昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

素人が見たアテネ五輪女子バレーボール決勝

2004-08-29 19:38:59 | 日々の雑記
  昨夜早めに床に就き、今朝未明に起きて折からの女子バレーの決勝(中国対ロシア戦)を観た。その結果は中国の逆転勝利で見事金メダルを手中に収めた。

    ※ 中国~3S対2Sロシア

        ※ 内訳  第1S  第2S  第3S  第4S  第5S   

          中国   28   25   25   25   15
     
          ロシア  30   27   20   23   12 

 両チーム共に世界の頂点を君臨するだけあって、それぞれ見事な戦い振りであったと思う。もとより全くの素人とは思っていないが、以前もう50年の昔の事、と或る企業のバレーボール部(9人制)に属していた事もあったから、今の6人制の詳しい専門的なことは良く判らないのだが、中国バレーに比ベて次の二つの根本的な違いを発見した。

 素人の癖に何を偉そうに余計なことをと叱られかねないが・・、先ず第一にサーブレシーブ(カット)の違いである。殆どのサーブを正確にしかも素早くセッター送られるから、セッターはそれを自在にオープンに又はクイックに時間差といった具合にそれぞれ優位に振り分けセットアップしていた。後半中国のクイック攻撃(18番張萍)が際立った由縁であると思う。この高いレシーブ力は相手の攻撃の対しても生きて来る。

 日本の解説者(大林素子)が感嘆していた粘り強いレシーブ力は、ロシアを圧倒していた。だから世界一を誇るロシア「ガモア」のスパイクは単発で終わり、その破壊力割には効果は少なかった
 
   ※ 此処で素人なりの提言・・(Ⅰ)

 折角くオリンピックでの八強入りを果たしたこの経験を生かし、栗原メグさん・大山カナさん両選手はまだ若いのだから、目先に名声に囚われず基本に帰り基礎からみっちりと努力を続けて欲しい。更に何かにと恵まれた環境(国内)より、アウェー(海外遠征)での実戦を積む事です。もっともっと大きなご成長をお祈りして止みません。
   
  ※ 素人の提言・・(Ⅱ)

 サーブレシーブの正確で素早いセッターへ返球は、攻撃の最大の序章である事を理解して下さい。

 まことに身の程知らずのたわ言まさに汗顔もの・・悪しからず。