戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

華燭の宴

2007年04月22日 | 想うこと

久々に、友人の結婚式の披露宴に出席します。

若い二人に手向ける言葉は、「いつまでもお幸せに」でしょうが・・・最近は考えてしまいます。

結婚は、幸せになるためにするものではないと。

どちらかというと、結婚は、学びの場であり、ある意味試練でもあると。

だから、素晴らしいんですよ。とフォローを入れときますが・・・。

私が結婚したとき、親戚の叔父さんが仰いました。

「最近、性格の不一致で離婚する人が増えているが、それはおかしいんだよ。そもそも結婚とは、性格の合わないもの同士が一緒になることだから」

そんなものだろうか、と思っていたのですが、この歳になると分かります。

その通りです。

極端なことを言えば、性格の不一致を持ち出すのは、自分しか見てないからでしょう。

結局は、年月を二人で過ごさなければ、結婚した意味が分からないのです。

そのためには、言葉は悪いかもしれませんが、我慢しかないのです。

ですから、若い二人に声をかけるなら、「我慢だぞ」 と言わなければなりません。

実際には、そんなこと言えませんけど・・・。