昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

浜茄子(はまなす)の花

2004-07-01 22:42:23 | 日々の雑記
三日ぶりに晴天となり気温もほど良く気持ちの良い日となった。労災病院でのリハビリの後、帰宅途中にあるK川の河畔公園の遊歩道を久しぶりに歩いた。此処は現役時代に暇を持て余し時おり職場を抜け出して歩いた所でも有る。

 川風が涼しくとても心地良い、結構犬連れの人が歩いていて交わす挨拶も心を軽くする。その河原の一画に「浜茄子=はまなす」の群落があって今が盛りのようで、その緋色が鮮やかでまた可憐でもあった。

 この花も「鈴蘭」「黒百合」と同じように、昔は何処の河原でもまた海岸の砂浜の至る所で見られたのだが、今では開発の影響で殆ど姿を消してしまった。そしてこうして保護された形でしか見られなくなったが、それはとても淋しいことに違いないが、このように例え人の手に依ってでも群落が大事に守られているのを見ると、恐らく開発局か土現の関係者方々の為せる事なのだろうが、その人々も満更捨てたものでもないな・・と嬉しくなり明るい一日となった。