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修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

深三恐ライン田代大橋から眺める紅葉した峡谷

2020-11-20 07:15:00 | 散歩道

 筒賀の大銀杏を見た後で三段峡を歩こうと考えていました。どこから入渓するかを決めるために先ずは深三恐ラインの田代大橋に赴きました。大橋の上から眺める三段峡深部はもう紅葉の晩期で、田代川沿いの樹々は殆ど葉を落としているようでした。とは言え、大橋の上から眺めた紅葉の峰々の晩期の秋景色はそれなりに輝いていました。〔11月15日(日)〕

↓ 国道191号線の小板と恐羅漢山の麓の二軒小屋を結ぶ大規模林道(深三恐ライン)が横川トンネルを潜る前に田代川を渡りますが、そこに架かるのがこの田代大橋です。

↓ 橋の北詰に付けられた橋名標

↓ 田代大橋からの田代川上流部の眺望です。この深い渓谷は奥三段峡で、最奥のピークは聖山(1,113.1m)です。

↓ この渓谷のブナやミズナラの林の紅葉と緑なす杉林が織り成す景観は見事なものです。最奥の高嶺は砥石郷山(1,76.9m)です。

↓ 逆光の中の渓谷の森の光景です!

↓ 稜線部にまだ秋色美しい森が広がっていました。


筒賀の大銀杏

2020-11-19 06:59:24 | 散歩道

 やはりこの樹は見ておかなくてはと思い、今年も筒賀大歳神社(広島県安芸太田町)の大銀杏を訪ねました。今シーズンの銀杏の黄葉は早く樹上の葉はもう半ば落下しており、今年は樹下に厚く積もった落葉のカーペットを専ら楽しむこととなりました。もう一つの今年の特徴は見学者の多いこと!COVID-19禍の中で近場の屋外での活動を求める人々が多いのでしょう!ちょっと「密」を心配しなくてならないような状況に早々に現場を立ち去ることとしました。〔11月15日(日)〕

↓ 筒賀の大銀杏の樹下には分厚い落葉のカーペットが敷かれていました。

↓ 根回り10.6メートル、樹高約48メートルの大銀杏の葉は半ば落ちていました。
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↓ 樹下には沢山の見学者の姿がありましした。駐車場は満車、神社の前の国道では渋滞が発生する程でした。

↓ 大銀杏は頂点から順に落葉して行っているようです。昨年は11月央から散り始めましたが、今年はもうこんな状態でした。

↓ 大銀杏のある前庭の奥に大歳神社の社殿があります。

↓ 好天の日曜日とあって大歳神社前の大銀杏の周りへの見学者の集まり具合は「密」な感じでした。

↓ 分厚く積もった銀杏の葉はまだ新鮮です!

↓ 大木故か垂れ下がった乳根は一際立派です!


ほとけばら遊園再訪

2020-11-18 07:15:00 | 散歩道

 10月20日(火)に訪ねたほとけばら遊園でしたが、その時はちょっと早めの走りの紅葉が美しい頃合でした。盛りの紅葉も見てみたいと思っていましたが、もう機を逸した時期になってしまったようでした。それでも晩秋の趣も良いかとえて、古保利薬師から大朝のほとけばら遊園へと車を走らせました。〔11月14日(土)〕

↓ 県道に面したほとけばら遊園のカエデの植え込みは紅葉のピークをやや過ぎて黄金色に輝いていました。

↓ 中には紅葉のピークと思える樹もありました。

↓ 園内に入ると既に葉を落としてしまった樹もありましたが、いま熟し切った色合いの樹もまだ沢山ありました。

↓ 「薬師三尊」前のカエデは良い色合いを呈していました!

↓ 10月に見事な色合いであった区画は落ち葉が堆く積もって晩秋の趣が顕著でした。

↓ 西日を浴びて輝く紅葉と赤味を呈した落ち葉のハーモニーが絶妙でした!

↓ 秋の終焉を想わせる紅い森に夕陽が射し込んでいました。

↓ 晩秋の森の散策も良いもの・・・・!

↓ 地蔵坂辺りの紅葉も爛熟状態!

↓ 晩秋のほとけばら遊園を訪ねて良かった!

↓ ほとけばら遊園から望む寒曳山(825.8m)


古保利薬師の紅葉を訪ねる

2020-11-17 07:24:29 | 散歩道

 唯称庵跡のカエデ林を後にして高宮を経て紅葉の名所として名高い北広島町千代田の古保利薬師を訪ねました。9世紀の始めに建立された古刹で、戦国大名の吉川氏の菩提寺として栄えたと言われていますが、吉川氏が山口へ移った後は衰退して廃寺になっています。〔11月14日(土)〕

↓ 廃寺になったものの立派な仁王門が残っています。仁王像は広島県指定の重要文化財に指定されています。

↓ 仁王門の裏手の紅葉が最も美しいようでした。

↓ 今紅葉が真っ盛りのカエデの大木が仁王門の背後を覆うように聳えています。

↓ 多種多様なカエデが入り混じるように林立して濃厚な空間を形成していす。

↓ 黄色から紅色までの色彩のグラデーションが楽しめる枝ぶりでした。

↓ 綾錦の世界が頭上に広がっていました!

↓ 手水鉢の水溜まりに頭上のカエデが写り込んでいました。

↓ 「おさすり地蔵」を祀るお堂の周囲も見事に紅葉していました。

↓ スギの大木の間に仁王門裏手の巨木群が

覗いていました。

↓ 境内の一番奥まったところに建つ阿弥陀堂の周りも紅葉に包まれていました。

↓ 阿弥陀堂を覆うように立つ樹は七色のグラデーションを持つ美しいカエデでした。

↓ 阿弥陀堂の裏手には真っ赤なカエデが控えていました。


唯称庵跡のカエデ林

2020-11-16 07:06:40 | 散歩道

 唯称庵は浄土宗本励上人が1822年から1839年の17年間安芸高田市甲田町上甲立に結んだ庵です。庵は1960年に解体されて姿を消しましたが、その跡地には本励上人が京都高雄から取り寄せ植えた約40本のカエデが今も残っています。上人は達筆、学徳兼備で帰依する人も多かったと伝えられています。秋にはそのカエデが美し彩られるということで、向原の丸山公園に続き訪ねました。週末の好日とあって沢山の訪問者の姿がありました。〔11月14日(土)〕

↓ きれいに色付いた唯称庵跡のカエデ林には週末とあって沢山に観客の姿がありました。

↓ 唯称庵跡は江の川の支流の本村川の河畔にあり、日当たりの良いこの一角のカエデは特に彩りに優れていました。

↓ 週末とあって子供たちの姿もありました。子供たちの姿や喚声があるとより華やいだ場所となります。

↓ 自然の褥に心地良げでした!

↓ 唯称庵跡のカエデ林の大半は日当たりに恵まれない区画にありますが、自然の妙でそのお陰もあって秋色のグラデーションを存分に楽しむことが出来ました。

↓ 幾つの色合いが込められているというのでしょうか!?

↓ 秋が深まるにつれてこの枝ぶりの色合いも徐々に変化していくのでしょう。

↓ 華やかにまた渋めに響き渡る自然の交響曲が流れます!

↓ 本村川の流れに寄せられるように幹を伸ばす河岸のカエデ群!

↓ 人々は林の中でその濃密な秋の空気を吸い、ため息に似た感嘆の息を吐きます!

↓ 約200年の歴史を感じさせる秋の一瞬です!

↓ 名木たちの樹下で行く秋を存分に楽しみました!

↓ 本村川の対岸から唯称庵跡のカエデ林を眺めました。