ルンルンピアノ

ピアノ教室の子どもたちとの楽しい毎日。。。。。。

125  逸翁美術館

2005-11-09 19:41:39 | Weblog
※庭から茶室をのぞむ
 クリック♪


昼過ぎから池田の『逸翁美術館』へ行く。
ここは阪急電鉄や宝塚歌劇の祖として有名な、小林一三の別荘(雅俗山荘)であった所だ。
近くにありながら、訪ねるのはきょうが初めて。
近隣は狭い道が多いので、Nが運転に四苦八苦する。
きょうは《雅美と超俗》という秋季展の開催中だった。
琳派と文人画派のみやびな世界。
世界初公開という、蕪村の「五老酔帰図」という作品が目玉らしい。
今回気に入ったのは、光悦の「黒楽茶碗」、
海屋(かいおく)や米山人(べいさんじん)のノンビリムードの山水図画、
柴田是真の「毛筆図鑑」などなど。
庭の感じも良かった。
おごそかな感じや派手さは無いが、気持ち良くていねいに手入れされている。
白い小さな花がわずかに残る萩、ツワブキのあざやかな黄色、
晩秋の冷えこみに耐えて咲く真っ白なシュウメイギク・・・
その当時に逸翁が考案したという、イス席を配した‘和洋折衷’の茶室が見える。
わずかに傾きかけてきた午後の日差しを受け、まったりとした時間が流れていく・・・
このジャンルには全くうとい私だが、きょうはとっても楽しめた

コメント
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