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ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

777      ルチアーノ・パバロッテイ

2007-09-09 22:16:06 | Weblog
※ きのう ‘山南公園’ で見かけた不気味な実。
  95様からのコメントで ‘タムシバ’ という名前である事が判明。
  確かに、すぐ手前の大きなツボミがモクレンっぽい。
  Nに見せると、「いやあ、ボクの写真の方がもっとキショク悪いで。
  見るのも気持ち悪くなるくらい」

  アップして欲しいなあ・・・

  タムシバ

  それにしても、画像も出さないうちになぜ解かったのだろう



きょうは午後から飛び駒会だったので、西田初段、阪上3級、橋詰(健)君らと昼食。
きょうはオニギリ。
健康を考えて、大根菜とゴマと炒ったジャコを混ぜたもの。
もうひとつは、ウメボシを細かく刻んでカツオ節と混ぜたものの2種類を作った。
食べてみると・・・まずくはないがオイシクもない。
オニギリはやっぱり、真ん中にウメボシや鮭を入れた真っ白なご飯にサッと海苔を巻いただけのシンプルなものが1番かなあ~

Nと西田初段、阪上3級を見送ったあと、健太君は和室で勉強。
駒音の響きを聞きながらリビングのソファーでくつろぐ。
本を読んでいるとトビオが乗っかってきて、すぐに大イビキをかきだした。
(イヤだなぁ・・・私のイビキと思われてるんじゃないかなあ)
そんな心配をしながら、いつしか私も夢の世界へ入ってしまった

夜、伊丹の ‘ひごペット’ へ行く。
テンニンチョウ のつがいが可愛い。
モモンガ が売られていてビックリした。
きょうはなぜかマナー違反ぎみのお客が多く(ゲージの中の動物をやたらと触りまくる)、不愉快なので早々と切り上げる

帰り、久しぶりで伊丹のサイゼリヤへ。
私はマンゴージェラート、Nはクリームコーヒーゼリーを注文。
これ
マンゴージェラートは、ネットリとほどよい甘さでオススメ

店内で ‘フニクリ・フニクラ’ が流れだし、先日亡くなった パバロッティ を思い出す。


それにしても今夜は蒸し暑い


おわり
  
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776      丹波恐竜

2007-09-08 21:22:43 | Weblog
※ 怒られつつ食べるわらび餅。
  姿勢も悪いぞ。
  クリック♪


きょうは午前中からH・M君とお父さんが来る。
2名の振りかえレッスンが終わってから外出。

少々曇っているが相変わらず暑い。
きょうはJR谷川方面を目指すことになった。
右手に雑木林、左手には迫力ある武庫川の渓谷美が迫る77Rを走る。
福知山線から見える大好きな景色、その真っ只中にいるのだと思うとワクワクする♪

前方左手に、赤茶色の屋根が見えてきた。
「あ、あれなんだろう!  停めて停めて」

降りてみると、『山南町  川代公園』 と書かれており、その先には篠山川に架かる大きな吊り橋が見える。
(ヒャッホー♪)
吊り橋は長さ90m、幅1,5m。
高さもほどほどにあってほど良いスリル感だ。
橋を渡りきると小さな休憩所やトイレがあり、4,5人の中年男性のグループが一服していた。
途中、薄気味の悪い実の生る木を発見
明日アップしようと思う。

車に戻ってもうしばらく進んだところで、「え!? 恐竜??」 とNが小さく叫ぶ。
ん?と思いつつ前方を見ると、道路の向こう側を20人ほどのグループがゾロゾロ歩いていくのが見えた。
田んぼの横に大きな看板が出ている。

『恐竜化石発見の里  ティタノサウルス類丹波竜  2006年8月7日』

ギャー!!  ウッソォ~~~

‘恐竜駐車場’と書かれた空き地にクルマを停め、高鳴る胸を抑えながら歩き出す。
見事な黄金色に染まった田んぼや、福知山線の単線レールを越して進んでいくと、『旧上久下村営水力発電所跡地』 というのがあった。
昭和30年代まで機能していたというこの朽ちかけたレンガの建造物は、すっかり時代に取り残された廃屋のムードたっぷりだった。
説明板を見ながら写真を撮っていると、「あの・・あちらにおられる団体で来られた方ですか?」 と突然声がかかる。
びっくりして振り向くと、きちっと制服を着こんだ初老の男性だった。
「あ、いいえ。 違うんですけど・・・」

「そうですか、違うんですか。 いや、ちょうど今 『兵庫県立 人と自然の博物館』 の先生がいらして説明をされておりますので、せっかくですからどうぞお聞きになって下さい」

それは有難い♪
お礼を言って一目散に駆け出してNを追い越し、人だかりの方へと向かう。

ゴツゴツした岩が連なる渓谷を見下ろす一角に、先ほどの団体さんが集まっていた。
中央には、ちょっと筑紫哲也似の男性がスピーカー片手に説明の真っ最中。
ジリジリと照りつける真昼の太陽の下、ダラダラと汗を流しながら聞き入る。
「・・・この、尻尾の先と頭の部分の骨が一緒に現れたという事はどうゆう事か判りますか? それはですね、恐竜が死ぬ時、こう(のけぞった格好をして)仰向けに倒れて死んでいったという事ですよ」
(へー!!  なるほど!!!)
リアルな説明に思わず鳥肌が立つ。

「次回の発掘作業は川の水が減る11月からになりますが、これからかなりのモノが見つかると思います。 全部発見されるまでにはまだまだ長い時間がかかると思いますが、(そばの小学3年生くらいの男の子を指して) ボクが高校生くらいになっている頃かも知れないね」

説明を聞いたあと、真下に見える川をのぞきこんだ。
すぐ下の大きな岩の一部にロープが張られ、白い覆いがかけられている。
思っていたよりはずいぶん狭い気もしたが、ここに推定20メートルの恐竜が実際にいたのだと言われると、スーッと過去に吸い込まれるような、何とも言えない気分になる
仰向きながら倒れていったという丹波恐竜。
なんてロマンチックでダイナミックな世界なのだろう

すっかりシアワセな気分になって駐車場へ戻る。
団体さん達はこの後 『人と自然の博物館』 へ向かうため大型バスへ乗り込んでいた。
私も行きたかったが、根性の無いNに、「また今度の機会にしよう」 と言われ諦める。

クルマが走り出して間もなく、‘恐竜グッズ Tシャツ せんべい’ と書かれた小さな貼り紙が目に入る。
入り口に野菜のダンボール箱などが無造作に積まれる、鄙びたスーパーだった。
思わず 「停めて停めてっ!!」
Nは恐竜の絵のついたキーホルダー。
私は恐竜せんべいと、水につけると恐竜が生まれる卵のオモチャを買った


その後、すぐ先の下滝駅付近を走っていると、突然見覚えのある景色に出た。
「あ! 私この辺に来たことあるよ」
去年の寒い時期、1人でグルグルと歩き回ってお寺 (常勝寺) へ辿りついた事を思い出した。
歩いた道をクルマでなぞりながら進んで行くと 『首切地蔵尊』 の標識が目に入る。
「そうそう。 首切地蔵ってなんやろうと思ったんやけど、遠くて行けなかったんだ」


地蔵尊までは4キロほどなので行ってみる事にする。
常勝寺までの見覚えのある景色を過ぎると、そこから先は山道になっていた。

‘首切地蔵尊’ と書かれた赤い提灯のぶら下がる入り口に到着。
思っていたよりもずっと大きいお寺のようだ。

駐車場そばには ‘本わらび餅’ と書かれた 『地蔵茶屋』という休憩所もある。
「あとで寄ろうね」

地蔵尊に向かう石段の両脇にはノボリや提灯がズラリと並び、どれにも ‘首切地蔵尊’ と書かれていてちょっとブキミだ。
あちこちに鎮座する首の無い岩のかたまりに、合格祈念や家内安全などの願い事が書き込まれたヨダレカケが掛かっている。
私達の他に人影はなく(いつもほとんどそうだけど)、夜、肝試しに来るには絶好の場だと思った。

再び石段を降り、先ほどの地蔵茶屋へ入る。
中ではオバアサンが1人でしきっており、Nはわらび餅、私はお抹茶を注文した。
注文品が出される前に、「このお茶は1回分ずつに分けて入っているからとても便利ですよ」 と、テーブルにウメボシ茶の缶を出される。
ヘエと見ていると、「これはね、一生使える日めくり」 と言いつつ、ナントカ寺のご住職が描いたという絵と文が印刷された小さなカレンダーも持ってきた。
コチラは気に入ったので1冊買って帰ることにする。
「あら、そんな売りつける気持ちで出したんじゃなかったんやけど・・」

(本当にそうかあ? オバアチャン・・・

そのあとNのわらび餅が出る。
お皿に乗ったわらび餅をNが食べようとすると、「あ! 違う違う。 まず小皿に取り分けて」
言われたとおり小皿に乗せようとすると、「だめだめ、切ってから切ってから」
だんだん萎縮するN。
言われた通りにお餅を切って、それに黒蜜をかけようとすると又もや、「違うっ!! それを小皿に乗せないとっ!!」
私は可笑しくて可笑しくて、もうガマンの限界だった

「ハイ、お待ちどうさま」
私の注文したお抹茶に付いているお干菓子が来た。
背後にオバアチャンの視線を感じつつ、少々緊張しながら口に入れる。
(ヒエ~~、あっま~~~~~~
こんなに甘ったるい干菓子は初めてだ。
(どうしよう、食べられないよ・・・・クスンクスン)

お抹茶を待っているとカウンターから声が飛ぶ。
「先にお菓子を食べてちょうだいね!」
(ハア・・・やっぱり)
仕方がないので、オバアチャンが見ていない隙にサッとお干菓子をハンカチの間へ滑り込ます
この間、店内にはズーッと ‘しなーやかーに歌って~、さびしい時は~♪’ と、山口百恵の古い曲が流れていた。


叱られ叱られ食べ終えながら、ようやく 「ごちそう様」 を言って席を立つと、「あら、その腕どうしました? なんのケガ?」
私が腕につけた手袋を見て、オバアチャンが心配顔で尋ねる。
包帯と間違えたようだ。
ちょっとおせっかいだけど、本当は心優しい人なのかも知れない(商魂逞しいけれど)

帰り道、新鐘ヶ坂トンネルを通りながら言い合いになる。
Nは500メートルだと言い、私は50メートルの間違いだろうと反論。
家へ帰ってトンネル入り口の写真をみるとNが正しいようだった。
たまには私も間違う。

途中、千刈水源地で休憩。
車の中でグッスリ眠りこんでしまい、気が付くと6時半。
辺りはすっかり暗くなっていた。


今夜は坪井5級が泊まり。

おわり

 
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775       陰気な木曜日

2007-09-06 22:57:02 | Weblog
※ ピアノの生徒から貰ったラブレター。
  なぜか新品のMONOケシゴムが同封されていた。
  ちょっと涙ぐむ
  クリック♪


きょうはNが対局だったのでずっと1人。

昼過ぎ、ソファーでくつろいでいると、電話の番号表示板がオレンジ色に染まった。
(あ、電話だ。 メンドクサイなあ、誰だろう)
我が家の電話はオレンジ色がついてから数秒後に呼び出し音が鳴るのだ。
電話のそばへ行って待つが、呼び出し音はなかなか鳴らない。
(ヘンだねえ、どうしたんだろ・・)
ずっと見ていたが、表示板はオレンジのままだ。
(おかしいなあ・・・)
いつまで見ていても静かなままなのでソファーへ戻る。

フッときのうの映画、 『マルホランド・ドライブ』 を思い出す。
夢と現実が交錯した世界。
電気を消した薄暗いリビングの中、電話機の表示板は相変わらずオレンジ色のままシンと黙っている。
台所のスリガラスには、となりの家の草の影が青っぽく映ってゆれており、耳を澄ますと、かすかな虫の音に混じって阪急電車の音が聞こえてくる。
(いつもこんなに静かだったかなあ・・・)
再び電話に目を向けると、今度はもうオレンジ色は消えていた。
ホッとして、そのまま又ウトウトしてしまう


夕方、聞き覚えのあるメロディーが鳴る。
音のする方を向くと、充電器にささったままのNのケータイだった。
(あ! 忘れたまま出かけちゃったんだ)
着メロは鳴り続ける。
(どうしよう・・・出ようかなあ、それとも出ない方がいいかなあ)
迷った末、思いきって出る。

「モシモシ、あの、森ですけど・・・」  なるべく申し訳なさそうな声で出る。
かけてきた相手は連盟関係の人だったので、結局出て正解だったのだけど・・・。
こういう場合、他の夫婦はどうなのだろうな。

レッスン直前に外のドアを開けるとムッと蒸し暑く、細かな雨が降りだしていた。


夜はHIROへ行く。
珍しくお客さんが少なく、店内もいつになく静まり返っている。
きょうは何となく陰気な1日だった。


おわり
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 774        9月5日

2007-09-05 23:56:51 | Weblog
※ 姫路セントラルパークの熊。
  「ヘーイ! こっちへエサくれ~い」
  クリック♪


午前中、借りていた 『阿修羅のごとく』 を観て、そのあと誕生日記念の外食という事になった。
きょうは時間もあまりないので、2,3ヶ月ほど前、中筋にオープンした ‘竹○屋’ へ行く。
私は ‘竹○弁当’ Nは ‘せいろ蒸し定食’ を注文。
食事の途中、Nがトイレへ立つ。
かなり長いこと帰って来ないので、どうしたのだろうと気になる。
やっと戻ってきたので
「何してたん? こんなに長い間」
「うん・・・お腹の調子が悪くって」
「ゲリピー?」
「・・・・・・うん」

きのうあんなにたくさん冷たいアイスやカキ氷を食べるからだ。


夜、借りていたマルホランドドライブ を急いで観る。
デビッド・リンチ監督だが、まーーーーーーーーーーったくワケのわからない映画だった。
でも嫌いじゃないな、こういうの。
古い電話機や小さな劇場、低く唸るような効果音など、大好きな 『イレイザー・ヘッド』 を彷彿とさせるシーンが随所に散りばめられていた。

TSUTAYAで、『ピリ辛 韓流おかず』 を衝動買い。
その後、久しぶりでロイヤルホストへ寄る。
きょうは新メニューの 『アサイー』 に挑戦。
Nは ‘食べるアサイー ナチュラルパフェ’
私は ‘飲むアサイー’ を注文する。

アサイー

飲むアサイーは、小さなビアグラスのような器に入って出てきた。
ドロンとしたぜんざいというか、かなり濃いココアのような色合い。
グラスにはストローでなく、スプーンが添えられている。
ひと匙すくって恐る恐る口にすると・・・・・・・甘! 

(これは失敗したなぁ) と思いつつ、ガマンして二口、三口・・と食べるうち、ナゼか段々とオイシク感じてきた。
オススメとまではいかないが、1度は試してみるのもいいかも(定番のメニューになるとは思えないので)


今年も 「サファリ」 「アサイー」 と、楽しい誕生日だった


おわり
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 773     前夜祭(前編)

2007-09-05 00:14:52 | Weblog
※ ラクダの水浴び風景。
  クリック♪


朝からの良いお天気に負け、ドライブへ出る。
「きょうは仕事があるからあんまり遠出は出来ないなあ」
「もう近場でいいやん」
言いながら結局高速に乗る
行き先の決まらぬまま 加西SA へ寄って昼食。
露店で売っていた三田コロッケと串カツ、タコねぎの天ぷらを買って、持ってきたオニギリと一緒に食べる。
建物の外なので少し暑かった。

クルマに乗り込んだあと、柳田國男の 『福崎』 へ行くことになった。
「もち麦麺が買えるね~♪」

ところが、播但連絡道路へ入ってから方向がわからなくなる。
「あれ? もう姫路へ入ってるやん」
「あ、ホントだ」
心もとない2人・・・・

路肩に寄せてナビを見ると、もう姫路市内にいるようだった。
「どうする?」
「ウーン・・・」
その時、画面に 『姫路セントラルパーク』 の文字を発見。
「ここ! ここがイイ!!」

検索すると、ここから20キロほどのところで定休日でもないようだ。
「前から1度行きたかったんだー、セントラルパーク」
「なに? セントラルパークって」
「えー、知らないの!?  サファリだよ」
「サファリって?」
「もうっ!  園内に動物達が放し飼いにされててさ、その中をクルマやバスに乗って回るんだよ。 すごく迫力あるんだって!」
「・・・・・・・・・・」
「あっ そーだ! 明日私の誕生日だからさあ、その前夜祭ってのは?」
「ええ?」
「ね、そうしようよ♪ きっといい思い出になるから」
「うん。 じゃあそうしようか」
「キャッホ~ 

船津町をまっすぐに進む。
大きな工場がやたらと多い町だ。
「あ、向こうに観覧車が見えるよ。 きっとあそこだね」

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773         前夜祭 (後編)

2007-09-04 21:24:30 | Weblog
ほどなく姫路セントラルパークへ到着。
かなり広い敷地らしく、最初のゲートからサファリゾーンまで結構距離がある。
まずはお目当ての 『ドライブスルーサファリ』 へ。
ゲート入り口で入園券を買い、引き換えになにやら四角い機械を渡される。
なんだろうと思っていると、突然、サファリでの説明や注意事項が流れてきた。

「いかなる場合でも車から降りないでください」
「ドアは完全にロックして、絶対に開けないでください」
「窓・サンルーフは完全に閉めてください」
「緊急事態が発生した時はクラクションを鳴らしてください。 係員が駆けつけます」

 聞いているうちに緊張感が高まる。

いよいよドライブスルーサファリ、最初のゲート前へ出る。
このサファリは 『猛獣ゾーン』 『草食A・B・Cセクション』 『大型草食ゾーン』 に分かれているようだった。
頑丈そうな金網で出来た大きなトビラが自動で開く。
トビラは2重になっていて、うしろのトビラが閉まったあとで前方のトビラが開く仕掛けだ。
緊張感はますます高まる。

まず最初はチーターセクション。
1枚目のトビラに
『タイヤを噛んでパンクさせるチーターがいます』
『お車にチーターが接近しましたら速やかに移動して下さい』 の注意書き。
緊張感がほぼ最高潮に達する。

ドキドキしながら、ゆっくりゆっくりと中へ進む。
車道の両脇はアフリカの小さな草原といった雰囲気で、想像していたよりはマッタリした空気が漂っている。
「チーター、いるかなあ」
「どうやろう」
と言っているうちに、すぐ左手の木陰に 発見。
4,5匹が一緒に寝そべっている。
(おひょー! 居たねえ) チーター
チーターはあちこちの木陰でくつろいでおり、けっこうな頭数のようだ。
閉まった窓越しからパチリパチリ。

そのあと、ライオン・トラ・シマウマ・バーバリーシープ ・ブラックバック・・ムフロンアメリカバイソン などなど。
1つのゲートにつき1台、しま模様のデザインの車に乗った係員が控えている。
(何かあったら飛んできてよ。 ヨロシク頼むね)

広々とした柔らかそうな草地に溜め池や石垣などが作られており、どの動物もゆったりした表情で、うろついたり眠ったり石垣に登ったりと好き勝手に過ごしている。
車にもほとんど関心を示す事なく、実にノンビリとリラックスしているのだ。
シマウマをこんなに至近距離で見るのも初めてだったが、その美しさは感動的だった。
シマウマは、‘白地に黒の縞模様’ が正解だと思う。 

その後、カバ(池の中で夫婦そろって昼寝中、背中しか見えなかった)
アフリカゾウ(体重4000キロ~5000キロ)、サイ(近眼で怒りんぼ)、マーコール、バーラル
フタコブラクダなど。
ラクダは2人の飼育係の男性からホースで水浴びさせてもらっている最中だった。
ウットリした表情でおとなしく洗われている姿がなんとも可愛い

それにしても他の車の姿がない。
アフリカゾウの前で1台見かけただけで、あとは全くの貸しきり状態だった。
普通は40分で回るコースらしいが、きょうは1時間ほどかけてユックリ見る事ができた。

ドライブスルーサファリを出てウォーキングサファリへ向かう。
ここは文字通り歩きながら動物と触れ合うゾーン。
クマ牧場のヒグマが、立ってエサをねだる姿に感動
フライングケージの中では、細い歩道の両脇を、様々なトリ達が好き勝手に歩き回っている。

キバタン、 ルリコンゴウインコアカハシハジロ、フラミンゴ、カピバラ(最近、どこかの動物園で他の動物を襲って殺したという記憶がある)、コモンリスザルワオキツネザル、インドクジャク(茂みの中からヒョッコリ出てきたオス。 本当に美しかった)、ホロホロチョウプレーリードッグ (以前、安用寺五段が飼っていて死なせてしまった) などが、そこらじゅうワラワラと歩き回っている、ルンルンにとっては夢のような空間だった。

さすがに暑さと歩き疲れで、スカイサファリ に乗って戻る。
Nはアイスクリームやかき氷を食べ詰めで、お腹が痛くならないか心配だった。

余力があったので、隣接する遊園地へ行く。
手始めにメリーゴーランドに乗る。
私は1番大きな馬を選んで颯爽と(本当はドン臭く)またがる。
Nを見ると、ウサギの馬にチョコンと乗っていて可笑しかった。
お客は私達だけなので、係員の男性が写真を撮りましょうかなどと親切だった。

次にお目当ての観覧車へ行くが、いざ乗り込んだ直後パニックになって飛び出す。
想像以上に狭くて暑かったからだが、係りの女性からフシギそうな顔でチケットを返される。
あとは恐そうな乗り物ばかりで、なかなかチケットの使い道がない。

暑さと疲れで頭痛がしてくる。

『南極物語  -30℃ 氷点下の体験』 という文字とペンギンの絵が描かれた建物の前で立ち止まる。
「暑いからここがイイやろう」
「大丈夫かなー、ちょっと心配だけど」
「ダイジョーブ、ダイジョーブ。 大した事ないって」

迷ったあげくNだけが先に入った。
出口のところでドキドキしながら待っていると20秒ほどで出てくる。
「あ~、涼しくて気持ちよかったァ♪」
「寒くなかった?」
「全然! ほんと気持ちよかったでー」
「フーン・・・・じゃあ私も入ってみようかなぁ」

おそるおそるNと一緒に入る。
中はさすがに涼しいが、密閉された世界はどうにも息苦しい。
ペンギンやエスキモーの人形をチラリと見たあとは足早に出口へ急ぐ。
暑い世界へ出てホッとした。

帰り道、売店の前にあるプリクラのような機械で、記念絵ハガキというのを写す。
キリンの写真をバックに選んだが、Nの操作が早すぎて、ニッコリ微笑もうとする前にシャッターが下りてしまったので仕上がりはイマイチ。


帰りは山陽道に乗る。
途中、『淡河PA(初めての人はゼッタイに読めないでしょう。 オウゴと発音します)』 で10分ほど休憩
家に着いたのは6時ちょっと過ぎだった。


ちょっとハードだったけど、忘れられない前夜祭となった


おわり


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772    秋の気配

2007-09-03 20:22:15 | Weblog
※ 篠山の 『ぬくもりの郷』 トイレ内に貼ってあったポスターだが・・・
  
   ①メガネのおばさんがコワイ。
   ②‘女性用’ の ‘女’ の字がカンペキに間違っている。
   ③‘ソックス’ が ‘リックス’ に見える。
   ④ショーツのイラストが超下手。

外からノックされているにも拘らず、笑いをかみ殺しながら撮った1枚。
クリック♪


午前中、三重のIさんが来宅。
30分ほど話す。

昼食後、気分転換でドライブへ。
西谷のTOHBUでお菓子とお茶を調達。
初めて買った マクビティー  マンゴー&パインアップルダイジェスティブクラッカー が恐ろしいほどオイシイ♪

その後、三田から丹波篠山方面を目指す。
途中、油井で休憩。
「ゆい」 でなく、「あぶらい」 と発音するようだ。
すっかり黄金色に染まった田畑の上を赤トンボが群れ飛び、かすかな秋の気配をふくんだ風がそよぎ渡る。
空を見上げると、フワフワした真っ白い雲のはじっこが崩れかけ、まるで溶けかかったアイスクリームのように青い空へにじんでいる。
Nがしきりに写真を撮っていた。

その後、今田町(こんだちょう)へ入ると、小さなカヤブキ屋根の民家がポツポツと見えだす。
「ここ、前に通ったやろ」
「そう? ちょっと覚えてないなあ」
「通ったやん。 白い犬がいっぱいいて・・一斉に吠えてきたやん」
「ウ~~ン・・・思い出せないなあ」
犬に吠えられた事だけは決して忘れないNなのだ。

しばらく行くと見覚えのある道に出た。
「あ、ここは覚えてる! 花をたくさん撮ったねぇ。 あと、ここの畑にワラを圧縮してグルグル巻いたものがあったねえ」

大きな道路を渡ったところが ‘市原公民館’
以前もここにクルマを停めて歩き回ったのだった。
きょうもここでクルマを降りて外へ出る。
すぐ先に見える民家の軒先で、おじいさんが3,4人集まり何やら飲み食いしているようだった。
軽く会釈をすると 「それはカメラ?」 と聞かれる。

「ハイ」
「こんな小っちゃいので写るん? 今は便利なものが出とるねえ」
「撮ったらすぐ見れるから便利ですよ。 ちょっと写してみましょうか? ハイ、(パチリ)」

「どっこらいらっしゃったん?」 
「宝塚の清荒神です」
「へえ、清荒神・・・わしゃ、カワモへ行っとった事がある」
「カワモ・・ああ、川面ですか。 ウチから近いところですよ」
「そう。 仕事でカワモへ行っとった」
「そうなんですか」
「あそこへプールを作る仕事へ行っとった。 それがオマエ(急にオマエ呼ばわり?) 震災のあと潰れてしもうて」
「ああ・・あの辺りはかなりの被害でしたよ。 今じゃすっかり新しい家ばかりになってしまって」
「ワシはカワモに仕事で行ってた」

ちょっとボケていらっしゃるようだった

お礼を言って元来た道を戻り、畑のふちに咲く色とりどりの花を眺める。
そよそよと心地よい風に吹かれながら咲いているミソハギ、ダリア、百日草、大毛蓼。
その向こうにはサツマイモ畑が広がり、腰の曲がったオバアサンが1人、何やら手入れをしている。
反対側の道の向こう側を見ると、小さな川に架かった一本橋の上に アオサギ が1羽、ジッと佇んでいる。
辺りはシーンと静かでツクツクボウシの声しか聞こえない。

3時をまわっていたので、『ぬくもりの郷』へ寄る。
「有馬の温泉は全~部行ったよ!」 と豪語するオバサンのいた、あの温泉だ。
駐車場は相変わらずいっぱい。
人気のほどがうかがえる。

建物に入り、受付横の券売機でNがチケットを買う。
「ヌンチャク付きとそうでないのとどっちにする?」
別にどっちでもいいので黙っていた。
「ねえ、ヌンチャク付きにする? どーする?」
再び聞かれたので、「ヌンチャクなんて要らないけど・・・でも何? なんでヌンチャク?」
近寄って券売機をのぞくと、「ヌンチャク」 でなく 「キンチャク」 だった。
タオルを入れる巾着袋のことらしい。

きょうは源泉かけ流しの30度の浴槽に30分ほど浸かっていた(ブルブル)
帰りの車の中が、いつまでもプンプンと硫黄臭かった


おわり
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 771     夏休み最終日

2007-09-02 23:42:31 | Weblog
※ たこ焼きを買うN。
  両脇の女性は赤の他人です。
  クリック♪


午前午後と将棋教室。
暑くてどこへも行く気がしない。
昼はチャーハンにするが、私の分だけ足りなかったのでこんにゃくラーメンを作る。
ネット注文したものだが、家に届いた当初は、(フ~ン・・想像してたよりは全然マシな味じゃん」 と思っていたのだが、3回も食べると飽きてしまった。
当たり前だけど、本物のラーメンにはやっぱりかなわない。
こんにゃくを啜る感触というのは、結構わびしいものなのだ。
『サッ○ロ1番みそラーメン』 が偉大に感じる。
でもまだ20食以上は残っているので、ガンバって食べきるよう努力しよう・・・

1時をまわって図書館へ行く。
一歩外へ出ると相変わらずの炎天下だが、帽子もかぶらず日傘もささず平気で歩いている女は私ぐらいのものだ。
理由ひとつ、メンドクサイだけ (ほんと10年後20年後がコワイ)
図書館に着き、選んだ本を持ってイスに座ると10秒ほどで
結局家へ戻ることになった。
リビングでは 『夏休み特訓コース』 の真っ最中。
きょうは予想以上に参加者が多かったらしく、後半は異常な賑やかさ
そのそばでトウガンの煮物などを作るが、ポタージュ用のカボチャの皮を剥いている最中、剥いている皮が爪の隙間に刺さって思わず絶叫しそうになる。
指を押さえてジッと見ているうち、ジワジワと血がにじみ出てくる。
痛さとショックで倒れそうだった。

4時に教室終了。
片付けが済んでから、先日奨励会に合格したU君のご両親があいさつに見える。

6時から夕食。
きょうは久しぶりの 『くず豆腐』
Nが珍しく 「ウマイなあ♪」 と喜ぶ。

食後、少し眠ったあと伊丹のダイヤモンドシティーへ行く。
夏休みの最終日という事でだろうか、子供連れのファミリーがかなり多い。
私は薄水色の小っちゃなペンダントを買った。
スカイグルメで、珍しくNがたこ焼きを買う。
私も3つもらって食べる。
この店のたこ焼きは実はあんまり好きじゃないのだけれど、たこ焼き自体が久しぶりだったせいか、とてもオイシク感じる
こういうのがシアワセという事なのかも知れない。


おわり
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770        おからハンバーグ

2007-09-01 21:42:43 | Weblog
※ 宝塚南口 『サンビオラ』 内に貼り出してあった絵。
  ジッと見ていると引き込まれるものがある。
  クリック♪


朝8時ごろ洗面所で顔を洗っていると、玄関先で誰かの声がする。
こんな早くに一体誰だろうと思っていると、教室の準備で9時に来るはずの阪上3級だった。
朝に弱い阪上3級が、8時と9時を寝ぼけてカン違いしたらしい。

きょうは ‘おからハンバーグ’ に初挑戦。
おからと鶏ミンチの中に、すりおろしたレンコン(池田さん方式)とミジン切りの玉ねぎ、小さく角切りにしたニンジンとレンコンを混ぜる。
たくさん出来たので、夕食用以外はタッパーに詰めて冷凍庫へ。
なんか ‘ベテラン主婦’ という感じになってきた

その後宝塚南口の楽器店へ出向くが、ちょうど改装中で入れず。
Nからの頼まれ物を買いに、久しぶりでサンビオラの老舗文房具店 『朝○屋』 へ立ち寄る。
相変わらず閑古鳥の鳴く中、愛想いっぱいにレジを打つおじいさん。
485円分しか買えなかった事がちょっぴり悔やまれる。
店を出ると、館内に 『ニューシネマパラダイス』 のメロディーが小さく響きだした。
胸の奥からツーンと淡い感動が込み上げる
テーマソングも作品自体も大好きな映画なのだ。

午後は実家で長~いオシャベリを楽しんだあと、ベガ→図書館のコース。
2年ぶりで 『オモニの味の韓国料理』 を眺める。
どれも相変わらず美味しそうだが、やはりこれは冬に読むべき本だ。


夜、作っておいた 『おからハンバーグ』 を食べる。
レンコンのシャリシャリ感がバッチリ出て(池田さま) 味もまあまあ。
きょうは大根おろしにポン酢をかけてアッサリと食べた。

これは久々で定番になりそうな雰囲気


夜はHIROへ行く。
Nはケーキセット、私はジャスミンティーのホットを注文。
隣の席の女性(キーボード奏者らしい)が、連れの男性相手に熱っぽく音楽を語っている。
「IT'S TOO LATE」 と何度も聞こえてきたのでキャロル・キングをやっているのだろう。
なんだかちょっと羨ましかった♪


おわり
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