昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

和商は何と云っても蟹でしょう!

2004-08-03 16:20:15 | 日々の雑記
 和商市場と云えば何といっても蟹に尽きると思います。蟹と云えば「毛蟹・タラバ・花咲・ズワイ」に最近話題の「あぶら蟹」などが有ります。

 写真は「花咲蟹」です。今が旬でこれから秋口にかけてが最盛期となります。主な棲息地は根室半島の花咲地方と北方領土それにカムチャッカ・樺太などです。

和商市場の勝手丼

2004-08-03 16:13:41 | 日々の雑記
夏休みが始まり更に八月の声を聞くと、道東の地方都市にも観光客の入れ込みが目立つようになった。
今年の最高気温が二十六度というから灼熱地獄を逃れて来た観光客にとっては最高の避暑地で、この地域全体が天然クーラーの恩恵に預るまさに天国なのである。

 しかし観光客が増えたのはそればかりではない、それは北海道有数の漁港でありかっては、「魚の水揚げ日本一」を連続十数年を誇り、我が国でも名立たる漁業基地だった。残念ながら今では北洋漁業の衰退と、200カイリ問題などでその面影は無いが、その後の沿岸漁業の発展に伴い各種の魚介類が豊富に集まり、市は
もとより北海道の台所として名を高め、今では広く本州までにも知られるようになった。

 中でも特に「和商市場」は有名で函館の「朝市」と並んで、観光客の間にあってその名を知らぬ者は無いほどである。この市場には北海道の魚介類は殆どが揃っているばかりか、時には遠く本州の産の物まである。

 その豊富な魚介類を利用しての「勝手丼」とは、何の事は無く先ず発泡スチロールの丼のご飯を買い、その上に各店で売っている魚介類(ウニ・イクラ・ボタン海老・ホッキ貝・ホタテなど)をお客さんが好き勝手に載せて貰って食べる、それが名前の由来のようで只それだけの事だが、物が飛び切り新鮮なだけにその旨さは格別で一度経験したら必ず病み付きとなる云う事間違い無しという代物である。

 なお値段については載せる物によってそれぞれ違ってきます。
 
 今では、此の地を訪れる観光客の間で「和商の勝手丼食べて来た・・?」が挨拶代わりとなっている。