波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

「35人学級」見送るだ?

2013年01月27日 | 日記・エッセイ・コラム

Photo_6  吹雪の昨日、読書で終わる。青空の今日、2時間の除雪、アマリリス描き、2日分の新聞読んで昼。3紙1面に教育問題。「教師の体罰も『いじめ』-自民が防止法案」(道新)、一方的な暴力と人権侵害で両者同質だが、この根本的な言及が不明。いつものごとく、学校現場への激励感じず学校と教育委員会の責任だけ問う論調。
                        
 「全学級35人断念 文科省、自民意向受け」(朝日)に唖然。とうの昔に教員の「心理的、物理的な」許容量は限界越えている。「35人学級」は世界的には普通以下、40人学級は既に後進国を文科省も認めてる。体罰も退職金減額逃れの早期退職も賛成できないが、教育条件も生活条件も全く改善せず、教員の責任だけを叫ぶだけなら教師「いじめ」としか思えない。こういう教師聖職論は百害あって一利無し…国民的には70年代で決着済みの話。この30年、教員の願いトップは給料UPでも休み欲しいでもなく、定数改善。ここらに日本の教育の異常さと教員の質の高さを見る。
                        
 腹立つこともう一つ。桜宮高校入試、中止されなかったら橋下市長は出直し市長選考えていた(朝日)の記事。批判かわす後出しジャンケン的コメントなんだろうが、小泉政権が郵政問題を争点に全権掌握を図った国民を馬鹿扱いするあざとい手口思い出す。

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育てて10年のアマリリス、高さ1㍍の茎に手の平大の花6つ。花言葉「貴婦人の見栄」(笑)言い得て妙。毎年健気に咲いてくれるが…どうも苦手な花 吹雪に読んだ「偏愛ムラタ美術館【発掘編】」(村田喜代子著:平凡社)、題名の意味不可解、誰でも立ち止まるだろうの画家16人、実に真っ当な感想文。「ヘンな日本美術史」(山口晃著:祥伝社)で長年の疑問晴れた…雪舟、そうだったのか。「王様は裸だよ」的な批評、とても良し。この実力画家の根底を知る思い 中学校の冬の校外班活動。男子2人から、ぼた餅とお元気メッセージ。退職し素敵さ更に実感。昼食はこれで 波風食堂、準備中です」もついでに更新しました。

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