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逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



TVからは東京や大阪、京都の桜が満開の様子が流れてくる。所が標高750mの我が家では河津桜が1,2輪咲いたのみ。鶯の鳴き声もようやく2,3日前に聞えた所で、春だぁ!と浮かれる気分にならない。
鬱々としていても仕方がないと、連れ合いからの南の方に満開の桜を見に行こう、との提案に渋々従って、元善光寺に来たのだが、これが大正解、やぁ来て良かったよ。元善光寺境内は満開の桜。


元善光寺でお参りの後、寺の由来を聞くミニツアーに参加したり、戒壇巡りをして、さあいよいよお花見だ。今日の目的の桜は、お寺から100mほど横に行った、舞台桜。伊那谷を見下ろす河岸段丘の上にある、150年前の小学校横の桜だ。


大きな芝居舞台の中に入り、床に座って開口部外の桜をしばし眺める。開口部一杯に桜と青空が広がるのを、額縁状に眺められ、つい長居したくなるが、まだ見るべき桜が控えている。


学制が発布された明治初めにすぐに建てられた建物の向こうに先ほどの舞台桜。

 

次は石塚桜。


なぜ石塚桜と言うかと言うと、、桜は千年以上前の古墳の上に立っているのだ。


古墳の石室へと続く入り口に座ると、坂口安吾の『桜の森の満開の下』に描かれた桜の妖艶さとその裏に潜む恐ろしさを感じ取れるような気がする。

もう2時間ほどお花見をしてしまった。まずは腹ごしらえして、次のポイントに向かいましょう。午後のお花見はまた次に記事UPすることにして、4/8にお花見した地点は下図の如し。



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