昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

好きな散歩道

2004-07-03 20:19:01 | 日々の雑記
私の好きで良く歩きに出かける散歩道は大きく分けて二ヶ所有り、夏時分の陽射しの強い日には、木立が多くある上に東屋などのある運河公園に行きますが、それ以外は大抵家に近い自転車道路を利用します。
 昨日と異なり青空が広がり見るからに暑そうな今日でしたが、風が幾分強くあってそれが暑さを和らげて呉れていた。

 私の場合のウォーキングは早足とか大股での歩行は到底無理な健康状態だから、何時も五百メートルほど歩いては一休みこの繰り返しのぶらぶらだらだらの至って暢気な散歩に尽きる。今日の風は歩くのには少しも邪魔にならず、むしろ汗止めにも成り好都合であった。それに一キロほども歩けば郊外になりそろそろ湿原の入り口付近に差し掛かり、住宅街の喧騒や行き交う車の騒音は一切聞こえて来ない。

 今日は珍しくやや離れた「ハンの木」の木立の辺りから、カッコウの鳴き声が風に乗って聞こえて来る。また道路添いの木々からも辺りの葭原からも、コヨシキリ、エナガ、シジュガラなどの囀りが聞かれ飛ぶ姿も見られた。幸い天気にも恵まれ遥か遠くに阿寒連山を眺めながら幾度も深呼吸、自然を思う存分に満喫して帰宅した。