家ではなく総理に忠誠を尽くす姿を見せられるのは、ある意味あっぱれだ。
 まだまだ安倍政権には続いてもらって、あわよくばもう1度大臣をという気持ちなのだろう。
 しかし、なかなかできることではない」

 民進党の小川敏夫議員の質問に対しても、佐川氏は財務省ではなく、政権に忠実だった。
 安倍晋三首相の“辞職発言”が、自身の国会答弁に影響したかどうかについて
 「あの総理答弁の前と後で、私自身が答弁を変えたという認識はありません」と、
 明確に影響を否定している。

 一方で、当時の部下である田村嘉啓審理室長に対する責任の押しつけ方は、
 田村室長が気の毒になるほどだった。

 そもそも安倍昭恵総理夫人の関与があったのではという話は、昭恵夫人が、
 森友学園の名誉校長だったことに加え、国有地取引の問題で、
 夫人付き職員の谷査恵子在イタリア大使館一等書記官が籠池氏にファクスを
 送っていたことや、田村室長と電話で話していたことなどが裏づけとなっている。

 しかし佐川氏は、「私は確認しなかったけど、田村は電話を受けていたので、
 (谷が昭恵夫人付きということを)知っていたかもしれない」
 「自分が(田村に)ヒアリングしたときには、(谷さんから)1回電話があっただけだと言っていた」
 と、昭恵夫人が名誉校長であることも新聞報道で知ったと断言した。

 にもかかわらず、公明党の竹内謙議員が、「本省も財務局佐川氏の答弁との
 整合性をとるために改ざんが行われたと(新聞の)この記事にはある」と尋ねると、
 「覚えていません。あまり新聞読んでいないので、知らないと言った方が適切」など、
 官僚よりも政治家の方が向いていたのではと思える“二枚舌ぶり”を発揮する。

 佐川氏の後任の太田充理財局長が、「理財局の一部によって(改ざん)が行われた。
 前局長の佐川氏の関与が大きかった」と、認めているとたたみ掛けても、
 「個別の案件なので…」と、刑事訴追を理由に証言拒否。部下や自殺した職員に対する
 詫びの言葉もないのかと聞かれるまで、謝罪の一つもなかった。

 この日、竹内議員の質問は、唯一、確信に迫るものではなかったかと私は思う。

 竹内議員曰く、佐川氏は、非常に厳しい上司だという評判があった。
 実際、佐川氏は、近畿理財局と籠池氏との交渉内容は知らず、答弁後に詳細を知ったのではないか。
 そしてそのことで、激しく部下を責めたのではないか。現場を知らなければ指示はできないので、
 部下は佐川氏の立場などを忖度して書き換えを行い、佐川氏はそれを黙認したのではないか…。
 指摘の概要をまとめると、こんな感じだった。

 佐川氏が、財務省内で畏怖の対象だったことは間違いない。
 筆者の手元には、「財務省新恐竜番付」というペーパーがある。
 恐らく、若手官僚が面白半分でつくったものだろうが、
 こうした文書は往々にして視点は間違っていないことが多い。

 この文書によれば、佐川氏は理財局長の前職である内閣審議官の時代に、
 「西の前頭六枚目」に選ばれているほどの“力量の持ち主”だ。

 佐川氏の評判を聞くと、「滅私奉公型の官僚で、私生活を犠牲にするほど働く一方で、
 部下にはそれ以上の働きを求める。他省の同期や美人記者、美人秘書にはとても朗らかな対応」
 という評価が返ってきた。

 この「番付表」は、なかなか見所が満載だ。
 「東の横綱」である藤井健志氏は、この後、主計局次長から国税庁次長に出向し、
 佐川氏の部下となっている。彼らの部下は、さぞかし辛い目に遭ったのではないかと、
 老婆心さえ芽生えてくる。

 ちなみに、話は若干それるが、「張出」の可部哲生総括審議官は、
 森友問題で“詰め腹”を切らされる一人に入るかどうかの瀬戸際。
 「関脇」の小部春美氏は、女性初の国税局長を経てサイバーセキュリティ・
 情報化審議官にまでなっているが、部下が何人も使い倒されたと評判だ。
 小部氏は国税庁時代、酒税課長を経験しているが、やはり酒税課長経験者の源新英明氏も
 「前頭」として名を連ねている。ちなみに「前頭三枚目」の西村聞多氏も国税庁への出向経験者だ。

 なんとも“強者”ぞろいで、組織は果たして大丈夫なのかと不安を感じざるを得ない。

 そして、いくら“政治の力学”が働いたとはいえ、今回、財務省は佐川氏に見捨てられたことで、
 責任をほぼ一手に引き受けざるを得なくなった。しかし、こうした財務省に、
 組織として自浄作用が働くとは考えづらく、佐川氏の罪はあまりに大きいと言わざるを得ない。

 安倍政権は、佐川氏の証人喚問で幕引きを図るつもりだろうが、
 福山哲郎参院議員(立憲民主党)が言及したように、
 「疑惑はますます深まった」としか言いようがない。
 安倍政権は、丸川議員と佐川氏との間でやり取りされた“茶番答弁”をもって、
 説明責任が果たされたなどとは、決して考えてはならないだろう。


そうですよ。

どんだけみっともない答弁をしようとも、明らかな茶番だなと思われようとも、
逃げ切れると思えば、そりゃ与党としては利用しようとするに決まってます。

疑問が山ほど残れど、ソレを上回る関与の証拠が見られたワケでもないのです。
もちろん、巧みに言い逃れているワケですが、残念ながらそうした余地はあったのです。

与党がサガワの証人喚問を容認したってことは、茶番の筋書きができあがったってことで、
そういうことが野党に読めなかった筈はないのですから迂闊にもほどがあるのじゃないでしょうか。


ま、公文書改ざんはソレ自体で国家的犯罪みたいなモノですから、
コレはコレで裁かれる事案ではありますので、引き続き財務省、
もしくは地検が頑張って明らかにしてくれることになるのでしょうかねえ?

こんな犯罪があったにも関わらず、誰も責任を取らないというような事態には
まさかならないだろうと思いますが?

同様に、森友学園疑獄も、引き続き捜査・調査してくれるものと思いますが。

え、ソレともアレですか、既にサガワが責任を取った、ってことになるのですか?


ところで森友学園疑獄といえばもともとは大阪ローカルの問題なんてことを、
上西小百合センセーが言ってたような気がするのですが。

だとすると、その観点の問題って、どうなっているのでしょうね、維新の関わりとか。
橋下センセーはこの森友学園疑獄に妙にムキになる印象がありますし、
そういや大阪府知事の松井センセーはすっかりおとなしくなってるカンジがするのは、
気のせいでしょうか。

 

アベちゃんの笑みの本質

2018-03-25 21:16:21 | 国際・政治
森友学園疑獄に関連して、大阪拘置所に拘留中の森友学園理事長に、
野党が接見に訪れた際、こんなコールが聞かれたそうですね。


 「籠池出して、昭恵を入れろ!」


不当に勾留期間が長期にわたっていると言われる籠池氏を解放し、
森友学園疑獄に深く関わった疑いの強いアベ嫁こそ拘留すべき、との主張ですが、
ま、そうも言いたくはなりますよね。

この問題で森友学園理事長は堂々と公の場に出て、国会招致にも応じて、
メディアを前に質問に答えているというのに、アベ嫁は逃げっぱなしで、
しかも、どうにも疑獄の中心で関与してたろうとの疑いが濃いのですから。

だって何度も森友学園に訪問もしてますし講演だってしてますし寄付金だって渡してますし、
ナニより名誉校長でしたし、秘書のタニを介したやりとりも明らかなんですから。

とはいえ、別に籠池氏が清廉潔白かというと、彼は彼でアベ嫁を利用しようともしてたでしょうし、
役所との交渉ではコレでもかと言わんばかりにアベ嫁との関係を仄めかしてますから、
ただアベちゃん夫妻を純粋に尊敬してたというよりは自身の利害のために近づきヨイショした、
っていう側面こそ強かったのだろうと思われますが。

しかし、そんな籠池氏の長期拘留も、口封じのための不当なモノなのか、
もしくは、彼の身の安全のためかもしれませんね。

シャバに出た途端、狙われる可能性は大でしょうから。


そんなこんなで、かつては森友学園の教育を評価していたアベちゃんも今では、
籠池氏を詐欺師呼ばわりしてますが、そんなこと言ったら虚偽答弁連発の財務省や、
ウソをつくだけでなく知らんぷりで通そうとする官邸こそ詐欺師というか、
立派な悪者だろうと思われる今日この頃ですが。

アベちゃんをはじめとする政権の支持率は、この森友学園疑獄で急降下、
さらに数少ない政権の好材料だった株高も、アメリカのトランプが中国への貿易制裁はじめ、
鉄鋼・アルミ製品への追加関税でニューヨーク・ダウと共に日経平均も暴落しております。

ま、なんたって株式相場なんてマネーゲームのツールなだけなので、
上がったもんは下がるし下がったもんは上がるだけなので、
日経平均もどうせまた脳天気に上がるのでしょうが、アベちゃん政権にとっては深刻です。

しかも今回は、アメリカによる鉄鋼・アルミ製品の追加関税の対象から、
日本は除外されなかったので、影響は長引くかもしれませんのでね。


この鉄鋼・アルミ製品の追加関税については除外される国々があって、
EU、韓国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチンが
その対象外となっているのですよね。

韓国が対象から除外されているのに、日本は除外されなかったのです。
コレって、日本にとっては衝撃ですよね。韓国と日本の違いはナンだったのかと。

しかも、日本はアレだけトランプに頭を垂れて追従してきたのにこの仕打ちですよ。


コレに関連してトランプは、こんなこと言ってるようです。


 安倍首相は「出し抜いて笑み」=トランプ氏、対日貿易に不満

 「安倍晋三首相と話をすると、ほほ笑んでいる。
 『こんなに長い間、米国を出し抜くことができたとは信じられない』という笑みだ」。
 トランプ米大統領は22日、ホワイトハウスでの会合で首相についてこう語り、
 対日貿易赤字への不満をあらわにした。

 トランプ氏は「偉大な男で、私の友人」と前置きして、首相の笑顔を解説した。
 その上で「こういった時代はもう終わりだ」と述べ、「互恵的」な関係を求める考えを強調した。


もの凄い言われようです。

トランプからすれば、アベちゃんはヘラヘラしておべっか使っているのは
アメリカを利用しようという魂胆がミエミエで気にくわないと、いうことですよね。

コレってアメリカに限らず各国が日本に対して思っていたことだと思うのですが、
こうしてハッキリ口にする首脳がいるとは、トランプならではでしょうか。

アベちゃんがわざとらしくプーチンさんやオバマを「ウラジミール」「バラク」と、
親密さアピールのため場違いなファーストネームで呼んだところでそんなのは、
外交の場で意味なくニコニコしてるのは、自身の利益のためだけだとバレバレなんですね。

そりゃ、そんな相手には容易に心を開かないし、信用もしないってもんです。
いくら会食を共にし、ゴルフで一緒しようともね。

そういう体たらくを政府やメディアは必死に取り繕い、アベちゃんが仕事している風に見せて、
国民はアベちゃんすごいと、無邪気にも錯覚していたと。


このトランプの物言いはトランプならではのパフォーマンスなのかもしれませんが、
しかし、こうしてせっかくアメリカさんには人一倍気を遣ってきたにも関わらず、
関税でも北朝鮮問題でも置いてけぼりにされ、挙げ句の果てに公でのdisられよう。

追加関税の動きが見えたとき経産大臣の世耕センセーは、
日本は例外になるだろうなんて脳天気で根拠のない無責任なこと言って、
アメリカさんのやることだからと容認の姿勢だったのにこのザマです。

んで、追加関税の対象から除外されないとわかると、仏頂面でダンマリするばかり。

中国みたいに、そんな制裁には徹底的に付き合ってやろうじゃねえか、
なんなら米国債売っちゃうよ、との気概は持てないものですか。
持てないでしょうけどねえ。


いや、こうなったらアベちゃんもせめて、50万円のゴルフクラブ返せ!
と、トランプに言ってやるべきではないでしょうかねえ。

 

森友学園疑獄は書き換え問題でも改ざん問題でも佐川事件でもない

2018-03-21 10:46:26 | 国際・政治
森友疑獄関連で、国税庁長官を辞任した元・財務省理財局長のサガワの証人喚問が、
ようやく容認されて27日に国会招致の見込みのようです。

1週間ほど先になるワケですがどうなんでしょう、この間に政府は、
新しい言い訳構築でもするのか、サガワを言いくるめて口裏合わせでもするのでしょうか。

ところでサガワって、国会で答弁していたときはよくわからなかったのですが、
人に囲まれている姿を見ると、すごく背が低いのですね。
横に立った女性レポーターよりも明らかに小さく、
彼がいつも見上げるような視線でしゃべるのは、そのせいなのでしょう。

いや、背が低いからどうだってことではないのですが、でもおそらく、
彼は子供の頃からチビであることがコンプレックスだったかもしれません。
ソレをはね除けるために一所懸命勉強して東大に入って、
そして今の地位まで上り詰めたのでしょうね。

そう思うと、勉強の努力もしたことのないアベちゃんやバカな阿呆センセーなんかに、
責任を押しつけられて悪者に仕立てられて、彼のプライドはいかがなものでしょうかと。
このまま今の政権に利用されて終わっていいのかなと。
ま、そのおかげで今後の安泰が保証されるのかもしれませんが。


そんなワケで、サガワが証人喚問されるからといって、
森友学園疑獄の解明が一気に進み本当の悪人が判明するような進展があるとは、
自分的にはたいして期待してません。

さきほど書いたようになんらかの口裏合わせ済み・手打ち済みかもしれませんし、
そうすると国会でダンマリを貫くか、サガワ自身がやりましたとの答弁に終始し、
埒があかない展開になることは十分にあると思うのですよ。

で、なーんだ、サガワがやったのか、で終わったら最悪なんですが、
サガワの証人喚問を強く要求してきた野党は腰砕け、政権はほくそ笑むと、
いう幕引きになって逃げ切られたら目も当てられませんが。

ま、逆にサガワがここで改ざんの真相をぶちまけてくれれば痛快なのですけど、
どうでしょうかねえ。


サガワの前の理財局長・サコタとアベ嫁とアベ嫁の元秘書・タニへの証人喚問要求については、
「書き換え問題に関係ない」との理由で拒否されたそうですが。

コレでわかるとおり、政府・与党は森友学園疑獄を「公文書の書き換え」問題に
矮小化して乗り切る気が満々なワケです。
自民党は「佐川事件」なんて言って、財務省内一部のスキャンダルにしようとしています。

メディアも「書き換え問題」「改ざん問題」として報道のタイトルにしたりしてますが、
もうそこが、違うだろ−!と。メディアが自民の言いぐさに付き合ってどうするんですか。

本来は、国有地の不当払い下げ問題、であって、文書改ざんはその悪事の後日談というか、
問題を究明する一端でしかありません。

ですからサコタとアベ嫁、タニの証人喚問が必要なのです。
「書き換え問題に関係ない」なんて、理由にならない筈ですが、
なんでこの辺り、メディアの表現と追求が甘いのでしょうか。

こうして無関心な大多数の国民達は、森友学園疑獄を「公文書書き換え事件」と勘違いして
「いつまでやってんだ」となっちまうのですがね。


ところで、19日の国会での自民党・和田センセーによる財務省への、

 「アベちゃんをおとしめるために意図的にヘンな答弁をしてるのか」

っていう、ヘンな質問が、議事録から削除されたんですってね。

自民党は森友学園疑獄について文章もしくはページ丸ごとを削除するなどの、
公文書改ざんとして罪を財務省におっかぶせているワケですが、
自らのカッコ悪い発言はこうして削除しようってんですね。
いやはや。

 

ソレはいくらなんでも!ソレはいくらなんでも!

2018-03-19 22:33:07 | 国際・政治
前・文科省の前川氏が愛知県の中学校で行った講演について、
教育現場への介入と思われる執拗な質問を文科省がしていた件、
文科省の職員が自民党の議員からの圧力を受けてのことだったようですね。

大マスコミでは自民党議員の名前は伏せられているようですが、
ネットではバレバレで、愛知3区のこのヒトらしいですよ。


 池田よしたか


この議員、「わたしには、守りたい人たちがいる。」とのことなんですが、
その守りたい人とは、アベちゃん夫妻のことなんですかね。

前川氏は天下り問題をなしつけられて辞職に追い込まれましたが、
加計学園問題では官邸に反発、行政がゆがめられたとアベちゃんに批判的なのですよね。

アベちゃんシンパの議員には前川氏の行動がうざったいのでしょうけども、
どうなんでしょうか。


ソレはともかく、19日から参院予算委員会では森友学園疑獄に関する集中審議が行われ、
まぁいろいろありましたね。

この件で財務省が国交省に対して文書の改ざんを要請していた、とのことなんですが、
要は口裏合わせろってことなんでしょうけども、まさかそんなことがあるんですねえ。

財務省に予算を握られている分、他省庁としては断りにくかったりするのでしょうか。


そして、自民党の和田センセーによる財務省理財局長への質問は酷かったですねえ。


 自民、政権擁護に躍起 改ざん内容矮小化も

 学校法人「森友学園」(大阪市)の国有地取引に関する文書改ざん問題で、
 19日に開かれた参院予算委員会の集中審議。安倍晋三首相も出席する中、
 午前中に質問に立った自民党議員は批判の矛先を財務省ばかりに向け、
 首相ら政治家の責任の切り離しに腐心する姿が目立った。
 識者は「政治の責任にふたをしている」と非難した。

 「『やましいことがあれば国会議員を辞める』という決意は、政治家として肝に銘じておくべきこと。
 その覚悟がほめられるなら分かるが、批判される意味が分からない」。
 自民党の和田政宗氏は、昨年2月17日の衆院予算委で
 「私や妻が関与していたら総理大臣も議員も辞める」と語った首相発言を賛美した。

 和田氏は冒頭から「書き換えでどれだけ国民を怒らせ、どれだけ国会を空転させたか」
 「自民党にも官邸にもうそをつき通した」と財務省批判を展開。
 改ざんについて「官僚の暴走」と指弾する一方、安倍首相側が財務省に
 「徹底調査」をさせたことが真相解明につながったとの見解を示し、
 「政治側が官僚の隠蔽(いんぺい)をこじ開けた」と持ち上げた。

 一方で、財務省批判は激しさを増した。
 和田氏は、太田充理財局長が民主党政権時代に野田佳彦前首相の秘書官を務めていたことに触れ
 「安倍政権をおとしめるために意図的な答弁をしているのではないですか」と突き上げた。
 太田氏は「私は公務員として一生懸命お仕えするのが仕事」と反論し、
 「それはいくら何でも、それはいくら何でもご容赦ください」と顔を赤らめ、
 首を何度も横に振る場面もあった。

 最初に質問に立った自民党の青山繁晴氏は、財務省の決裁文書の改ざんが
 印鑑の押された「主文」ではなく、添付された「調書」の部分だったとして
 「契約そのものは書き換えられていない」と指摘。
 削除された記述が「契約に重大な影響のある記述ではなく、言い訳を並べたもの」
 と改ざん内容を矮小(わいしょう)化するような質問が目立った。

 政治評論家の森田実さんは自民党議員の質問について
 「報道各社の世論調査で内閣支持率が低下する中、
 与党として国民の厳しい視線に向き合わなければならないのに、
 問題の本質を突くような質問は一切なく、内閣を守るためだけの時間つぶしだった」と批判。
 「文書改ざんに政治がどう関わり、なぜ起こったのかを追及せず、
 財務省に押しつけて政治責任にふたをした。国民に対する裏切り的行為だ」と断じた。


ナンと言っても、この部分ですよ。

 和田氏は、太田充理財局長が民主党政権時代に野田佳彦前首相の秘書官を務めていたことに触れ
 「安倍政権をおとしめるために意図的な答弁をしているのではないですか」と突き上げた。
 太田氏は「私は公務員として一生懸命お仕えするのが仕事」と反論し、
 「それはいくら何でも、それはいくら何でもご容赦ください」と顔を赤らめ、
 首を何度も横に振る場面もあった。


なんちゅう質問ですか。

だって、一連の森友学園疑獄で、前理財局長のサガワ含め、財務省に責任を押しつけようとの、
政権・与党の意図が明らかでありますが、ソレだけ財務省が政治の尻ぬぐいをして、
さんざん泥をかぶっているというのに、そもそも改ざんは理財局によるものでしたとの答弁も、
官邸を守るためにイヤイヤやっていることだというのに、さらにこんな言われようで、
政治家に足蹴にされるのですから、いくらなんでも不憫ですよ。

ここまでされては、流石に財務省は官邸を守る必要などないのじゃないでしょうか。
答弁にあたった太田理財局長も、いつサガワのように切られるかもわからない、
自分の仕事に敬意がなされてない、ということを実感したのじゃないでしょうかね。

もうこうなったら財務省挙げて、官邸の悪事を洗いざらいブチまければよい思うのですよね。
アベちゃん夫妻中心に官邸が森友学園疑獄に関わっているのはわかっているんですし。


それともアレですかね。
和田センセーは財務省をキレさせるためにワザとこんな質問をしたのですかね。

ソレによって、財務省が官邸が深く関わっていた事実をぶちまけてくれると期待したとか?
だとしたら、自らが汚れ役となっての、相当の高等戦術かもわかりませんが。


まぁこの、「ソレはいくらなんでも! ソレはいくらなんでも!」との悲痛な役人の叫びは、
自分的に今年の流行語大賞にしてあげたいくらいですけども。


そして19日のハイライトと言えば、やはり理財局長による答弁、
なんで政治家でないアベ嫁の名前が決裁文書にあったのか、との質問に対して、


 「総理夫人だということ」


と、答えたことですね。
いや、わかってはいましたが、改めて発言されるとインパクトありますえねえ。

つまり「総理夫人」というのが圧力だったってことですね。
理財局長の答弁ではそこまでは明言しませんでしたが、そういうことでしょうね。


とはいえ、だからって相変わらずアベちゃんやバカな阿呆センセーは、
文書にあるからってアベ嫁が関与したとは認めませんし、
諸々知らぬ存ぜぬを通してやり過ごすつもりのようです。

確かに、その二人による直接の関与につながる物証がない限りは、
ソレで乗り切られてしまう、そういういう厚顔無恥さを現政権は持ち得てますので、
そうならないように野党には厳しい追及をお願いしたいところですが、
いまいち迫力不足なんですよねえ。マスコミもそこまで深掘りしようとしませんしねえ。

でもま、「総理夫人だということ」との発言を引き出したことに関しては、
まずは評価しつつ、今後に期待したいと思います。


それにしても、なんなんですかねこんな閣僚にこんな政治家。

こんな政権にさせてしまったのは、政治家がバカってのもありますがナニより有権者、
有権者の無関心がこんな政治を生んだのですよ。

有権者はあらためて、政治に向き合う責任を、未来の日本のために新たにしなくてはなりません。