花と緑を追いかけて

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いっぱいの主婦の日記です

バリの休日・ウブドへ(その2)

2009年02月16日 | バリ島紀行

バレンタインデー(土)の日はポカポカ陽気となり、各地で4月下旬の気温を記録したようですね。
小田原では26度の夏日だったそうです
我が街でも、日中散歩に出たら半袖姿の人が多く見られました。

畑の脇にたくさんの「フキノトウ」が顔を出していて・・・
今夜はそれを天ぷらにして、「春の香り」を楽しみました。

本来なら今日の日曜日は、山仲間と箱根にハイキングの予定でしたが・・・
Kさんからメールが入り、急遽仕事が入ったらしい
彼女も暮れに「ケァ・マネージャー」の国家試験に合格して、今まで以上に忙しくなったのでしょう。

私も帰国後すぐに仕事が続き流石に疲れました。
ハイキングが延期になって、ホッとしたような・・・
バリ島旅行モードからの、気持ちの切り替えのきっかけを失ったような・・・
余韻を引きずったまま、更にバリ島紀行は続きます。

 
                                

「モンキー・フォレスト」

ウブドでは、およそ200匹の野生サルが生息する保護区の森に案内されました。
「大きなネックレスやイヤリングは外してください。メガネもサルに盗られない様に気をつけて下さいね。そしてサルとは目を合わせないように・・・」とスーさんに言われ、私は耳元でユラユラ揺れる珊瑚のイヤリングを慌てて外しました。

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サルが棲む聖なる森の中には、見上げるばかりの「ガジュマル」の木がありました。
枝から垂れる「気根」が幹を覆うように垂れ下がっています。

マウスオンで「藤(ラタン)」もご覧下さい
他の木に絡まっているラタンを初めて見ましたが、籐は竹でも木でもありません。
ヤシ科のつる性の植物で、東南アジアやインドなどの、熱帯から亜熱帯にかけてのジャングルに生息しているそうです。
軽くてしなやかで堅牢性がある為、家具の材料として使われていますね。

私は「藤」という字に惑わされて、あのお花の藤と同種類の植物から「籐家具」は出来ていると思っていましたが・・・


森の中を歩いて行くと、サルの姿はすぐに見えてきます。
ここに棲んでいるのは日本で言う「オナガザル」のようでした。


入り口ではエサ用のバナナを売っていて、その他にも係員がお芋をあげていましたから・・・
以前行った「伊豆の波勝崎のお猿さん」と比べると、ここのおサルさんたちはとても穏やかに感じました。

仲睦まじく毛づくろいをしていたり、母ザルが赤ちゃんザルの世話をしていたり・・・
微笑ましい光景に癒されますね。
non_nonさんのソースをお借りして纏めましたので、小さな画像にマウスオンしてご覧下さい
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森の中には死者の寺「ダラム・アグン・バダントゥガル寺院」もありました。
人間様は足を布で覆い、腰に黄色い三尺を巻かなくては中に入れませんが、おサルさんたちは自由に出入りしていましたね


森の前からウブドの目抜き通りが続いていましたが、残念ながら散策する時間はなくて、車の中からの見学となりました。
こちらは中心地にある「王宮」


町のあちこちに「絵画」を売る店がありました。
ウブドスタイルの絵とは異なる、現代絵画が多い感じですね。


そして石の彫刻が「これでもか!」という感じで街道沿いのお店に並んでいました。

スーさんが「ライステラスを見たいですか?」と聞いてきました。
ガイドブックに載っていた「棚田」の風景が頭に浮かびます。
「見たい!」と答えると「今日はこれから二つのお寺の見学がありますが、一つはやめてライステラスを見に行きましょう」と・・・
何組かの旅行者が一緒だったら、きっと意見が割れるだろうな~と思いました。

コメント (28)
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