唯称庵は浄土宗本励上人が1822年から1839年の17年間安芸高田市甲田町上甲立に結んだ庵です。庵は1960年に解体されて姿を消しましたが、その跡地には本励上人が京都高雄から取り寄せ植えた約40本のカエデが今も残っています。上人は達筆、学徳兼備で帰依する人も多かったと伝えられています。秋にはそのカエデが美し彩られるということで、向原の丸山公園に続き訪ねました。週末の好日とあって沢山の訪問者の姿がありました。〔11月14日(土)〕
↓ きれいに色付いた唯称庵跡のカエデ林には週末とあって沢山に観客の姿がありました。
↓ 唯称庵跡は江の川の支流の本村川の河畔にあり、日当たりの良いこの一角のカエデは特に彩りに優れていました。
↓ 週末とあって子供たちの姿もありました。子供たちの姿や喚声があるとより華やいだ場所となります。
↓ 自然の褥に心地良げでした!
↓ 唯称庵跡のカエデ林の大半は日当たりに恵まれない区画にありますが、自然の妙でそのお陰もあって秋色のグラデーションを存分に楽しむことが出来ました。
↓ 幾つの色合いが込められているというのでしょうか!?
↓ 秋が深まるにつれてこの枝ぶりの色合いも徐々に変化していくのでしょう。
↓ 華やかにまた渋めに響き渡る自然の交響曲が流れます!
↓ 本村川の流れに寄せられるように幹を伸ばす河岸のカエデ群!
↓ 人々は林の中でその濃密な秋の空気を吸い、ため息に似た感嘆の息を吐きます!
↓ 約200年の歴史を感じさせる秋の一瞬です!
↓ 名木たちの樹下で行く秋を存分に楽しみました!
↓ 本村川の対岸から唯称庵跡のカエデ林を眺めました。