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波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

№7/学校づくりということば

2014年06月20日 | 【保管】腹ペコ日記

 

Photo   研究者を目指すことになったのは、宗谷で出会った「学校づくり」「三づくり」という言葉がきっかけだった。授業の内容や方法について考えていた私にとって、学校組織のことと授業のことを一緒にとらえるこの言葉は新鮮だった。

 

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今は、戦後に日本で「学校づくり」がどうやって生まれてきたのかを研究している。「学校づくり」という言葉は、戦後にはじめてつかわれるようになったもので、学校の組織運営と教育内容・方法を一緒にとらえ、考えるものだった。そのことを証明するために、戦後当初の学校づくり実践を調べて日本各地をうろうろしており、宗谷の「学校づくり」もそのひとつ。

 

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4月から稚内で働きはじめて感動したのは、当時の学校づくり実践家が取り組んだ家庭との連携の方法と、ほとんど同じ方法をある先生が提案されたことだった。やっぱりそういう形になるのか、本質はいつになっても変わらないんだ、と思ったし、自分の研究を励まされたように感じた。

 

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寒い朝

2014年06月19日 | 日記・エッセイ・コラム

 3日遅れで疲れが出た。「♪ あんこ椿は恋の花」の便りみたいだが、これが還暦後の身体というものなんだろう。疲れを感じないのでなく、疲労困憊を関知する身体センサーが錆び初めているのだ。甥の結婚式で東京へ行ってきた。披露で疲労、首都より我が家、なんて言ってご飯を食べているうちは良かった。どうでも良い話を2日連続で裏ブログに書いたり、仕事だって真面目にやった。ママヨさんも Photo_2 いつもと変わらない風だったから、雨が降らなかったら2人で草むしりをやっていたかもしれない。

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 そんな初級老人の2人が、昨日から突然に何をするのもおっくうになった。電池が切れたオモチャみたいで、立男は明るいうちから3時間うたた寝し、どうやって布団に入ったか思い出せないが9時間寝た。ご飯は2人申しあわせたわけでもないのに、昨日の朝から粥と鍋焼きうどんになった。今年の6月は、長雨と寒さのせいで気の晴れない初夏、冴えない初級老人のイメージだ。

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 画像は、寒いから居間で種を蒔いたアスター。やっと双葉出たが、外の風に当てられなかったから過保護のもやし。若いのに気の毒だ。来週には、もやしも老人も外に出られるようだ。

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【その167】 出会いに感謝

2014年06月15日 | 【保管】一寸凡師コラム
Photo_3  先日参加した札幌研修。参加者の中に、荒馬さんからよく聞く『Aさん』という方の名前が。荒馬さんと確認したところ、やはり荒馬さんのお友 達。凡師は初対面だったが、緊張しながら名刺交換をした。偶然参加することになった会議で、偶然荒馬さんの親友に出会う…。家に帰ってから荒馬さんと、 「人生って面白い。本当に巡り合わせってあるんだね」と話していた。
    後日、凡師の携帯に懐かしい友人から「札幌の研修で、Aという人に会わなかった?」と電話が。よくよく聞いてみると、札幌研修でお会いした 『荒馬さんの親友Aさん』と現在同じ職場で働いているという。なんという偶然。なんという巡り合わせ。人の繋がり、ご縁というものにただただ驚くばかり。 しかもこのAさん、凡師と荒馬さんが共にお世話になっている方と、以前同じ職場で働いていたということも判明。もうここまでくると、みんなどこかで繋がっ ているのでは?…とさえ思ってしまう。本当に人のご縁に感謝、出会いに感謝、である。
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甥の結婚式で不在だったので、腹ぺこさん、凡師さんからいただいていた原稿を今朝UP。東京は暑く、この街は寒いをつくづく実感。
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№6/育つ環境

2014年06月13日 | 【保管】腹ペコ日記

 

Photo_2  稚内市内をドライブしたある日のこと。豊かな自然に囲まれて育つのと、いわゆる都会で育つのとで、つくられる価値観はずいぶん変わるんじゃないか、という話で盛り上がった。

 

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自然の中で育つと、「人間の力ではどうしようもないことがある」、ということに自覚的になって、できる範囲で工夫して生きていく力がつくんじゃないか。だけど、「どうしようもない」というあきらめの気持ちが強くなって、どうにかなることさえ何もしなくなったりするんじゃないか。一方で、都会で育つと、思い通りになると思いすぎて、「科学の力を過信する」みたいに、人にはどうにもできないことでさえも、なんとかなると思ってしまうんじゃないか。実際にどうしようもない事態に陥ったとき、考えることができない人になってしまうんじゃないだろうか。

 

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そんな話の中で、相方の意見のところどころがまちの人だな、と思うこともしばしば。お互い育った環境が違うからこそ視点が違っていて。これはこれで面白い発見でした。

 

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【その166】凡師家の新聞事情

2014年06月08日 | 【保管】一寸凡師コラム
Photo_3  凡師が最近読み始めた新聞。その名は『みやざき中央新聞』。月4回発行されるこの小さな新聞は、凡師に新たな気づきと学びを与えてくれる。そ もそも凡師には『朝起きたら、まず新聞!』という習慣がない。新聞を読む時は、決まって知りたい事がある時。何の気なしに新聞をめくるという行為が、どう にも身につかない。子どもの頃は「新聞を読め!」とよく親から言われていた。子供心に『いつか自分も大人になったら、小難しい顔して新聞を読めるようにな るだろう』と時間に解決を求めてきたのだが…。

 
 さて、この『みやざき中央新聞』。日刊紙とは異なり、ホヤホヤのニュースが載っている訳ではなく、全国で行われている様々な講演の内容が連載されている。家にいながら、全国で行われている講演会に参加した気分になれるのだ。
 
とはいえ、ホヤホヤのニュースが載っている日刊紙ももちろん大事。凡師ももう少し大人になったら読めるようになるのだろうか…。
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