戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

ヘイ、そう!

2014年05月30日 | 想うこと

陽が長くなってきましたし、当然、暑くなってきましたし、身体を動かしたいと思うのです。

寒かった夕方、暗くなってしまった室内で走っていたのですから、いまなら楽に走られるでしょう、ということで、たまに走りに行きます。

平均すると、週に二日ほどになるでしょうか。

たいしたことはありません。

中山競技場の周りを、ゆっくり、とてもゆっくり走ります。

一周、570メートルほどですが、四周も走ればいいでしょう。

自己満足のレベルです・・・。

最近は、高校の陸上部が競技場を使用していて、彼らの頑張っている姿を横目で眺めながら、自分を励まし走ります。

高校生のなかに、本格的に練習に入る前に、私たちが走っている外周を走る部員たちもいます。

彼らは準備運動くらいのつもりで走るのですが、あっという間に、私を抜いていきます。

そこへ、私立高校の部員が重い荷物を担いで、入ってきました。

授業を終え、ようやく部活に参加するため、競技場に入ってきたのです。

かつての同級生だったと見えて、重い荷物を両肩に背負ったままの私立の部員が、先ほどから外周を走っている県立の部員と併走します。

県立の部員が言います。

20周するのだ、と。

すると、私立の部員、「ええー、10キロ走るのか」、と。

準備に段階で、とりあえず、10キロ走るわけです。

「お前たち、すごいなー」、と続けて言いました。

いやいや、私から言わせれば、重い荷物を両肩に背負い併走しているあんたもすごい、って。

本気の高校生は、たいしたものです。