サボり気味のブログも、長距離サイクリングに出かければ書いておかねば。
8/31㈭は車の多い19号線、中山道高速?を避ける為、車載でたった数駅先の薮原駅へ。
まだ行ったことの無い野麦峠を目指す。緩やかな坂道から傾斜が10%になろうかという所で小休止、後ろを振り返れば木曽駒が見える。
古いのか新しいのか良くわからないが、別荘地に住み着いた住民の集会所になっている縁結び神社まで登って来た。
ようやく今日の中間点? 500m近く登って、第一の峠、標高1486mの境峠へ。
寄合渡まで下ってきたら、山の向こうに、高山が見える。何時も見ている形と違っているが穂高連峰だ。
寄合渡から野麦峠まではまた500m登らねばならない。最初は数%の長閑なサイクリングだが、
その内傾斜がきつくなる。されど、せせらぎ沿いの日差しの遮られる森の中、しかも気温は23℃と快適なので、黙々と登る。
県道と旧野麦街道の分かれ道に女工哀史の案内板が立っている。
県道は谷筋の旧野麦街道を離れ、横に迂回、林の中の急斜面にへばり付いて九十九折れで登っていく。標高1562m、獲得標高も1000mを越え、なお傾斜度は10%越えだが、気温20℃に大いに助けられる。
ようやく森林限界に到達し、見晴らしが良くなってきた。旧野麦街道はこの下の谷を直登してきている。人通りの絶えた街道の上を、今は交流の送電線と、数年前新しく建設された直流の連携線が信州から飛騨へと越えている。
ようやく野麦峠到着。
標高1670m地点から、乗鞍岳が正面にドンと構えている。
お助け茶屋の店主が店の前の縁台で客待ち中。こちらは補給食を持って上がってきているので、入店する訳ではないが、暇そうなので、しばし雑談する。
大竹しのぶの映画がヒットした頃には、凄い人出だったようだが、少し下の立派な高山市営「野麦峠の館」は昨年閉鎖、平日のお客は10人程度らしい。まさに「ああ野麦峠」状態だ。
と走って来たのはこんなコースの前半。ほぼ同じルートを戻った記録はまた明日UPの予定。