仏の里国東を訪ねる旅も今回で4度目、今回は文珠山に登ることにしました。国東半島の山は標高はそれほどありませんが修験者の山とあってそれぞれ特徴のある厳しい山だと思います。
文殊仙寺駐車場にあった国東半島の観光ガイドマップ
文珠山を目指していざ出発
峯道ロングトレイルコース途中にある風神岩に寄って見ました。
風神岩周回コースにあった奇岩、私には牛が餌を食むために小屋から頭を出しているように見えました。
文珠山は最初はたいした勾配ではありませんでしたが、頂上が近づくにつれて勾配が急になってきました。翌々日に「姫島」の矢筈岳から国東の山々を眺めてみてその急勾配が確認出来ました。
地図には、山は「文珠山」と、お寺は「文殊仙寺」とありました。
下山途中にある集落跡地。いつ頃まで集落があったかどうかは知りませんが、お墓の建立年などから少なくとも戦前までは集落があったのではないかと思われました。
金毘羅大権現宮拝所、こんな重たい物をどのようにして設置したのでしょうか・・・。
金毘羅大権現宮拝所からの展望。肉眼では遠く「姫島」が確認できました。
国東の山の特徴がよく表れていました。
三十仏。苔むした100段ちょっとある階段を上って行きます。いかにも国東といった雰囲気を伝えてくれます。江戸時代末期に作られたようです。
祠の下に建物が作られています。
この中に仏さまが祀られています。
文珠山の頂上から来たので参道入り口の仁王像を後に見ることになりました。
三十仏を後に「文殊仙寺」を目指します。途中、数十メートル位「石畳」の道がありました。まるで「熊野古道」を歩いているようでした。
ようやく文殊仙寺に到着しました。拝観料「300円」を納めてお寺の秘宝を観覧させていただくと同時に、「文殊の知恵」を授かるためにお寺の奥にある岩からしみ出てくる「水」を頂きました。子供の頃にこの「水」を頂いていればもう少し賢くなっていた(?)のではないかと悔やまれます。
文殊仙寺を後に駐車場へと向かいます。境内の紅葉がとても綺麗でした。
明日(11月28日)の天気予報は雨、予定していた姫島のトレッキングは明後日(11月29日)に変更、明日は中津を散策することにします。(続く)