総務大臣の高市センセーが靖国神社参拝の意向を明らかにしているようですね。
それに対しては当然、いろいろな見解があるのですけれども。
日本政府の現役閣僚が靖国参拝するというのは、
現状においては近隣国を刺激することになるワケで、
与党の公明党から参拝は控えろとの声も挙がっているようです。
自分は、靖国神社への態度、それも閣僚が参拝する是非について、
あまりはっきりした態度は持っていません。
勉強不足もあってよくわからないのです。
一般人については参拝したいならすればいいとは思いますので、
その延長で政治家であっても参拝したければすればいいんじゃね？
とも思っています。
ただ政治家ともなると、靖国参拝が近隣国を刺激してしまうので、
そこは心の問題だとかはぐらかさずに、外交問題を念頭に、
立場をわきまえることが必要とは思います。
しかし、なんで靖国参拝によっていちいちそんな面倒になってしまうのか、
また、政治家の靖国参拝は正しいのかどうかというよりもむしろ、
ポイントは日本が戦争での反省をしているかどうかだと思うのでして、
慰安婦にしても日本は反省をしてないんじゃないかと見えてしまうことが、
外国との関係で第二次世界大戦から引きずる諸問題の根本じゃないかと思うのです。
アサヒる新聞の慰安婦記事バッシングにしても、
記事をバッシングするだけでなく慰安婦問題そのものが
虚構だったかのように言ったりしてませんかね。
それって、自分に都合の悪い臭いものに蓋をするってことであって、
反省とは真逆の行為ですよ。
戦争について日本が深く心から反省していると理解されれば、
靖国を参拝しようが別に大きな問題にならないのじゃないでしょうか。
甘いでしょうか。
まあ相手も、一度作られてしまった外交カードを、
そう簡単に手放すとは考えにくいのですけれども。
さて、女性の活用をアピールするアベちゃん政権の女性閣僚の一人、
法務大臣の松島センセーは相変わらず配布した団扇で攻撃されています。
本人は団扇に見えるかも？なんてウソぶいてますが、あれは団扇です。
明らかに団扇の業者さんに発注して作るものです。
そしてそれは、公職選挙法違反となる有価物です。
で、この問題に松島センセーは、（団扇に見える）配布物が有価物だとの
認識はしていないけれども、疑念をもたれるなら今後配らないと、
追求を逃れようとしていますが、そんなんでいいのでしょうかね。
これが許されたら、じゃあ、別の議員がですよ、
やっぱり団扇やらティッシュやらメモ帳やら他の高価なものでも、
そういうものを政策の説明との名目で選挙民に配布してですよ、
これは有価物じゃないかと指摘されても、いや、その認識はない、
疑念を持たれるようなら今後は中止する、なんていう言い逃れが、
今後もまかり通ってしまうのでしょう？
違法なことを堂々と言い逃れてやり過ごしてしまうのですよ。
これは往生際悪いだけでなく、法治国家において法の尊重を
著しく欠いた行動と言えるのではないでしょうか。
そしてまた松島センセーは、野党からの追求を「雑音」と表現したことを
撤回・陳謝したとのことですが、まあ、ホンネが出た事実は隠しようがありません。
圧倒的与党である自民党の奢りだったのでしょう。
松島センセーだけでなく自民党は、圧倒的与党であるだけに、
野党の声も国民の声も自分たちには関係ないと、考えているのではないでしょうか。
そういう態度が松島センセーの発言に現れてしまったと。
アベちゃん政権というのはバカとか思慮が浅いとか傲慢だとかより、
国民をバカにして誤摩化せばなんとかなると思っていて不誠実で、
それは本当に深刻だと思うのですけどもねえ。