畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

発芽

2013-03-15 18:31:17 | 農作業

3月15日(金)  

日の出は、5時台になっている。まだ、布団から出るのには、気を入れなければならない。今日も、空気はひんやりしている。しかし、春の太陽は、ハウスの中をすぐ暑くする。外に出ての一番仕事は、芽出し中の種籾を確認すること。8時半には、中の温度は、30℃近くまで上昇している。昨日寒かったから、このままでもよいが、と思いながら、シートを外してみる。と、ごく小さい白い点々が目に飛び込んでくる。もう!、と目を近づけると、籾の胚芽の所から、小さく芽や根の先端が飛び出している。籾全部ではないが、二、三割ほど。これでは、明日まで置いたら、伸びすぎてしまう。昼には、芽出し作業を終えなければならない。

脱水機にかけて、余分な水分を飛ばして、保冷庫の中に広げておく。

午前も、午後も、秀畑。施肥、耕起、マルチ張り。レタス定植用3畝と、ゴボウ播種用に2畝。それぞれに、畝もマルチの幅も違うので、畝立機では、幅の調整に時間がかかる。小型管理機で、耕し、肥料を鋤きこみ、マルチは人力で張る。フィルムを伸ばしながら、ところどころ、手で土を載せ、ある程度の長さになったら、鍬で土を被せる。腰の痛くなる作業だ。

コメント
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