波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

「過労死学校」

2017年05月08日 | 新聞感想

を今更な「中学(教員)の6割『過労死ライン』越え」という10年ぶりの文科省(16年度 勤務実態)調査結果。先月末の新聞各紙に。ブラックそのものの学校職場に驚かないのは、前からこの数字以上が現実だからだ。

員増の願いが、賃金増や休日増などと比べ断然1位の日本の先生たち。泣かせる。子どものために身体をはっている。仕方ないのだ。昔、学期末の夜の職員室で「先生たちでお金出しあって仕事を手伝ってもらえる臨時職員を雇いませんか。」と真顔で提案した新卒の先生。それから30年、限界を超えた教育条件はますます悪くなっている。多忙で先生たちを麻痺させ、異様さ際立つ教育内容を粛々とすすめさせる異常さ。

立して4年の「子どもの貧困対策法」。今年の「子どもの日」の社説、記事からは本質的な成果は読み取れない。「子どもの貧困」も社会問題になって30年経った。庶民の「子ども食堂」や無料塾が明るい分、政治の『本気度』は果てしく遠い。国家の礎を問うにも関わらず、電通やヤマト運輸の扱いより軽くて遅い。
 ネーミング「子どもの貧困」が、この国の根本的な社会問題を顕在化させたところがある。「子ども食堂」も秀逸だ。では、教員定数改善ではどうだろう。ピタリ的を得た言葉が欲しい。「学校の貧困」、「ブラック職員室」はちょっと違うなあ。「過労死学校」どうだろう。昔の学芸会の定番「ドロボウ学校」みたいだが。


今春から、『教育』に少し距離を置くと思いつつ、気づいたらその種の記事をいつも切り抜いてしまうチャンネルと番組の関係を意識して1ヶ月。1日3時間を目標に『週刊TV視聴予定表』を作ってから。「チャンネルをガチャガチャいじるのが趣味だと思っていたら違うんだ(笑)」とママヨさん 入院もあり髪を長くしていたら、近所にいるおばさんみたくなってきた。今日は床屋だな。前に「この歳でこんあふうに長くするのは立派な不良ですよ、先生」と教え子だった理容師今日は雨で一日家だから裏ブログも更新予定。

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