ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

127   ベル・串田

2005-11-11 21:08:52 | Weblog
※にっぽんの秋
 クリック♪


降水確率70%予報で迎えた朝。
きのうまでの青空とはうって変わって、厚い雲で覆われた暗い空だ。
銀行で振り込み手続きのため、午前中「宝塚」へ出る。
振込先は某古書店・・・

ちょっと前に、知人が所有する『ベル・串田』という画家の画集を借りる機会があった。
その画家に関する知識はまったく無かった。
定価6万円というその画集は、驚くほどブ厚く重たい。
ヨッコラショという感じでページをめくる。
写真で見るベル・串田さんはメガネに口ひげ、胸に勲章のバッチをつけ
ユーモラスな雰囲気を漂わせていた。
ジャンルは‘近代洋画’というのだろうか?
作品の多くに、なぜか大きな‘蝶’が描きこまれている。
時には古賀春江の如くシュールに!
時には三岸節子のようにパンチのきいた色彩で
いくらページをめくっても飽きることが無い。
気に入った私はネットで調べ(半値以下)になっているのを確認して 即 注文。
すべてNの留守中に行なわれた事である・・・

ところが注文後・・・
なぜか日に日に「ちょっと早まった買い物だったかなぁ」の後悔がアタマヲもたげて来たのだった・・・
「半値以下」とは言っても大金は大金だ。
エライことをしてしまったナ~・・・と猛反省

現物は、こちらが代金を振り込んでから届くというシステム。
注文後10日が過ぎても振込みが無ければ、契約は自動的に抹消。
要するに、お金の振込みさえしなければこの件「チャラ」なのだ・・・

アサハカな私はこの卑怯な作戦を使うことにした。
多少良心は痛むがしかたが無い。
ダンマリを決め込んで10日が経過するのを待つ・・・

そしてすっかり画集の事など忘れた頃、例の古書店からメールが入る。
ビクビクしながら読んでみると・・・
「もしかすると何かの行き違いで送金が届いてないのでは?」という内容の旨が
ひどく丁重に書かれてあった。
「当方も一生懸命確認してますが・・・」
「念のため、11日まで画集の方を取り置きさせて頂きます・・・」

自分のいい加減さを心底申し訳なく感じた

Nに相談する。
締切の本日11日、なんとか無事に入金。
古書店さん、ご迷惑おかけしました~



コメント (1)
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