畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

遠出

2013-03-14 18:20:02 | 農作業

3月14日(木)  のち 

冷たい雨の朝。出かける前に、種籾を浸種から、次の工程、芽出に移行させる。何時もより早めの7時過ぎから、外に出る。しとしと雨だが、寒い。手間取るが、傘を差しながらの、だらだら作業。種籾を水から上げ、水槽をハウス内に運ぶ。温床用電熱マットの上に置き、少しだけの水を入れ、上に金網をセットする。種籾が水に触れないように網の上に置く。水をたっぷり急襲した種籾に、ある程度の温度と酸素を吸わせると、芽が動き、根も延ばす。鳩胸状態といって、芽が膨らみ、籾を破るか破らないかぐらいの状態を理想とする。晴天ならば、ハウス内は、暖かくなるが、今日は無理そう。電熱マットも、水を20℃ほどには上げないだろうから、今日は、助走だけで終わるだろう。明日の太陽を期待する。

8時過ぎに出かける。房総半島を北上。目指すは、旭市。農業資材店だ。育苗用の合成培土の購入のためだ。一般の培土なら、地元の資材店や農協でも扱っているが、有機米用となると、遠出をせざるを得ない。自分で作ったものは、どうしても、吸水性が悪く、機械での播種作業には向かない。それで、年に一回の遠出買い出しを、早春の房総半島ドライブ。九十九里海岸を走る有料道路を、トラックでのドライブだが、景色は良いが、クッションが悪く、空荷だと、特に撥ねてよいものではない。しかも、あいにくの雨天。約3時間で到着。その頃には、雨は上がってくれて、積み込みは濡れずに済んでよかった(店の人が、やってくれるのだが)。

帰りは、ワイパーは必要ないだけよかったが、晴天にはならない。同じ道をひたすら走るだけ。帰着は、2時。

一休みして、ハウス内片づけや、雑用。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする