逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



Cayoのチェーンリングに27Tという老人用ギアを取り付けて10%軽くなったはずなので、さっそくその効果を確かめなければ。
毎年6月末の週末にはツール・ド・美ヶ原ヒルクライムが開催され、1000人を超えるサイクリストが参加するのだが、コロナのせいで今年は中止。丁度その開催日だった6/27は雨も上がり、薄曇りで気温も上がらず絶好のサイクリングコンディション。これは行かずばなるまい。

ギアを老人用27Tに取り換えたとは言え、アラセブが浅間温泉からスタートし、スタート直後の激坂を登るのは無理。どうせ車載で行くのだから、美鈴湖から出発しましょう。それでもオリジナルの標高差1270mから920mになるだけのヒルクラ。登れるか?

美鈴湖を出て、順調に渋池まで。この辺りは生まれ故郷の裏庭。子供の頃、ガキ大将に連れられて、ふもとからここまで登った記憶がある。


ほどなく、かって母校の山小屋??があった深志の森入口へ。



この日を目指して、トレーニングしてきたとおぼしき何人かのローディーに抜かれるも、気にしない、気にしない。停止寸前の5km/hで1時間ペダルを回して、袴腰下のレンゲツツジ原に到着。この辺りのツツジはもう盛りを過ぎている。


27Tギアのおかげで、亀の歩みではあるものの、ジグザグではなく、真っ直ぐ坂道を登れる。休み休み2時間かけて、標高1835m、武石峠到着。



ここまで登れば、後はなだらかな道。樹林帯を離れ、思い出の丘下の駐車場のベンチでランチ休憩。ガスの為、綺麗に写真には写らないが、レンゲツツジ、樹林帯、松本平の向こうに北アルプスが広がっている。



雲の切れ間をぬって、何とか撮影した穂高連峰はこの程度。



今が満開のレンゲツツジ。


目標の王ヶ頭のアンテナ群が見えてきた。



標高1900mの台地上を縫って走る道路。


途中のランチ休憩も入れて、3時間で道路終点の自然保護センターに到着。ガスがますます上がってきてしまい、ようやく槍ヶ岳の穂先がボンヤリと確認できるのみ。



下りも、風景の良い場所が多い。緩やかに弧を描いて曲がる道。



美ヶ原牧場で草を食む、避暑中の牛達。



ツール・ド・美ヶ原の開催日に、ズルをして美鈴湖からの美ヶ原だったが、初夏の風景を楽しみ、ヒルクライムでの27Tの恩恵を確認できた1日だった。走ったのはこんなコース、35km。





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