最初と2番目のデッキを組み立てる時、透明チューブの水レベルを使って高さを出していたが、一人で行ったり来たりしながら、何回もレベルを確認するのは大変な作業だった。
3番目のデッキの時は1000円のパチモンのレーザーを使って大変楽をした。10m位先まで直線で飛ばすことができるし、ターゲットを見ながら、ジャッキで高さを調整すれば、一人作業でも簡単に水平が出せた。
この某C国製のパチモンレベル。レベルと言っても単なるレーザーポインターで光軸の水平が全然出ていない。1mで10mmも水平からずれているので、10m先では100mmもずれてしまう。
校正の為、まずは精度の良い長いレベルの下に薄紙を入れて完全に水平を出す。
続いてパチモンレベルの下に1/100mmのテーパー板を入れて、正確に水平の出ている水準器の上に乗せる。
レーザーの高さは手前では87mm位置。
10m先でも同じ87mmになるよう、レベル下のテーパー板をヤスリで調整削りする。新築とは言え床が完全に水平の保証は無いので、さらに位置を正反対に取り換えて正確さを確認する。(1mm程度違っていた)
多分、これで0.2mm/m程度の誤差になった。パチモンのレベル付いている水泡レベルの線も新たに引き直しておいたので、あまり精度の必要ない1m位離れた所の水平ならパチモン単品でも確認できる。10mと遠い所は大きな水準器の上に置いて測定する。
数万円もする本物のレーザーレベルには全然かなわないが、トウシロの日曜大工用なら、これで十分であろう。
このレーザーレベル、暖かくなったら大工仕事に活躍してくれるだろう。