Do you remember rock'n' roll radio?

Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

小渕センセー騒動のさなか アベちゃんはたまたま外遊中

2014-10-19 10:53:02 | 国際・政治


 「松島みどり」法相の団扇どころの話じゃない!
 「小渕優子」経産相のデタラメすぎる「政治資金」
 ▼報告書通りなら有権者の買収!?
  年1300万円の赤字が出た地元後援者の「明治座貸切」
 ▼50万円で後援者御一行の「巨人戦」観戦が政治活動?
 ▼「下仁田ネギ」4000本60万円を交際費で計上!
 ▼秘書に買ってあげた「スーツ」は“制服代”だって?
 ▼姉夫婦のブティックに3年で330万円の売上げ貢献


経産大臣が政治資金問題で追いつめられています。
上記はその引き金となった週刊新潮、該当記事の見出しです。

アベちゃん内閣の改造人事で、華々しく大臣に抜擢された小渕センセーですが、
今ではスキャンダルに晒され閣僚辞任もささやかれています。


ささやかれているどころか、18日の早々には日本経団連新聞が、
小渕センセーが辞任の意向と報道し、臭い・汚い・カッコ悪いでお馴染み、
3K新聞はまだ辞任「意向」って段階にも関わらず号外を出す始末。

これは、小渕センセーに向かって辞めろとの圧力ですね。
それも、日経や3Kら新聞の論調でこうした記事になったのでなく、
小渕センセーを辞めさせたい黒幕・本丸の指示を受けてのことでしょう。

小渕センセーは、どこかで虎の尾を踏んでしまったのでしょうか。


例えば原発です。

大臣就任当時は、安全と認められた原発は再稼働すると、
まるで原発ムラの意向そのものの発言をしていたのですがあるとき、

 想定外の廃炉があった場合は多額の費用がかかり事業継続は困難になる

と、原発の発電コストは割安なんだけども事故や廃炉を含めれば割高と、
認める発言をしてましたから。

おそらく小渕センセーはもともと働くママとしての立場からも
原発に対する不安というのは持っていたと言われてますから、ひょっとすると、
こうしたホンネ部分の態度が原発ムラのお気に召さなかったのでしょうか。
で、このまま大臣を続けさせてはいけないとの判断になったのでしょうか。


もしくは、別の政権・政策の問題をかき消すためのひと騒動との見方もあるようです。


 米、19年普天間運用停止に反対 日本の一方的発表に不満

 政府が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の運用停止について
 2019年2月までの実現を目指すと9月に発表したことに対し、
 米政府が今月2日の日米協議で「空想のような見通しだ」と
 反対を表明したことが15日分かった。
 米側は、同県名護市辺野古に建設される代替施設完成の時期を考えると
 「最も早くて22年」としている。米政府当局者が明らかにした。

 同当局者によると、日米外交・防衛当局の協議機関「日米合同委員会」が2日、
 都内で開かれ、米側は「19年2月の運用停止という一方的発表に驚いた。
 米側と調整もなく発表したことは迷惑で、米国を困った立場に追いやる」と述べた。


コレとか?

アメリカさんは普天間の運用停止について日本側からはナニも聞いてないとのことで、
政府が言ってきた普天間基地の件は大ウソだったってことが、
これで明らかになっちゃいましたからね。あーあ。

大マスコミは沖縄の基地負担軽減、なんていうと大々的に報道しますが、
実はそうでもありませんでしたってことには急に口をつぐみますのでね。

それに、11月には沖縄県知事選挙を控えてますから、
どうしてもそれに勝ちたい政府としては都合の悪いニュースですものねえ。


あるいは、極右団体との懇意なつながりを持つ閣僚が政権に多く、
海外からも不安視されていることから注意を逸らすためでしょうか。

ちょうど、この小渕センセー辞任騒動のさなか、
山谷センセー、高市センセー、稲田センセーの女性3閣僚を含む議員が、
靖国神社に参拝してましたね。
イタリア外遊中のアベちゃんは、供物を奉納してました。

こうした国内にくすぶる、議員の大々的な靖国参拝への疑義も、
小渕センセーの問題で薄らぐとか。


でもまあ、原発のことも基地のことも極右のことも、
小渕センセーを引き摺り下ろす動機としては物足りない気が
しなくもありませんけれども。

けれども、ストールやら団扇やらで続けて問題追求を受けた松島センセーも、
小渕センセーも、極右団体・日本会議に入っていない議員でして、
アベちゃん政権の中では少数派なんですよね。関係あるのでしょうか。

小渕センセーが辞任となったら、あとに据えられる人物は誰になるでしょう。
これまた日本会議のメンバーだったりするのでしょうか。


そういや、小渕センセーの政治資金問題が持ち上がったこの時期に、
アベちゃんがまるっきり外遊中ってのも怪しくないですか。

アベちゃんは15日13:41に羽田を発ち夜にミラノに到着していますが、
小渕センセーの問題が持ち上がったのは、16日発売の週刊新潮の記事を受け、
15日の遅くから16日にかけてですよね。むむー。


そんで、あっという間にこの問題が大きくなり、
アベちゃん帰国のタイミングでは既に辞任かどうか、
っていう状況にまでなっているのですから。

この政治資金問題に関するマスコミからの追求を受けずに済み、
進退のことだけ口にすればいいと、いう寸法なのですねえ。


あまりにタイミング良過ぎじゃないですか。
偶然ですか? 本当に?

意地悪く見れば、やるんだったら自分が日本にいないときにしてくれよ、
その間にカタつけてくれよとでもアベちゃんは指示したんじゃないでしょうかね。


まぁとにかく、アベちゃん内閣において日本会議メンバーでない議員を
閣僚に据えたというのは、あるときナニかから国民の目を逸らすために
あえて爆弾を仕込んでおいたってことではないかと邪推もしますが、
あまりに天邪鬼過ぎますかねえ。