畑のつぶやき

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食、農への思い

テスト貯蔵

2013-03-05 18:45:03 | 農作業

3月5日(火)  

朝から、ニュースでは、啓蟄、啓蟄と。それらしく、文句のない暖かい晴天だった。

ジャガイモの植え付けを終わらす。ソラマメの畝間の草がひどくなってきた。小型管理機を積んで行き、中耕徐草をする。イネ科の牧草は、しっかりと根を張っているので、一度位の中耕では処理できない。後日、もう一度か、手取りをしたいと思うが。

午後は、管理機を積み、花畑。この辺りの農家では、この時期、大根を、一時貯蔵する。3月になると、トウ立ちが、始まる。葉の付け根から、蕾を付けた茎が伸びてくる。これが長くなると、大根のすいりが始まる。今まで、葉っぱで作った養分を、根に溜めていたが、逆に、根の養分を蕾に送り、花を咲かせ、次の世代につなぐ、命、種をむすぶ準備だ。これを防ぐため、ダイコンの頭を切り落とし、土に埋め込んで、貯蔵する。段々に暖かくなるのだから、長期はできない。しかし、3週間位は、持たせることが出来ると云う。以前やったことはあるが、穴を掘って埋めるのが面倒で、それだけのメリットを感じず、やってはこなかった。

今年、ふと思い、一列だけ、収穫せずに残しておいた。両側のダイコンはすべて収穫した。今日、植わったままのダイコンの頭を落とし、そのまま土を被せ、貯蔵してみると云う、貯蔵テストをやってみる。頭を撥ねられたダイコンが並ぶ。両脇を管理機を走らせ、土寄せの要領で、ロータリーで土をはね上げ、被せて行く。数回やると、20㎝ぐらいは、土寄せ出来てくる。しかし、長いものは、まだ土の上に首を出している。仕上げは、スコップに頼らざるを得ない。手動で、土をすくい、上に載せる。100本位を土の中に埋め込んだ。約2時間。

うまくいったら、頭を切り落とされたダイコンが、送られてゆくかも。

コメント
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