前回記事に続き、芥川龍之介『鼻』をもとに「自分の顔で気にしているパーツ」の交流記録。子どもの時から眉毛が途中で切れている、ほうれい線が目立つ、顔が大きい、老人性のシミ・・・・「私の芋粥」発表の時と違い、一同静かに聞く(笑)。それぞれの方々が長くコンプレックスとして「治せるものなら治したい」と思っている同病相憐れむの雰囲気。
波風氏は「ぜんぜん気にならないけれど、本人は相当に嫌なんだなあ」と思って聞いていた。波風氏のシミはママヨさんの化粧道具で時々隠しているが(涙)、「ヒゲがボウボウ生えているからそちらに目が行くのでシミは全然目立たないですよ」、「小さなシミだから大丈夫ですよ」なんて慰めてもらった(笑)。
教え子たちにも聞いてみた、頭のてっぺんが尖っている(スキンヘッド男)、目の大きさが左右で違う(男)、ほうれい線(女2人)、鼻がもっと高ければ(女)、髪が多くてくせ毛(女)、ホクロ(女)なんて言っていた。ここの話も全く気にならないのを本人は真面目に困っているんだ。鼻のことを言っていたので「その他のパーツも全部チマチマしているのでバランスが取れているよ」と慰めたら、グサグサ刺されたと叱られた。波風先生の気にしているパーツを話したらみんなが喜んでいた。老若男女、恩師も悩みは変わらないのを聞いて安心したのかなあ。
「自分だけじゃないんだ、みんなもやっぱり悩んでいるんだ」が、人と話をして楽しいことの1つ。本人が相当気にしていても他人は全然そうでない発見は精神安定剤だね 「ほうれい線」をサイトで検索したら、消える塗り薬だとか手術で消すとか沢山出てきて驚いた。画像の辞書的意味は広辞苑から。