ニュージーランド・クライストチャーチのモスク襲撃事件の衝撃から冷めやらぬ時に、
今度はオランダのユトレヒトで銃撃事件が起きましたね。
路面電車での事件で、3名が死亡とのこと。
容疑者のトルコ人は既に捕まっていますが、知人の女性が狙われ巻き添えになった人がいた、
との情報もあれば、無差別テロではないかとの憶測もあり、真相はまだよくわからないようです。
トルコ人というとムスリムですから、また宗教間のいざこざかと思ったりしますが、
オランダってそもそも異文化に寛容なイメージがあったのですけどもね。
でも昨今の政治では極右勢力が台頭していたりもしますし、
オランダとて極右や排外主義に関連する事件とは無縁でないのかもしれません。
もう、世界のどこでも異文化・異民族・異宗教との衝突は避けられないようです。
さて、50人が犠牲になるというモスクでの銃乱射事件を受けてニュージーランド政府は早速、
銃規制の強化という、ごく真っ当な動きを見せていますが、とはいえ無論、賛否はあるのでして。
ニュージーランド、銃規制強化へ 乱射事件も反対の声根強く「過剰反応だ」
ニュージーランド(NZ)南部クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)2カ所で
15日に起きた銃乱射テロ事件を受け、NZ政府は18日の閣議で銃規制を強化する方針を決めた。
具体策を近く発表する見通し。
人口約470万人のNZでは伝統的に狩りや射撃の愛好者が多く、100万丁以上の銃があると推計される。
これまでも銃規制が議論されてきたが反対派の反発で先送りされてきた。今回も賛否両論に分かれそうだ。
NZの大手銃販売チェーン「ガン・シティ」のデイビッド・ティプル社長は18日に開いた記者会見で、
殺人容疑で逮捕されたオーストラリア人、ブレントン・タラント容疑者(28)に対し、
銃4丁と弾丸を2017年11月から18年3月までの間に売ったと明らかにした。
ティプル氏は「販売はインターネット経由で、警察に認められた方法だった」と強調した。
事件には連射が可能な半自動式銃2丁など5丁が使われた。
現地紙によると、NZを拠点に活動していた容疑者は、17年11月にNZで「Aクラス」の免許を取得した。
Aクラスで許可されるのは連射できる弾丸数が制限された半自動式銃だが、
銃を改造すればより大量の銃弾を装填(そうてん)・連射することが可能という。
クライストチャーチにあるガン・シティの店舗には、18日も多くの客が訪れた。
約240キロ北西に離れたグレーマスから弾丸を買いに来た男性客(67)は「政府の反応は過剰だ。
狩りはNZの大切な文化であり、1人の違法者のために法を守る残り99%の権利が奪われるのは間違っている」
と憤った。他方で、半自動式銃など4丁を所有するハミッシュ・ブルースさん(50)のように
「免許の審査を厳しくすべきだ」と銃規制強化に理解を示す人もいる。
NZでは16歳以上で警察の審査や試験などに合格すれば免許を与えられ、25万人超が銃所持の免許を持つ。
ただ17年には銃の免許申請に対して99・6%が許可されており、審査が甘いとの批判もある。
また軍用銃など一部を除き登録義務がないため、当局は銃器の保有状況を確認できていない。
タラント容疑者が購入した銃も登録対象外だったとみられる。
銃の暴発で親戚の少女を7歳で亡くしたタクシー運転手、タマティ・テハウさん(74)は
「悲しい事件や事故は二度と起きてはならない。銃規制を強化すべきだ」と語気を強めた。
(以下略)
そりゃあ、銃規制に反対する人もいるってものでしょうけども。
で、ニュージーランドで銃を持つのは、刈りや射撃の愛好家が多いから?なんですか?
つまり、遊びの道具ってことですか。
まあ、そうした遊びで所持している人にとっては、銃を殺傷の道具となんて
思ってないのかもしれませんけど、アメリカのように護衛の装備だからって意識よりは、
規制の障害としては低そうですね。
で、銃を所有するニュージーランド市民からはこんな動きも。
「この国に銃は必要ない」ニュージーランドで銃の自主返納広がる
<50人もの死者を出した銃乱射の惨劇を目の当たりにして、
事件翌日から銃を警察に返納して廃棄してもらいたい所有者が殺到>
ニュージーランドのクライストチャーチで3月15日、2つのモスクを狙った銃乱射事件が発生した。
50人が死亡し、数十人が負傷した銃乱射事件は、ニュージーランドでは史上最悪。
地元警察には、事件翌日から自分の半自動小銃を廃棄してほしいという依頼が相次いでいる。
半自動小銃は、今回の大量虐殺で犯人が使ったとされる武器だ。
事件発生を受けて、ニュージーランドでは銃を所有する多くの人が、
持っている武器を当局に引き渡し、二度と同じ悲劇を繰り返さないようにしようと
ソーシャルメディアを通じて呼びかけている。
農業を営む銃所有者、ジョン・ハートはツイッターにこう書き込んだ。
「今日にいたるまで、私は半自動小銃を所有するニュージーランド人だった。
農場では便利なツールだったからだ。しかし、自分にとっての便利さよりも、
誤った使い方をされるリスクのほうが重要だ」
「私たちの国では、こんなものは必要ない」とハートは付け足した。
「こんなことは絶対に起きてはならない。#NeverAgain(二度と繰り返すな)」
ハートは、自身の半自動小銃を「迷うことなく」警察に返納したと述べた。
銃は廃棄されると言われたという。
ハートは、半自動小銃は農場で害獣駆除のために使っていたが、駆除方法はほかにもあり、
こんな恐ろしい武器を使う必要はないと述べている。
「(銃が)なくても大したことではない。銃器を自分で所有しながら、
銃を禁止せよと言うのは道義に反する」とハートは言う。
「こうしたものが誤った人の手に渡れば凶器になりうることがわかった以上、
それと引き換えに味わう不便さなど、ささいなことだ」
別のツイートで、ハートは自分に寄せられた「前向きな反応に圧倒された」と述べた。
否定的な反応はごくわずかだったという。
ツイッターでは、「Fey Hag」というユーザー名のニュージーランド人も、
銃乱射事件を受けて家族の銃をすべて返納したとツイートした。
「夫が死んだとき、彼が持っていた複数の銃は、ライセンスを持つ家族が相続した。
私の両親は狩猟の名人だったし、私自身も9歳のころから銃を使ってきた」
「私は今日、それらの銃を警察に返して、廃棄してほしいと頼んだ」と彼女はツイートしている。
また「Blackstone」というユーザーは、銃の所有を放棄するために警察に提出する
書類の画像をシェアし、31年間にわたって銃を所有してきたが、銃を引き渡すことは
「これまでで最も簡単な決断のひとつだった」と述べた。
「金曜午後に事件のことを聞いてから、これはちゃんと考えなければ、と思った」
とBlackstoneはツイートしている。
「月曜朝に出した答えが返納だ。これまでで最も簡単な決断のひとつだった」
ニュージーランドでは、1990年にも精神的な問題を抱えた男が13名を射殺する事件が発生し、
その2年後に銃規制法が厳格化されている。
ジャシンダ・アーダーン首相は今回のテロ事件発生後、すぐにも新たな銃規制法を導入すると明言した。
アーダーンは今回の銃乱射事件について「恐ろしいテロ行為」だとし、
10日以内に銃規制の改革を発表すると述べた。
素晴らしいニュージーランドの市民たちですね。
いや、アメリカ人でもこういう人たちはいるのかもしれませんけども。
しかし、もしコレが日本だったら、どうなんでしょうかね。
手にしたモノは手放したくないと、自分なら思ってしまうところです。
上の記事でハートさんが言う、
「(銃が)なくても大したことではない。
銃器を自分で所有しながら、銃を禁止せよと言うのは道義に反する」
「こうしたものが誤った人の手に渡れば凶器になりうることがわかった以上、
それと引き換えに味わう不便さなど、ささいなことだ」
との言葉には敬服せざるを得ません。
正義と賢さに満ちた態度とは、こういうことを言うのでしょう。
だからこそ、誰でもが持ち得る徳ではないのかもしれませんけども。
さて、徳を持った立派な模範的民族というと日本人ですが。
そんな日本人だって、意味なく外国人を傷付けたりしましてね。
モスク前でインドネシア人男性に暴行の疑い 41歳男逮捕
17日、栃木県佐野市のイスラム教のモスクの前の路上でインドネシア人の男性に暴行を加えて
けがをさせたとして、警察は近くに住む41歳の男を18日夜、傷害の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し、「私に覚えはありません」と容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、佐野市の無職、島田秀史容疑者(41)で、警察によりますと、
おとといの正午すぎ、市内にあるイスラム教のモスクの前の路上で20歳のインドネシア人の男性に
棒のようなものを数回突き刺すなどの暴行を加えて手や顔にけがをさせたとして傷害の疑いが持たれています。
男性の左の手のひらは棒のようなものが貫通する大けがだったということです。
警察は、現場から逃げた男の行方を捜査していましたが周辺の防犯カメラの映像などから
近くに住む島田容疑者が関与していた疑いがあることがわかったということです。
警察の調べに対し「私に覚えはありません」と容疑を否認しているということです。
男性は「用事があってモスクに向かう途中に面識がない男に襲われた」
と話しているということで、警察は、事件のいきさつを調べています。
真相はまだわかってないのですが、なんでしょう、
イスラムフォビアを持った日本人もいるのでしょうか。
とすると米欧の文化風習によっぽど影響を受けてるのですかね。
新聞テレビや漫画に映画とかで。
しかし、棒のようなもの・・って、鉄筋かナニかでしょうか、
手のひらを貫通するくらいの大怪我させるって、傷害容疑というか殺人未遂じゃないです?
それからこんな事件も。
世界遺産アンコールワットの街でタクシー運転手殺害、逮捕された日本人は23歳の元自衛官
世界遺産アンコールワットのある街で事件は起きた。
カンボジアでタクシー運転手フム・チャンさんを殺害した疑いで逮捕されたのは日本人の男、2人だった。
地元メディアによると強盗殺人の容疑で逮捕されたのは千葉県出身の石田礼門容疑者、元陸上自衛官。
そして、福島県出身の中茎竜二容疑者。ともに23歳。
(中略)
警察によると、中茎容疑者がフムさんの首をナイフで刺し石田容疑者が運転し逃走したという。
容疑者らがカンボジアを訪れたのは強盗が目的だったとみられている。
警察によると石田容疑者らには日本円で400万円ほどの借金があったという。
シエムレアプは世界遺産のアンコールワットがあり世界中から多くの観光客が訪れる、観光都市。
容疑者らは車を奪って強盗することを企みタイ国境に近い町から
タクシーで移動している最中に犯行に及んだとみられている。
警察は、口裏合わせを防ぐため2人を別々の施設に留置し取り調べを行っている。
異国で殺人事件ですよ。
もうね、日本人が世界から尊敬される国民なんてのは、幻想なんですよ。
政権は極右で嘘つきで戦争に前のめりで、役所も企業も不正だらけ。
もちろん個人も(米欧の白人以外には)差別的で傲慢で、過ちを認めない。
過去の戦争では一方的に被害者を気取り、加害者の意識はない。
それでも「日本凄い」と自己陶酔している。
ひょっとしたら、日本人が中国人や韓国人を訝しんで見る以上に、
日本人が外国からは要注意として見られているのかもしれませんよ。
今度はオランダのユトレヒトで銃撃事件が起きましたね。
路面電車での事件で、3名が死亡とのこと。
容疑者のトルコ人は既に捕まっていますが、知人の女性が狙われ巻き添えになった人がいた、
との情報もあれば、無差別テロではないかとの憶測もあり、真相はまだよくわからないようです。
トルコ人というとムスリムですから、また宗教間のいざこざかと思ったりしますが、
オランダってそもそも異文化に寛容なイメージがあったのですけどもね。
でも昨今の政治では極右勢力が台頭していたりもしますし、
オランダとて極右や排外主義に関連する事件とは無縁でないのかもしれません。
もう、世界のどこでも異文化・異民族・異宗教との衝突は避けられないようです。
さて、50人が犠牲になるというモスクでの銃乱射事件を受けてニュージーランド政府は早速、
銃規制の強化という、ごく真っ当な動きを見せていますが、とはいえ無論、賛否はあるのでして。
ニュージーランド、銃規制強化へ 乱射事件も反対の声根強く「過剰反応だ」
ニュージーランド(NZ)南部クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)2カ所で
15日に起きた銃乱射テロ事件を受け、NZ政府は18日の閣議で銃規制を強化する方針を決めた。
具体策を近く発表する見通し。
人口約470万人のNZでは伝統的に狩りや射撃の愛好者が多く、100万丁以上の銃があると推計される。
これまでも銃規制が議論されてきたが反対派の反発で先送りされてきた。今回も賛否両論に分かれそうだ。
NZの大手銃販売チェーン「ガン・シティ」のデイビッド・ティプル社長は18日に開いた記者会見で、
殺人容疑で逮捕されたオーストラリア人、ブレントン・タラント容疑者(28)に対し、
銃4丁と弾丸を2017年11月から18年3月までの間に売ったと明らかにした。
ティプル氏は「販売はインターネット経由で、警察に認められた方法だった」と強調した。
事件には連射が可能な半自動式銃2丁など5丁が使われた。
現地紙によると、NZを拠点に活動していた容疑者は、17年11月にNZで「Aクラス」の免許を取得した。
Aクラスで許可されるのは連射できる弾丸数が制限された半自動式銃だが、
銃を改造すればより大量の銃弾を装填(そうてん)・連射することが可能という。
クライストチャーチにあるガン・シティの店舗には、18日も多くの客が訪れた。
約240キロ北西に離れたグレーマスから弾丸を買いに来た男性客(67)は「政府の反応は過剰だ。
狩りはNZの大切な文化であり、1人の違法者のために法を守る残り99%の権利が奪われるのは間違っている」
と憤った。他方で、半自動式銃など4丁を所有するハミッシュ・ブルースさん(50)のように
「免許の審査を厳しくすべきだ」と銃規制強化に理解を示す人もいる。
NZでは16歳以上で警察の審査や試験などに合格すれば免許を与えられ、25万人超が銃所持の免許を持つ。
ただ17年には銃の免許申請に対して99・6%が許可されており、審査が甘いとの批判もある。
また軍用銃など一部を除き登録義務がないため、当局は銃器の保有状況を確認できていない。
タラント容疑者が購入した銃も登録対象外だったとみられる。
銃の暴発で親戚の少女を7歳で亡くしたタクシー運転手、タマティ・テハウさん(74)は
「悲しい事件や事故は二度と起きてはならない。銃規制を強化すべきだ」と語気を強めた。
(以下略)
そりゃあ、銃規制に反対する人もいるってものでしょうけども。
で、ニュージーランドで銃を持つのは、刈りや射撃の愛好家が多いから?なんですか?
つまり、遊びの道具ってことですか。
まあ、そうした遊びで所持している人にとっては、銃を殺傷の道具となんて
思ってないのかもしれませんけど、アメリカのように護衛の装備だからって意識よりは、
規制の障害としては低そうですね。
で、銃を所有するニュージーランド市民からはこんな動きも。
「この国に銃は必要ない」ニュージーランドで銃の自主返納広がる
<50人もの死者を出した銃乱射の惨劇を目の当たりにして、
事件翌日から銃を警察に返納して廃棄してもらいたい所有者が殺到>
ニュージーランドのクライストチャーチで3月15日、2つのモスクを狙った銃乱射事件が発生した。
50人が死亡し、数十人が負傷した銃乱射事件は、ニュージーランドでは史上最悪。
地元警察には、事件翌日から自分の半自動小銃を廃棄してほしいという依頼が相次いでいる。
半自動小銃は、今回の大量虐殺で犯人が使ったとされる武器だ。
事件発生を受けて、ニュージーランドでは銃を所有する多くの人が、
持っている武器を当局に引き渡し、二度と同じ悲劇を繰り返さないようにしようと
ソーシャルメディアを通じて呼びかけている。
農業を営む銃所有者、ジョン・ハートはツイッターにこう書き込んだ。
「今日にいたるまで、私は半自動小銃を所有するニュージーランド人だった。
農場では便利なツールだったからだ。しかし、自分にとっての便利さよりも、
誤った使い方をされるリスクのほうが重要だ」
「私たちの国では、こんなものは必要ない」とハートは付け足した。
「こんなことは絶対に起きてはならない。#NeverAgain(二度と繰り返すな)」
ハートは、自身の半自動小銃を「迷うことなく」警察に返納したと述べた。
銃は廃棄されると言われたという。
ハートは、半自動小銃は農場で害獣駆除のために使っていたが、駆除方法はほかにもあり、
こんな恐ろしい武器を使う必要はないと述べている。
「(銃が)なくても大したことではない。銃器を自分で所有しながら、
銃を禁止せよと言うのは道義に反する」とハートは言う。
「こうしたものが誤った人の手に渡れば凶器になりうることがわかった以上、
それと引き換えに味わう不便さなど、ささいなことだ」
別のツイートで、ハートは自分に寄せられた「前向きな反応に圧倒された」と述べた。
否定的な反応はごくわずかだったという。
ツイッターでは、「Fey Hag」というユーザー名のニュージーランド人も、
銃乱射事件を受けて家族の銃をすべて返納したとツイートした。
「夫が死んだとき、彼が持っていた複数の銃は、ライセンスを持つ家族が相続した。
私の両親は狩猟の名人だったし、私自身も9歳のころから銃を使ってきた」
「私は今日、それらの銃を警察に返して、廃棄してほしいと頼んだ」と彼女はツイートしている。
また「Blackstone」というユーザーは、銃の所有を放棄するために警察に提出する
書類の画像をシェアし、31年間にわたって銃を所有してきたが、銃を引き渡すことは
「これまでで最も簡単な決断のひとつだった」と述べた。
「金曜午後に事件のことを聞いてから、これはちゃんと考えなければ、と思った」
とBlackstoneはツイートしている。
「月曜朝に出した答えが返納だ。これまでで最も簡単な決断のひとつだった」
ニュージーランドでは、1990年にも精神的な問題を抱えた男が13名を射殺する事件が発生し、
その2年後に銃規制法が厳格化されている。
ジャシンダ・アーダーン首相は今回のテロ事件発生後、すぐにも新たな銃規制法を導入すると明言した。
アーダーンは今回の銃乱射事件について「恐ろしいテロ行為」だとし、
10日以内に銃規制の改革を発表すると述べた。
素晴らしいニュージーランドの市民たちですね。
いや、アメリカ人でもこういう人たちはいるのかもしれませんけども。
しかし、もしコレが日本だったら、どうなんでしょうかね。
手にしたモノは手放したくないと、自分なら思ってしまうところです。
上の記事でハートさんが言う、
「(銃が)なくても大したことではない。
銃器を自分で所有しながら、銃を禁止せよと言うのは道義に反する」
「こうしたものが誤った人の手に渡れば凶器になりうることがわかった以上、
それと引き換えに味わう不便さなど、ささいなことだ」
との言葉には敬服せざるを得ません。
正義と賢さに満ちた態度とは、こういうことを言うのでしょう。
だからこそ、誰でもが持ち得る徳ではないのかもしれませんけども。
さて、徳を持った立派な模範的民族というと日本人ですが。
そんな日本人だって、意味なく外国人を傷付けたりしましてね。
モスク前でインドネシア人男性に暴行の疑い 41歳男逮捕
17日、栃木県佐野市のイスラム教のモスクの前の路上でインドネシア人の男性に暴行を加えて
けがをさせたとして、警察は近くに住む41歳の男を18日夜、傷害の疑いで逮捕しました。
警察の調べに対し、「私に覚えはありません」と容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、佐野市の無職、島田秀史容疑者(41)で、警察によりますと、
おとといの正午すぎ、市内にあるイスラム教のモスクの前の路上で20歳のインドネシア人の男性に
棒のようなものを数回突き刺すなどの暴行を加えて手や顔にけがをさせたとして傷害の疑いが持たれています。
男性の左の手のひらは棒のようなものが貫通する大けがだったということです。
警察は、現場から逃げた男の行方を捜査していましたが周辺の防犯カメラの映像などから
近くに住む島田容疑者が関与していた疑いがあることがわかったということです。
警察の調べに対し「私に覚えはありません」と容疑を否認しているということです。
男性は「用事があってモスクに向かう途中に面識がない男に襲われた」
と話しているということで、警察は、事件のいきさつを調べています。
真相はまだわかってないのですが、なんでしょう、
イスラムフォビアを持った日本人もいるのでしょうか。
とすると米欧の文化風習によっぽど影響を受けてるのですかね。
新聞テレビや漫画に映画とかで。
しかし、棒のようなもの・・って、鉄筋かナニかでしょうか、
手のひらを貫通するくらいの大怪我させるって、傷害容疑というか殺人未遂じゃないです?
それからこんな事件も。
世界遺産アンコールワットの街でタクシー運転手殺害、逮捕された日本人は23歳の元自衛官
世界遺産アンコールワットのある街で事件は起きた。
カンボジアでタクシー運転手フム・チャンさんを殺害した疑いで逮捕されたのは日本人の男、2人だった。
地元メディアによると強盗殺人の容疑で逮捕されたのは千葉県出身の石田礼門容疑者、元陸上自衛官。
そして、福島県出身の中茎竜二容疑者。ともに23歳。
(中略)
警察によると、中茎容疑者がフムさんの首をナイフで刺し石田容疑者が運転し逃走したという。
容疑者らがカンボジアを訪れたのは強盗が目的だったとみられている。
警察によると石田容疑者らには日本円で400万円ほどの借金があったという。
シエムレアプは世界遺産のアンコールワットがあり世界中から多くの観光客が訪れる、観光都市。
容疑者らは車を奪って強盗することを企みタイ国境に近い町から
タクシーで移動している最中に犯行に及んだとみられている。
警察は、口裏合わせを防ぐため2人を別々の施設に留置し取り調べを行っている。
異国で殺人事件ですよ。
もうね、日本人が世界から尊敬される国民なんてのは、幻想なんですよ。
政権は極右で嘘つきで戦争に前のめりで、役所も企業も不正だらけ。
もちろん個人も(米欧の白人以外には)差別的で傲慢で、過ちを認めない。
過去の戦争では一方的に被害者を気取り、加害者の意識はない。
それでも「日本凄い」と自己陶酔している。
ひょっとしたら、日本人が中国人や韓国人を訝しんで見る以上に、
日本人が外国からは要注意として見られているのかもしれませんよ。