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「誤報したことのないメディアのみ、朝日新聞に石を投げつけるがよい」

2014-10-01 23:40:41 | ニュース
吉田調書、慰安婦報道の件でアサヒる新聞が謝罪したのに続き、
またアサヒる、今度はテレビ朝日ですけれども、謝罪です。


 テレビ朝日社長、「報道ステーション」誤報謝罪

 テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」が、九州電力川内原発の
 安全審査に関して誤った報道をした問題で、テレビ朝日の吉田慎一社長は
 30日の定例記者会見で「あってはならないこと。全面的におわびする」
 と謝罪した。

 同社は再発防止策と関係者の処分を検討しているが、
 識者からは「検証が不十分」との声も上がる。

 ◆「ミス」強調
 問題となったのは9月10日夜の放送。この日、原子力規制委員会が
 川内原発1、2号機について、安全審査の「合格証」にあたる審査書を決定し、
 田中俊一委員長が記者会見した。この決定で、同原発は再稼働の条件をクリアした。

 同番組は、田中委員長が会見で、周辺の火山に対する安全審査基準の修正を
 示唆したと報じ、ナレーションで「修正した正しい基準で再審査すべきだ」
 と批判した。ところが、田中委員長が修正を示唆したのは、
 実際には火山ではなく、竜巻の審査基準だった。

 さらに同番組は、火山の審査基準に関する質問に対し、
 田中委員長がほとんど応じていたにもかかわらず、その大部分を省き、
 回答を拒んだように編集した。

 吉田社長は30日の会見で、スタッフの取材メモが
 「極めて不完全で、雑な省略があった」ことが最大の原因と説明。
 放送されたVTRの内容をデスクがチェックしきれないなど、
 「ミスが重なった」と強調した。

 ただ、同番組は過去にも火山への備えが不十分だと主張しており、
 メディア論が専門の碓井広義・上智大教授は
 「世論を反原発の方向へ誘導しようとしたと言われても仕方がない」と指摘する。

 ◆検証「不十分」
 放送翌日の11日、規制委事務局の原子力規制庁には
 「田中委員長の受け答えはおかしい」などの苦情が相次いだ。
 規制庁は同日夕、テレビ朝日に「事実誤認がある」と説明を要求。
 同社は社内調査を行い、12日夜の同番組で古舘伊知郎キャスターが
 「大きな間違いを犯した」と謝罪したが、誤報の経緯や原因には言及しなかった。

 30日の会見で吉田社長は、再発防止策を講じるとともに、
 番組関係者らの処分も検討するとしたが、その結果を番組で伝えるかどうかは
 明言を避けた。青山学院大の大石泰彦教授(メディア倫理)は
 「12日の放送を見ても、なぜ誤報が起きたのか分からなかった。
 きちんと検証し、視聴者に伝えるべきだ」と話している。


アサヒるの体たらくとなると、まぁナベツネやら、臭い、汚い、カッコ悪い、で
お馴染み3Kやら、文春やら嬉々として報じますねえ。

ナベツネは、iPS細胞の臨床実験成功!なんてスクープ(笑)したの、
もう忘れているんでしょうかねえ。


慰安婦問題に関連したコラム掲載をアサヒる新聞に拒まれた池上彰氏は、
アサヒるバッシングが加熱する中、週刊文春で聖書の句を引用し、
「罪なき者が石を投げよ」との記事を掲載したのですが。

聖書では、姦淫の罪に問われた女性に対し、抗議する人々が女性に
石を投げつけていたのですが、イエスはそうした人々を諌めた、
エピソードがあるのですが、池上氏はそれを利用したのですね。

つまり、みんなこの機に乗じてアサヒる新聞を叩いているけど、
それは醜い事ではないかい? 自分たちのことは顧みているかい?

そう言って、このバッシング騒動に疑問を呈していたようです。

ま、この記事を上梓した池上氏の本心はわかりませんけど。

でも喩えとしては全くその通りです。
聖書風に言うならばこんなカンジです。


 「先生、この新聞は誤報で捕まえられました」
 「モーセは律法の中で、こういう新聞は石で打ち殺せと命じましたが、
 あなたはどう思いますか」

 イエスは彼らに言われた、

 「あなたがたの中で誤報・虚報をしたことのない者が、
 この新聞に石を投げつけるがよい」

 これを聞くと、彼らはナベツネや3Kからひとりびとり出て行き、 
 ついにイエスだけになり、その新聞は残された


それにしても、この一連のアサヒる叩きで、アサヒる新聞もテレビ朝日も、
報道の牙を抜かれてしまうことになってはしまわないのか、それが心配です。

別にアサヒる新聞の味方をするというのではなく、
これは言論の弾圧ではないかと思うからです。

アサヒる新聞やテレビ朝日の社長謝罪というのは、
権力に屈した証明、その儀式ではないかとさえ妄想するからです。

一連のアサヒる新聞の誤報問題や、報道ステーションディレクターの死、
その報道ステーションが打ち切られるとの噂なども含め、
アサヒる潰しの一環なのではないかと思われるのです。


そうすると、権力べったりのナベツネや臭い、汚い、カッコ悪い、で
お馴染み3Kといったメディアしか残らなくなってしまい、
権力への監視の目を光らせようとするメディアはことごとく潰され、
権力の圧力によって事実上、言論の自由は消滅してしまうからです。

これって、よくウヨの方々が叩いてる、近隣の国みたいな、
もしくはそれ以下の言論空間に日本がなってしまうってことですよ。

権力になびくメディアがみな一斉に
「大王様万歳!」とか言いかねないのでしよう。
その中で生活することが普通になるのかもしれません。

これはねえ、相当に日本が病的になっていると思いませんか。
 
コメント
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