昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

裕ちゃんの歌

2004-07-05 19:33:07 | 日々の雑記
 今朝三時すぎトイレに起きた後直ぐに眠られぬままに、枕もとのラジオを点けイヤホーンを当てると、いきなり石原裕次郎の歌「夕日の丘」が聞こえて来た。思いも依らない時刻に思いがけない歌でその後ずうっと聞き入っていた。

 NHKラジオ番組の「深夜便」の中の一つ「にっぽんの歌・こころの歌」で、何がなく点けたのだがたまたま今日が裕ちゃんの日に当たり誠に幸いであった。番組の途中だったからその後「恋の街札幌・港町涙街別れ町・夜霧よ今夜も有難う・ブランデーグラス・逢えるじゃないかまた明日」等であった。どれも大好きな歌ばか
りである。これら歌だけでなく映画も大好きで大抵の作品は観ているが、今ではその殆どの内容は忘れて仕舞ったが、今なお印象深いのは「陽の当たる坂道」のカレーライスを食べる場面である。ご飯とカレーをスプーンで全部混ぜ合わせてから食べるシーンは、未だに私がカレーを食べる場合そっくりそのまま真似て食
べている。

 裕ちゃんは我々の世代の青春の象徴であり、それは永遠に消える事なくまた忘れられない存在である。
今にして思えば、長身痩躯でとにかくスマートで格好良い裕ちゃんとは似ても似つかぬ、160センチそこそこの短足の身で有りながら、臆面もなく何かと真似て得意になっていた事をいた事などを、郷愁にも似た思いに駆られ懐かしく思い出していた。