昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

伊能忠敬「大地図展」in釧路

2004-07-18 18:55:21 | 日々の雑記
 この度釧路市で史上初公開された伊能忠敬(1745~1818)の日本全国大図フロア展示会を見て来ました。

 207枚(31m×55m)の壮大なスケールの全国地図を一挙公開したのです。この大きさですから壁に貼る訳にもゆきません、そこで会場(40m×70m)の床面を利用したようです。
 フロアに地図を広げその上を厚手の透明ビニールで覆ったのです。閲覧する場合はその地図の上を直接歩きながら見る事が出来るわけです。こんな閲覧方法は全く初めての体験でした。まさに感動ものです。

 それにしても精密機器が何も無かった時代に、自ら工夫開発した機器を駆使しながらの測量作成は大変だったに違い無い。それも現代の地図に比べても大差が無く、海外からも高い評価を受けたと言いますから驚きです。不撓不屈の精神と弛まぬ努力に唯々頭が下がる思いです。

 この先人の偉業は日本が世界に誇れる偉大な人物であるとの思いを強くした次第です。

蓄音機

2004-07-18 18:51:45 | 日々の雑記
釧路川の岸壁広場で行われていた骨董展示会場で見付けて物です。此の様な前時代的な音楽再生機器は見た事も無いだろうから、当然分からないでしょうね。でも・・レコード盤さえあれば立派に音が出て立派に通用するのです。

 今更昔話するのもなんですが、このゼンマイ手回しの「蓄音機」は高嶺の花でなかなか手に入らなかった物です。特にサラリー低い若い人にとってはまさしく高嶺の花でした。

 我が家の蓄音機はゼンマイが切れたりして修理不能でかなり昔に処分されましたが、75回転SP盤レコードのアルバムの幾つかが物置の奥に眠っている筈です。

 ひょんな事から今日は思いがけなく良いものを見せて貰いました。一瞬昔の事を想い出し幸せなな気分に浸りました。