今日も良い天気になりました。
朝は凍みましたけどね、間違いなく、調べていないのではっきりと記せませんが、ー5℃を下回ったでしょう。
お昼は雲一つないくらいに晴れています。
軒先の氷柱も細くなっていきます。
もう一つ。
眩しいくらいの景色になっています。
たまたまテレビを点けたら、NHKですが、72時間というのをやっていまして、少しだけ観ました。
自転車で旅をしていて、ある場所でテントを張って過ごしているという男の人。
63歳で、定年までJRに勤めていて、主に車掌さんをしていたそうです。
勤め中はストレスの連続だったとか、今思うには……
なんであれだけキッチリ時間とか決めないといけないのかね、ということだそうです。
JRの列車は、私鉄でもそうですが、時刻はきちんと守られています。
それが誇りでもあり、しっかり社会は回っていると。
ですが、その守り人の一人が、時間をキッチリ守ることに疑問を持っているのですから、おかしなものです。
よくよく考えてみれば、確かに、なぜ時刻はキッチリ守られなければならないのか、不思議な気がしてきました。
理屈ではわかるのです。
時刻が守られているから、仕事も回っていくし、生活もちゃんとすることができると。
だけど、それは本当に必要なことだったのかな、という気もしてきます。
ひょっとすると、守らなければならないストレスの方が大きいのではと。
それでみんな健康を害してしまうのではと。
ちょっとくらい違っていても、適当であっても、社会は回って行くであろうと。
もっとも、違ってしまったことによるストレスもありますが……
そのお人、独身なのですが、なぜこのように時々であろうけど、テントで生活するのかと問われ……
「考えなくてもいいからね」と答えられました。
家にいると、仕事のこと、周りの人の事、生活のことをズウッと考えていると。
テントの中だと、今のこと、前後のことだけを考えれば良いのだと、いうことでした。
わからんでもないですね。
みんないつも将来への不安を抱えています。
特に、お金のこと。
お金に不安がなくても健康のこととか。
このままちゃんと生活していけるのだろうか、と。
だから、飛躍しますが……キャンプとか行くのでしょうかね。
キャンプへ行くと、とりあえず、寝るところをつくって、火を熾して、食事を作って、となりますよね。
夢中になって支度して、美味しいものを食べて、普段を忘れてしまう。
たき火を眺めているうちに、それも自分が熾した火ですからね、安らぎを与えられる。
何も考えない、それは不安から抜け出る、という時間をつくりにいくのでしょうか。