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ヨルダンはそもそも成立しない死刑囚釈放を交渉に使っているのでは

2015-01-31 13:41:26 | 国際・政治
イスラム国の人質とされた湯川氏が殺害されたと見られてから、
残る後藤氏を巡って、駆け引きなのか交渉なのかが続いているのか止まっているのか、
まぁそんな状態で日本は政府もメディアも国民もタジタジなのですが。

ニュースはどこも、まずはそれ。
どこのブログも、まずはそれ。

ってことで、独自の視点などを見いだせない自分としても、
なかなかエントリーをポストするだけのネタがないのですけれども。


現在のイスラム国の要求は後藤氏と引き換えにヨルダンに捕われている死刑囚を
釈放しろ、というものですが、ヨルダンはヨルダンでイスラム国に捉えられた
パイロットの自国民がいるワケですから、引き換えにするなら日本人よりヨルダン人、
となるのは当たり前のことです。

日本とすればじゃあ、死刑囚と引き換えにヨルダン人パイロットと後藤氏とが
同時に解放されるとイイネ!なんて甘ったれたことを考えがちなんですけれども。

ところがヨルダンが拘束しているその死刑囚というのは、
過去に大きなテロを起こし多くのヨルダン人の命を奪った犯人なので、
いくら人質と交換だからって釈放できる人物かというとそうじゃないだろうという、
そうした世論も大きいのがまた自体をややこしくしております。

いずれにしてもそんな状況なので、イスラム国のと交渉については、
ヨルダン様様に頼らざるをえないのでしょう。


でまあ日本政府は、

 「あらゆるチャネルを使っている」
 「人命第一」
 「全力を尽くしている」

ということで、もちろん詳しい内容は言えないワケですが、
いや、そもそも内容と言えるものがあるのかさえ怪しいですがそれは置いておいて、
なんかその政府の頑張り具合ってのがナニも見えてきませんでね。

せいぜい、

 「オバマに電話」
 「交渉はヨルダンに丸投げ」
 「着物で記念撮影」

くらいしかやってないんじゃないかというね。

国民を守る! 領土を守る!
と勇ましい政権も、有事はこんなものなのですよ。


さて、ヨルダンといえば先日、後藤氏と死刑囚の引き換えについて、
イスラム国に捉えられているヨルダン人パイロットを解放するなら、
死刑囚釈放に応じると表明しました。

ヨルダンは親米欧政権で、イスラム国を掃討する有志連合にも加わってまして、
テロ組織とは交渉するなとアメリカさんから言いつけられてると思うのですが、
それがイスラム国と交渉しようという姿勢を見せたことは驚きでありました。

なるほど、アメリカさんの意向を撥ね付けてでも、
自国民を救うチャンスがあればそれに向かって行動するのだと、
そういう態度を表した、ということなんでしょうか。

もちろん死刑囚釈放にあたってはヨルダン人パイロットの安否確認が先だと、
ヨルダン側は言うワケで、それは当然なんですけれども、どうなんでしょう。


ひょっとしたらヨルダンは、自国パイロットがもはや生存していないことを掴んだ、
だから死刑囚釈放の用意があるとイスラム国にふっかけている、とは考えられないでしょうか。

つまり、そもそも死刑囚釈放という取引は成り立たないからこそ言えているのだと。


そうなるとヨルダン国内向けには、ヨルダン人の命を救うために政府は力を尽くせという
自国民に対して、精一杯の努力をしていることを示すことになりますし、
パイロットが死んでいれば死刑囚を釈放することにならないのですから、
それに反対する自国民にも結局は釈放はしなかったという結果が残せます。

テロとの交渉に反対しているアメリカに対しても、パイロットが死んでいるのが前提なら、
成立しようのない取引を仕掛けることについては理解は得られそうです。


ということで、もしヨルダン人パイロットが生存していなければですが、
死刑囚釈放の用意があるというヨルダンの態度は、とても納得がいくのです。

日本人ジャーナリストの後藤氏と違ってヨルダン人パイロットは、
イスラム国に出撃していたという明らかに攻撃者なのですから、
捕えられて容易に命を奪われるとしても不思議はありません。

ヨルダンが死刑囚釈放の用意があると言ったところでパイロットが生きていなければ、
もちろんイスラム国がその件に触れることはないでしょうから、
今後の進展にはあまり期待は持てなそうです。

そして、後藤氏との引き換え条件である死刑囚釈放はない、ということです。
そうとすれば日本政府は次にどうするのでしょう。


日本人を守る!アベちゃん政権の本領発揮といきたいところですが、
二人のうち一人は既に命を落とされたしたようですし。

だいたい日本人を守るつもりなんかねえんだろ?と毒つきたい気持ちは抑えるとして、
それより、武器商人の商売繁盛、紛争・戦闘への参加に日本が前のめりになるかもしれない、
そのことのついては今回の事件が後押しになるのかもしれないですね。

そして人質にまつわる結果が悲惨なものになるだけ、国民も支持するのでしょう。
日本を、日本人を攻撃する敵というものが明瞭に認識されることも。
 

作らなくてもいい敵を作った日本

2015-01-25 23:09:40 | 国際・政治
イスラム国に拘束され殺害の予告をされていた日本人人質二人のうち、
湯川さんがどうやら殺害されてしまったようです。

さすがに日本政府もその信憑性は高いと認めているようです。
やはり、こうなってしまいました。

もともと自分は殺害予告の映像が公開された時点で、
その成り行きについてはかなり悲観的ではあったのですがそれでも、
何らかの外交成果が挙げられるのではと期待もしてはいましたが、
難しかったようです。


しかし、たった2,3日で何らか外交的進展を挙げられるかというと
そもそも難しいものとは思いますが、湯川さんは昨年8月に拘束され、
後藤さんは昨年10月末に拘束され、その後、家族には身代金を要求する
コンタクトがイスラム国からあったというのです。

それ以降これまで、日本政府は状況の打開ができなかったワケです。

それどころかアベちゃんは、年が明けて中東までのこのこ出かけていって、
イスラム国やっつけようぜとカッコつけたところが、
逆に拘束済みの日本人を利用されて法外な身代金の要求をされて、
あたふたしているうちに人質は殺害されるという、まぁ見事で壮大な、
ミイラ取りがミイラになるという失態をやってのけたのです。

もちろんイスラム国は国際的に非難されてしかるべきですが、
こんな失態を晒した日本政府の責任の追及が甘くないですか。

数ヶ月も拘束されていた日本人に対し、何の成果もあげられなかったのですよ。
それどころか、状況を悪化させ、相手を挑発させ、
拘束されていた同胞を危険に晒すことを行ったのです。


ま、政府やマスコミは、アメリカやオーストラリアなど、
イスラム国の攻撃に加わっている西側諸国が同調してくれている、
なんてことを言っているのですが、それば何の足しになるのでしょう。
そもそも、イスラム国への攻撃にどんな正当性があるのかわかりません。

残虐だからですか?
残虐にアメリカ人やイギリス人捕虜を殺害したからですか。

そんな残虐な人殺しということで言うなら、
そのアメリカやイギリス、そしてイスラエルだって同様に非難されるべきなのに、
そうではなく矛先がイスラム国だけってのはいかがなものなんでしょうか。

そんな西側諸国はイラクのフセインやリビアのカダフィの殺害の様子を
映像に記録しこれ見よがしにマスコミに公開してたじゃないですか。

イスラム国のことを言えないくらいに残虐ですし、
その殺害の正当性ってなんなのですか。


イスラム国の映像でもありましたけど、直接的利害関係のない日本が、
そうした米欧列強国にただ追従するだけのしみったれた3流国であると、
たいした理由もなくイスラムを敵視する主体性のない国であると、
先日の中東外遊で改めて示したということなのです。

そして、何の必要もないのに、そうした紛争の当事国になってしまったのです。
国民にとっては災い以外の何物でもないでしょう。

なのに、こんなアベちゃん政権を支持する人も多いのですかね。
口だけは勇ましいことを言いますのでね。


それにしたってアベちゃんは、何かっつうと日本国民を守ると言いましたよね。
集団的自衛権行使容認の説明で想定ケースとやらをひっぱり出して、
在外邦人を守ると言ってましたよね。

で、こうした事態に陥って、日本人を助ける手だてがナニか打てたのでしょうか。
そもそも、日本人を助けるために、どんだけのことを行ったのでしょうか。

イスラム国に大してはもともと政府が持つパイプは少なかったでしょう。
それでも、イスラム法学者のハサン中田氏やジャーナリストの常岡氏ら、
パイプとなる人材はわずかながらいましたが、上手に活用できたのでしょうか。

アベちゃんの言う、日本国民を守るってのは、
どれくらい本気なのでしょうか。


あぁ、日本が過激派勢力のテロの対象になってしまって、
日々テロにびくびくしなければならないのが嫌なのではありません。

いや、もちろんそれは嫌ですがそれより日本が、
米欧に追従するあまりに敵にしなくていい国々を敵にしてしまう、
世界の平和に貢献できない、そのことが情けなくて嫌になるのです。
 




自己責任というなら、こんな政府を担いでいる日本国民の自己責任

2015-01-23 20:45:33 | 国際・政治
いやー、自分の場合は年末年始が明けると体調を悪くするのは毎年のことなのですが。
暴飲暴食がたたっちゃうんですよね。

今年はそれに加えて、インフルエンザにかかってしまいました。
インフルエンザなんて、もう子供の頃以来ですよ。たぶん。

たぶんというのは、冬の間に発熱しても病院に行かずに
気合いで治していたこともあったからで、ひょっとしてこの間、
インフルエンザだったこともあったのかもしれませんけどね。

それでもここ数年、新型インフルエンザだとかSAASだとか、
そうした感染症に社会が過敏になってからは職場からも
発熱したらインフルエンザかどうか調べろと言われているので、
その度に検査はしていたのですが、初めて陽性となりました。

なにせ子供の頃以来なものですから、インフルエンザにかかったとなると、
おしりにでっかい注射をぶち込まれるイメージでいたのですが、
もう流石にそうでないのですね。

治療薬にはタミフルという飲み薬が一般的なようですが、
自分の場合はイナブルという吸入薬を処方されました。

これを薬局で薬局で服用して、あとは解熱剤をもらうだけ。
へえ、これだけなんですね。

これだけっていっても、そこそこ日数が経ってしまいましてね、
やっとこさ久しぶりにブログポストをする気になったのでした。


いや、自分のインフルエンザなどどうでもいいのです。
イスラム国に人質に捉えられている二人の日本人こそが問題なのです。

日本を震撼させているこの人質事件、犯人側が突きつけた期限の
72時間は過ぎてしまったようですが、人質の安否等についての情報は
まだ流れてきていないようです。どうなるのでしょうか。


自分はこの件に関して、人質となった日本人二人の安否については、
とても悲観的に見ています。

犯人側の身代金要求など飲める筈がありません。
そもそもその身代金額が法外です。

いつもなら一人数億円ってところが、今回は100億以上でしょう。
これは、犯人側だって要求が通るワケないと考える額でしょう。

つまり、身代金目的などではないのです。
要求が通らないのをわかっているから法外な身代金をふっかけただけです。
イスラム国を敵視する日本にダメージを与えるための行動です。
そのために二人の人質は、残念ながら命を奪われるのです。

人質の一人、ジャーナリストの後藤氏に関しては、
去年尾11月頃から家族に身代金を要求するコンタクトがあったとのことですが、
家族が政府に相談しても事態は進展しなかったワケで、もはや時間切れってことで、
イスラム国もこれ以上、身代金をアテになどしていないからこそ、
こうした行動に出ているのではないでしょうか。

もちろん日本政府もなんらか交渉など行っているのかもしれませんが、
イスラム国としてはああした映像を公開した以上は、人質を殺害して、
自分たちに敵対すると宣言した国は容赦しないとの態度を見せるのでしょう。

そうせずに交渉に応じて殺害を取りやめるというのは、
それは弱腰だと逆に批判をうけるでしょうから、できない判断です。

そもそも、今、彼らが生きている保証だってないのですし、むしろ怪しいものです。
ひょっとしたら殺害の記録は撮られていて、あとは編集・公開するだけというような
段取りになっていてもおかしくありません。


というワケで、自分的にはとても悲観的なのですが、さぁどうなるでしょうか。


こうした事態になって、日本国内ではまた、人質になった二人の自己責任だ、
なんていう論理も展開しているようですが、なんたることでしょうかね。

あのアベちゃんだって、集団的自衛権行使容認に絡めて、
想定ケースとか引っ張り出して、在外邦人を守る!って言ってたのですよ。
そうした姿勢は必要ないとでも言うのでしょうか。

だいたいが、先日のアベちゃんの中東遊説で、
イスラム国への敵対や、イスラエルに歩み寄るという態度を示したことが、
今回の事態の引き金になっているのは明らかなんですよ。

外交の失態ですよ。
それもおそらく、政府が二人がイスラム国に捉われていることを把握している上での
今回の中東外交だったワケですから。

それなのに、危険なところに勝手に言った二人の自己責任だと言うってことは、
今後日本がこうした過激勢力のテロの標的となる事態が国内で起こるとしても、
それは、こうしたアホな外交をする政府を担いでいる国民の自己責任である、
といったことになると思うのですが、それでよろしいでしょうか。


まぁでも考えようによっては、今回の人質事件を受けて、
政府としては「テロとの戦い」とやらに踏み出すきっかけになるのかもしれませんね。
そのためのマッチポンプじゃないのかと疑うくらい。

だって、これで人質に関する結末が悲惨なものになればなるだけ、
日本国民のイスラム国への、イスラムへの敵意を増幅することができ、
テロとの戦いへの支持を取り付けやすくなるってものですからね。


そしてまた今度は、外務相の岸田センセーは北方領土に関して、
ロシアが力による現状変更を行ったなんて言っちゃって、
事実がどうなのかそれを日本はどう評価しているのかホンネはあるだろうけど、
大臣が相手を挑発するようなこと言っちゃいかんでしょうが。

解決するモノもしなくなるし、日本がそんな認識を公式に表明する国だ、
なんてことが広がると、余計に孤立するでしょうよ。

ネトウヨはこうした発言を支持しているようですが、
勇ましいのを褒めてるだけでなんら国のためになってないだろうと思うのですがね。


そういうのも含めて日本はわざと他国と無用な摩擦を起こして、
どうするものなんでしょうか。

それでよっぽど敵国が多い状況をわざと作り出そうとでもしているんでしょうか。
そうするともちろん、武力行使に出やすくなる状況・法整備を進めないと
いけなくなるってことですからね。

そういうことなんでしょうか。
 

表現の自由は大事だが、異文化への敬意も大事

2015-01-08 22:38:14 | ニュース
パリでの出版社襲撃事件、犯人の特定がされてるようでして、
どうやらアルジェリア系の兄弟とのことなんですが。

ニュースでは兄弟二人の顔写真や経歴などを紹介し、
犯人と特定するかのような報道となっております。

しかし、本当に彼らが犯人なのでしょうか。

その証拠はというと、逃走車の中にあった身分証明書が、
その兄弟のものであったというのですが、
それだけで犯人と特定できる筈はありませんよねえ。

よっぽど、他に根拠があってのことなんでしょうね?


ってなことで、本当にその兄弟二人が犯人なのか、疑問なのですけども。
身分証明書以外に二人の関与を示す根拠を示してもらいませんとねえ。

つまり、自分が妄想するところとしては、
多くの人の怒りの矛先をイスラムに向けさせ、
「テロとの戦い」という名のイスラムへの攻撃を正当化させるための、
この事件が壮大な舞台装置であった可能性があるのじゃないかという。

だって、いちいちイスラムによる仕業を思わせることが
幾つか明らかになりはじめてましてね。


例えば、ムスリムらしい「神は偉大なり」と叫んでいたとか。

出版社に乗り込んだとき、「俺たちはアルカイダだ」と名乗ったとか。

路上で警官を殺害した後も、「ムハンマドの復讐」と叫んだとか。


そうしたどれもこれもが、なるほど、イスラムっぽいっちゃぽいです。
だからこそ疑わしいのです。

これらは、ムスリム風に装いやすいことばかりです。
ムスリムの仕業と思わせるためにそう装った、そんな可能性はないでしょうか。
イスラムへの不信・敵意を大衆に起こさせるためです。

アルジェリア系兄弟が有力な容疑者というよりほとんど犯人扱いされているのは、
そういうことじゃないかと思わせるのですよ。


もちろんこれらは自分の妄想です。
本当のところはやはり一部の過激なムスリムによるものかもしれません。

でも、アルジェリア系兄弟の仕業だと特定させる十分な根拠は、
なんら示されていないのです。

ムスリムのような言葉を発していたからといって、
イスラム系の仕業かどうかはわからないのです。

ですので、現地の警察がそれなりの根拠を持っているのなら別ですが、
それらが明らかでない段階で、イスラムの連中がやったのだと、
決めつけるような姿勢には慎重にならなければならないのではないか、
というのが自分の考えるところです。

なのにそうした報道になっているというのは、
この凶悪な事件、テロがイスラムによってもたらされたものであって、
だからイスラムは社会の敵で、彼らへの攻撃、テロとの戦いは
正当だという印象操作・プロパガンダの一環じゃないかと疑うのです。


そんなこんなで、真犯人は誰なのかはまだ特定できない状況と思うのですが。

この事件を機に表現の自由を脅かすような攻撃は許されないと言い、
そしてもちろん、暴力も許されないと言います。その通りです。

ですが、いくらメディアだからといって、相手が嫌がることをやってはいけません。

偶像崇拝を禁ずるイスラムではムハンマドの肖像を描いてはいけないのですが、
西側諸国はそんなのお構いなしにムハンマドの風刺画を描くワケです。

これは表現の自由というより、他宗教・異文化への敬意を欠いた行為と
言わざるをえないのではないでしょうか。

宗教でなくとも、例えばセクハラやパワハラを思わせる表現をしたら、
表現の自由だからと、それが守られることはないでしょう。

メディアの側も、異文化に配慮した表現を心がけるべきなのに、
「表現の自由」の名の下に西側の傲慢でそれらを無視してしまうことを
反省しなければならないのではないでしょうか。
 

異物混入? マクドナルドがそもそも異物なんじゃね

2015-01-07 22:01:53 | ニュース
あけましておめでとうございます。

と言っても、既に1週間が経過してしまいましたので今更ですが。

まぁ、今回の年末年始はいろいろ忙しくてですね、
なかなか記事のポストができませんで。

っていうのと、あまりピンとくるニュースもなかったのですけれども。


なんて言っているうちに先ほど、物騒な事件がありましたね。
パリの出版社で銃乱射事件があり、現時点で12人が死亡とのことで。

早速、犯人像についての憶測がなされていまして、
この出版社は7日、また過去にもムハンマドを風刺する記事を掲載していて、
それに反発するイスラム教徒の仕業ではないか、というのですけれども。

でもね、今のところ得に物証があるワケでもないのに、
こうしてイスラムを強く疑う報道姿勢ってのはいかがなものでしょうかねえ。

他に、反発を喰らうような記事があったりしてないのでしょうかねえ。
そのへんの検証をすっとばして、あ、イスラムじゃね?
みたいに疑うのは、西側諸国の傲慢か、
もしくはホントにイスラムを敵視する姿勢を常に抱いているという、
負い目でもあるんでしょうかね。


さて、そんな銃乱射なんて事件は物騒そのものですが、
加工食品に異物が混入する事態も頻発しておりまして。

特にマクドナルドでそんな事態が連続しているようでして。
ナゲットにビニールだとか、デザートにプラスチック片だとか、
はたまたポテトに歯のかけらですってよ。

ここまで連続すると、マクドナルドの不手際というよりも、
何者かの意思による謀略じゃねえの?と疑ってしまうのですが。
どうでしょうか。

だってですよ、いくらなんでも歯なんて混入しますか。
ポテトのどういう製造工程でなのかわかりませんけれども、
混入するとしたら意図的でないと難しいでしょう。

ポテトに混入していたとされる歯は揚げられた痕跡がないとのことですが、
だとすると、食べていた本人の歯がその時に欠けてしまって、
ポテトに混入していたのだと勘違いした可能性もあると思うのですが。

まあ、それはここで自分が言ったところでしょうがありませんけれども、
ここまでマクドナルドを叩く事象が立て続けに起こるってのは、
どうにも不自然な気がしないでもないのですよ。


んで、ビニールが混入していたとかいうナゲットを作っていたのは、
泣く子も黙る世界最強穀物メジャー、カーギルの工場だったってことでね。
んー、なんか謀略の臭いを掻き消せないのですけども。

ま、ホントにマクドナルドの体たらくなのかもしれませんけどね。


だったらだったで、消費者は一斉にマクドナルドを拒否すればいいことで。
消費者の選択なのですし。

中国産の毒餃子事件があったときに、
一斉に中国産の冷凍食品を拒否したようにね。

品質が改善されなければ、撤退を余儀なくされる、それまでなのですし。


そもそも、マクドナルドなんていう食い物そのものが、
異物なんじゃね?とか考えるのは自分だけでしょうか。
マクドナルドに品質を求めて食ってるの?っていう。


さて、真相はわかりませんけど、マクドナルドに関する一連の事態が、
何者かによる謀略だったとして、その真意がなんなのかまでは、
自分には想像に至らないのがもどかしいのですけども。