インクが出なくなって放置されていたブラザーの電話/Fax/スキャナー/プリンター複合機2台を貰って来た。
まずは古いMFC-J705Dから修理。古い割りにはあまり使用頻度が高くなかったと見え、内部は比較的綺麗だ。インク詰りだろうから、まずは清掃用のカートリッジの製作。水とメチルアルコールを2:1程度に混ぜ
空のカートリッジに注射器で10cc注入。
30回ほどプリンターヘッドのクリーニングを繰り返したら、見事に”直った!”。目出度し、めでたし、メデタシ。これで、10年前に買った、インク代より安い¥3,980のHPのプリンターの予備機ができたので年賀状印刷も安心。
MFC-J705DはUSB接続、スキャナーは1枚毎の製品なので、できればWifi接続、マルチスキャナーのMFC-J960DNも復活させたい。こちらはかなり使い込んだようで、そこここに紙の切れ端が挟まっていて、紙送りができない。徹底的に紙の通り道を清掃し、紙送りは出来るようになった。所がヘッドを動かしてみると、右側のヘッド乾燥防止部分にインクをしっかり吸い込んだ紙の切れ端が沢山挟まっている。
何回もヘッドクリーニングをやったのだろう、左側の廃インク受けにはベットリとインクが付いている。
清掃用カートリッジを付け、ヘッドクリーニングを繰り返すも、シアンのみインクが僅か出てくるが、他の3色は出てこない。プリンターヘッドの下に布を敷き、アルコール水を浸して、1晩置きクリーニングを試みるが、それでもインクが出てこない。
こちらは壊すのを覚悟で、時間の有る時にプリンターヘッドの分解、清掃にトライしてみよう。