昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

空港にて

2004-07-08 20:21:17 | 日々の雑記
今日の午後今北海道観光中の妹夫婦を出迎えに空港に行って来た。考えて見れば空港も久し振りである。
昨年九月の十勝沖地震で天井落下の後の補修ですっかり変わったようで、とにかく立派になってびっくりした。それに以前の過疎的な雰囲気は全く無く、待っている間に五機ものの飛行機が離発着するほどの賑やかさで驚いてしまった。

 離発着する飛行機を見ていると旅心をそそられる始末で、昨年の春に行って来た沖縄旅行を思い出して居た。それにしても飛行機を見る時は何時も少年時代に戻って仕舞い、この年になっても戦時中の少年の誰もが夢見た「予科練=特攻隊」思い出されるから不思議な現象である。

 やはり子どもの頃に夢見たことは一生心から消えないものなのだろう。大空を羽ばたく「ゼロ戦」を操縦する己の姿を、今目の前にある飛行機に重ね合わせている始末である。